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あなたの文章真面目に批評します

1 : :02/04/09 13:51
虎の穴に出すには気が引ける短文・作文。
スレ立てて連載するには気が引ける続き物。
それらに出来るだけ良心的に批評します。
批評の仕方の目標としては、辛口で始め後半褒めてがんばれでシメる。
皆で育てあうスレにしたいと思います。

2 :エアリアル:02/04/09 14:00
虎穴に掲載した短い話、読んでくれない?
「ハツカネズミへ、愛をこめて」
「ほんとうに必要なものは?」
「犬と昭和とわかいむすめ(仮)」ってやつだけど。

3 ::02/04/09 14:24
まず「犬と昭和と若い娘」。
いらない描写や台詞が多い。
出来上がった時点で何度も読み直すようにして、削りかたを勉強すればもっとずっとよくなると思います。

いつからか体調の悪い祖父は、それでも調子のいい時は揺り椅子に座って聞いてもいないラジオの野球中継
をBGMに店番と称して居眠りするのだが、ここ半月ほどはほとんど一日中、寝たきりである。

というくだりを例にあげます。リズムが悪い。
「いつからか」という表現は曖昧すぎます。
「体調」「調子」は言い換えとしてはにかよりすぎていてふさわしくありません。
「BGM」も、作品になじんでいません。
「半月ほど」が「ほとんど」の響きとかぶっています。

祖父は二年前から糖尿病をわずらっている。それでも具合のいい時は、揺り椅子に座りラジオの野球中継を
かけっぱなしのまま店番と称して居眠りするのだが、ここ半月はほとんど一日中寝たきりである。

作者さんの思惑があって入れた言葉も勝手に削ってしまったかもしれませんが。

印象を与えるという点では総合して成功しています。
細かい小手先の技術のことなので、練習すればすぐなおると思います。

4 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 14:30
ジョンじいさんを批評して。トラナノ

5 :1:02/04/09 14:37
「ジョンじいさん」
ですか? そういう題名のものは見つからなかったのですが…。

6 :1:02/04/09 14:48
「ほんとうに必要なものは?」の批評です。
 試験で「ほんとうに必要なものは?」という問題が答えられずに苦しみ、自問自答する思考を描写するとい
う構成はいいと思います。
 ただ、必要なものは愛、お金、・・・糞、どれもちがう! という独白になっていますが、もっと色々なものを挙
げてみればより深く、哲学的なものになったでしょう。そこで何を挙げるかは作者のセンスになってきますし、
そこでどんでん返しや回想をうまくはさみこめばツカミはOKです。
この小説もいらない表現が目につきます。

あたかも雑巾が汚水をしたたらせるがごとく、彼は答案用紙に書きつけた。

「あたかも〜ごとく」は気取りすぎです。
3でも言いましたが、もっと落ち着いてよく読み返し、書きたいことを熟成させてください。

7 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 15:29
で、1の作品は晒さないのか?

8 :1:02/04/09 15:39
>>7
晒してもいいのですが、今のところ批評する人間は私しかいませんので…。
批評するほうが小説を書くよりずっと簡単ですしね。あらさがしですから。

9 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 16:03
では、>>7>>1の作品を批評してみたらどうだ。

>>1以外の批評は禁止?

10 :1:02/04/09 16:05
>>9
いえいえ、私がいないこともあるでしょうし、誰かが批評してくれ! って書き込んだら何人かで批評して総合
したほうが被批評者も参考になるでしょう。
というわけで批評者カマン。

11 :文章講座:02/04/09 16:30
 車は山を登っている。道は狭い。しかしきれいにアスファルトで舗装されていた。

五月の日光が跳ね返ってひどくまぶしい。

「こんなにみかんの木があって、よく自分のみかん畑とよその畑が区別がつくよね」

 たま子は運転席でハンドルを握る叔父に話しかけた。何度もカーブを曲がったが、

まわりの景色には一向に変化はない。

防虫が終わったばかりらしい。葉が白く粉を噴いている。規則正しく植えられた木が

段々になって続いている。

 バス停がある。稲鳥里、魚谷。たま子はバス停の名で、今どこを走っているのか

確かめようと地図を見た。


(ワクワク文章クラブ・文章講座例文より一部引用)

12 :1:02/04/09 16:39
>>11
一部引用…って、あなたの作品ですか?
それなら批評できますが。

13 :批評しろ馬鹿:02/04/09 18:34
べろべろ
ぼくは一生懸命舐めています。
ボボンガ!

14 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 19:09
その昔、まだ伝説に近い時期に溯る。
広大な砂漠の中央に存在するパゴダという土地に、『エルガリ』という名の神が降り立った。


15 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 19:13
>>11の引用が悪文に見えたの俺は逝って良しですか?

16 :1:02/04/09 19:20
>>14
短すぎて批評不可能です。

17 : :02/04/09 22:12
保守アーゲ! ミアモーレ!

18 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 22:22
>>15

あれは有名な文章だよ。しかも添削後。
きみは落第だ。

19 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 00:26
>>18
そうなのか??
俺も落第かも

20 : :02/04/10 00:37
>>19
短すぎてまだ面白味を出すところまでいってないのは事実。気にすんな。

21 :エアリアル:02/04/10 00:47
>>1
うっ、なかなか辛口ね……でもアドバイスありがとう!
次回は言われたことを生かしてがんばりますので、またおねがいね!

それと、1さんの作品も読ませてほしいわ。
こんどはエアが批評する番よ!

