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トゥルーラブストーリー☆補完妄想スレ

1 :名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/31(木) 21:35
トゥルーでラブな妄想で、シナリオ・イベントを補完しましょう。
住人の人達に「喜んで頂こう」の精神で。
エロ補完派もノーマル補完派も仲良くマターリ、、、

関連スレは>>2

374 :この時初めて23:01/10/01 01:55

あゆみちゃんのブラを脱がせる。
後ろにあったホックを取るのに少し手間取った。
さきほど、存在感が無いわけではない、と思ったものの
ブラを取った白い胸はやはりお世辞にも大きいとは言えない。
球とかメロンとか形容されるような丸みは当然無く
胸元から乳首までのラインはスキーの上級者コースを思わせる急勾配で
逆に乳首とアンダーバストは垂れることなく身体にほぼ垂直で
横から見ると直角に近い三角形を描く。
「あんまり見ないでください……」
頬を染めたあゆみちゃんはひたすらに可憐だった。
先ほど慈母を思わせた目は、今は汚れなき少女のそれだ。

もしかしたら二度とこの目に巡り会うことは無いのかもしれない。
この後のあゆみちゃんは、どこか変わってしまうのかもしれない。
俺が大好きな今のあゆみちゃんを永遠に失ってしまう、
そんな不安が胸に渦巻く。止まらない。

俺は正面からあゆみちゃんの可愛いおっぱいに手を伸ばす。
少なくとも「今」「触れているもの」だけは確かなものだと思えるから。
手の中に収まった白い乳房から、あゆみちゃんの鼓動の速さが伝わる。
俺は鼓動二拍につき一回を意識しながら、
親指側を動かすようにしてあゆみちゃんの胸を弄んだ。

愛撫を重ねるうちに、乳房の中心がツンと尖ってくるのがわかる。
右手の人差し指と親指であゆみちゃんの乳首をつまんで
料理に塩を振るときのように指を擦り合わせて刺激を加えると
あゆみちゃんの乳首はコリコリと固い感触を伝えてくれた。

375 :この時初めて24:01/10/01 01:56


「……ん……私の胸、まだ小さくて……」
あゆみちゃんが俺から目をそらす。
「とっても良い触り心地だよ。それに、大きさじゃなくて、
あゆみちゃんだから、あゆみちゃんの胸だから気持ちいいんだよ」
「……先輩」
あゆみちゃんが目を細めて息をつく。
馬鹿だな、あゆみちゃん。
胸が小さいとかそんなことで嫌いになったりしないよ。
「それに……さ……俺が大きく……してあげるから」
あゆみちゃんの方を見ないようにして、恥ずかしい台詞を何とか言い切った。

有言実行とばかりにふにふにっとあゆみちゃんのおっぱいをこねる。
「ふぅ……ぅっ……はっ、ぅんっ……!」
あゆみちゃんの息が切なそうな響きを帯び、俺はその声で硬度が増すのを感じる。
ああ、あゆみちゃんのこの声は俺にとって凶悪な娯楽だ。
「ふぁっ……先輩っ……っ……やっ……ぅん!」
もっと聞いていたくてたまらなくなる。
力を入れすぎないようにこね、寄せ、中心をつつく。

あゆみちゃんの胸は弾力に富んでいて
俺が手を離すとぷるっと揺れてくれる。
張りがあって、それでいてしっとりとした肌。
鼓動は俺より数段早い。

右手であゆみちゃんの左の乳首をつまんだまま、
空いている彼女の右の乳首に口をつける。
「えっ……やだっ、先輩っ!」
あゆみちゃんが声をあげたが、
俺は構わずあゆみちゃんの桜色した突起をちゅっちゅっと吸いたてる。
「……あっ!……あぅっ!」
声を出すたびにあゆみちゃんの白い喉が震える。
あゆみちゃんの細い両腕が宙をまさぐる。
何か掴むものを探してるようだった。

376 :この時初めて25:01/10/01 01:57

俺はあゆみちゃんの小さな乳首を吸い、小さめの乳輪に沿って舐め回し続けた。
汗の塩味のほかに何の味がするわけでもないが、
あゆみちゃんが感じてくれてる、というのが俺にとって最高のエッセンスだ。
「くぅっ……っ!……やっ、くすぐっ……ふぅっ!」
あゆみちゃんが嫌々をするように首を振る。
あゆみちゃん、なんて可愛いんだ。
あゆみちゃんの悶える姿を見ながら、俺はペースを少し上げてみる。
「……やっ……あっ……あっ……あぁ」
あゆみちゃんの腰が上に跳ねる。
俺はその腰をしっかり押さえる。
あゆみちゃんの両腕が、やがて俺の首に巻き付いた。

俺はあゆみちゃんの右の乳首から首を離して
今度はもう一方の乳首を舌先で転がした。
左手は当然あゆみちゃんの右乳首をクリクリといじくってる。

「……っ……ぅん!」
あゆみちゃんの綺麗な突起に歯を立てた。
苦痛と快感に眉を寄せるあゆみちゃんの目から涙が綺麗な滴となって
やがてこぼれる。

俺は体を今までよりも斜めにして、
空いてる右手をあゆみちゃんのショーツのラインに沿って軽く横に走らせた。
そして、いよいよ白いショーツの中に右手を滑り込ませ……ようとしたその時
熱い胸とは裏腹に、ひんやりと冷たい左手が俺の手首を掴んでいた。

俺が顔を見ようとすると、あゆみちゃんは首を左に振って目をそらした。
「あゆみちゃん……」
俺は、良いよね、と耳元で囁いた。
少しの躊躇いの後、あゆみちゃんの冷たい手の感触が離れる。

377 :この時初めて26:01/10/01 01:58

解放された俺の右手は一度あゆみちゃんの形の良いおへそまで戻り、
ノロノロと侵攻を開始する。
最終防衛戦を突破した俺の手があゆみちゃんのヘアをかき分ける。
自分以外の手が身体の大事なところに迫っている違和感に
腰をピクピクッと小さく反応させながら、
あゆみちゃんはそれでも健気に俺にその身を委ねてくれている。


