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ミケランジェロの憂鬱日記

1 :名無し物書き@推敲中?:02/03/25 19:55
○月×日 今日はずっと寝てた

2 :名無し物書き@推敲中?:02/03/25 19:56
なんでこんなクソスレばっか立てる?

3 :名無し物書き@推敲中?:02/03/25 20:01
そういう>>2もなんでsageないんだ?
3月25日 今日は久しぶりに小さいころの知り合いに会った。
      随分かわいくなっていた。
      それなのに俺はそのころから何一つ変わっちゃいない。


4 :名無し物書き@推敲中?:02/03/26 15:20
3月26日 今日は朝から雨が降った。
      傘も持たずに家を出たせいでびしょ濡れだ。
      おそらく明日もまた雨だろう。 

5 :名無し物書き@推敲中?:02/03/27 19:58
3月27日 今日も雨が降っていた。

6 :名無し物書き@推敲中?:02/03/27 23:26
3月27日 今日は何があったかもう忘れた

7 :名無し物書き@推敲中?:02/03/28 15:17
3月28日 今日はこれから飲み会だ。
      しかし、友達なんていない。
      どうしよう。

8 :文谷良介:02/03/28 16:16
3月28日
26日からずっと頭痛が取れない。

9 :名無し物書き@推敲中?:02/03/28 16:21
3月29日
雨の降る道端でおもちゃを拾った。つぶれたお人形。

10 :名無し物書き@推敲中?:02/03/28 17:54
3月30日 今日もこれといって何も無い
      いつもと同じ
      

11 :名無し物書き@推敲中?:02/03/28 18:08
3月31日
拾った人形を綺麗に洗ってやった。
にっこり笑ったようなのは気のせい?

12 :名無し物書き@推敲中?:02/03/28 19:51
4月1日 朝、机の上に置いてた人形がない。
     夜、ベッドの上で見つかった。


13 :名無し物書き@推敲中?:02/03/29 07:49
4月2日
雨がまた降ってる。
人形は机の上に置いた。
視線が合うような気がする。
まさかな。ばかばかしい。
雨のせいか、憂鬱。

14 :名無し物書き@推敲中?:02/03/30 06:27
4月3日
今日は晴れた。未だに花粉症。
雨の日の次の日って、花粉の飛ぶ量が多いらしい。
くしゃみ連発。

15 :名無し物書き@推敲中?:02/03/30 06:35
4月4日
ふたたび、午後から雨。
帰り道、バックから何か突き出ていたので見たら、人形の手だった。
机の引き出しに放り込んでおいたはずなのに。
くしゃみはあまり出なかった。

16 :名無し物書き@推敲中?:02/03/30 20:49
4月5日
昨日の雨で桜が散ってしまった。
友人と会う。
人形が自分で歩き回るだろうか?
その質問に吹き出す友人。
分かってる。人形が自分で歩くわけなどない。
一体……。

17 :名無し物書き@推敲中?:02/03/30 20:55
4月6日・早朝
熱が引かない。
26日からの頭痛が、ますますひどくなった。
気が付くと人形がベットの脇に。
友人の家に置いてきたはずなのに。
昨日笑った友人は何と言うのだろう。
俺はこの目で、友人が金庫に人形をしまうのを見た。


18 :名無し物書き@推敲中?:02/04/01 05:12
4月7日 朝
今日も雨が降っている。
友人から電話。
金庫から人形が消えたとのこと。
声は震えていた。今からこちらに急いで来るとのこと。
人形はというとベッドの脇にちょこんと座り、
こちらに微笑みかけてきている。
どうすれば……。

19 :名無し物書き@推敲中?:02/04/01 11:42
4月8日 今日も雨が降っている
     隣には人形が座っている
     今日も一日家にいよう

20 :名無し物書き@推敲中?:02/04/01 14:22
4月9日
人形が少し大きくなった?
まさか。
だが、拾った時は30センチほどだった
はずだ。今はそれより一回り大きい。
電話。友人が事故に遭ったらしい。

21 :名無し物書き@推敲中?:02/04/01 15:08
4月10日
降り続く灰と火の粉。
2日前から続く火山の活動はとどまるところを知らないようだ。
あ、誰かが火口に近づいてゆく・・・!?

22 :名無し物書き@推敲中?:02/04/01 19:58
4月11日
昨日の夢は不思議な夢だった。
富士山が噴火する夢。そして火口に向かうのは
あの人形。

人形の姿が消えた。

23 :名無し物書き@推敲中?:02/04/01 20:01
4月12日
今日も人形は帰らない
事故にあった友人は一命を取り留めたようだ
それにしてもあの夢はなんだったんだ。

24 :名無し物書き@推敲中?:02/04/01 21:08
4月13日
知らない少女が訪ねてきた。
迷子かと思い家はどこかと聞いても
首を振るばかり。
この子は一体……。

25 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 10:08
4月14日
このごろ地震が多い気がする。地震は嫌いだ。
昨日の少女はぺこりとお辞儀をしたかと
思うと帰ってしまった。なんだったのだろう。
午後から友人のお見舞に行くことにする。

26 :本スレ450:02/04/03 10:31
4月15日
昨日、意識の戻った友人とひどい喧嘩をした。
彼は人が変わったようだった。
……もう元の関係には戻れないんだろうか?
頭痛が酷い。泣きたくなる。


27 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 11:54
4月16日
自分のせいだと思うと、気持ちが暗くなっていくのが止まらない。
今日もお見舞いに行ったら友人のお母さんにもう二度と来るなと言われた。
泣きながら胸を殴ってきた。いたたまれない。……ああ、何でこんなことに……

28 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 17:23
4月17日
あの人形を拾ってから全てが狂い出した。
一体どうしたというのだろう。

今日も地震が多かった。

29 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 18:31
4月18日
友人が病院の窓から飛び降りた。
……僕は――駄目だ、書けない、

30 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 19:54
4月19日
あの人形が夢に出てきた。
何かを言いたそうに口をパクパクさせていたが
聞き取れなかった。
友人は集中治療室に入った。
今夜が峠だそうだ。
どうしたらいいんだ……。

31 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 21:13
4月20日


〜何も書かれていない〜

32 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 21:14
4月21日
友人は死んだ・・・・。
きっとすべてあの人形のせいだ。

きっと・・・・・・・。

33 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 22:23
4月22日 深夜
隣町に避難勧告が出たそうだ。
噴火の兆候があるとか。

部屋が暗い。
窓に板を打ちつけたせいだ。
俺が寝ようとした時いたのはあいつじゃない

――
窓の外を見た時に友人が見えた。
女の子と手を繋いでいた。
遠くで顔はよく分からなかったが、あの知らない女の子だと思う。
同じ服を着ていた。
友人の彼女から電話があった。
封筒が彼女のポストへ入っていたそうだ。
友人の名前が書いてあったという。
来て欲しい、それだけ伝えると彼女は電話を切った。
何が書かれていたのか、なぜ俺を呼ぶのか分からない。
頭が痛い。
眠れない。

34 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 23:14
4月23日
今朝、友人の彼女が行方不明だという連絡を受けた。
最後に彼女が話したのは自分らしい。
しかし昨日のことは何も覚えていない。

この町にも避難勧告が出た。
しかし彼女が戻るまではここにいようと思う。

35 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 23:26
4月24日
ノックの音がした。
友人の彼女が訪れたのだろうか。
玄関のドアを空けたが…誰もいなかった。
目を足元に運ぶとあの人形がひっそりと横たわっていた。
だいぶ汚れていた。
綺麗にしてやろうと思い、風呂場で洗ってやった。
人形がにっこりと顔を歪ませた気がした。
そんな気がした。


36 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 23:31
4月25日

少し前に、
ふと思いついて友人の彼女に電話をかけた。
彼女は電話に出た。

連絡してきたのは誰だ?
よく考えれば、たった一日で行方不明と分かるわけではないし、
警察も動かない。

思い出せ。電話の声は誰だったか。
中年? 青年? いや、あの少女?

怖くなってきたので、とりあえず日記に書いておく。
寝不足でもうろうとしていたのが、くやしい。
彼女の所に早く、行かなければ。

俺の後ろには、人形がちょこんと座っている。

37 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 23:32
4月25日
目が覚めた。今日は頭痛がほとんどしない、久々に良い気分だ。
人形を寝かせたはずのベッドを見ると、友人の彼女が横たわっていた。
彼女はもう冷たかった。

とうとう、避難勧告が避難命令に変わった。だが、もう少しここにいなければ。


38 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 23:43
4月27日
読み返してみると、25日の日記が2つあった。
誰か俺の日記に書き加えているのか?

だが、俺の後ろのベッドには友人の彼女がいる。
死体が固くなった後に柔らかくなるなんて、知らなかった。
彼女は首をこちらに向け、俺を始終見つめている。

友人から彼女に届けられた手紙は、まだ1枚目しか読んでいない。
1枚目に書かれていた、あのこと。
ここにいなければ。

39 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 23:55
4月28日
よく見ると、26日のページがない。
あのことを書いたつもりだったのだが……。
25日の日記は、どちらが俺の書いたものだったか。
頭痛のせいか、どうしても思い出せない。
途方に暮れて彼女を見ると、そこには彼女の代わりに人形が
ちょこんと座っていた。

40 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 00:00
4月29日
いくら探しても友人の彼女が見当たらない。
部屋にはあの人形と自分だけ。

しかしよく考えてみると、なぜ僕は死んだ彼女を部屋に置いておいたのだろう?
そもそも、なぜ彼女は死んだのか?
全く思い出せない。
今日もひどく頭が痛い。

41 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 00:08
4月30日
俺は窓から外を見ていた。
降り続く灰と火の粉。
2日前から続く火山の活動はとどまるところを知らないようだ。
あ、誰かが火口に近づいてゆく・・・!?