22 :manami:02/04/10 10:17
>>11文章講座

添削後というのは、たぶんちがうでしょうね。
まず、描写がダメ。どんな車がどんな山を上っているのか
風景が見えてきません。みかん畑についても不十分です。
「きれい」「まぶしい」と自分感想を書くよりは、読み手に
そう思わせる書き方を心がけるべきでしょう。
色彩的要素の取り入れ方はまあまあでした。


23 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 10:23
トリップつけたほうが身のため。
二十二

24 :こんな奴→ ◆VIvX6i8o :02/04/10 14:11
フォローしとく。2ちゃんガイドから引用。

>★や◆のついてる名前はなに? △ ▽  ▲ ▼
>
>★はキャップ機能といって、本物にしかつかない証拠です。
>運営関係やボランティアさんなど、本物の証明が必要な人だけに発行してますです。
>ただ固定ハンドルを名乗っているだけではだめですよん。。。
>
>◆は一人でキャップ(トリップ)で、名前欄に「#好きな文字列」をいれるだけです。
>簡単に本人の証明ができるので、騙りがいる人などは使ってみてくださいです。

25 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 16:03
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020408174535
これ短いので批評してください

26 :manami ◆tA9nehDo :02/04/10 19:30
>>23,24


ありがとう
いまやってるね。。。

27 :manami ◆tA9nehDo :02/04/10 19:30
できた♪

28 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 20:01
それではお願いします。

 歌手の菊池章子さんが亡くなった。七十八歳だった。あのソウルフルな『星の流れに』
は、ずっと心に残しておきたいものだ。
 ヒットしたのは昭和二十二年だ。団塊の世代ではにとってはまさに母親に抱かれて聞い
た子守唄といっても良い。長じて小中学生になって『こんな女にだれがした』と何回も口
ずさんだものだ。歌詞の意味も分からずに・・・・・
 歌は新聞の投書がきかっけで世に出た(『敗北を抱きしめて』ジョン・ダウー著)という。
中国・満州(東北地方)から引き揚げてきた身寄りがなく、東京・上野駅の地下道に寝起き
し始めた二十一歳の女性の訴えだった。
 

29 :1:02/04/10 22:53
>>25
「ジョンじいさん」読ませていただきました。
良いところから。口語体のリズムがよく読みやすい。「〜〜のさ」や、「〜〜なっちまった」など、
現在ではあまり使われない言葉で、おとぎ話風の優しい雰囲気を表現できていていいと思い
ます。

少し物足りないのは「俺」の説明が足りなさ過ぎることです。
ジョンじいさんがメインなのは分かりますが、「俺」が現在何歳で、(おそらく)妻はどんな女性か
をもっと描けば、「俺」の中のジョンじいさんの位置がわかってより物語が深くなります。
あとはいらない表現を削ること。
最後の「全部消えちまったのさ」なんかは特にいりません。「じいさんも木も消えてしまった」のは
読者に伝わっています。それを説明しなおすのは野暮というものです。

30 :1:02/04/10 23:05
>>28
題名があるとありがたかったです。「菊地章子」さんと「その歌」についてでしょうか。
文が新聞にそのまま掲載されていてもいいくらい洗練されていて素敵です。気になるのは、本来
なら「…」なのが「・・・・・」になっているところです。だからどうというわけでもないのですが、一般
に物書きを目指す人たちの中では「…」を使うのが常識になっているようです。せっかく綺麗な文
なので、私みたいな人にケチをつけられないよう、気をつけてください。
 他は、題名が記されていないので、「歌は〜〜さんの訴えだった」といきなり歌の紹介をされて
も戸惑ってしまうことぐらいでしょうか。

>>21 エアリアルさん
 1の作品はやや長編なのでまたいずれ。スレが盛り上がってきたころにそっと掲載したいと思い
ます。自分があげあしばっかり取ってるから反応が怖くて仕方がないな…。

31 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 23:12
私も至って真面目にジョンじいさんを読みました。
(私も勝手に言うだけだよ。深刻にとらないでよ…)
>>25
私の読みだとリーザは娘。ジェシカが妻。
そういう関係が明示されないのはチョト問題かもね。
最後の一文をとれと言うのは暴挙。みんな消えたというのはジョンじいさんや木に象徴される語り手の子供時代が
過ぎ去ったことを示していて、キーフレーズだと思う。
しかしじいさんが消える所は一言で良いからエピソードが欲しかった。

32 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 23:16
あれ?なんでジョンじいさんは虎の方から行くと見つからないんだろう?
オレのPCがおかしいのか?

33 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 23:21
私も。虎穴の不具合かな。
ひょっとして「みんな消えた」ってそういうこと!?

34 :1:02/04/10 23:27
>>31
おお、私以外にも評価してくれる人がいてくれて嬉しいです。
「ジョンじいさん」の最後の一文は…。まあ、「青春も一緒に」という意味を付加するのであっても
私はあまり好きではありません。人それぞれですかね…。

>>32
私も虎から検索しても見つかりませんでした。

35 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 23:28
そんな仕掛けがあったのか!どうやったんだ、一体?

36 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 23:32
でも>>4で評価してくれっていってるから、やっぱり不具合なのか・・・?
いい雰囲気の作品なのに困ったもんだなあ。

37 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 23:48
>>34
客観的な批評なんてあり得ないし、私のはほとんど感想かも(w

で、>>28の「批評」
あくまで客観的な情報からはいる第一段落で、第三文が浮いてます。
菊池さんの情報を語る前に「あのソウルフルな〜」と言われても困惑。
どうみても最後に持ってくる文では?

虎穴不具合って報告するべきなのかな?

38 :名無し物書き@推敲中?:02/04/10 23:51
>>37
いちお、本スレで作った人むけに書いておけばいいと思うよ。
ではまかせたYO!

39 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 00:21
>>29

批評された作品の再批評ってのはアリ?