「ふぅっ!」
あゆみちゃんの目が大きく見開かれた。
指があゆみちゃんの割れ目まで到達したのだ。

俺は乳首を口に含んだまま
割れ目を手のひらでグリグリと圧迫した。
熱。
そして少し湿っぽい空気を手のひらで感じる。
力の入る位置をこまめにずらして刺激してみる。

目を合わせると、あゆみちゃんは両肩で大きく息をした。
「もう一度息を吸って……吐いて……」
俺の指示にあゆみちゃんは忠実に従った。
そうだ、もっとリラックスするんだ、あゆみちゃん。
もっともっと、気持ちよくなろう。

身体を下にずらして、両手であゆみちゃんのショーツを下ろす。
あゆみちゃんの丘にはポワッとした毛が一掴みあった。
これがあゆみちゃんのあそこなんだ……。
下ろしたショーツを膝の下くらいで止めて、
ショーツと開いた脚の作りだす三角形に顔を突っ込む。
「やっ、いやっ!」
「これが……あゆみちゃんのあそこなんだ……」
近くでマジマジと観察する。
眼はとっくに慣れた、といっても部屋は暗い。
ピンクというよりはひたすら白いそこには、
一直線にスジが描かれていた。
俺は両手を使ってそれを広げてみる。
無彩色の世界では明るい灰色の、ヌメヌメした肉ビラがあった。
「ぁ……あぁ……ぁぁ……。」
あゆみちゃんは泣きそうな声を出して手のひらで顔を隠している。
ただでさえ恥ずかしがり屋のあゆみちゃんだ。
自分のいわゆる「恥ずかしいところ」が人目に触れているなんて
きっと死ぬほど恥ずかしいのだろう。

378 :この時初めて27:01/10/01 01:59

だが、こうやって意地悪をしていることに、
俺は背筋が麻痺してしまいそうな興奮を覚えている。
それにここの構造をよく把握しないと、次にどうすれば良いのかわからない。
まだ他の誰も見たことのないだろうあゆみちゃんの大事なところに
俺は軽く息を吹きかけた。
「嫌ぁ……ひくっ、先輩、嫌ぁ……」
あゆみちゃんは涙混じりに声をあげて、腰を浮かせて逃げようとする。
だがあゆみちゃんの脚は中途半端に下ろされたショーツで動きを封じられ
また極度の緊張からか、力が殆ど入らない様子だ。

「あゆみちゃん、怖くない、怖くないから……」
俺はあゆみちゃんの秘所に舌を這わす。
「……ひっ!」
あゆみちゃんの内股に力が入ったのを感じながら
綺麗に折り畳まれたあゆみちゃんの肉ビラに舌を這わす。
「あっ……ああっ、先輩、いやっ!」
濡れた粘膜を左、右、左と小刻みに刺激しながら駆け上がった俺の舌は
包皮に守られたクリトリスを発見する。
舌先を尖らせて皮の上からコロコロと転がすと
あゆみちゃんの腰がモジモジと動くのを確認する。
「ね、あゆみちゃん、気持ち良くない……?」
「……んふっ……あっ……い、嫌……」
あゆみちゃんの目尻から、また涙が跡を引いて流れた。

クリトリスをいじりながら、俺は顎に熱い液体を感じていた。
さっき舌ですくった液体を口の中で転がす。
これが愛液なんだな……。
少し粘り気がある
うん、飲めない味じゃない。
チュパッ、チュチュッ……レロレロ……チュババッ……。
音をたてて啜ってみる。自分でもエッチな音だと思う。
あゆみちゃんは両手で顔を覆って
また嫌々をするかのように首を左右に振った。
俺と目を合わせようとはしてくれない。

379 :この時初めて28:01/10/01 02:01

あゆみちゃんが腰を捻って逃げようとする。
俺はその細い腰を両手で掴んで動きを止め、
皮に包まれたままのあゆみちゃんの肉芽にしゃぶりつく。
「嫌ぁ……いやっ……あっ、嫌ぁぁ……」
あゆみちゃんがゴクッと唾を飲む音がした。
なんであゆみちゃんの「嫌」という言葉はこんなに俺をゾクゾクさせるんだろう。

「あゆみちゃん、そんなに嫌?」
俺はあゆみちゃんの秘唇から口を離し、半分真面目に訊いてみる。
「……!」
あゆみちゃんは絶句した。

俺は視線をあゆみちゃんの顔から外さない。
長いようで短い数秒後、俺の方を見ないままあゆみちゃんは答える。
「すいません……先輩」
答えになっているのかなっていないのか俺にはわからない。
だから
「嫌なら……やめるけど。急ぐことは無いしさ……」
股間で血液とそれ以外のものが熱く脈打っていることを自覚していた。
このままじゃ蛇の生殺しだ。そう思ってる俺もいた。
でも、あゆみちゃんが嫌がるのなら、
ここでやめてもきっと悔いはない……はずだ。
「その……………………やめないで……ください」
最後は消え入るような声だったが、俺にはわかった。
あゆみちゃんはあゆみちゃんなりに覚悟を決めたのだ、と。

自分の唾を飲み込む音が驚くほど大きく聞こえた。
飲み込んだ唾が、食道を伝っていくのをコンマ単位で認識できる。
心臓が胸を突き破りそうにバクバクと収縮する。
俺の意識は過敏に思えるほどに覚醒していた。
その意識が俺に告げる。俺も覚悟を決めるんだ、と。

もう一度唾を飲み込む。
あゆみちゃんが後悔しないのなら
俺が後悔するわけがないじゃないか。

380 :この時初めて29:01/10/01 02:02

俺が目を合わせると、
あゆみちゃんは細い喉を震わせながら、
それでも力強く頷いた。

あゆみちゃんも、俺と同じ気持ちなんだ。
見つめ合うだけで温かい気持ちになる。
きっと俺の思いもあゆみちゃんにも伝わってる、そんな確信があった。
だってほら、こんなに自然に微笑みを交わし合える。