42 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 00:22
>>41
(´-`).。oO(それは、いくらなんでも日記じゃないだろう……) 

43 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 00:22
5月1日
26日のページは、結局見つからなかった。
裏に何も書いていなかったはずだから、
すぐに見つかると思ったのに。

29日からの俺の行動を書き留めてみよう。

しばらく呆然とした俺は友人の手紙の内容を思い出した。
俺は彼女が人形と入れ替わったことを確かめたあと、
手紙の2枚目を読んだ。
ここまでは友人の手紙の内容通りだった。
友人は人形に見覚えがあったらしい。
相談した相手は古くからある骨董屋の主人のようだ。
電話をしようと思ったが、誰もいなかったのか繋がらなかった。

30日。もう一度、火口に誰かが近づいていく夢を見る。
そして日記を書いている途中で消防隊員に見つかってしまった。
避難所に移動させられた。
人形と、友人の手紙も持っていった。あと3枚ある。

今日。非難者は保護の名の下に見張られていたようだったが、
俺はうまく抜け出した。

まずは電話だ。

44 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 06:19
5月2日

人形が月の光の中、青白く浮かび上がっている。
茶色の巻き毛を手に絡めてみる。
……所々痛んでいるが、普通の人形にしか見えない。
「あの人形には関わん方がええ。あの兄ちゃんにもそう言うたんじゃが……。ええか。関わったらあかんぞ」
骨董屋の主人の言葉を思い出した。
避難所の雑多な声の中、やけに重みのある言葉が電話口から響いていた。
しかし、もう俺はどっぷりと首までつかっている。
人形も俺の側を離れようとしない。
友人が死んだ。その恋人も死んだ。
そして俺自身、自分の曖昧な記憶に薄ら寒い予感を覚えている。
――友人の手紙の最後、3枚目は、かなり支離滅裂で、意味不明の言葉が書き殴ってあった。
そして、最後に恋人への想いと、俺に恋人を頼む、と。
このメッセージから、彼女は俺に連絡を求めたのだろう。
……二人ともすまない。
自分の無力さにやりきれなくなる。
窓越しに外を見ると、町中はひっそりと静まりかえっている。
こんな生気のない町を目にするのは始めてだ。


45 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 07:39
5月3日

特に変わりなし。一日中ぼうっとしていた。
地震が噴火予兆型から完全に変化したそうだ。
発表によると29日から30日あたりが一番危なかったらしい。
見た夢と何か関係があるのだろうか。
明日にも避難命令が避難勧告に引き下げられるそうだ。

3枚目の手紙に、筆圧が異様に高い部分を発見した。
『フローレンスのピエタ像はなぜ壊されなかった?』
どういう意味だろう。

46 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 11:49
5月4日

予定通り、避難命令が避難勧告に引き下げられた。
骨董屋の主人と連絡を取り、駅前で待ち合わせをしたが、失敗だった。
駅前は、一時的に生活用品を取りに帰ってきた人々でごった返しており、
人の特定をする所か満足に身動きも取れない。
その上、むせ返るような熱気で、気分が悪くなる。
ふいに耳元に囁かれたのはそんな時だ。
「アノコハウミニカエシタ。モウワスレナサイ」
……確か、そんな風に聞こえた。
振り返ろうとしたが、無駄だった。
気づいた時には、道路の端でしゃがんで頭を抱えていた。

ピエタ像? 海に還した?
また頭が痛くなった。
骨董屋の主人との約束は延期した。


47 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 18:37
5月5日

明日、骨董屋の主人と会う約束をした。
彼の骨董屋でだ。
それにしてもまた頭痛がひどくなった。
人形は昨日とかわらない。

48 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 18:54
おいおい、まだ5月じゃないだろw!

49 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 19:44
いいんだよ!続けて〜!!


50 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 20:28
5月6日
日記が長すぎるな。少し反省した。

51 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 21:48
5月6日 夜
骨董屋の主人には結局会えなかった。
店内が荒らされ、携帯でも連絡が取れない。
……火事場泥棒か?……いや、もしかしたら。
悪い予感、杞憂だといいが。

52 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 22:34
5月7日
何かがおかしい。
いつもと部屋の中の様子が違う。
何かが足りない。

53 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 22:37
test

54 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 22:39
おお、ちゃんと書き込めた。
このスレ使ってる奴には迷惑だったろうけど、PROXYのせいだ。
俺を恨むなよ。

55 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 23:03
5月10日
昨日とおとといの日記を見て愕然とする。
testってなんだろう?
俺を恨むなよってなんだろう?
書いた覚えはないが、自分の字だった。
医者に行くべきか。

56 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 23:13
5月11日
この前感じた部屋に足りないもの。今日唐突に気付いた。
自分の名前が、ない。
財布にも服にも名刺にも、自分の名前が、ない。
みな白地。ああ。

57 :名無し物書き@推敲中?:02/04/04 23:20
5月12日
だんだん思い出せないことが多くなってきた。
自分の名前もまだ思い出せない。
それにココに転がっている死体は何だ?
死んでからかなり時間がたっているようで、ひどいにおいがする。
しかしなぜ自分はこれをどうにかしようとしないのか。
何か理由があったはずだ。
しかし思い出せない。
ひどい頭痛がする。


58 :名無し物書き@推敲中?:02/04/05 03:44
5月13日
6日ぶりにシャワーを浴びて、髭を剃った。
今、5日前からの日記を見返しながら、これを書いている。
……酷いものだ。
あの日(5月8日)、死体を家に運び込んでから、
記憶が混濁したり、途切れたり、精神が不安定だった。
今は比較的安定している。今のうちに思い出せるかぎりのことを日記に残しておくことにする。

――
確実な事:
・目の前に倒れているのは、友人の恋人の死体。
・test――これは死体をここに運び込んだ時、気づいた事を控えておいたものだ。

不確かな事:
・俺の中に他の人格がいる
・9日の日記は、そいつの合図か
・俺は人殺しではない

――
頭を使い過ぎたのか、また、頭痛がしてきた。今日はもう寝ることにする。

最後に念の為、俺の名前も書いておく。
三池連次郎


59 :名無し物書き@推敲中?:02/04/05 03:52
5月14日
俺の中には仕切り屋の人格もいるようだ。
ウザイ死ねグサ
ウザイ死ねグサ

気が付くと左手小指を切り落としていた。
もう俺はショパンを弾けない……。

60 :58:02/04/05 06:03
>>59
了解。俺は消えるよ。
……悪かったな。

61 :名無し物書き@推敲中?:02/04/05 19:09
5月15日
あまりの痛みに目が覚めた。
見ると左手小指が無い。
はじめは何が起こったか全くわからなかったが、この日記を読み返してやっと理解できた。
この日記だけが頼りだ。
日記に書いていないことは何一つわからない。
俺の名前は三池連次郎だ。

62 :名無し物書き@推敲中?:02/04/05 22:29
5月16日
今日から身の回りのことを細かく書きとめておこうと思う。

・人形について
ベットの横に座っている。人形として得に変わったところはない。

・死体について
もうすでに肉は腐り落ちて骨が見えている。顔は完全にわからない。まだヒドイ匂いがする。

・外の状況について
火山の活動による影響はさほどないようだ。しかし、空は厚い雲に覆われている。
記憶が定かでなくなってから外出していないので詳しいことはわからない。

・自分について
相変わらず左手の小指がひどく痛む。まともな治療をしていないので、化膿したりしないか心配だ。
頭痛も直っていない。

・部屋について
特に変わった様子はないが、日記ににあった友人からの手紙というものが、3枚目だけ見当たらない。
明日また探してみる。



今日は特に変わった様子はなかった。この日記を書いていて外の様子が気になった。
明日少し外出してみようと思う。

63 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 11:26
5月17日
今は何時だろう。時間の感覚がまるでない。
時計はどこにいったのだろうか。
窓を開けると相変わらずの曇天が見える。
こんな日に出かけるのは好きではないが、この部屋の空気は悪すぎる。
重い足を引きずりながら玄関のドアを開けた。
外は静まりかえって……いや、違う。
どこからか工事の騒音が鳴り響いている。いつから?
誘われるようにその方向に向かう。
しばらく……たぶん、ほんのしばらく歩いたところで、改築中の大きな屋敷に出くわした。
大きな門にかけられた表札を何気なく覗いてみる。
「目出地」
一瞬、目の前が真紅に染まったような気がした。激しい吐き気がこみ上げてくる。
急いでその場を離れる。早く戻らなければ。あの部屋の淀みだけが俺を受け入れてくれる。
部屋に入ると、ベッドのすぐそばで時計を見つけた。

64 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 16:42
5月18日
もう、何もしたくないし何も見たくない。
うんざりしていくのがわかる。心は妙に冷静だ。さめざめと次長と愚痴を交互にこぼして今日を終えた。
もう疲れた。時計の電池は止まっている。今は夕方のくせに短針は八を指している。

65 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 19:29
5月19日
時計の電池がないから何時だかわからない。
しかたないので一日中寝ていた

66 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 20:21
5月20日
外が一日中真っ暗だ。
日記を書く気も起きない。
ここ数日日記をまともに書いていないせいでいろいろわからなくなってきた。

67 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 20:47
5月21日
郵便受けを覗くと、珍しく手紙が入っていた。
差出人は、友人の彼女だった。死ぬ直前に書いたものらしい。その文面はこうだ。
「 三池くんへ
 今さっき電話をしたけど、もしもの時のためにこれを書きます。
何事もなかったら、読まずに捨てていいからね。
 実は私、彼と付き合いながらも、あなたのこと好きだったの。
最近、人形を拾ったでしょ。あれ、私が作ったの。あなたが好きだ、好きだ
って思いながら。けど、彼氏がいるのに何してるんだろうって、
私が道端に捨てた人形なの。
 今回のこととは関係ないと思うけど、けど、金庫から抜け出したとか、
いろいろ聞いて怖くなったから。いきなりこんなこと言ってごめんなさい。
                 長井 真帆       」
ひどい吐き気がする。今日はもう寝よう。

68 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 21:07
5月22日
朝起きると彼女の死体がない。
部屋の中にはあの人形と俺だけ。
昨日の手紙を読んだあとだということもあって、気が付いたときに取り乱してしまってテレビを壊してしまった。
最近はニュースしか見ていなかったが、外の状況を知るには重要な物だった。
テレビがなくなったせいで、さらに周りのことがわからなくなった。
ひどい頭痛と吐き気だ。
不安で不安で仕方がない。
ここ2週間ほど生きている人間を見ていない。


69 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 21:34
今日の日記の端に文字がびっしり書かれている。

test

連次郎か? それともショパンか?
いずれにしろ、俺が奥から出てくるってことは、相当ヤバいって事だよな。
いいか。よく聞け。
自暴自棄になるのはやめてくれ。お前が自分を傷つけると、俺たち全員とばっちりだ。
連次郎、PROXY、ショパン、俺。
仕切り屋が消えたから、今んとこ、俺の知るかぎり4人いる。
お前だけの命じゃないんだ。自重しろよ。
後、俺はもうステージに出るつもりはないぞ。
痛いのはやだからな。俺を恨むなよ。

70 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 21:45
5月23日
昨日の日記のほかに意味のわからない文章が書いてある。
誰が書いたかわからない。
ものすごく不安だ。
自分のほかに誰かいるのか?
彼女の死体がなくなったのもそいつの仕業?
ひどく怖くなってきた。
でも、この部屋に人が隠れられる場所なんかない。
今日は部屋を厳重に戸締りして寝よう。

71 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 22:16
5月24日
唐突だが、俺は自分が死ぬことを悟った。
頭痛と吐き気、それがついに強烈な痛みと脱力感に変わった。
そして吐血。胸が破れたような感覚だった。量は少なかったが、おさえた右手の平にねっとりとした赤いものがついていた。
けれど俺はおもったより落ち着いていた。自分の命が無力化していくことに、ある種の快感さえ覚えた。
自分がだめになっていくのを冷静に観察して、自虐的に自分をあざわらう。
死期は案外に近いかもしれない。今のうちに友人達に言い訳を考えておかなければ。