「俺」の説明よりも「じいさん」とのかかわりの描写が、もっと欲しい気がする。
今のままだと「じいさん」が、ただのからかいの対象というか憧憬の一部でしかない。
もっとドラマチックに「俺」にからんでくるエピソードが必要じゃなかろうか?
娘に思い出を語るくらいだから、妻とのなれそめに「じいさん」がもっと重要なかかわりを
持ってたほうがいいのではないか? 自分ならそうするが。

本文の最後の一行は、はきすてられたような口調で、後味を悪くしてると思う。
思い出したくないような嫌な思い出というわけでもないし、
ソフトな口調のほうが作品世界にあってるだろう。


40 :1:02/04/11 00:32
>>39
むしろどんどん再批評してください。
俺とじいさんのかかわりについてですが、じいさんが俺の生活に深く関わりを持つようなストーリー
はあまりいいとは思いません。「俺」が育っていく過程で、いつもじいさんは見守っていた…くらい
でいいと思います。
恋愛のなれそめになるようなポジティブなじいさんを描こうとするなら作風をおとぎ話風にするのは
やめたほうがいいですね。

41 :三木(東京):02/04/11 00:33
自分の人生もう終わり、と思う方は見ないで下さい!!
いやこれからだ、まだまだと思う方のみ、ご覧下さい!!
あなたの意欲を現実に展開していく方法論をお見せ致します!!

http://www.dream-express-web.com/mog.htm

42 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 00:45
空手着を着たおじさんが空手の練習をしていた。
僕たちはそのおじさんを横目でチラチラ見て、クスクス笑った。
すると、そのおじさんが猛スピードで突進してきた。
僕たちは急いで逃げたが、逃げ遅れたB君が捕まってしまった。
怖くなった僕らは皆全速力で家に帰った。

翌日、公園で空手家のおじさんと談笑するB君を見た。
よく見るとB君はなぜか坊主になっていた。


43 :1:02/04/11 00:57
>>42
「横目でチラチラ見て、クスクス笑った。 」
はいただけませんね。擬音語が多すぎます。
「そのおじさん」という言葉の二語目は「その」はいりません。
他にも細かい難点がいくつかあります。

44 : 練習:02/04/11 01:37
高宮五月は走っていた。
真夏の太陽に照らされながら、アスファルトの歩道を走り続ける。
今日は、五月にとって特別な日だった。
幼い頃から憧れていた刑事という職業。
五月が警察官になって早三年、とうとう本日四月四日付けを持って、南署捜査一課への配属辞令が下ったのだ。
五月は更に走り続けた。
期待と緊張を胸に秘め、輝く汗を額からほとばしらせながら、川沿いの土手を、歩道橋を、横断歩道を走り続ける。
目指す南署は、もう目の前だった。

45 :1:02/04/11 01:46
>>44
短く文を切って、緊張感を表現できているところがいいと思います。
「走り続ける」「走っていた」が多すぎるのが気になります。
8文の中に4個「走」が入っています。もっと別の表現に言い換えていうのもテクニックです。
駆け抜ける、とかね。

46 :39:02/04/11 01:47
>>40

1さんの意見は参考になるな。そこで聞くけども、

>恋愛のなれそめになるようなポジティブなじいさんを描こうとするなら作風をおとぎ話風にするのは
>やめたほうがいいですね。

「俺」は娘に昔語りをしてるわけだから、聞き手は娘。
一般的に女は、ロマンス好き、おとぎ話好き。
おとぎ話風にしてはいけないと断言できる根拠を詳しく知りたい。

1の批評をもとに、むしろ、聞き手を娘にふらずに
「俺」自身に語り聞かせるようにしたほうが良いというなら納得できる。
どうか?

47 :44:02/04/11 01:57
1さん、批評どうもありがとう。
これからの参考にしていきたいと思います。

48 :1:02/04/11 02:15
>>39
もっとじいさんを動くキャラにするにあたって、作風を変えたほうがいいかどうかということですが。
「ジョンじいさんはいつもここでああしてた」という表現が各所にあり、ジョンじいさんの昔の行動
は一種不動のものとして確立されています。それが動き回り、「俺」のために人肌ぬいで動いて
くれるようなストーリーになっていくのであれば、キャラクターも変わっていく必要があります。一気
に視点を昔へ戻し、現在進行形の形で描いて動きを引き立てるという手もあります。
対して、この作品は「いつもここで変わらず座ってたジョンじいさんはもういない。寂しいなぁ」とい
うテイストを元に、おとぎ話、淡いパステル調のイメージを作り上げています。じいさんが動けば
それが壊れてしまうわけです。と私は思うわけです。
あー、なんか、うまくいえません。困った。

あと、現実的なことをいうなら、「ほらごらん、あれが…」というような口調で話し掛ける娘は、まだ
年少である可能性が高い。もし恋愛話に興味を持つお年頃の娘であれば「ほらごらん」は必要
ないと思います。これはちょっと断定しすぎかな…。

なんか違う。スマソ。

俺自身に聞かせる案はいいと思います。「のさ」の喋り口調をやめれば可能性がひろがることも
あるでしょう。

49 :39:02/04/11 02:49
>>48

娘に対して、追憶を語るのではなく、
「じいさん」を対象として、当時の「俺」を振り返り、
消えてしまった憧憬を懐かしむ話、とするならば、
じいさんをロマンスにからめる必要はないだろう。

その場合、この作品のトーンは、
淡いパステル調ではなく、渋いセピア調ということになる。
すると、本文の最後の1行は「俺」の気持ちとして、悪くない気がする。

口調については、自分は気にならなかった。


50 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 15:56
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020313105129
もしかしてこれも「ジョンじいさん」と同じ状態かもしれない。
俺がスレに「読んで」って書いたらどこにもねーぞって厨房扱いされた。昔

51 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 16:38
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411220559
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411064301
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411110643
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411153805
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020409225928
最近のアエーマのショートってクズばかりだよな。

52 :名無し物書き@推敲中?:02/04/12 20:34
>>50
それ「Internal Server Error」でるよ。
送信失敗してるんじゃない?