俺はあゆみちゃんのショーツを最後まで下ろした。
顔に感じ続けるあゆみちゃんの視線に微笑みで返す。
あゆみちゃんの全身を視野に刻み込みたくなって、俺はベッドの上で立ち上がった。

暗い部屋に白く浮かび上がった一糸纏わぬあゆみちゃんの裸身は
幻想的と言えば良いのだろうか。
俺は、一生忘れられないくらい強く、深く深くその姿を心に刻み込む。
今この瞬間が人生最良の時だ、という気がする。
更なる悦びが待ち受けていることを疑いようもない今この時が。

あゆみちゃんの少し居心地の悪そうな視線に絡め取られるように
俺はまたあゆみちゃんの股間にひざまずいた。
もうあゆみちゃんは抵抗しない。
太股に入る力は、おそらく羞恥と緊張のためで
それを示すように、力は「その場にとどめる」ためだけに働いた。
俺は舌先でくちゅくちゅとあゆみちゃんの花芯をいじり
沸き出す蜜を味わいながら
一刻ごとに変化するあゆみちゃんの表情を眺める。
「ひっ……あっ……あ、あぁんっ!」
掴むもののないあゆみちゃんは、両手で自分の肘を抱える。
両腕で囲まれたためにあゆみちゃんの胸が寄せられ、こんもりと盛り上がる。
その下には盛り上げられた胸とはアンバランスな程に細い腰と
小さく可愛いお尻が繋がっている。

381 :この時初めて30:01/10/01 02:02

あゆみちゃんの膣に指を這わせた。
「ぅん……」
あゆみちゃんは歯をギュッと食いしばって
敏感なところをまさぐる異物の感触に耐えている。
熱くムンムンと湿ったあゆみちゃんの中を探る。
これだけ濡れていれば、痛みは和らぐだろうか。

「……先輩?」
俺の迷いがあゆみちゃんにも伝わったのかもしれない。
大丈夫だよ、と囁いてもう一度キスをする。
今度はかすかに触れるくらいに、軽く。

唇を離す。
あゆみちゃんはディープキスを期待してたのだろうか。
離れていく瞳がちょっと拗ねているようだった。

でも、そんなあゆみちゃんがまた可愛くて
俺は不意打ちであゆみちゃんの唇をこじあけて
痺れるほど舌を吸ってあげる。

あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。
あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。
あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。
あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。

俺の脳内にいつもある言葉は、これだけで良い。


あゆみちゃんを固く抱き締めてもう一度キスをした。
あゆみちゃんも俺の首をしっかり抱いてくれる。
そのキスは、これまでのどんなキスよりも、ずっと、ずっと長かった。
二人がドロドロになって混じり合う。
そんなイメージが浮かぶ。
あゆみちゃんに舌を強く吸われて今、俺の眼に映る世界は限りなく白い。
部屋の暗さなんかに関係なく。
俺たちは吸い、吸われ、真っ白な頭でゴロゴロとベッドを転がりながら
お互いの身体中を擦り合わせた。

382 :この時初めて31:01/10/01 02:03


ふっ、とあゆみちゃんの温もりが離れる。
それは、次のステップに進め、という
俺たちに対する何かの意志のように感じられた。

俺はあゆみちゃんの脚を抱え込んで、正常位の格好で
あゆみちゃんの秘所に狙いを定めた。
あゆみちゃんは体を少し硬ばらせて俺を待ち受ける。
あゆみちゃんが浮かべた汗か俺の手に滲む汗なのか
あゆみちゃんの腰を掴んだ手が、どうにも滑った。

「じゃあ、行くよ、あゆみちゃん」
俺は先ほどのキスからまだ覚めやらぬ頭で
「はい……先輩」
あゆみちゃんもとろんと恍惚の表情を浮かべて
俺たちは遂に一つになる。

俺はあゆみちゃんの膣口に先端をあてがい、腰を沈み込ませた。


「あっ……あああぁっ!うっ……くっ……ぅん」
あまりにも悲痛な叫びだった。
一瞬にして現実に引き戻されて、
麻痺していた俺の感覚が急速に回復する。

あゆみちゃんの今の表情を表現する言葉を
苦悶以外に俺は知らない。
俺のが入ったらあゆみちゃんは痛いだろう。
そんなことは十分にわかっていたつもりだった。
でも、あゆみちゃんの表情を苦痛に歪ませる片棒を担いでいるのは
ほかでもない俺だってことを結合部から否応なく知らされると
とても平静でなんていられない。

先ほどまでの興奮と恍惚はどこかに行ってしまって
ただ罪悪感で壊れそうだった。
やっぱり取り返しのつかないことをしてしまったんじゃないか?
どうしよう!?どうしよう!?
鼓動の一拍ごとに、俺の身体を疑問符がかけ巡った。

383 :この時初めて32:01/10/01 02:04

俺の亀頭があゆみちゃんの中にめり込んでいる。
身体はこんなに熱いのに、金縛りにあったように動けない。
とにかく、考えるんだ。
ドクンドクンと心音が頭に響く中、およそ三呼吸ほどで考えをまとめる。

抜いちゃ駄目だ。
これを、奥まで入れなくちゃいけない。
ここまで来てしまった以上、そうしなければあゆみちゃんは納得しないだろう。
ともすればあゆみちゃんから抜いてしまいそうになる腰をどうにか抑える。
少し落ち着いたのか、身体は動いてくれた。
でも、あゆみちゃん、本当に大丈夫なんだろうか。
俺にはその答えが出しかねた。

なにしろ予想以上にきつい締め付け、どころの騒ぎではないのだ。
入れてる俺が痛みを覚えているのだから、
膨張した俺のを体内に入れられているあゆみちゃんの苦痛は
果たしてどの程度なのか、想像もつかない。
膣がこれほど狭いとは……俺の喉がゴクリと鳴った。
これじゃ最後まで行く前に果てちまうんじゃないか、って。