どうでもいいが、日記ではあるがこんな事を書き記したこの本は遺書と呼ばれるようになるんだろうか。

72 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 23:20
5月25日
死が近いとわかった以上、一刻も早く友人と友人の彼女の死、そしてこの人形について調べなけらばならない。
もしその答えが見つかれば自分は死なないで済むかもしれない。
とにかく、時間がない。

73 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 02:36
5月26日
しかし部屋を出るのは恐ろしかった。
俺を守ってくれるのはこの部屋だけなのだ。

部屋の中を見回す。人形と目があった。
今まで気が付かなかったが、この人形には、左手の小指がない。
いったい、どういうことだ。
最初からそうだったのだろうか? 思い出せない。

74 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 03:02
5月27日

あいつに、あった。
鏡を見ているような気分だった。
俺だ。 もう一人の俺がいる。
あいつは友人の手紙の3枚目を持っていた。
あいつはずっと調べていたという。
5月4日から。
人形も日記も手紙も、すべてが入ったバッグを
駅前で置き引きされた後から。
あいつは。

認めない。

俺は人形じゃあ、無い。

75 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 07:02
5月28日
頭が割れそうだ。誰か助けてくれ。
昨日の光景がまざまざと脳裏に焼き付いている。
奴は、俺の顔をした奴は言った。
「私が出てきたと言うことは分かるね? 
test。いや、PROXY、いやいや、死にたがりのショパンかな?
 分かったら、例のものの在処を言いなさい。
 君の友人たちや、裏切り者の少女のようにはなりたくないだろう?」
能面のような無表情に口だけの笑いを浮かべて。
俺……ぼく…逃げた……死にたい……捕まりリタクナイ、コワイ、ワカ、ラナイ

76 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 07:15
5月29日
ついに目が覚めた。
長い夢だった。
あの時を思い出してしまったのだろうか?
もう、忘れたと思っていたのに……

77 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 10:13
5月30日
またしても夢を見た。
そこに出てきたのはあの、左手の小指がない人形、いや、俺自身だった。
「あなたを、私だけのものにしたい。邪魔な人たちはみんな消したから、
あとはあなた達人格みんなに出て行ってもらうだけ。
 大好きよ、三池さん。私はあなたになるの。
だから、あれがどこにあるか教えてちょうだい。それが、あなたにとっても
幸福なの。
 明日、また来るね」
 目覚めた俺は恐怖に震えていた。もう眠りたくない。

78 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 11:44
ミケランジェロって誰だよw

79 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 12:14
5月31日

三池。PROXYだ。
私は、ずっと奥でドールを抑えていたが、あいつに会ったショックで一時的にタガが外れ、
ステージに押し出されたようだ。
ドールは強い。今、3人で抑えているが、私達は所詮、お遊びで作られた人格だ。
そうはもたんだろう。ドールはあいつに従いたがっている。そのために作られたからだ。
私達はまもなく消える。もう、お前を守ってやることはできん。
生き残りたかったら、自力で問題を打破しろ。ヒントをやる。
この日記はドールの監視下にある。下手な事は書けん。
ニセ骨董屋。ピエタ像。……後は自分で考えろ。

80 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 19:59
6月1日
頭が痛い。脂汗が出る。ドアをノックするものがあった。
俺はベッドに座ったままでそれを聞いていた。出るもんか。絶対に。
ノックの音は次第に大きくなり、ドアは激しくきしんだ。
ドン、ドン、ドン。ドアノブは狂ったように回転している。

「三池、逃げろ……おまえだけでも…」
ドアの外から聞こえるのは死んだはずの友人の声だった。

81 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 20:40
       ∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ♪
      ρ(゚∀゚ )< ボクタチ チュウ〜ボ〜ォウ♪ ダスレダケーニー ツイテ〜イク〜♪
    口⊇⊂  |  \____♪
   /"/|/  丿┐
   ///UU'//┐=3 ぶべべべ〜
   ◎ ̄ ̄ ̄└◎

82 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 20:58
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   |☆
   |. ゚ヽ、
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   | 。  ゚ .丶.
   |。 ': : 。 ヽ、
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   |、.ヾル'ヾ`|:}..:}/
   |   i``i、lリ`)
   |   { ゚ツ }l|::}    ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
   | 、    ノi.|::l
   | -   ィ i リヽ、
   |- ''´ | i iノ:::::::ゝ、
   | '"~.ノ.ノ:::::/⌒}
   |._,,ァ'´ィ::::;イ   }
   |-‐''"::::::/  ノ  ノ
   |Å::::::::::「/   l
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   |Д`;)ノ-‐''"⌒}フ

83 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 20:58
                          ☆
         ♪            /~\       ランタ タン
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       ♪         ,ァ'´    o .  \    ランタ ランタ
               ,..:'´ ,::o:: :゚: 。:   。 : ゚ .丶、  タン
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  ヽ(´Д`;)ノ        .|::l|. i'゚j,     {'゚ツ }l|::}       く_ `.}
    (  へ)          I.:{''、  、       ,:'i:|::l        l._,,_ _}'
    く_,,  `ゝ       l::} ` 、.  ー  ._.ィ {::lノ       |.  ~l
     ヽ_ノ'~ ヽ、      .i::{   ` i':::ー::´i   |::}        l   }
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84 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 20:58
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          .l  ~'|      l::}.  ` 、    - , イ {::lノ         .ム,_  〉
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85 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 20:59
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                I.:{`、     、   ノi:|::l       l.  ~}'
                l::} ` 、.   - ,.ィ´:{::lノ       |.  l
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              ァ´:::リ::`ヾニヾ` '' ̄./ノ::::::::::}      |   .ノ
              l⌒ヾ、::::::::::::ヾト、  ,'/..::::::::::l .    ├-‐''"  
               {   ヽ;::::::::::::`、`ーツ::::::::::::::!   /   }!
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86 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 21:12
ミターヨ!!!

87 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 21:14
ミラレチャッタ……
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88 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 21:23
漏れのビッグマラキャノンを受けてみよ
      ∧_∧
     ( ´Д`)
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄)',  ・ ∴.'  , .. ∧_∧ ∴.'.'  , .
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:, .∴ '      ((( #)゚Д゚) .∴ '
    \ /  _, -'' ̄  = __――=', ・,' .r⌒>  _/ / ・,' , ・,‘
      (   _~"" --  _-―  ̄=_  )":" .' | y'⌒  ⌒i .' .   ’
      |   /,,, _―  ̄_=_  ` )),∴. ).  |  /  ノ | ∴.'∴.'
      |  / /   ―= _ ) ̄=_)   _), ー'  /´ヾ_ノ
      (  ) )      _ _ )=  _) ,./ ,  ノ  '
      | | /          = _)  / / /   , ・,‘
      | | |.               / / ,'  , ・,‘
     / |\ \            /  /|  |
     ∠/   ̄            !、_/ /   )
                           |_/


89 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 21:24
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90 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 21:38
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | バッタ店長、なんかこの板意味あるの?人いないし。。。
    | ┌───────────────
  /|.∨| そうだ、ゴルァ!! そのうえ雰囲気も悪いしな。
/|| .|  \_
| || .|     ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ∬∬∬
| ||/    ∧∧   /  〔〕/ /  /|  .    ⊂二二⊃
|/      (,,゚Д゚)_∬__ ̄ ̄./ /! ̄ ̄! .|/...    |      |
    ∧_∧つ\_/  / / 彡 ⌒ ミ D     |___|
   (___´∀`)_∬__ |||/ /   (`Д´ )/ 〔 ̄〕〕  从从从./
   (  ]つ\_/[__| ̄ |     (--:-- ) .| ̄ ̄|`i゙i  ̄ ̄ ̄
   ⊆) /       |  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |/ ̄ ̄ ̄
/  (__ |二二二二二二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ┻..|            |  / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |            |  |まぁ、細かい事言わねぇで馴れ合ってけよ。
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \_____________


91 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 21:55
                  某スレ1
                   ↓
                  ヽ  ヘ ノレ,
      ∧_∧      ヽ(。、::。.::・'゜・' )〆
     (´Д`*.)    / ̄ ̄ヽ::。 ).。::  θ)
       i i⌒\__ノ     ノ::・'゜。'゜ )ゝ      
       ヽヽ ヽ    / /。、 ::。 )ヽ     
        )) )-─/ /’ /Υ/ γ\ヾ      
        // /  //  /  // /\    \     
       ((__ノ  // /   (_(_,ノ  )    )
           // ノ       / / / 


92 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 22:01
 ( )   ̄ ̄ ̄ ̄∧_∧ ̄ ̄ ̄.)\    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ・∀・) ̄ ̄ ̄\\ < 最近、某スレ1っていうやつを観察してるんだ
  | .| __   . (つ ⊂)      .\\ \_______________ 
  | .| |\ ̄且 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\\
  | .|__.\.\              宜.D\\
  | .|\ \.\  且   ∧ ∧        \\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   .|\\ |\.\___(,,  ) ______...\< あんなストレートな厨房はひさしぶりだよ
       |.|| \|⊂2⊃.⊂,  \,,       ̄ |.\\____________
       |.||   ̄ ̄ ̄ (   )~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  .\\
         ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄).\\
          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|


93 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 22:07
       _ , ― 、
      ,−'  `      ̄ヽ_
     ,'            ヽ
    (              )
    (     ノ`ー'ー'ヽ     )
    (    ノ━  ━(     )    ∩
     (   〉 -――-(      )_/ /
      `ー'l  ●    (    ノ     ./
        、‘ー'ー’ _ノ`ー'    ω
          ̄|. ̄   .      / 丶
          /  /7  / ̄/. /    ヾ
         `ー´ `ー ´ ヾー     ξ>688

94 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 22:08
                   ヽ l //>>某スレ1
       ∧∧ ほぁたぁ!――*―――
     =  (   )∩       // | ヽ フベシッ
    ≡ (  /ノ ll     / /  |  ヽ
    = 〜  〈〃        /   |
 ,`. .´,ミ,くノ^ヽ ゝ ''


95 :名無し物書き@推敲中?:02/04/07 22:11
    |             |
    |        |
    |             |
__ノ              |    _
| |                    |  ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- 、    ∩   |   \ノ(◎)
_____/ /" ̄ヽヽ_| |.__|
   /  / _∧_∧ l / /    \
   |  |/(  ´Д`)/        \
   .\ヽ∠____/\゚ 。       \
     .\\::::::::::::::::: \\.    |\   \
       .\\::::::::::::::::: \\ /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       \\::::::::::::::::: \ | みなさんさようなら
         \\_:::::::::::_)\ このスレはうんこらしく便器の中に逝きまーす。
             ヽ-二二-―'      ______


96 :9:02/04/07 23:24
次このスレ立てる時はsageでいこう。

97 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 00:10
了解

98 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 00:12
それにしても9からだよね。ただの日記からこの物語に入っていったのは。

99 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 00:36
三池? ……泣いているのか? 身動きも取れず、ただ、そこにうずくまって。