53 : :02/04/14 01:36
age

54 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 03:28
良スレにつきage。
私の文章もよろしくです。


誤解とすれ違い。
世の恋人達の別れる理由なんてそんなものかもしれない。
健一はふと、考える。
もしも想いを正確に伝えられるならば、どんなに幸せなカップルが増えることか。
あの時の俺たちも。
物分りのいいふりをして、君を傷つけないように別れた。
少しでいいから、話し合えばよかった。
そうすればどれだけお互いが相手のことを大事に想っているか、分かったのに。
少しでいいから、歩み寄ればよかった。
そうすればどれだけお互いが相手のことを真剣に考えているか、分かったのに。
今となっては――もう遅い。
『まもなくドアが閉まります』
アナウンスにうながされるように健一は電車に乗り込む。
結局、君は見送りに来なかった。
それが一番いい選択肢だったのだろうか。
本当に、これでいいのだろうか。
そんな思いをよそに、電車は静かにプラットホームから滑りだしていった。

55 :プロ:02/04/14 03:29
古いなぁ。

56 :1:02/04/14 03:50
>>54
読ませていただきました。
文章の中で、際立っておかしいところはありませんが、短い文章の割りに独白が多すぎます。
これではライトノベルに分類されてしまうでしょう。
あと、次に何が起こるかすぐにわかってしまう。つまり「よくある話」です。よくある話を当たり前に
書いても魅力は生れません。

57 :1:02/04/14 03:53
>>55 プロさん
「根本的にわかってない」のは私でしょうか?
でしたらプロさんのご意見もお聞かせください。

58 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 04:56
>>54 は求心力のない文章だね。

59 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 08:46
>>54

感傷にひたりすぎです。
まだ自分のなかで思いが昇華しきっていない。
むしろ客観的に別れた女性側の思いを察する・分析
するほうがいいのかも。
それにしても話が陳腐すぎて読み手にいやがられる内容。

60 :旅する二人:02/04/14 08:59
 太陽が爆発し、輝く破片が無限の闇へと飛び散った。
そして静かな夜が僕らを暖めた。森と平野の敷かれた風景の中で、僕らは野営をしていた。
オリーブの樹の上で宇宙を眺めた。空の遥か奥から不思議な音が聞こえる。宇宙が呟いているんだろう。
「おーい、クレメンザ、ウィンナーが焼けたぞ」
ぱちぱち燻る焚き火の横から、テッシオが顔を浮かび上がらせて僕に言った。
「早く食べようぜ。僕もう腹ペコだよ」
「わかった、今行くよ」
僕は小さなオリーブの樹から降りた。ゆるゆると風が吹いて、僕らをさすった。
 焚き火の前に座り込み、熱く焼けたウィンナーをかじった。油がたれ、香ばしい湯気が立ち上った。
「最高の味だよ」
テッシオが言った。まったくだ。ぶどう酒を片手に、僕等はウィンナーを何本も頬張った。
旅はまだ続くんだ。この星空が消えて太陽が再生すれば、僕らはまた歩き出すだろう。


批評してくだせー

61 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 09:32
最初の1行とか、ところどころにあるんだけどちょっと過剰表現が多いかも。
もっと普通に自然体でいいと思うよ。肩肘張って色々作るよりそっちのほうがいっそわかりやすい。
だって見たらこれすごくなにげない風景じゃない?
こういう表現は普通のシーンではとっておいて、ここぞというときに使うのがいいと思うけどな。
ほかの皆さんどう思う?

『宇宙が呟いているんだろう』は好きだったよ。
なんかいい。

62 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 09:49
勝手に続編。「誤解」というテーマを掘り下げてみました


駅が遠ざかるにつれ窓ガラスが容赦の無い鏡に変る。
健一は気取られないように体の向きを変え車内を見渡した。
若者が多い。7人がけの客席に
各々が縄張りを意識しつつ陣取っている。
敢えて隙間に割り込む気力は今の健一には無かった。がそれよりも彼らを
眺めるうちに浮かんだ取り止めの無い思考が彼の疲労を忘れさせた。

 無心に携帯電話をいじる若者達。相手は恋人だろうか?
健一もかつて彼女と数々のメールをやりとりをした。ある時はそれで愛を確認しあったが、
また行き違いの原因になることも多かった
「どうして人間は思ったことを、ありのまま伝えられないのだろう。」
 皮肉な事だ。携帯電話機はいつでも、どんなに離れていても一字一句
同じ情報を伝えるのに。
機械のコミニュケーションには一切の誤解が無い。
いつでも間違うのは人間の方だ。
「じゃあいっそ人間も電話線で繋いでしまえば・・・」

携帯電話の恋。グロテスクな空想に、健一は我ながら苦笑した

誤解の無いコミニュケーションなど案外面白くないのかも知れない。
或いは、誤解こそが恋愛の本質なのかも知れない。
「だとしたら」健一は思った「一生苦しむ覚悟を決めなきゃならん訳だ。」

健一の悲愴な決意を乗せ、電車は力強く軋むのであった

63 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 09:50
>>55=59
うせろ。
他人を非難するしかできないんだろ?
所詮某スレ1のくせに。

64 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 10:41
>>54

一人称語りをしているのだから、「そんな思いをよそに」みたいな
描写は不要。もっと行間を読ませる工夫をすれば短くもできる。
それから、詩文においては繰り返しや韻を踏むことは効果的であったり
するが、この場合はしつこく不快な繰り返し表現が見られる。
最後に救いを残すため、未来への可能性のための別れであるとほのめかす
とか、あるいはもうすべてリセットしなければいけない関係だとか、
なんらかの提示をしてみせないと読んでて欲求不満になるよ。

作者は三人称で文章を書く練習をしてみてください。読者がどのように
感情移入していくか、それが客観的にわかるはずです。
このままでは「陶酔」とか「感傷」としてかたずけられるだけ。

65 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 12:23
ふざけんなよ。
なんで私の文章がそんなけなされなきゃいけないの?
もしかして、逆恨み?
だとしたら………許せねえ。

66 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 13:10
>>65

逆恨みって言葉の意味、わかってる?