「せ、先輩、大丈夫……です。だ……から……もっと……」
あゆみちゃんの途切れ途切れの声。
そんな……痛いはずなのに。
あゆみちゃんの言葉に、俺は躊躇いを覚えつつ
前進を開始した……が、あゆみちゃんの中はきつくて
俺は一向に進んでいかない。
俺が腰を前に差し出すと、その分だけあゆみちゃんの身体が
ベッドの上をズルズルと前に動いてしまう。
ちっとも奥に入っていきそうもない。

384 :この時初めて33:01/10/01 02:06

これじゃ駄目だ。
俺は掌に浮かんだ汗を拭って、
あゆみちゃんの細い腰を掴みなおす。
こんな状態を長く続けたくない。
痛みに歪んだあゆみちゃんの顔が、俺に新たな覚悟を決めさせる。

両腕と腰、全身の力を三カ所だけに込めた。
飲み込んだ唾がゆっくりと喉を降りていく。
力比べのような瞬間があって、
「……っ……あぅっ……ぅ……」
重い扉をゆっくりと押すように
俺のはあゆみちゃんの中に沈んでいった。

結合部からは愛液混じりの破瓜の血が幾筋か伸びていた。
人差し指で太股を撫で、指に絡めた鮮血を嘗める。
これは、世界で俺だけが味わうことの出来る味だ。

あゆみちゃんの血は、俺とは違う味がした。
もしかしたら、破瓜の血の味だからなのかもしれない。

まとわりついてくるあゆみちゃんの襞を掻き分けて
俺のがあゆみちゃんの中を切り開いていく。
入り口を過ぎれば締め付けもそこまできつくない。
今はむしろ、締め付ける弾力が心地よい。
そして何よりあゆみちゃんの中は凄く熱い。
俺は前人未踏のあゆみちゃんの膣内を突きほぐしながら
少しずつ、本当に少しずつ進んでいく。

385 :この時初めて34:01/10/01 02:07

「あっ……あぁん………ふぅん……」
荒いあゆみちゃんの吐息に、今までには無かった響きが交じる。
喉から、というよりむしろ裏声のように頭に響かせる声の出し方。
……感じてるんだろうか?
「あっ……あぁぁっ……うぅっ……」
違う。
あゆみちゃんの顔を見ればわかる。
棒読みともいえそうな苦しげな声を聞けばわかる。
俺は初めてだから、あゆみちゃんがどういう時に感じるのかわからない。
でも、そんな簡単には快感が得られないことくらい知っている。
初めての時は本当に痛い、ってことも。

「ふぅ……っ……あっ……あぁん……」
「あゆみちゃん……」
痛みで、感じる余裕なんて無いだろう。
あゆみちゃんのこのわざとらしい喘ぎは
もしかして……いやきっと……俺に心配をかけさせまいとしてのことだ。


あゆみちゃんはもっと痛いのだから。
そのあゆみちゃんが耐えているのだから。
拙い演技までして先に進めと言ってくれてるのだから。
その期待に応えるには、俺は腰を動かすしかほかにない。
俺のに反発する力があるので、出来るだけゆっくり、とはいかないが
出来るだけ丁寧にあゆみちゃんの中を進む。
あゆみちゃんの襞が俺を包み込んで、きゅうきゅうと締め上げ
俺の腰をぞわぞわっとした感覚が昇ってくる。
狂おしく発射してしまいたくなる、射精感の大きな波。
アキレス腱と足首に力を入れ、踏ん張って何とかやりすごす。

微速前進の果てに、先端がコツコツとしたものに当たった。
これが子宮だろうか。
硬いのだが、有機的な硬さとでも言えばいいのか
当てること自体が気持ち良い。
「うっ…………あっ」
俺は深々と挿入した後、腰を止めてあゆみちゃんの温もりと感触を味わった。
あゆみちゃんの速い心音が俺のに伝わってくる。
あゆみちゃんも身体の中で俺の鼓動を聞いているのだろうか。

386 :この時初めて35:01/10/01 02:09

「……先輩」
あゆみちゃんが弱々しい声で俺に囁いた。
俺はあゆみちゃんによく聞こえるように、
ゆっくりと一言一句耳元で囁き返す。
「入ったよ、奥まで」
あゆみちゃんは、食いしばっていた口元を歪めて、僅かに微笑んだ。
涙の溜まった目尻にもう一度キスする。

「……それじゃ……まだ痛いだろうけど、動くよ」
「……はい」
ここまで何とか出来たという自信と更なる決意を
あゆみちゃんの目が雄弁に語っていた。

俺はあゆみちゃんの両膝を上から押さえつけM字形に開くと、
身体をあゆみちゃんと殆ど水平にして
腰を前後させ始める。
先ほどよりあゆみちゃんを固定するのは難しい体勢だが
結合する角度はフラットになるから、
あゆみちゃんの痛みは幾分かマシになるはずだ、と思う。

と、あゆみちゃんの子宮に俺のがコツコツ当たる感触で
俺は大変な忘れ物をしていることに気付いた。
俺はゴムをしてなかったのだ。
財布の中にいつも入れていたのだが、肝心の時に付けるの忘れるなんて……。
ここであゆみちゃんを心配させるのも何だし、
やるだけやって、早く外に出そう。

387 :この時初めて36:01/10/01 02:09

「はあぁっ……んふぅっ」
相変わらずのあゆみちゃんの痛々しい喘ぎ。
特に退くときに襞がびっしりと吸い付いてくる。
「……ん、せん、先輩っ。もっと……ゆっくり……」
「……ご、ごめん」
俺は抽送の速度を少しを落とす。
俺は何を焦ってるのだろうか。
ゆっくりと、替わりに深く刺し抜きするように動いた。

「ふぅ……はぁっ……はぁぁっ」
またあゆみちゃんがわざとらしい快感の声を上げる。
その度に俺は胸が痛くなり、
「あゆみちゃん、無理しないで。痛い時には痛いって言っていいんだよ」
「せ、先輩、気持ちいい……ですから」
少なくとも不自然に歪んだその表情は、そうは言っていない。
苦しそうな顔で、でも俺はあゆみちゃんが精一杯心配かけまいとしているのを
無碍にしたくなかった。