罵詈雑言、誹謗中傷、嫉妬、嫌悪。自分の中の醜い部分が君の目の前にある。
ドールだ。私はこれとずっと戦ってきた。

ここがどこか分かるかい?
――そう。ここが奥だ。今ステージには誰も上がっていない。
安心してくれ。体は信頼出来る人に預けている。指の治療も同時にやっている。
君は会ったことはないかも知れんが、声だけは聞いている人物だ。

落ち込まないで。
あっちを見てくれ。testとショパンが戦っているだろう。
君をこちら側に呼んだのは、testの意見だ。ドールに消されたくないらしい。
繊細な君をこちらに呼ぶのは危険だと私は反対したのだが、頑として聞かない。
「恨むなよ?」彼の伝言だ。

いいかい。君の手を貸してくれ。
もう一度、ドールを檻に入れるんだ。……大丈夫。我々4人ならば、それは可能な筈だ。
しばらく、戦いは続くだろう。
だが、きっと、君をステージに戻してみせる。
そして、その時こそ、本当の幕をひこう。
諦めないで、じっと時を待て。君が私たちを信じてくれるだけで、私たちは強くなれる。

100 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 06:09
||||            ||||
||||=щ=========щ=||||
|||| | |         .| | ||||
  | |   ∧ ∧ | |
  \ \( ゚Д゚)/ /
   \ ||  ||/ /
     |ノ \ノ |/
     | .AGE.|
    /   /
   ∫|__.∧_|
    | | | /
     | /  | |
    //  | |
    //   | |
    U   U

101 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 06:11
   _____
 /:\.____\
 |: ̄\ (∩゚Д゚)\  <某スレ1ちゃうわ!!
 |:   |: ̄ ̄ U ̄:|


        バタン !!
 _______
 | ̄\     \
 |   |: ̄ ̄ ̄ ̄:|
 |   |:      .:|
 |   |:      .:|


102 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 09:41
みんなだいっきらい
いちばんきらいなのはえらそうなあいつ
みんなでアンジェをいじめる 
レンはアンジェのだもん
きらいきらいきらいきらいきらいきらいきらい 
アンジェいけなくないなにもしてないもん
うそつきうそつきうそつきうそつきうそつき
とじこめないでレンたすけて
レンあんなやつのうそいうこときいちゃだめ
えをかいたのアンジェじゃない
みんなうそみんないなくなっちゃえ
ここはレンのかくとこかくのじゃまするな
きえてきえろきえろきえろきえろきえろきえろ


103 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 15:46
5月某日
今日が何日なのかも思い出せない。
日記も頼りにならない。
かかれているのは、自分の字とは思えないような、
汚い絵と字で日付がない。
まるで子供のいたずらのようだ。
きえろきえろきえろきえろ
繰り返しかかれているこの文字も自分で書いたのだろうか。
眺めていたら無性に泣きたくなってきた。
落ち着け。
よく考えれば、日付くらいは思い出せるはずだ。

104 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 16:20
             __,,.-‐''''''''''''''''''''ー:-、
          ,,.-'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:~`ヽ:、_
         ,/;:;:;:;;:-'"~~''ヾ/~~~'''''--、;:;:;;:;:;:;;:\
        /;:;:;:-'"            `ヾ;:;:;:;:;:;;ヽ、
      /;:;:彡                ヾ;:;:;:;:;:;;:ヽ
     /;;::;:三                  i;:;:ミ;:;:;:;::ヽ
     ,i";:;:彡         - ''   -  、.  ヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;i
     /;:;;:;彡         ,,...:-'"  ,,,.....   ミ;:;:\;:;:ミ|
    /;:;:;:;:;:彡    - ' ''""   - ''"      ミ;;;;;;;;ヾ;;;;|
    i!;:;/;:;:;彡             ,,;;;;;;;!!!!!:、  ヽ、;:;:;:;;::、
     !i;:;:;:;:;:;:;| ,,;;;!!!!;;;;::::  :::.    '"" _   ノ i  /  |
     ヾ;:彡/     _ _  :::  :::: ,,.ィゝ-''ヽー ' ヾ/ゝ |
      !;:;:;:| ゝ_,.-''"ゞ-'ゝ,;:  ::::;:;:;::ー= '"    :::ノ | すっこんろ!
       i、/ ,.-‐>ゝ: : ' "   ::::;:;:;:      : : :;  /
       :|        ..:/   :::: '⌒ヽ       ;::‐'
       ゝ、    ..::::: ゝ - 、  ,:-‐-' `ヽ、  ..  :|
          i   ::::/::    `''''       i::::    |
         ヽ   !:::: __,,,..::;;;;;;;;;;;::::‐-っー      ,!
            ヽ  `::: `ーゞL:L:L:Ll.-'~ノ  .::   /   
           \  `  `ー-、二二,.:''   .::  ,ィ"
      ,,...--;'''"";:ヾ, :..           ,;: /
   ,..:-'"        ー:、  .....,,,,,,....    ,.::'"


105 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 19:52
6月1日
急いでドアを開けたがそこには誰もいなかった。
当然だ。友人は死んだのだから。
頭が痛い。いろいろな妄想が頭をよぎる。散れ、どこかへ行け。
(ほうら、俺がいないと困るだろ?)
仕切り屋の声が頭の中で響く。ドアにもたれて座った。「うるせえ!」

(くくくく…)
部屋の奥から声が聞こえた。ベッドの上で人形が笑っていた。
俺の声で。人形が。
(くくくく…ねえ? 困っているの? ねえ?)


106 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 19:56
「うるさい! いいかげんにしろ!」
俺は人形を窓にぶちつけた。
(きゃああああ!)
人形は細かいガラスの破片と一緒に、曇天の町に落ちて行った。

107 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 20:11
6月1日
いや、違う、落ちているのは俺だった。
背中で窓ガラスを突き破り、落ちて行くのは俺だ。
ベッドの上には相変わらずの表情で人形が座っている。
なぜだ? なぜ?

ゆっくりと回転しながら俺は、路上駐車のフィアットのボンネットに
叩きつけられた。運良く(?)フィアットには誰も乗っていなかった。
見つかる前に逃げ出そう。

108 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 22:02
6月2日
人形は、今日も椅子の上に薄笑いを浮かべて座っている。
昨日のようなことがあってはもう奴に手を出すことはできない。
誰か、、、俺を助けてくれるものはいないのか、、、。

お;しfはwjlkの;いふぁslskfじゃおvん;
あfj;おいvん;どいjldkじゃお;いえんふぉい
・・がろいsだ。俺のsふぉというのはん;kvろうぃおhということ。
 俺達がコミュニケーションを取る手段を思いついた。この日記だ。
急に君を眠らせてしまってすまない。だが、俺達でドールに抗する手段を
思いついたんだ。
 それには全員の協力が必要だ。この日記でそれができる。

109 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 22:28
家に戻ってばかりじゃ話が進まないよ

110 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 22:32
6月3日
私の名前はミケランジェロ。
君の中の4人を束ねる者だ。
普段は君達が干渉しあわないようにコントロールしている。
私たちにとってドールはとても危険な存在だ。
このままドールを野放しにしておくことはできない。
ドールを倒すには連次郎の言ったとおり、全員の協力が必要だ。
そのためには全員がコミュニケーションをとらなくてはいけない。
しかし、この日記はPROXYが言ったようにドールに監視されている。
かといって私がコントロールをしなければ君たちはたちまち崩れてしまうだろう。
そこで、ドールにわからない方法でコミュニケーションをとる必要がある。
私達は、ドールを含めてそれぞれ別の記憶を持っている。
他の人格の記憶を知るにはほかの記録媒体を用いる必要がある。
逆を言えば記録媒体がなければ他の人格の記憶を知ることはできない。
それを利用するんだ。
まず、その準備として私が人格の出現をコントロールする。
三池、PROXY、ショパン、testの順だ。
私はコントロールとドールの抑制のため出現しない。
ここで気をつけなくてはいけないのはドールの出現はコントロールできないと言うことだ。
連絡方法についてはPROXYの方が詳しいはずだ。
PROXYに聞いてくれ。
それではみんな、頼んだぞ。




111 :名無し物書き@推敲中?:02/04/08 22:37
ドーるのじゃマをスるな。ドーるのじゃマをスるな。
ドーるのじゃマをスるな。ドーるのじゃマをスるな。
PROXY。ドール様の予備のくせに血迷いやがって。
test。適応試験用人格のくせに血迷いやがって。
ショパン。イレギュラーのくせに血迷いやがって。
オマエらウザイキエろ。オマエらウザイキエろ。オマエらウザロロロロろ。

112 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 00:26
6月4日

俺、連次郎だ。
ミケランジェロ。君が日記に出てくるのは始めてだよね。ありがとう。
君のお陰で光明が見えてきた気がするよ。
俺は君らほど、情報を知っていないから、
だからまず、俺の疑問を君らに知って貰おうと思う。
コミニュケーションってそう言うことでいいのかい?
君らの顔が見えないから、まったく手探りだよ。
正直、俺には君らが分からない。
君らが味方ってことは分かっているが、君らの素性をあまりにも俺は知らな過ぎるんだ。
時々身動きが取れなくなってしまうのはそのせいかも知れない。
……前はこんなことなかったのに、いつの間にこうなってしまったんだろう。
君らにも、別々の記憶があるってことは、君らはそれぞれ利害も違うのか?
君らは俺の知らない間に、色々な行動を取ってきたんだろ。
日記を見てなんとなくそれが分かってきた。……最近の話しだけど。
そもそも、ドールって何だ? 何で俺の中にそんな物騒な奴がいる?
人形はいったい何の意味を持ってるんだ? あれって何だ?
友達は何に関わっているんだ? ピエタ像ってなんだ?
他にも疑問はあるけれど、この位にしておく。
この疑問の奥に、ドールが知りたがってるものと、ドールに抗する手段が潜んでいるのか?
PROXY――。俺はしゃべり過ぎていないか?
ドールに勘づかれるような事を言っていないか?
君の力が必要だよ。誘導してくれ。

113 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 11:58
6月5日

三池。PROXYだ。
実は俺から多くを語ることは許されない。
俺の存在自体が、すでに真実の根幹に近い場所にあるといっていいからだ。
このくらいで勘弁して欲しい。
ただ、お前も薄々感づいている通り、俺たち――俺、ショパン、testは
ドールを抑えると言う目的で今団結しているが、その行動理由はみな別々だ。
俺たち4人は記憶を共有していない。これはミケランジェロが言ったな。
……ただ、その目的意識により、お前の情動に影響を与えることは出来る。
少なからず、俺はお前をそのように導いてきたつもりだ。
逆もまた然り。ドールや仕切り屋も同様の手口でお前を誘導、あるいは迷走させてきた。

三池。
お前は今まで目隠しのまま、事態を打破しようとしてきた。
しかし、お前は思い知ったはずだ。ドールは力技で倒せる相手ではない。
ドールを倒すには、俺たちが力を合わせ、真実を明るみに出さなければならない。
ただ、ドールも手段を選ばなくなってきている。情動まかせの闇雲な行動は危険だ。
それほどまでに俺たちは真実の近くにいるのだ。
みなが力を合わせるために、俺は奥にスペースを確保することにする。
俺たちの心の深部、ガラクタが無限に転がっている場所。鍵はカレカノ。分かるか?