67 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 13:56
つまり>54の文章を貶している人は、かつて>54に貶された者だ。

68 :54:02/04/14 13:58
>>55-59>>62>>64
どうもありがとうございました。
三人称の文章を書く練習をしないといけないようですね……。
これを糧にがんばりますです。

あ、それと>>65は騙りなので放置の方向で。
彼が普段使わない『私』という主語で書いてるから文体がめちゃくちゃですね。
『私』を使っておいて『許せねえ』で終わる文章を初めて見ました(藁

69 :54:02/04/14 14:14
>>55-59>>62>>64
ふざけんなよ。
私の素晴らしい文章が理解できないとは……。
嫉妬しないで素直に読めば私の才能を理解できるだろうね。

あ、それと>>68は騙りなので放置の方向で。
彼が普段使わない『私』という主語で書いてるから文体がめちゃくちゃですね。
『私』を使っておいて『藁』で終わる文章を初めて見ました(w


70 :54:02/04/14 14:20
……トリップつけても同じことになるんだろうなあ。
以後、私はここに書き込みませんので、54を見つけたら放置でお願いします。
お騒がせしました。

71 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 14:23
ここも馬鹿が大量発生してるな

72 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 14:36

今年の2月以降に製造された RX-2001 が、
たったの 9700 円!?↓
http://www.bidders.co.jp/user/1023585

買おうかな。

73 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:14
センデン ハ ヤメテ・・・

74 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:21
>>72

びんぼくさい宣伝は他でやれ。

75 :藤原真:02/04/14 15:29
http://home.att.ne.jp/sun/fujisin/benzen_001.htm
将来日本を代表する小説家になる予定のものです
よろしくおながいします

76 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:34
デムパ的詩。批評できるもんならやってみろってんだ。

床が抜ける。下にはまた床。スナック菓子を頬張りながら思うこと2時間。
『何時まで続くんだ・・・』

ふと昨日の彼女の一言を思い出す。
『だからぁ、何で玉葱なのよっ?!本来なら和英辞典の筈でしょ!』
ああ、こんな事なら蝿叩きなんかで無駄な労力費やすんじゃなかった。
靴紐が解ける。シャツのボタンが外れる。
遠くの人々の喧騒が近く聞こえる。
『何時まで続くんだ』
『747km/s』
『Wearning』

視界に何も映らない。全てが消えていく。消えていく。
やがて、黒い中に赤い表示がポツリと一つ。
『辞書よりやっぱり玉葱』
そうさそうだよそうだよな。やっぱり玉葱さ。
自分を見失う直前、僕はそう思った。

床に辿り着くにはまだまだ時間がかかりそうだ。

77 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:36
!と?が逆なのはわざとなのか?

78 :76:02/04/14 15:37
わざとでつ。

79 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:50
>>76
あなたは天才です。さようなら。

80 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:54
>>76
波長 C
カラー 3
波形 C
ループ B
三つの受信を確認しますが、所詮真性電波にはかないません。
汁物として凡人に生きて欲しい。

81 :1:02/04/14 17:26
>>60
「旅する二人」読ませていただきました。
ロマンチックな表現が好きです。森から宇宙を感じる、という構図も素敵ですが、一行目から
二行目へつながるものがありません。
宇宙→地球→森 くらいの構図なら納得できますが、 宇宙→森の夜 といきなり飛んでいま
す。少し違和感を感じます。
「焚き火の前に座り込み、熱く焼けたウィンナーをかじった。油がたれ、香ばしい湯気が立ち
上った。」
なんかは感じがよく出ていていいです。

>>62
「誤解」読みました。なんだかリレー小説みたいになってきましたね。
>>54のものより周囲の状況が描けていて分かりやすくなっています。
一行目の「容赦のない鏡」について描けば、健一がどういう人物か分かってもっと魅力的に
なったでしょう。
細かいところをいうと、「一生苦しむ覚悟を決めなきゃならん訳だ。」 の「。」はいりません。
かぎかっこの中に「。」はいれないのが小説作法だそうです。意識的に入れるようにしている
作家さんもいますが。

>>75
作品を指定していただきたい。

>>76
通して読むと一定のリズムがあり、読みやすいものになっています。
人工的な電波であり、天然の電波を演出しきれていません。
もっとデムパぶりを強調してください。例えば、「こんnnいは」等、意識的なキーの打ち間違い
も効果的です。

82 :65:02/04/14 17:28
僕の短文を批評してくれる人、批評してください

83 :グルメなひととき 藤原真:02/04/14 19:49
昼休みのベルが鳴る。今日は懐に余裕のある私は、無償にフランス料理が食べたくなった。
いろいろ駅の周辺を回るが、いい店はない。私が探索していると、看板が目に飛び込んできた。
フランス料理「ラ・ミューズ」小さな看板と共に、小さな字で書かれたランチメニューが出ている。
牛ヒレ肉の特性ソース和え、スープ、ライス、デザート付きで三千円である。
私はこの普通の一軒家を改造したような、小さな店に今流行のグルメ番組を連想させた。
店の玄関を開けると、中にはおよそシェフとはいい難い三人の中年女性が立っていた。
私服 に同じ黄色のエプロンを掛けていたが、およそフランス料理屋には見えない。
おまけに三人 ともスリッパを履いていた。
「いらっしゃいませ」
そう一人が囁くような声で言った。
私は靴を脱ぎ、奥の六畳ほどの和室に案内された。その上に赤い絨毯が敷いてあり、テーブ ルは座卓であった。
おまけに座布団の上に座らされ、これがフランス料理店かと自問した。
そのうえ、厨房には先ほどの三人が立っており、スダレ越しにその姿が見えた。
「何にいたしましょうか」
フランス語で書かれたメニューを見て、これは本場だと思った。
「ランチを御願いします」
「かしこまりました」
フロアレディならぬ、女給さんはコップに水を入れて差し出した。
厨房は目の先にあり、どんな料理が出るか内心楽しみであった。
「池田さん、肉がないわ。肉を買ってきて頂戴」
私はギクリと一瞬感じた。そう言えば店内は客一人の姿も見えない。
「前菜でございます」
スダレの奥では主人らしい女性がじっとこちらを観察していた。
出された前菜はスープ皿に 載せられたただのホウレン草のおひたしではないか。
おまけにおかかまで乗っかっている。
一口食べたら、やはりお浸しの味がした。
「ばれないかしら」
「大丈夫よ」
妙な会話が耳に飛び込んできた。その内、肉を焼く香ばしい香りが鼻を付いた。
美味しそう な香りだ。
「失礼いたします」
黄色のエプロンを掛けた女給はそう言うなり、さっさと皿を運んでいった。
そして、すぐに 別の女給がやってきた。
「本日のランチでございます」
そう言って、大きな皿に盛られた肉とライス、スープを持って来た。
人参のバター煮にクレソンが添えられている。
これぞ高級フランス料理である。そう思って 肉を口に運んだ。美味い。でもなぜかおかしい。
肉に脂身が多い。ヒレ肉には脂身などない のに、その内その肉がバラ肉のような気がしてきた。
おまけに特性ソースの味はエバラ焼肉 のたれではないか。
ライスもおかしい、冷めているのだ。
私はとっさに、ここのマスターがメニューを間違えた のではと思った。
怒る気持ちを押さえて、全部たいらげた。そしてすぐさま女給がやってきて、皿を持っていっ た。
その代わりにもう一人の女給がやってきた。
「デザートでございます」
私はデザートを見るなり、女給を睨みつけた。
デザートとは百円のカップアイスに木のしゃもじが添えられていた。
呆れた私はしゃもじでアイスをつついた。その間中、私は怒りと葛 藤をしていた。
すべて食べ終わり会計に向かった。
三千円を会計で支払い、私は店を飛び出た。
にきた私は、もう一度店の前に通りかかると店の看板は消え、静かな住宅街となっていた。
あの店は あの日以来、常に見つけてやろうと思うのだがいまだに、発見できないままである。                          完