「ふぁっ……ひぃぃっ……いっ、先輩っ」
俺が動く。粘膜が擦れる。
俺にとっては快感を覚える行為だが
あゆみちゃんにとってはきっと、
焼け火箸で内臓を掻き回されているに等しい。

388 :この時初めて37:01/10/01 02:10

だが、やめることも出来ない。
あゆみちゃんの苦痛を誰よりも近くで見ながら
その苦痛に早く慣れるのを祈ることしか俺には出来ない。
祈りながらゆっくり腰を引く。
祈りながら腰を深く差し込む。
何十度繰り返したことだろうか。
あゆみちゃんの中は少し滑らかになり、
何時の間にか俺の腰はスピードを上げていた。
少しスピードを落とさなくちゃ……。
その時、何度目かの射精感の高まりを覚えた。
腰砕けになりそうな感覚。
膝裏と尻、足首、下腹に力を入れて、しっかり踏ん張ろうとしたが
快感は今までにない速さと強さで、俺の腰を駆け巡った。

やばっ、いっちまうっ。
引き抜こうとするが、俺の急な動きにあゆみちゃんの膣が反応し、
きゅきゅっと収縮する。襞がざわざわっと絡みつき
「……そんな、くぅっ!」
「あっ………あぁっ……ぁぁ……」
爆発した。
耳がキーンとする。目の前が白く霞む。
だくっ、どくっという感覚とともに、俺のが搾り取られる。
皮肉なことに今までの人生で一、二を争う、大量の射精だった。
それが……あゆみちゃんの……膣に……。

389 :この時初めて38:01/10/01 02:12

すっかり小さくなった俺のものがズリュッとあゆみちゃんの膣から出てきた。
……白く樹液にまみれながら。
俺は、あゆみちゃんに中出ししてしまったのだ。


……最低だ……ゴムも付けないで中出しなんて……。
ほら、あゆみちゃん、口きいてくれないよ……。

クスッと笑い声が聞こえた。
あゆみちゃん?

泣き喚くあゆみちゃんは想像していた。
何か言われたら、ただ謝るつもりだった。
罵声、拳、なんでも受け止めるつもりだった。だけど

笑うなんて、思っていなかった。

390 :この時初めて39:01/10/01 02:12

「……ハァ……大丈夫ですよ、先輩」
あゆみちゃんがゆっくりその顔を上げる。
俺は乱れた髪がかかったその顔をまじまじと凝視する。
何が起こったのだろう。何が起こってしまったんだろう。
呆然とする俺をよそに、あゆみちゃんは、またクスリと笑った。
「私、今日……一応安全日ですから」
俺は自分の鼓動を感じながら、大きく肩で安堵の息をついた。
あゆみちゃんは少しだけぎこちなく微笑んで
でも先輩が何も付けずに入れたときは本当にびっくりしましたけど、
と付け加えた。

助かった。これが本音だった。
「ホッとしたよ。」
「うふっ、なんか、先輩って、可愛いですね」
あゆみちゃんに「可愛い」なんて言われて、何だか俺は妙にドギマギしたりしてて。
あゆみちゃんはそんな俺を見てか今度はニコッと笑って、
でもすぐに今までにないくらい真剣な顔になって
「先輩、私、どうでしたか?」
言葉は語尾に向かってかき消すように小さくなった。
それはやっぱりいつもの恥ずかしがり屋のあゆみちゃんっぽくて
「俺も初めてだから……でも、すごく良かった」
誤って中に出しちゃうくらいにね、と言うとあゆみちゃんは
もう、先輩ったら、と形の良い眉をつり上げ、でもすぐに
気をつけてくださいよ、先輩も困るんですから、と言ってその眉をひそめた。

391 :この時初めて40:01/10/01 02:13

なんだかあゆみちゃんに借りを作っちゃった気がするが
この時初めて俺はあゆみちゃんを対等なパートナーとして
意識できた気がする。

最初は多分同情だった。
俺はあゆみちゃんに立ち直ってもらいたくって
ずっと一緒にいたのだった。
あゆみちゃんの心に出来た大きな隙間。
それは木地本の存在が作ったものだ。
たとえあゆみちゃんの中で勝手に膨らんだものとはいえ。

その隙間を抱えて生きるには、あゆみちゃんはあまりに弱く見えた。
……今思えばその時、俺はもうあゆみちゃんに惹かれていたのかもしれない。
放っておくことも、突き放すことも結局出来なかったのだから。

あゆみちゃんは、自分で言うような、何も出来ない人間じゃない。
それをどうしても伝えたかった。
立ち直ってほしかった。
そのための告白〜あゆみちゃんを肯定すること〜だった

いなくなってしまう俺が言うその台詞に説得力を感じてもらうためには
離れても付き合う、という形を提案するしか無かった。
だから……。

392 :この時初めて41:01/10/01 02:14

だから、負担だった。

あゆみちゃんの保護者として
あゆみちゃんの相談役として
あゆみちゃんだけのエンターテイナーとして
その全てを兼ね備え、使い分けながら
あゆみちゃんを見守り、導き、笑わせ、
掌中の玉のようにただただ大切にしてあげたいという想いと同時に

噛み合わない会話のリズム、
木地本の話題、
あゆみちゃんといる時の独特の徒労感、
それらがいつもいつも俺を疲れさせた。

でも今は違う。
そしてきっと、これからも。

393 :この時初めて42:01/10/01 02:15

身繕いをする。
シャワーなんて気の利いたものは無いので、
せめてあゆみちゃんのスポーツタオルで汗の滲んだ俺たちの身体を拭く。
まず俺の身体を一通り拭う。それからあゆみちゃんにタオルを渡して、
あゆみちゃんのあそこだけは、あゆみちゃんに自分で拭いてもらった。
今どの程度痛いのか、どう触れば良いか俺にはまるっきりわからなかったから
そうするしかない。
あゆみちゃんからもう一本タオルを拝借して
大人しくしてくれているあゆみちゃんの端正な顔を、いい匂いのする髪を、
色っぽいうなじを、透き通る喉元を、滑らかな背中を、
呼吸の度に隆起する胸を、くびれた細い腰を、白いお腹を、
形の良い小さなお尻を、華奢な太股を拭く。
涙の跡も汗も愛液も精液も血も、俺とあゆみちゃんの今日を
乾いたタオルはいっしょくたにして吸い込んだ。