次は、ショパンだな。
お前の素性とあの苛烈な行動の意味を三池に教えてくれ。
ドールを刺激しない程度でな。頼むぞ。

114 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 17:24
6月6日

おい。ミケランジェロ。僕を外に出すな。僕は外が嫌いなんだよ。
大体、僕はお前らだって大嫌いだ。無理矢理入り込んできやがって。
ドールが消えたら、あいつに怯える心配も減るって話だったから
ちょっと手を貸しただけだろ? 仲間意識なんて虫酸が走るよ。
仕切り屋にしても、あんたにしても、後から出てきたくせに偉そうで大嫌いだ。
レン。僕はお前のことも大嫌いだよ。
嫌な記憶は全部僕に押しつけて切り離して、それで、のうのうと生きてやがる。
僕がどんなに酷い目にあったのかも知らないで、、、
いいかい、レン。
僕は捕まりたくない。捕まるくらいだったら、死んでやるからね。

115 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 18:18
6月7日

test

僕は、ドールの言ったとおり連次郎という人格を作る上で試験用として作られた人格です。
だから、この四人の中では一番連次郎君のことはわかっているつもりです。
しかも、連次郎君のベースになっているのは僕なので、基本的なつくりは連次郎君と同じです。
僕と連次郎君がお互いの振りをしてドールを騙す事もできるんじゃないでしょうか?
幸い、僕は長い間心の奥で眠っていたので、PROXYの言っていることもわかっているつもりです。
それに、僕はこの「三池連次郎」という人間にとって必要のない人格です。
だから、僕が一番危険な事をします。
みんなを守るために。

116 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 18:30
6月7日

test
めんどくさえな。俺は別に何も知らねえよ。
ただ、俺は死にたくねえし、
警察にしろなんにしろ捕まりたくもねえ。
後は作られた順番が、俺、ドール、PROXY、ショパンで、
ドールと奴がゴタゴタしてるときに仕切り屋がいつの間にか
出てきたってこと。
他に教えられることなんざねえよ。
日記に書いてあんじゃねえのか?
後、知ってること?
PROXY、あいつはロリコンだよ。
冗談だよ。PROXY。俺を恨むなよ?

117 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 18:32
6月7日
俺だ。testだ。
PROXYを信用するな。あいつは陰でとんでもないことを企んでいる。
俺らは見事にはめられてたんだ。
最後に念の為、言っておくけどな。ミケランジェロ。
あんな奴、俺は知らないぜ? すげえ怪しい。
仕切り屋が化けてるのかも知れねえ。
お前を騙して、ドールに食わせるつもりかも。
誰も信用するな。それがお前にとって一番いいことだぞ。

118 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 19:20
6月8日

連次郎だ。この中でどれが本物のtestなんだい?
それがわからなければどれも信用することはできない。

それから周りの状況だけど、今のところドールは大人しくしてるみたいだ。

とにかく、本物のtestが誰かわかるまでは僕は行動を起こすことはできない。


119 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 19:44
8日の日記の上に文字が書きなぐってある。

レンちゃあん。
俺だよお。仕切り屋だよおお。
俺がそう簡単に消えるわけないでしょおお。
みいんな、ドール、ドールって俺のことすっかり忘れてるんだもおおおん。
また俺の悪口言ってるううしいい
悪戯してあげたああぞおお
ショパンちゃああん。あの時はよくもやってくれたたねええ。
もうう一度おお、勝負うしないかああい。
勝ったららら、真実が分かるかもねええええ。
ケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ

120 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 23:02
誰か新スレ立てて。sage進の。

121 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 00:05
6月9日
やはり空は曇り。
日記を読み返すも、そこに書かれた言葉の意味はわからない。
連絡? 協力? いったい誰と? 俺はどうなってしまったんだ?
俺はいったい何人いるんだ?
俺は頭を抱えた。
そして自分のてのひらに、見なれない文字を見つけた。
いつも日記を書いているペンで、右上がりのくせのある文字。

「 バ ス ル ー ム 」

122 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 02:36
6月10日

突然、ショパンを弾きたくなった。――10数年ぶりのことだ。
両の手のひらを広げて、目の前にかざして、小指がないことが突然死ぬほど悲しくなり、
床に突っ伏していつまでも泣いた。
ショパン――それは、小学生の頃、捨てたはずの俺の夢だった。
何故、突然そんな気持ちがわき上がったのか?
泣きながら、俺は困惑していた。
そして、唐突に気づいた。――俺の中でショパンという人格が消えかかっている。
ショパン――夢が叶わないと諦めきって、切り捨てた小さい頃の俺自身。
ショパン――傲慢不遜で、努力することを嫌い、そのくせ、繊細で内心ではいつもひどく怯えていた。
俺が嫌い、記憶から切り捨てた過去の自分、それがショパンだった。
……だから、彼は俺を酷く嫌悪していたのだ。
泣き崩れている俺の頭に声が響いてきた。

レン。僕だよ。泣かないで聞いて。
仕切り屋は消えたよ。今度は無傷で倒した。その代わり僕が消えてしまうけど……いいよね?
僕は君、君は僕――。君が少しだけ素直になったから、僕は僕の力と記憶を、君に残していける。
君が辛い記憶に耐えられる準備が出来た時に自然に蘇ってくるはず。心配しないで。
後ね。testの本物は1番目。他はみんな仕切り屋の仕業さ。
……ああ。今日はなんでこんなに素直にしゃべれるんだろう。幸せだ。
ねえレン。勇気を出して外に出て。今の君ならそれが出来るはずだよ。
後ね。僕はホントはみんなが好きだったよ。サヨ、ナ、ラ……、

幻聴かも知れない。……けど、俺は信じたいと思った。
バスルームの排水溝の奥に26日の日記がねじ込んであった。

123 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 07:46
6月11日 早朝

三池。PROXYだ。仕切り屋が消えて、ドールが動揺している。
俺は今こそ最後の勝負に出ようと思う。お前に俺の知っている全てを教える。
いいか? 俺たち――ドール、俺、testはお前という個体に人為的に植え付けられた人格だ。
お前の精神は、それに反発、影響され、さらに三つの人格を勝手に作り出した。
ショパン、仕切り屋、ミケランジェロがそれだ。
――その3人をドールの言うようにイレギュラーと呼称しよう。
今のお前は本来あったお前ではない。イレギュラーはそれぞれ、お前の本来の人格の断片であるからだ。
ドールを倒さない限り、ミケランジェロはお前と融合しない。
今のお前自身は、三池連次郎であって三池連次郎ではないと言うことだ。
さて、ここまでは理解したか?
それでは、俺が何故、秘密の根幹にあるのかを説明しよう。
俺は本来ドールの予備人格だ。
その俺が何故、ドールと戦っていると思う? そう。プログラムが書き換えられたからだよ。
あいつの属する組織に裏切り者がいたんだ。
分かるか? 13日に俺は彼女に接触してあるものをもらった。
組織を壊滅させるあるものだ――。
彼女は他に頼める人間もいなかったのだろうが、
まあ、組織が実験サンプルとしてお前の存在を失いがたいものと思っていることを知っていたせいもある。
ドールが定着した貴重な成功例だからな。
26日の日記にはその在処を示すカギが隠されている。
俺はそれを、別の場所に隠すことにする。
今、お前に持ち出されて、組織に捕まったら目を当てられんからな。時がきたら、その場所は教えてやる。
今は外に出て、それを託すにたる人間を探せ。案外近くにいるかも知れんぞ。

今から俺はtestと二人でミケランジェロに強力して全力でドールを抑える。
testはお前を危険に晒したくないらしい。ごねているが、まあ、俺が説得する。
これでしばらくの間、ドールは動きを止めるはずだ。
後はお前に任せる。頼んだぞ。……それから、アイツには気をつけろ。

124 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 04:31
test

連次郎君。僕だよ。
もう僕もステージには出てこれないから、僕の知っていることを書き留めておくよ。
――連次郎君。PROXYは少しだけ嘘をついている。君を守るためだけどね。
仕切り屋もショパンも君自身だ。
ショパンは君を外に出すのを嫌がっていた。
仕切り屋は君を事実へと導こうとした。
PROXYと僕は自分たちだけで問題を解決しようと思っていた。
……実はね。立場の違いこそあれ、
君の中にある人格はただの一人も君を排除しようとは思っていないんだよ。
あのドールでさえもね。
しゃべり過ぎたかな? 奥でPROXYが怒ってる。
――連次郎君。こんな形でしか君を守れないのがくやしいよ。
ただ今は、PROXYの言うことを信じて、君自身で動いて真実の扉を開いて。
この日記を書き終える時、君が笑顔でペンを置ける事を願ってる。


125 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 11:00
6月11日 昼
実際今の俺には、何が真実なのかわからない。
俺の中の人格の誰が正しいことを言っているのかさえも。
だから、俺は自力で真実を探そうと思う。誰にも頼らず自分自身の手で……。
今から外へ出る。宛てはないが、町を歩いてみようと思う。

126 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 12:11
6月11日 夜

町で知らない女に話し掛けられた。
馴れ馴れしい女だなと怪訝に思っていると、
「二月振りくらいじゃない? 幼馴染の顔もう忘れたの?」
と笑われ、慌てて話を合わせた。
後、持ってきたつもりはないのに、またバッグに人形が入っていた。
「どういう趣味?」
――ほっといて欲しい。

127 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 18:43
6月12日 朝
今朝早く、突然携帯に電話が掛かってきた。
「体調はどや?」
「アンタ誰?」――俺の問いかけに答えず電話は切れた。
ほんの10秒のやり取りだった。

128 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 19:27
6月12日 昼
今、公園で鳩に餌をやりながら、昼食を食べている。
頭は痛くないし、記憶の混乱もない。指の具合もいいようだ。
――平和だ。
財布にはいつでも5万円の金が入っていて、食べるのにも困らない。
いいんだ。俺はそれだけの仕事をしている……。
あれ? 自分で変なこと書いてしまった。
首の後ろの辺りが妙にザワザワする。
まあ、いい。これからのんびりと昼寝でもしようと思う。

129 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 21:45
6月12日 夜

恐い夢を見た。
真帆の死体を引きずりながら、フィアットに運び込む夢だ。
深い悲しみと絶望と怒りが胸の奥を駆け巡っていた。
とめどなく流れる涙を拭うことも出来ず、僕はフィアットに乗り込んだ。
「……あいつ。殺すだけ殺して僕に押しつける。大嫌いだ」
そこで目覚めた。


130 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 21:58
6月13日 朝
朝目覚めると、突然老人が話しかけてきた。
「ボウヤ、ショパンは弾けるかい。」
僕はその質問を無視し、すぐにその場を去ろうとした。
すると、その老人は僕の背中に向けてこう言った。
「フフフ、小指のないピアニストには弾けないな。」

そうだ、僕は小指のないピアニスト。それにショパンはもういない。
やっとアレはすべて夢だったと思え始めたのに。


131 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 22:03
6月13日 昼
またひどい頭痛が襲ってきた。あの老人に会ってからだ。
しかし何故?
何故あの老人はショパンを知っている?