84 :初めまして:02/04/14 20:45
お願いします。前、影絵人形劇団というところで働いていた時、日記のようなものを
書いているうちに、途中から架空の創作物になってしまったものです。作品として仕
上げる意思が無かったので、中途半端なところから始まっています……という前書き
を加えておきます。

昨日から、他の連中は公演に出かけてしまったので、今日は稽古場には僕一人だった。
あれだけ疎ましく思っていた連中の存在も、いなくなってみると、ちょっぴり寂しい。
僕は、孤立したくてしていたのかもしれない。そうすることでしか、自分の存在を確
認することが出来なかったのだ。彼らの中に身を置いていると、僕という存在が、水
に落とした角砂糖のように跡形もなく、溶けて消えてしまいそうで不安だった。稽古
場に、角砂糖だけが取り残されてしまった。
 孤立した一粒が完全に母体を離れると、孤立から独立へと様変わりする。万有引力
からの解放、宇宙空間を漂う。
 僕は人形操作の基礎稽古に取り掛かった。人形の二本足にそれぞれ一本づつ、アク
リル製の棒が添えられ、それを交差させることで足が前後する。テグスと呼ばれるプ
ラスチックの紐を指で引けば、頭や腕が動く仕組みになっている。人形の操作は、簡
単そうで、なかなか奥が深い。重心を常に中心に保っておかないと、すぐに変な方向
に傾いてしまうし、スクリーンの底辺に人形が立っているように見せるために、人形
遣いは常に、中腰の姿勢を保たなくてはならない。様々な注意を払いながら、スクリー
ン上に映る人形の影に集中力を傾ける。何と言っても、影絵の主役は「影」だ。影の
形、動きが全て。人形遣いは、言わば「影の影」に過ぎない。スクリーン上で影がド
ラマを演じる間、人形の足元に伸び続ける無用の影だ。光源の熱を背中に浴びながら、
僕は影に徹する。光源のライトは、影を生み出す命の灯火である。命の灯火とそれが
描き出す影のドラマの間で、中腰になっている僕という存在は、本当に中途半端で無
意味な存在だ。
「影の影」に個性などというものは存在しない。
影絵人形遣いという極めて特殊な職業は、実は本質的に、限りなく無個性なものなの
である。劇団の稽古場では、団員が寝泊りしている。活字中毒に侵されたねずみ男の
ような先輩の目には、まるでビー玉でできた人形の目のように、どこを見ているんだ
か、命の温かみを感じさせない不気味な印象がある。そこに存在しているが、同時に、
そこに存在していないということを目で物語っている。個性を放棄し、影に徹した男
の目だ。人形の稽古に専念しながら、そんなことを考えて、ふと我に返る。今、僕は
存在していただろうか。不安に襲われかけて、慌てて思い直す。いけない、いけない。
今はそんな下らないことを考えている場合じゃない。ほら、人形の影が傾いちゃった
じゃないか。しっかり重心を保たないと。人形の稽古に集中している間というのは、
ある種の心地良さがある。まぶたを閉じて、そのまま甘い睡魔の誘惑に身を委ねるよ
うな感覚。自分自身の全存在を、人形の影に委ねてしまう無責任な感覚……。