二人の水分を吸い込んだタオルを丸めてビニール袋に入れる。
ズシリ、とした重み。
気がつけば俺もあゆみちゃんも、相当汗をかいていた。
まぁ、そりゃそうだろう、もう夏の気配が濃いってのに
空調の無い部屋でくんずほぐれつしてたんだから。
この部屋、においが残ったりしないだろうか。
カーテンは閉めたまま、窓をちょこっとだけ開けておこう。

ゆっくりと時間をかけてあゆみちゃんは制服を着込んだ。
あまり、時間が、ない。
「さぁ、行こうか」
コクリと頷くあゆみちゃん。
それにしても、本当に思いもかけない帰省になってしまったな。

394 :この時初めて43:01/10/01 02:15

あゆみちゃんはまだ股間に痛みが残ってるようで、
ゆっくりと、ぎこちなくしか歩けなかった。
その痛々しい歩き方は、見る人が見れば
処女を失ったばかりの女の子だってわかっちゃうんじゃないかと
並んで歩きながら俺は、俺やあゆみちゃんの知り合いに出くわさないことを願う。
「先輩、これじゃあ三時の電車に遅れちゃいますよ?」
あゆみちゃんの声にこもる控えめな響き。
「……」
ただ、あゆみちゃんの声が耳に心地よかった。
「なんでタクシー呼ばなかったんですか?」
ああ、俺を気遣ってくれるんだね、ありがとう、あゆみちゃん。
「……良いんだよ」
「えっ?」
「あゆみちゃんと……少しでも一緒にいたいから、さ」
今までになかったほど、俺はそう感じていた。
素直な気持ちが伝えられる存在として
こうして一緒に歩いていることが、とても、とても自然だった。

395 :この時初めて44:01/10/01 02:16

「……駄目です」
「えっ」
「御家族の方が心配します。行ってください」
あゆみちゃんは真っ赤になって俯いたが、やがて顔を上げ「でも…
…」
ぱっと大輪の花のような笑みを見せて
「夏休みになって、大会が終わったら、
きっと私が先輩のところに会いに行きますね」



僅かに開いた隙間から、風がカーテンを揺らす。
混じり合った俺とあゆみちゃんの匂いは、
薄く、広く、街中に広がっていった。


<FIN>

396 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:18
 終了。カチューシャ使えない環境からのアプは辛いですな

397 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:20
というわけで、初めて書いた純愛系です。
旧かすみスレの厨房さんとかに喜んで頂けたら嬉しいかな。
かすみじゃないけれど。

398 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/01 02:20
おつかれさん。
避難所で読んだSSがまた読めるとはおもわんかった。
thx

399 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:22
これはテキストで50キロオーバー。
三ヶ月半前から書いてました。

400 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:24
>>398
ありがとうございました。
一応>327で「リメイクする」って言ってしまったもので。
でも私はこのSSに「ぬける」って仰ったのがちょっと信じがたいかな。

401 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:26
自分ではこれは「抜けないSSだろうな」って
思いながら書いていたもので。
だから今度は喘ぎの量と責めの時の色の描写を三割増しにしてみました。

402 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:31
で、三ヶ月半前から〜って何を言いたいのか、って言うと
塵も積もれば山となる、ってこと。
だから今は塵でも書こうよ、積み重ねようよ、って。
更に言えばこれの八割方は行き帰りの電車の中でモバギで書いたもの。

403 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:34
途中で一度上げちゃった時には多大なご迷惑をおかけしました。
陳謝。

404 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:39
SSを上げる時のどんな反応が返ってくるんだろう、っていう
不安感とワクワクする気持ちが入り混じった感情が、好き。

405 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/01 02:42
エロの方からひっそりと、おつかれさん。
今度はエロの方も書いてね。

406 :320=326:01/10/01 02:42
>>350-395
わざわざありがとうございます。

407 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:43
これで回し終わりかな。

あゆみちゃんのなかよしルートはどうもトゥルーラブと言うより同情で
その同情がトゥルーラブに変わる瞬間、ってのを書きたかったんだ。

408 :名無したん@笑顔いっぱい:01/10/01 02:47
>405
TLS3やってないんで何とも。
私はそこの6人〔笑〕のメンバーの一人ですよ。

409 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/04 03:53
保存sage

410 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/08 02:29
メンテ

411 :n@e:01/10/08 03:06
ふぅ……アップした後の30分間しかレスがつかないで
それも「おつかれさん」だけだったのは正直落胆したかも(苦笑)

忌憚無い意見を聞きたかったから2chに上げていたのだけど
内容について「良い」とか「悪い」とか「好き」とか「嫌い」とか聞こえてこないと
何か此処に書くモチベーションが上がらないのも人の情ってもんだよブラザー。

まぁ避難所で読んだから今更、って人も多くいるとは思うんだけど。

412 : :01/10/08 03:47
>411
俺は避難所で読んだし。
今更レスを返すのも何だなと思った。

※個人的感想
作品の好みで言わせてもらうと結構好き。
団地での会話、セクース描写は
あゆみ、主人公の「もどかしさ」がくどくならない程度に
描かれている。この辺を間違えると読む気が失せるので
上手いなと思った。
あと、結構長い文と思われるが、読みやすいように
1行あたりの文字量を考えている。
また10-11で波多野、かすみを出したのが地味に効いてる。
(全編あゆみだけにするよりインパクトの面で)

ただ、あえて言わせてもらうと44のレスを使うSSは
しかも一気にUPされると途中で読むのを止める
または流し読みする人がいると言う事も判って欲しい。

413 :乃絵美ちゃん萌え〜:01/10/09 03:21
久しぶりに来てみたらあゆみちゃんSS上がっていたし…

では思ったことを
最初の説明はあんなに詳しくやる必要があったのか?
ここに来ている人はほとんど知っている事なので無くてもよかったのでは?