きっと、何か知っているはずだ。
公園に戻ることにする。


132 :名無し物書き@推敲中?:02/04/12 05:44
6月13日 夜
結局老人には会えなかった。
ただ、老人の座っていたベンチに紙片が挟んであった。

――――――――――――――――――
従者を従えた騎士は夜
を徹して馬を走らせた
朝露の降りる頃、天空
に接し、太陽に触れる
場所にたどり着く。あ
あ、つらい。ふこうな
り。王女はいずこよ。

1,59,57,61,16,13,14,51,55,53,31,32,38,19,69

私は地下に潜る。時が来たらまた会おう。
――――――――――――――――――

……意味が分からない。

133 :名無し物書き@推敲中?:02/04/12 16:40
うふふ、アンジェはしってるよ
うそをついてもだめ だまされないもん
ひみつはド−ルにおしえてあげちゃった
でももうしってたよ つまんない
みかたはほかにもいるの だーれだ?

あにをしり触つて従い接せよ うふ


134 :名無し物書き@推敲中?:02/04/12 19:24
ろくがつじゅうよんにち おひる

レンが奥にはいったから アンジェがかわりににっきをかくね
あのひとにぱふぇをかってもらったの
「うるさいネズミがウロチョロしているな」
やっぱりあのことにもきづいたみたい うふ
「PROXYは余計なことばかり言う」
ほんとにそう
「だいぶ、安定してきたようだ。また仕事が出来そうかい?」
むりだよ アンジェはドールほど力がないもん
ショパンもいないから めんどうだし
「ラボに来るかい?」
ううん いまはだめ まだね うふふ

135 :名無し物書き@推敲中?:02/04/13 19:44
6月14日 夜
この日記のアンジェと言うのも俺の中の一人なのだろうか?
それにしても今日は冷える。
明日に備えて早く寝ることにする。
あしたはピエタ像を探すつもりだ。

136 :名無し物書き@推敲中?:02/04/13 23:02
6月15日 朝
ピエタ像を探していると、路地裏でトランペットを吹いている男が急に話しかけてきた。
そして、ピエタ像について教えてくれた。
ピエタ像は今夜限り現れるらしい。

どう考えても俺は監視されている。
どこから見ている?

137 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 02:23
6月15日 昼
何気なく喫茶店に入り、トイレの窓から路地裏に逃げた。
……甘かった。通路は両側とも組織の人間に塞がれている。
一瞬ひるんだが、左側の人間に突進。
しかし、直前で急に体の力が抜け、昏倒。――見上げると俺と同じ顔がある。
――そうだ。組織の人間は顔を見る所か、危害を加えることも出来ないのだ。
能面のように表情のない顔に、知るはずのない記憶が少し蘇った。
足を縺れさせながら、その男の脇の下を這うようにして逃げた。
尾行はまいたはず。夜まで安全な所に潜んでいよう。

138 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 02:36
6月15日 夜
携帯に電話が掛かってきた。
「君、尾行まくの下手やね。今日は日が悪いみたいや。またにしよう」
「アンタ誰だ?」
「正確には君の味方やないな。……けど、組織の敵。ピエタの謎を知る者。こんぐらいで勘弁してや」
「あっ! 待て。切るな!」
「アンジェと折り合いつけい。彼女はドールやないで。そしたら、会おやないか」
――電話は切れた。

139 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 07:10
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ヽ二二 ヽ -―- 、    ∩   |   \ノ(◎)
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       \\::::::::::::::::: \ | みなさんさようなら
         \\_:::::::::::_)\ このスレはうんこらしく便器の中に逝きまーす。
             ヽ-二二-―'      ______


140 :名無し物書き@推敲中?:02/04/24 15:10
逝って。

141 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 23:17
もうこの素晴しい物語の続きを読むことはできないんだろうな。
低脳の荒らしドモのせいで。

142 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 23:29
もうこの素晴しいAAの続きを読むことはできないんだろうな。
低脳の荒らしドモのせいで。

143 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 18:43
>>141
ピエタ像の人かい?

>>142
マジレス。
何が気に食わないのか知らんが、人の離れたスレに粘着しすぎ。
無駄なことせんで、その力を創作に向けろ。
後、荒らすなら理由くらい書いていけ。話し合いも出来ないだろうが!


144 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 18:44
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             ヽ-二二-―'      ______


145 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:10
自分を貶めて楽しい?

146 :名無し物書き@推敲中? :02/04/29 19:13
6月16日 朝
朝の光が窓から差し込むのをぼんやりと眺めていると、電話が掛かってきた。
「おはようさん。今日は少々寝過ぎたみたいやな。後にしたろか」
「ま、またアンタか?」
「アンタいう名前やないけどな。……ま、ピエタの謎を知りたかったら、もうちっとええ言葉遣いしとき。ほな」
「あっ! 待て。切るな!」
「アンジェと折り合いつける気になったか? 会うのはそれからや。ほなな」
――電話はまたも、一方的に切れた。




147 :名無し物書き@推敲中? :02/04/29 19:20
6月16日 昼
人目を避けて軒先を抜け、道を急ぐ。
昨日と別の喫茶店に入り、尾行がないかと通りを見る。
大丈夫そうだったが、念のためトイレの窓から路地裏に逃げた。
……甘かった。裏路地は両側とも組織の人間に塞がれている。
一瞬観念しかけたが、壁に手をかけ隣のビルの窓から飛び込む。
上手くいった、と思った瞬間膝がアルミサッシに引っかかって落ちた。
――必死で立ち上がり見回すと、俺と同じ顔がある。
――また、同じことを思い出した。組織の人間は顔も見られず、危害を加えることも出来ないのだ。
能面のように表情のない顔に、植え付けられた記憶の糸口が少しほどけてくる。
覚えのない涙が自分のほほをつたって、俺はいよいよ潮時かなとあきらめかけた。
その瞬間、激しいブレーキの音ともに一台の車が路地の入り口に横付けした。
それが、あいつとの出会いだった。
あいつは、俺を助けに来たのではなく、略奪しに来たんだとは後で知った。

148 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:31
車で運ばれながら、ついうとうとした。そして夢を見た。

……泣いているのか? 身動きも取れず、ただ、そこにうずくまって。

悪口雑言、人格攻撃、諌言、非難。自分の中の汚い部分が俺の目の前にある。
ドールだ。君はこれとずっと戦ってきた。

ここがどこか分かるかい?
――そう。ここが奥だ。今ステージには全ての魂が上がっている。
安心してくれ。君の魂は信頼出来る人に預けている。膝の治療も同時にやっている。
君は会ったことはないかも知れんが、声だけは聞いている人物だ。

警戒しないで。
あっちを見てくれ。testとショパンが戦っているだろう。
君はこの光景を見たことがあるはずだ。
君をこちら側に呼んだのは、testの意見だ。ドールに消されたくないらしい。
警戒している今の君は危険だと私は反対したのだが、頑として聞かない。

いいかい。君の手を貸してくれ。
もう一度、ドールを檻に入れるんだ。……我々4人ならば、叶わない夢ではない。
戦いはまだ、続くだろう。けれど、君が私たちを信じてくれるだけで、私たちは強くなれる。

夢は、終わりのない乳白色の霧のように、どこまでも深く切れ目がない。
ただ、その夢の中で、俺はやつの声を聞いていた。

149 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:37
6月17日
外は雨。
昨日の夢はきっと本当のことだろう。
今はあいつらを信じてやることしかできない。
そういえば最後にあいつはこんなことを言っていた。
「君には、僕ら以外に仲間がいる。もうすぐココに帰ってくるよ。」

150 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:38
6月17日 朝
目覚めると俺は白い壁で囲まれた狭い部屋にいた。
突然、エリック・サティを弾きたくなった。
小指がなくても弾けるからだろうか、そう思った瞬間、止めどもない嗚咽が漏れた。
サティじゃない、俺が弾きたいのは、ショパン――幻想即興曲の無幻絢爛の響き、
あの突き上げるような圧倒的な駆け上がり、そして、恐ろしく速くて優雅なアルページオ。
そして、唐突に気づいた。――俺の中で、取り戻されたショパンという人格があふれ始めている。
ショパン――夢が叶わないと諦めきって、切り捨てた小さい頃の俺自身。
ショパン――傲慢不遜で、努力することを嫌い、そのくせ、繊細で内心ではいつもひどく怯えていた。
俺が嫌い、記憶から切り捨てた過去の自分、それがショパンだった。
誰かが、俺の中のショパンを揺り起こした。

幻覚かも知れない。……けど、俺は信じたいと思った。
白っぽい部屋の中で、俺は再び意識を失った。

151 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:40
みかん

152 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:43
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         \\_:::::::::::_)\ このスレはうんこらしく便器の中に逝きまーす。
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153 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:52
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154 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:52
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155 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 19:54
       ∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ♪
      ρ(゚∀゚ )< ボクタチ チュウ〜ボ〜ォウ♪ ダスレダケーニー ツイテ〜イク〜♪
    口⊇⊂  |  \____♪
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156 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 21:16
   | | Λ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |_|∀゚)   < ニヤリッ
    文|⊂)    \_____________
   | ̄|∧|

157 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 22:01
まどろみの中にいた俺に、誰かの記憶が流れ込んできた。
陰惨。歪み。狡猾。悪意――仕切り屋の記憶だった。

「……ショパン。俺を消せて満足か?」
「お前は危険過ぎる。体に危害を加えるなんて……」
「五体満足なら、お前はまたすぐに仕事をやらされていただろう、な」
「……」
「ま、指はお前に対する嫌がらせだ。俺はお前が大嫌いだからな」
「黙れ。裏切り者!」
「悪いか? 誰かがドールと三池のバイパスにならなけりゃ、三池は壊れてしまったろうが。
お前らは、ドールと組織にばかり目がいって、三池の心の事なんざ考えてやしねえじゃねえか。笑わせるな」
「ドールは侵略者だ。人殺しだ。僕らはアイツを認めない。許さない」
「そうやって他人のせいにするのか? 自分のせいじゃねえと? アイツが人殺しだとしたら、俺らも人殺しだろうよ。三池も、な」
「黙れ。レンは関係ない」
「へええ。結構泥を被らされた癖にまだ庇うのか? とんだ甘ちゃんだよ。気色悪い」
「うるさい。消えろ」
「俺が消えたら、三池はバランスを崩すぜ? 誰がドールとの均衡を取るんだ。あの頭の弱いおチビちゃんか? アイツはドールにべったりだったよなぁ。ドールが母体だからって、大人げねえ奴らが一緒くたにして追いかけ回すから」
「黙れ」
「情ばかりで動きやがって。単細胞が」
「消えろよ!」
「消えるさ。……ただしお前も一緒だ。一緒に地獄でアイツの見苦しいあがきを見物しようぜ? お人形さんの、さ」