85 :初めまして:02/04/14 20:47
 ふと、スクリーンに人影が映った。僕の影じゃない。劇団の先輩が、こっそり僕の
稽古の様子を見に来たのかな。一人で稽古するのも好い加減、飽きてきたし、ちょっ
と話でも聞こうか。スクリーンの裏側に廻ってみるが、誰もいない。気のせいかな。
待てよ。光源は僕の背後にあったわけだから、スクリーンの裏に人がいたとしても、
影が映るはずが無い。スクリーンは白い布が天井から吊るしてあるだけの、稽古用の
薄汚いものだ。そこかしこに破れたあとがあり、影が出ないように透明のテープで修
復してある。スクリーンの汚れ染みが、ちょうど人の形に見えたのかもしれない。布
のたるみで出来た凹凸によるものかもしれない。僕も、稽古に集中しすぎて、気付か
ないうちに疲れが溜まっていたのかな。そんなことを考えつつ、スクリーンを振り返
ってみた。確かに、そこには人影が映っていた。スラッとしたロングヘアの女性。ス
クリーンの下から伸びる、赤い網目のストッキング。光源のある側、僕のいた側に、
人がいる。スクリーンの下から覗き込んでみた。冷たそうな目をした綺麗な女性が、
僕を見下ろして微笑みかけてきた。思わず、笑顔で会釈しながら彼女を見上げた。こ
こからだと、スカートの中が見えそうだ。慌てて目を伏せ、彼女のいる側に廻り込ん
だ。彼女は、女型の人形を手に持ち、そこに立っていた。
「いつからいた?」
冷たく微笑むばかりで、何も答えようとしない。
「……どこから入ってきたんですか?」
無言。
「きみ、誰?」
突然、彼女はスクリーンの前で中腰になり、人形を器用に動かしながら話し始めた。
短めのスカートが太ももまでズリ上がる。
「久しぶりじゃん!同窓会以来だね」
同窓会?僕は頭の記憶回路をショートするほどフル回転させ、様々な顔写真を彼女と
照らし合わせてみる。僕の記憶に彼女のような同窓生はいなかった。
「……ええと、ゴメン、誰だっけ」
彼女は答えようとせず、中腰のまま、人形を構えている。意識はスクリーンに映る人
形の影に集中しているようだ。僕が人形で答えるのを待っているらしい。なんだか、
一人だけ恥ずかしい思いをさせているようで、申し訳なくなってきたので、僕も人形
を構えて中腰になった。人形の影で、彼女の人形の影に話し掛けてみる。
「ゴメン、誰だっけ」
「チロリだよー、忘れちゃったの!?」
彼女の人形の影が答えてくる。
チロリ。彼女自身の名前であるはずが無い。僕の記憶の中に、そんな名前があるはず
も無い。人をおちょくっているのかな。とりあえず、話を合わせてみる。
「チロリかぁ、久しぶり!同窓会以来だっけ」
「嬉しい!覚えていてくれたんだぁ。チュッ」
彼女の人形の影が、僕の人形の影に重なった。彼女に目をやってみる。彼女は、依然、
人形の影に集中している。スカートの裾が更にずり上がっていることにもお構い無し
だ。
「相変わらず大胆だなぁ。人が見ていたらどうするんだよ」
「誰も人なんかいるわけ無いじゃん。チロリとチョー助二人っきりだもん」
彼女の人形の影が、周りを見渡すしぐさをする。こいつ、なかなか人形の操作が熟練
しているな。それにしても、チョー助というのは、僕の人形のことかな。
「そっかぁ、二人っきりかぁ」
「あ、今、チョー助、Hなこと考えたでしょう」
「……」


86 :初めまして:02/04/14 20:47
彼女に目をやってみる。彼女は、全く僕の存在を気にも止めていない様子で、スクリー
ンに意識を集中し続けている。僕はおちょくられているのだろうか。
「黙ってたって、目が訴えてるよ。やりたいんでしょ、あたしと」
こうなったら、ヤケクソだ。
「やりたいよ。やらせてよ、チロリ」
「うふふ、相変わらず、チョー助は正直ね」
なんだか、僕自身が興奮して来た。彼女に目をやる。相変わらず、彼女は影に集中し
ている。スカートはもう、腰までズリ上がり、スカートと呼ぶにはその役目をまるで
果たしていなかった。赤い二本の足が、冬みかんの網袋を連想させる。僕は人形を放
り出して、彼女の肩に手を掛けた……つもりだった。
 彼女の肩には感触がまるで無かった。いやむしろ、僕の手に、触角が無かったのか
もしれない。確かに彼女の肩に僕の手は掛かっているはずなのに、空気に触れている
ように、感触が存在しないのだ。疲れているのかな。彼女は僕の行動に全く関心を示
さず、抵抗する様子も無く、ひたすら影に集中しつづけている。なんだか馬鹿にされ
ているようで、腹が立ってきた。感触の無いまま、どうにか視覚だけを頼りに、彼女
の肩を掴んでその場に押し倒した。馬乗りになって、彼女のブラウスを引きちぎる。
まるで手応えが無い。ブラウスを引きちぎる感触も、オッパイをわしづかみにする感
触も。まるで、一人で空気と格闘しているような虚無感。彼女の目を見て、思わずぞっ
とした。ビー玉でできた人形の目。稽古場に住みつくねずみ男のような先輩の目。個
性を放棄して影に徹する人間の目……。その目で馬乗りになる僕を見上げ、口元に、
うっすらと冷たい微笑を浮かべた。僕は力なく、彼女の上から降りた。彼女は何事も
無かったかのように、オッパイをはだけ、冬みかんの網袋を晒したままの姿でスクリー
ンの前に戻り、再び、中腰になって人形を構えた。
「いいよ、やらせてあげる。あたし、チョー助のこと好きよ」
「……」
僕もスクリーンの前に戻り、チョー助を構えた。
「チロリ、僕もチロリのこと、好きだよ」
「チョー助」
「チロリ」
チョー助とチロリがスクリーンの上で重なった。
 彼女のほうに目をやってみた。彼女がいない。彼女の人形も無い。彼女の人形の影
だけが、スクリーンで淫らな動きを繰り返している。そういえば、僕は今、存在して
いるんだろうか。スクリーンの上では、確かに、チョー助がチロリの上に乗って腰を
上下させている。
僕は?
ま、いっか。
影絵人形劇では、影が主役なんだから。


87 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 21:00
>>83
ベンゼン中尉の館にあった

88 :1:02/04/14 21:23
>>83 読みました。
まず、次の行動が容易に予想できます。「肉を買ってきて」の時点で次に何が起きるかすぐに分
かってしまいました。あらすじも「失礼な店に行った」というだけで、ロマンを感じられません。
「変わったレストランに行く」というあらすじでしたら、筒井康隆に「薬菜飯店」という短編小説があり
ます。あれなんかは主人公が料理を食べるごとに爽快感を感じる話で、読者も感情移入して
快感を味わえます。
最後の「店はもう2度と見つからない」で摩訶不思議な感じを演出しようとしたのだと思いますが、
前半に幻滅しているので、今さらそういうロマンに乗ってくる読者はいないでしょう。
作者さんはどういう読後感を目指して書いたのでしょうか?
細かい点を指摘すると、
「小さな看板と共に、小さな字で書かれたランチメニューが出ている。 」は「小さな」が二度も出
てかぶっています。「細かい字」とか、言い回しはいくらでもあるでしょう。
「私はこの普通の一軒家を改造したような、小さな店に今流行のグルメ番組を連想させた。 」
も述語がおかしい。「連想した」をわざわざ「連想させた」にした意味がわかりません。