あゆみ、波多野、かすみ以外はあえて登場させる必要もなかったのでは?
説明も含めてね
あゆみちゃんのその後だけならそこだけを絞って書くと
良かったかも

話は読んでいてあゆみちゃんの声が頭の中で聞こえる位
良かったです。ゲーム中の話し方や感じが変わって無くて
自分もへたれなSS書いているから
こんな風に書ければいいなって思います。
良い物ありがとうございました。
さて感化されたところで書きかけの里佳SSでも
やってみますか。

414 :名無しさん:01/10/09 12:17
age

415 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/10 18:21
>>323の続き

「あ、あ……」
かすみはその場を動けないようだった。
「走れ!!」
俺はかすみの手を取ると強引に引っ張って無理矢理走らせた。
その後はどのように走ったのか全然覚えてない。
気が付いたら俺の家に戻っていた。
玄関、窓全ての施錠がなされていることを確認してようやく一息つけた。
「すっかり遅くなったな。どうする。もう家に帰るか?」
「ううん、今日はまさとクンの家に泊まってもいい?」
「そんなことを言ったって家の人にはなんて言うんだ?家すぐそこだろ。幽霊が出たから帰れないとでも言うのか?」
「でもでもぉ」かすみは目に涙を浮かべて訴えかける目で俺の顔を見つめてくる。
「……はぁ。分かったよ。波多野にでも電話して今夜はそこに泊めてもらってることにしてもらえ」
「うん!じゃあ、電話借りるね」
かすみは嬉しそうな顔をすると電話のあるリビングのほうへ行った。
その後ろ姿を見送りながら、俺は今日の出来事を考えていた。
『あれは君子だったのか?
 しかし、君子は確かに1年前に……。それならば、あれは一体?』
考え込んでいると声がした。
「…え、ねえったら」
「あ、うん。どうした?」
「うまくいったよ。葵が分かったって。
 今日は疲れちゃった。ねえ、わたしどこで寝たらいい?」
「そうだな。空き部屋ならひとつあることはあるが…。
 俺の部屋で寝るか?」
「ううん、大丈夫。じゃあ、おやすみなさい」
そう言うとかすみは君子が昔使っていた部屋に入っていった。
そんなかすみに少し違和感を憶えつつも俺もベッドに潜りこむ。
深夜、まどろみの中で押し殺した泣き声が聞こえたような気がした。

416 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/10 18:22
──翌日、学校

「いよ!お二人さん。今日も朝っぱらからお熱いことですねえ。
 たしか昨日はデートでござんしたねー。そのまま昨夜はあつーい夜をすごしたのですか?」
朝、HR前の時間、廊下で俺達を見つけるなり早々波多野はニヤニヤしながら井戸端会議好きなおばさん口調で聞いてきた。
「…………」
俺達は答えることも出来ず、お互いの顔を見合った。
「オヤオヤまあまあ、見詰め合っちゃって。二人だけの秘密ということなんですね。んもう、若いってイイですねえ。
 そりゃ、私だって若い頃はそれはもう…」
そこまで喋ったところで波多野は俺達の様子がおかしいことに気付いたらしい。
「おい、どうしたんだ?昨日、二人で小笠原の家に泊まったんだろ。何かあったのか?
 かすみのおばさんには、ちゃんとうまく言っておいたぞ」
「いや、そうことではないんだが…」
「なんだよ、はっきりしない奴だな。あたしにも言えないことなのかよ」

迷ったが結局は昨夜あったことを全て波多野に話した。

「……それ冗談、じゃないよな。いくら小笠原でもそんな冗談を言うはず…、言える筈はないし」
半ば自分に言い聞かせるように波多野は言った。
「なあ、それはオマエとかすみの心の中に何かしらのわだかまりがあって、それが二人に、みんなでいっせいに見る、……ええと、なんて言ったっけ、まぼろし?みたいなものじゃないのか?」
「集団幻覚と言いたいのか?」
「ああ、それそれ。
 ともかく、小笠原とかすみは未だに何かしらの思い、後悔とかなんとかに囚われているんだよ」
「そんなことは……」
そう口ごもる俺に突然ひらめいたように波多野は言った。
「そうだ!行ってきなよ、あの場所へ。そこで二人して胸の中につかえたものとか、そういうものをあの場所で全部吐き出してきなよ。
 それがいい。うんうん」
波多野は腕組みをして、一人うなずいていた。

「…ねえ、行こう?」
かすみがぽつりと言った。
「えっ? …かすみ?」
「わたし、行きたい。ねえ、行こうよ。わたし、君ちゃんに、ちゃんとあの場所で謝っておきたいの。
 まさとクン、お願い」
かすみが必死な眼差しで俺を見つめてくる。
「…分かった。行くか、あの場所へ」

417 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/10 18:22
ガタンゴトン

列車は単調なリズムを繰り返しながら揺れている。
俺達を乗せた列車は平野を抜け海岸沿いに出た。
開けはなれた窓から潮風が吹き込んでくる。
かすみはぼんやりと列車の外の風景を眺めていた。

その横顔を見つめながら俺は考えていた。
あの君子は一体なんなのか、夢、幻?それとも現実?
夢や幻だとするにはあの君子は声といい姿かたちといいあまりにもリアルだった。
でも現実とするならば、1年前の出来事はなんだったんだろう?
もし、どこかで生きのびていてくれたとして1年間も音信不通でいるはずがない。
いくら考えても分からない。
 ・
 ・
 ・
「…さとクン、まさとクンったらぁ」
「うん?」
かすみに肩を揺すられていた。
「あ、やっと起きた。もう、着くよ」
どうやら俺はそのまま眠り込んだようだ。

程なくして駅に着く。
ホームに降り立って空を見上げた。
1年前とは違い、空は見渡す限り澄み切っている。

「行こうか」
かすみにそう言って、俺は歩き出した。
1年前の、あの悲劇の場所へ。

418 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/10 18:25
お久しぶりです。

>334
 「私たちのこと恨んでる」というのはかすみの失言です。
 書き間違えたわけではないです。
 その後の展開のことですが、あの君子がなんだったのかを含めて
 オチまで全て僕は考えています。
 一般的には分かりません。っていうかSS書くの初めてなもので……
 ふつうはどうなんでしょ?