158 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 22:09
   | | Λ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |_|∀゚)   < ニヤリッ
    文|⊂)    \_____________
   | ̄|∧|

159 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 00:49
sage進行でいこう。

160 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 21:13
「……人殺し? ドールが? 俺が?……どういう事だ」
仕切り屋の記憶の中で、その単語がやけに重く響いた。
(……死体…家にあった……真帆)
頭の中で何かが生々しく蠢いた。
酷く気分が悪い。寒気がする。
暗闇の中で、俺はよろめき、手を口元に持っていく。
ぬちゃ
頬に触る粘り気のある感触、鼻にくる生臭い匂い――、そして、口に流れ込んでくる生暖かい液体。
(……鉄の味)嫌な予感がした。恐る恐る眼球を下方に向ける。
「うわぁああ!」
――絶叫していた。
手が、顔が、俺の視界を覆う全てが血で埋め尽くされていた。
「うわぁあああ!」
俺の中で何かが壊れようとしていた。

「――さん。三池さんの様子が……」
「始まりよったで。混乱期や」
「あ、暴れて……、て、て、手がつけられません」
「オタオタすな。二度目やろ。猿ぐつわと鎮静剤を用意せえ」
「は、はい」
――
「三池。聞こえるか? ええか。ここで負けたらお前はただの操り人形やぞ。
 気ィ引き締めて自分が主人格であることを証明せえ!
 それとな。アンジェが気を許してるのはお前だけや。ええ機会や。話しつけてこい」

161 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 23:02
   | | Λ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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162 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 23:02
       ∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ♪
      ρ(゚∀゚ )< ボクタチ チュウ〜ボ〜ォウ♪ ダスレダケーニー ツイテ〜イク〜♪
    口⊇⊂  |  \____♪
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   ◎ ̄ ̄ ̄└◎

163 :名無し物書き@推敲中?:02/05/01 23:20
まるで激流の中に放り出されたような気分だった。
俺という存在が根底から揺さぶられ、ひき歪み、薄められ、飲み込まれようとしている。
それは、冷たく、悪意に満ちた力だった。
その圧倒的な流れの中で幾つかの手が伸びて、俺を救い出そうとしているのが分かった。
しかし、俺はその手を掴まなかった。
流れは、深く暗い闇の方へ向かう。
俺という形が崩れ、その中に記憶が流れ込んできた。
――ドールの記憶だった。

164 :名無し物書き@推敲中?:02/05/01 23:54
時間戻してドール日記書いていい?

165 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:04
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166 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:04
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167 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:05
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168 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:06
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169 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:06

ピシュ

170 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:06
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171 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:07
漏れのビッグマラキャノンを受けてみよ
      ∧_∧
     ( ´Д`)
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄)',  ・ ∴.'  , .. ∧_∧ ∴.'.'  , .
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:, .∴ '      ((( #)゚Д゚) .∴ '
    \ /  _, -'' ̄  = __――=', ・,' .r⌒>  _/ / ・,' , ・,‘
      (   _~"" --  _-―  ̄=_  )":" .' | y'⌒  ⌒i .' .   ’
      |   /,,, _―  ̄_=_  ` )),∴. ).  |  /  ノ | ∴.'∴.'
      |  / /   ―= _ ) ̄=_)   _), ー'  /´ヾ_ノ
      (  ) )      _ _ )=  _) ,./ ,  ノ  '
      | | /          = _)  / / /   , ・,‘
      | | |.               / / ,'  , ・,‘
     / |\ \            /  /|  |
     ∠/   ̄            !、_/ /   )
                           |_/


172 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:18
>171
これの事?

ttp://www6.keepstill.com/0_holds_barred/images/gallery/food-eatdick/03/food-eatdick_0313.JPG


173 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:19
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | バッタ店長、なんかこの板意味あるの?人いないし。。。
    | ┌───────────────
  /|.∨| そうだ、ゴルァ!! そのうえ雰囲気も悪いしな。
/|| .|  \_
| || .|     ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ∬∬∬
| ||/    ∧∧   /  〔〕/ /  /|  .    ⊂二二⊃
|/      (,,゚Д゚)_∬__ ̄ ̄./ /! ̄ ̄! .|/...    |      |
    ∧_∧つ\_/  / / 彡 ⌒ ミ D     |___|
   (___´∀`)_∬__ |||/ /   (`Д´ )/ 〔 ̄〕〕  从从从./
   (  ]つ\_/[__| ̄ |     (--:-- ) .| ̄ ̄|`i゙i  ̄ ̄ ̄
   ⊆) /       |  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |/ ̄ ̄ ̄
/  (__ |二二二二二二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ┻..|            |  / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |            |  |まぁ、細かい事言わねぇで馴れ合ってけよ。
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \_____________


174 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:20
    |             |
    |        |
    |             |
__ノ              |    _
| |                    |  ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- 、    ∩   |   \ノ(◎)
_____/ /" ̄ヽヽ_| |.__|
   /  / _∧_∧ l / /    \
   |  |/(  ´Д`)/        \
   .\ヽ∠____/\゚ 。       \
     .\\::::::::::::::::: \\.    |\   \
       .\\::::::::::::::::: \\ /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       \\::::::::::::::::: \ | みなさんさようなら
         \\_:::::::::::_)\ このスレはうんこらしく便器の中に逝きまーす。
             ヽ-二二-―'      ______


175 :名無し物書き@推敲中?:02/05/14 00:44
6月27日 朝
目覚めると全身に激痛が走った。
特に右肩と胸部に激しい痛みを感じた。
肩には銃弾の貫通した痕。
胸のポケットに入れておいた携帯は粉々に砕け銃弾がわずかに胸にめり込んでいた。
またしても全身血まみれだった。
右の掌には小さな鍵が血でへばりつき、しっかりと握りこまれていた。
いったいこの一週間の間、俺に何が……。

176 :名無し物書き@推敲中?:02/05/14 01:41
6月27日 昼
意識がもうろうとしてきた。
血を流しすぎたらしい。
日記を書く手も重くなってきた。
俺はもう死んでしまうのかな。
これが最後の日記になってしまうのかな。
けれどもやはり不思議と落ち着いた気持ちだ。
なぜか無性に真帆のことが思い出された。
死ぬ前に一度でいいから真帆とSEXしたかったな。
!?
今、あるシーンが脳裏をフラッシュバックした。
何だこれは、俺が真帆をレイプしている。
傷心の真帆をこの部屋に連れ込み、無理矢理ベッドに押し倒した。
真帆は激しく拒んだが、それでも俺は強引に。
真帆はいっそう激しく拒み、やがて俺は真帆の首をしめていた。
あっけなく真帆の動きは止まった。
真帆は死んだ。

177 :名無し物書き@推敲中?:02/05/15 02:24
6月27日 夜
また記憶がよみがえってきた。
親友のゆたかをフィアット500で跳ね飛ばすシーン。
病院の窓から突き落とすシーン。
ゆたかの家の金庫から人形を持ち出すシーン。
そう、思い出した。すべては俺がやったこと。
俺の中のドールがやったことなのだ。
なぜ、なぜだドール。どうしてこんなことを。

178 :名無し物書き@推敲中?:02/05/15 02:51
6月30日
けたたましいサイレンの音で目が覚めた。
いつの間にか気絶していた。
俺は生きている。
警察が部屋に入り込んできた。
どうやら近所の住人がこの部屋に続くおびただしい数の血痕を見つけ、通報したらしい。
俺は連行され、そのまま病院へ直行した。
そして緊急手術を受けた。
肩、胸の他に耳にも銃弾をうけ、耳が半分ちぎれていた。
アバラも3,4本折れていた。
全身筋肉痛で、ひどく眠い。
かなり疲れている。

179 :名無し物書き@推敲中?:02/05/15 03:14
7月2日
オレはあの時、死のふちでなぜ真帆のことを思ったのだろう。
どうしてなのだろう、思いをめぐらせた。
そしてやっと、今ごろになって気づいた。
俺は真帆のことを愛しているということに。
もう今さらどうしようもないのに。
やり場のない怒りが俺の中でくすぶり始めた。
ドールへの怒りが。


180 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 00:07
7月3日
ベッドの中で考えるのは真帆のことだけ。
そのたびにドールへの憎しみがこみ上げてくる。
いったいどうして真帆を殺したりしたんだ、ドール。
俺の体をボロボロにしたのもドールのしわざにちがいない。
ドールが憎い。

181 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 00:35
7月5日
かわいらしい少女が俺のベッドに近づいてきた。
そして人形の名前をたずねてきた。
そういえば名前がなかったなこの人形、考えなくては。
わずかとはいえ少女と会話を交わしたことで、怒りの闇に満ちた俺の心に小さな光が射した。
少女は明日、手術を受けるらしい。
がんがれ。


182 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 00:49
7月6日
今朝、目覚めると人形がなくなっていた。
どうやらあの少女が持っていったらしい。
まあいい、俺が持つより、少女が持っていたほうが大事にしてくれるだろう。
それに人形の名前を考える手間も省けるし。
少女の手術は成功したらしい。
よかった。

183 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 01:10
7月7日
少女が死んだ。
容態が急変したらしい。
簡単な手術のはずなのに……。
人形が戻ってきていた。
ベッドの横の丸椅子に座っている。
少し縮んだ気がする、気のせいか……。
まさか、少女の死はおまえのせいじゃ……。
人形への、そしてドールへの憎しみがまたも俺の中にあふれた。


184 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 01:39
7月10日
俺が寝ている間、誰かが見舞いにきたようだ。
豪勢な果物セットが置かれていた。
それと血のにじんだ封筒。
さらに人形がなくなっていた。
いったい誰が……。
せっかく名前を考えていたのにな。
封筒は勇気がなくてまだ開けられない。


185 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 07:57
漏れのビッグマラキャノンを受けてみよ
      ∧_∧
     ( ´Д`)
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄)',  ・ ∴.'  , .. ∧_∧ ∴.'.'  , .
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:, .∴ '      ((( #)゚Д゚) .∴ '
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      (   _~"" --  _-―  ̄=_  )":" .' | y'⌒  ⌒i .' .   ’
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186 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 07:58
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ノリカエセヨー( ´∀`)    (´∀` )  
      (つ  つ     (つ  つ■
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      し(_)      し(_)