>340
 文の末尾を意識して書いてみましたけど、どうでしょうか。

で、この後は本編終了後、
それぞれの女の子達からの視点からのサイドストーリーが展開して
エピローグを書いて終わりの予定です。

419 :334:01/10/11 01:15
>>415-418
 やっぱり415の最初の方とか「〜た」がまだ多い気がする。
 過去形ばかりにしちゃうと臨場感が後退するようで
 現在形をもう少し交えた方が読者と作中人物の一体感が
 増すように思うよ。

 連載長くなりそうだけど頑張ってくれ。
 君子視点の話に期待してる。

420 :名無しくん、、、好きです。。。:01/10/11 06:12
>411
そんなあなたに虎の穴(w

421 :SS職人候補生(略):01/10/11 14:33
>411
三度読んだので感想つけます。自分は頭悪いんで、三度読んで、咀嚼して
理解しないと感想が書けないものですので。
尚、自分の事を棚に上げて言いたい放題してますがご了承下さい。

まず最初の登場人物説明は蛇足。ここの住人を前提として書かれた作品なら
登場人物のある程度の設定は頭の中に入ってると思われます。
舞台背景(告白3ヵ月後・6月下旬)というのも作品の中で軽く描写した方が
よかったと思います。

主人公のモノローグ?が助長気味かと。丁寧な背景描写や心理描写は
話に深みを与えてくれますが、これはちょっと助長かなぁ?と。
手紙云々のくだりでかすみや波多野の事が出てくるのは「あれ?」と思いました。
>>357-358辺りですね。

主人公の木地本に対する嫉妬・あゆみちゃんを喜ばせるためのジレンマのくだりは
よかったと思います。個人的にこういう葛藤話は読むのも書くのも好きです。

Hシーンの描写はよかったと思いますが、もう少しコンパクト(これが適切な言葉
かどうか怪しい)になるとよかったと思います。
Hシーン前後の描写はよかったです。あゆみちゃんを可愛らしく魅力的に見せる
という点を満たしていると思います。
ちなみに読み返した三度とも勃つものは勃ちませんでしたが、これは個人の趣向
によると思います。

もの書きとして、以下のフレーズはいいなと思いました。
>>353
>もったいない。
>それがあゆみちゃんのものであるならば、
>髪の毛の一本、唾の一滴に至るまで無駄にしたくないのに。

>>355
>会いたい時に会えないもどかしさには
>万人共通の処方箋などありやしない。

>>371
>ただ、普段一緒の時を過ごせないから、いざ二人になってみると

>すれ違う。

>どこか空回りしてる。

>それが俺からただでさえ少ない余裕と理性を奪い
>おかしなことばかりさせてしまう。
ここの行間の使い方。

>>381
>あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。あゆみちゃん。

>俺の脳内にいつもある言葉は、これだけで良い。

>>392の全部

ちょっと長かったですが、楽しませて頂きました。
よかったです。ありがとうございました。

422 :名無し@SS書き:01/10/11 15:46
副業が煮詰まったスキをついて、勢いで(!?)エロスレにSS上げちゃいました。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi?bbs=eroparo&key=991325206
ここの>>468-469です。
まだ取っ掛かりですが、オリキャラによる遊季リョジョークモノの予定です。
予告破りスンマソン。よかったら見てやって下さい。ヘタレですが(汗
書きたいものを書きたいときに書きたいだけっつーのが私のポリシーでして。

423 :n@e:01/10/11 16:30
>412(まともなレスがついて凄く嬉しかったです)
次回あたりは全部書いてから分割してアップしてみます。
かつて旧かすみスレで「纏めてアップした方が良い」って言われたのですが
その頃はまだ40とか50カキコを費やしてはいなかったので。

>最初の説明について
TLS2は入手がそれほど容易では無い&値頃感が無い中古価格なので
TLS3、値崩れしてる初代TLSからシリーズに入ってくる人のために
ある程度の紹介はあってしかるべきかと考えました。
実際TLS3エロスレの1さんは他のシリーズやってませんし。

舞台背景についても、「転校から三ヶ月」とか言っても
あゆみが三学期キャラだってことさえ2プレイしていない人はわからないよな、
って思ったので敢えて明記しています。
ただし作中でも充分描写はしたつもりです。

>413(里佳SS期待してます)
あゆみ、波多野、かすみ以外の人物の登場、ですが
離れても友達としての関係なら快調に続けていける主人公なのに、
でも本命のあゆみちゃんとだけはどうもうまくいかない、
ってのを描きたかったんですよ。

>421 (SS職人候補生さん)
そう、勃たないんですよ!
私にとってのラブエロの難しさがこれです。
童貞と処女のドキドキして胸が詰まりそうなおそるおそるのセックス、
ってそこにエロさを導入するのはどうもうまく出来ません。

>冗長なモノローグ
会えない時間の孤独ともどかしさの象徴です(苦笑)

>葛藤話
TLS2の三学期は特にドロドロしてます。
このシチュ+風間さんが主人公スキーな時の三学期二週目あたりに
あゆみ、木地本とダブルデートでもしたら
さぞかし気まずい雰囲気になるでしょう。

>もの書きとしていいなと思ったフレーズ
クサイところばかりですね(笑)
使えそうなものは使っちゃってかまいませんよ。

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