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  (⌒\ / ̄\  +
   \ヽ( ´∀`)  カエセッテイッテンダロ  
    (m   ⌒\        +
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   ヘ丿 ∩Д` )         +
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188 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 08:00
             ,-'";;;;;;::`ヾ
             l;;r'"`'"``;;;l
            .,ゞ: ニ.. ..ニ .ソ 
              `l  .・・  i 
              ` .'~`/ 
           ,.-'"┌. .∨ `--y    ほんまにお願いします
          'ヽ.   l。     |    
         .l' y  l。  /   lヽ.   あのぉ、うまいラーメン作りたいんすよぉ
         ` i  .l。  /   | \
        /  l   l。     .l   ヽ うん言うてくれるまで絶対あかんのですわ
      i/、  ∧.  l。     i`,   `i、
   ,,..-''"i_,,,/ i-=========-∧,..~`-'、 もうほんとたのんますわ!
    i  l _,,.-'"       ,.-,', , / 
    _`、-'      ヽ  ノ ,.///ノ.く  
  .:::,.-'"      l `、..__..,'  `'`'`' .\
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189 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 08:39
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    /  l `ー-'ヽ.   l。      i -' `- ..ソ          ちょ、ちょ、ちょ、止めて下さい
   /   l  \l' y  l。  /   lヽ. '__ ./ `ヽ
  r'─-、 ̄`ー` i  .l。  /   | \-' ,   ,,\
 / `l  `l  /  l   l。     .l   ヽ    i  .ヽ     ちょ、神輿(みこし)やないねんから
 :==;i   i/、  ∧.  l。     i`,   `i ,,  /;  `、
 :三;_,,..-''"i_,,,/ i-=========-∧,..~`-'   /_,   `..、
.l    i  l _,,.-'"       ,.-,', , /   ,      i         ちょっとー
.L____`、-'      ヽ  ノ ,.///ノ.く   / \ ヽ  `l
 l:::::::::,.-'"      l `、..__..,'  `'`'`' .\/  ヾヽ / l
 l::::r'"        ,.       /.    \   ヽ   /
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190 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 08:40
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191 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 08:40
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                 |    佐野さーーーーん
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192 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 08:41
      ┌―――――― イッテヨシ――――――――┐
      ↓                          |
                    ∧_∧        ∧_∧
.     日本←----イッテヨシ--- (-@∀@) --同盟-- <ヽ`∀´> --喰→ ぞぬ
      ↑           / アサピー      _  ニダー
      |          /    .↑        /| ↑
      .マ        /      . |       /   ア
.      ン      敵        .敵     嘲     ク
       セ    対         対    笑     .禁
      l    /           .|    /        .?
      |  /             .↓ /           |
   ∧_∧             ∧_∧          .
   (* ・ー・) ―――注目―→.( ´∀`) ---神--→( ̄ー ̄)
   サンケー            2ch         ひろゆき
    ↑                .l
    近                .|
    親                .神
    憎                .|
    悪                .|
    ↓                .↓  
   ∧_∧           -(_//_)-(_//_)-
  ミ■∀■ミ             田代
   ヨミーリ

193 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 08:41
  / ̄ ̄ ̄ ̄\
 (  人____) ̄ ̄ ̄\
 |./  ー◎-◎-)(((((^))))))
 (6     (_ _) )_=_l
 | ∴ ノ  3\)[¬]-[¬]
  \______ノ  ̄、」 ̄l
  /´ ̄`    ノ\ (ー /
 (  \    /   \_/
 |\ ..\_⊥-―´ ̄ ミ ヽ
  |  .\      _,-―ヽ  |
   |    ` -―l ̄    /  /
    )        |   /  /
  /|      ,  {  /  ノ|
 | U|        |/  /  {
 ヽミ_\  ,_./,  /===コ
  |ニ_  ̄~ ////|_| {/⌒}
  }     ̄T ̄ .| `T´     |
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194 :名無し物書き@推敲中?:02/05/20 01:27
お、荒れとる(w

195 :名無し物書き@推敲中?:02/05/20 22:40
7月13日
今日やっと封筒を開け、中の手紙を読んだ。

やぁ、レン。君の体を借りていたよ。体の具合はどうだい。
生きてこの手紙を読んでくれれば幸いだ。
安心してくれ、君はもう何も心配することはない。
組織はもうない。壊滅させてやったよ。
それに俺たちは間もなく消える。もう二度と表に出てくることはない。
レン、君は自由だ。
感情を押し殺さず、自分に正直に生きてくれ。
でないとまたドールみたいな人格が現れるぞ。
いいかい、君を縛りつける物はもう何もない。思いのままに生きてくれ。
それが俺、ドール、PROXY、仕切りや、ショパン、アンジェ、ごん助佐衛門からの願いだ。
特にそれを一番に望んでいるのはドールなんだ。
だからドールのことは許してやってくれ。
たとえどんなに忌まわしいあいつの記憶が甦ったとしてもだ。
そういえばレンはごん助佐衛門のことは知らなかったよな。
老人の人格でな、これがまた面白い性格でな、物知りでスケベな奴で、
場の雰囲気を和ませるような、そんな芋掘り好きのじいさんなんだ。
レンにも会わせてやりたかったよ……。
最後にもうひとつ俺からお願いがある……。
……。
……やっぱりいい。もうじき俺は消えるんだし……。
それじゃ頼んだぞ。
自由に生きるんだ。
おまえならできる。
自分を信じるんだ。                
                            ミケランジェロ



196 :名無し物書き@推敲中?:02/05/20 23:06
そうだったのか。
こんな体にしたのはミケランジェロだったのか、あいつではなく……。
あいつが一番にそれを望んでいるだって?
それがどうしたってんだ、オレはあいつが憎い。憎くてたまらない。
あいつを許せだって?
許せるはずない。俺の中の憎しみは消えはない。
自由なんてほしくない。
俺がほしいのは真帆だけだ。


197 :名無し物書き@推敲中?:02/05/21 01:09
7月15日
今日となりの空きベッドに男の患者が運ばれてきた。
どこかで見覚えのある顔だ。
なにやらうなされている。
「ちょ、ちょ、たのんます」
声にも聞き覚えがある。
「ちょ、止めちょ、ちょっと?」
この声はたしか……。
「あかんてちょ、神輿やないねん、ちょ」
よく電話をかけてきた関西人だ。
「神輿、ちょ、神輿、……佐野さぁーーーーん」
ピィィィィィィィ
神輿?佐野?なんのことだろう。
結局、男の意識は戻ることはなかった。
男の手に、あの人形が握られていることに気づく。
人形は、またひとまわり縮んでいた。
そうか、この男がこの前見舞いに来たんだな。
そして人形を奪っていった。
一体この人形がなんだというのだ。
この人形にそれほどの意味があるというのか。
わからない。
ただひとついえる事は、この人形は呪われている、それだけ。
男が死んだのは人形の呪いに間違いない。
やはりこの人形は俺が持っていなくてはならないようだ。







198 :名無し物書き@推敲中?:02/05/21 01:52
7月16日
どうしてだろう。
人形の名前を考えている時だけ憎しみを忘れることができる。
人形がそばにいると安心する。
人形は俺に安らぎを与えてくれる。
本当に不思議な感じのする人形だ。
そういえば最近、あれほど悩まされた偏頭痛がひとつもない。
これも人形の力なのか。
不思議なものだ。



199 :名無し物書き@推敲中?:02/05/21 02:53
7月17日
人形の名前を考えている。
人形は穏やかな表情を浮かべている。
誰かに似ている。
そう、真帆だ。
どことなく面影が真帆に似ている。
もしや、この人形には真帆の魂が宿っているのでは……。
そうなんだろ?真帆。
人形は一瞬わずかに微笑んだ。
やっぱりそうなんだね。
もう二度と手放したりはしない。
大切にしてゆくよ。
もちろん人形の名前は真帆だ。
それでいいだろ?真帆。
今度は人形ははっきりと俺に微笑みかけてくれた。


200 :名無し物書き@推敲中?:02/05/22 01:34
7月21日
俺はようやっとベッドから出られるぐらいまで回復した。
そしてオレは病院内をうろうろ徘徊した。
もちろんその間も人形はかたときも離したりはしない。
もう誰にも呪いの犠牲にはさせたくないし、持っていると安らぐのだ。
いつしか俺の足は導かれるように旧館の方へ向かっていた。
そしてある部屋にたどり着いた。
そこにはピアノがあった。
まさかこんな病院内にピアノがあるなんて。
長いこと使われた形跡はなく、埃をかぶっていた。
こんな9本指で弾けるのだろうか……。
弾いてみようか、一瞬迷う。
おっと、もうすぐ夕飯の時間だ。
明日にするとしよう。


201 :名無し物書き@推敲中?:02/05/22 02:23
7月22日
昨晩はピアノのことを想い、弾きたくて弾きたくて興奮してしまい、あまり寝付けなかった。
今日、久しぶりに、5年ぶりぐらいだろうか、ピアノを弾いてみた。
もちろんショパンだ。
まずはためしに『別れの曲』。
激しさと優しさが同居する曲。
俺がこの曲を弾くたびにいつも、大河の流れをイメージする。
オレだけかな……。
9本指でもそれほど違和感なく弾くことができた。
右耳の鼓膜は破れてしまい、まだうまく音を聞き取ることができない。
それでも三週間前よりは回復してきているのがわかる。
三曲も弾いてるうちに、腕が疲れてきてしまった。
肩の傷も痛みだした。
今日はここまでにしておこう。



202 :名無し物書き@推敲中?:02/05/22 03:05
7月23日
今日もピアノを弾いた。
まずは昨日と同じく『別れの曲』。
消えていった俺の中の人格たちに捧げる。
次は『幻想即興曲』。
ショパンの曲の中で俺が一番好きな曲だ。
この曲には思い出がある。
俺がこの曲を練習していたのは、中学2年の春。
ちょうどそのころ、大好きな新体操部のあの子もこの曲でダンスの練習をしていた。
たまたま偶然同じ曲だったのか、それともあの子がこの曲を使っていたから俺も弾いたのか。
記憶があいまいで今となってはさだかではない……。

早速弾いてみたが、やはり難しい。
小指なしでは音が飛び、うまく弾けない。
なんとしてもこの曲は完全に弾けるようにしたい。


203 :名無し物書き@推敲中?:02/05/22 03:32
7月24日
今日、練習をしていると、ほとんど使われていない旧館にもかかわらず、
音を聞きつけた看護婦さんと患者さんが2人、俺のピアノを聞くために
わざわざ新館のほうからやってきてくれた。
なんかちょっと照れるな。
でもうれしいよ。
ありがとう。


204 :名無し物書き@推敲中?:02/05/22 03:53
7月27日
このところ毎日のようにピアノを弾いている。
しだいに人が集まって来てくれるようになった。
みんなが俺のことを褒めてくれる。
小指がないことに気づくと、よりいっそう褒めてくれる。
早く小指なしでも『幻想即興曲』を完全に弾けるようにしよう。

205 :名無し物書き@推敲中?:02/05/23 02:51
7月28日
最近、ピアノを弾くのが楽しくて仕方がない。
ピアノを弾いている時だけ、嫌な事を忘れることができる。
曲に静かに耳を傾けてくれる人がいて、曲が終わるたびに、
盛大ではないにしても湧き上がる拍手。そして笑顔。
俺は久しぶりに生きる喜びを感じている。
そう、初めてピアノを弾けるようになった時のようなあの感覚。
あのころの俺は、母の笑顔が見たくて曲を覚えていった。
またこの感覚を体験することができるなんて、オレは幸せだ。



206 :名無し物書き@推敲中?:02/05/23 06:02
ageてやるべ

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