>>84-86
 読後に、不思議な印象を与えるという点で成功しています。チロリとチュー助のやりとりも
おとぎ話のようなのに、少し怖くていい感じです。細かいところが少しおかしい程度。
「孤立した一粒が完全に母体を離れると、孤立から独立へと様変わりする。万有引力
からの解放、宇宙空間を漂う。 」
は、全体から浮き上がっています。その前は「水と砂糖」に例えていたのに、いきなり「宇宙」に
例えが飛んでしまっていて違和感を感じます。
「活字中毒に侵されたねずみ男の ような先輩の目には、まるでビー玉でできた人形の目のよう
に、どこを見ているんだ か、命の温かみを感じさせない不気味な印象がある。」
一文の中に、少なくとも三つは比喩が入っています。少しくどい気がします。

89 :1:02/04/14 21:30
追記
>>86
「僕」の消え方にもう少し段階が欲しかった。例えば「人形の操り紐の感触が感じられない。僕
の指は? 腕は?」など。
あと、謎の女性についての説明も。

>>88
は酔ってるときに書いたので変だったらスマソ。

90 :初めまして:02/04/14 21:42
あんなに長い駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ご意見参考にさせていただきます。

91 :名無し物書き@推敲中?:02/04/15 18:08
僕は毎日を疑わない、そしてサラダを食べるんだ。
またたく通りは目も暮れず、僕の君だけが生きがいだ。
こんなところに行きついて(まったくここは墓場だな)
ひたすら僕は考える。僕は釣り人になりたいんだ。
君の膝をまくらにして、緑の丘で風と遊び、
悠々池を眺めるのさ。水面(みなも)に映るは君と僕、白く輝く二人だけ。

92 :パート2:02/04/15 18:12
勇気を出して僕は告げよう
君の頭に釣り針が

93 :名無し物書き@推敲中?:02/04/15 23:20
1さん、いますか

94 :名無し物書き@推敲中?:02/04/16 21:48
>>92勇気を出して僕は告げよう  君の頭に釣り針が


  勇気を出して僕は告げよう  君の頭に斧が





95 :1:02/04/17 00:46
>>91
読みました。情景描写とは別に、カッコで自分の思考を書くあたりに
宮沢賢治を感じました。小説というより詩に近い感じがします。
短くて批評は難しいですが、とりあえず「こんなところ」がどんなとこ
ろなのかフォローが欲しいところです。

>>92>>91の続きですか?

>>93
いますよ。

>>94
>>92の続きですか?

96 :名無し物書き@推敲中?:02/04/17 02:06
 その日はとても寝苦しい夜だった。
寝ようと思っても頭が過剰に覚醒していた。
このまま、ベッドに横になっていても仕方ないと思い、夜の公園に足を運んだ。
さすがにこの時間は何の明かりもなく、静寂が夜を支配していた。
それは世界に僕一人しか存在していない、そんな錯覚を感じさせた。
 僕は簡単な格好で家を出てきたから、極力人に逢わないように気を配っていたが
その必要は無かったようだ。公園に着くと、僕はベンチに座り込み煙草に火をつけた。
端が光り輝いていて綺麗だった。暫時、月を眺めながら物思いに耽っていた。
 不意に僕は人の気配を感じた。こんな時間に人がいるはずが無い。だが、確かにいる。
僕は周囲の暗闇を凝視した。その目が止まった。 公園の入り口に女性の姿があった。
僕は不気味に感じて逃げ出したくなった。でも、硬直したまま微動だに出来なかった。
彼女は僕の居る場所に向かって歩いてきた。月の光に照らされたその顔は白く美しかった。
彼女は夢遊病患者の様に僕の横に座った。僕は気まずくなって、話し掛けてみた。
 「こんな遅くにどうしました?」
蒼白な顔が少し微笑んだ。
 「ちょっと夜風に当たりたくて」
僕は閉口した。何も言わず、ただ月を見上げていた。
 横目で彼女の方を一瞥すると、その姿はもうどこにも無かった。
 煙草は相変わらず端を燃やし光り輝いていた、月の隠れた闇の中


97 :名無し物書き@推敲中?:02/04/17 02:07
 蒸せかえるような酷暑のある日、俺は昔誓った復讐を実行に移すことにした。
あの背の低い、むかむかする顔つき、まさにジキル博士とハイド氏に出てくるハイドだった。
俺は高校時代奴を殺したくて仕方が無かった。奴は醜い顔のくせに態度がでかく、誰に対しても
生意気だった。俺は奴を殺す方法を考えに考え抜いてきた。
 住所を調べ、俺はアイツの家の前に立った。それからしばらく、熱い中
俺はやつが家から出てくるところを待った。
 アイツは相変わらずふざけた面でのこのこと出てきやがった。俺は奴を尾行した。
ボロ雑巾のようにざくざくにしてやる。俺はポケットにしまったナイフを握り締め歯を噛み締めた。
奴はどこにいくのだろう・・ しばらく路地を歩いていく。近所の店にでも行くのだろうか?
あー 早くやってしまいたい。俺は焦りから苛立っていた。人通りの少ない場所で殺さなければ・・ 
 俺は適当な所で奴に襲いかかった。悲鳴をあげそうになるところを一発ドスッと胸に深深とナイフを刺しこんだ。
それから俺は半狂乱に奴にナイフを振り下ろしていた。
 気がつけば血だまりの中 俺は呆然と立ちすくんでいた。
はぁっ はぁっ 息を切らせながら、死体を見下ろした。それはもうただの血を詰めた袋のようになっていた。
カラン 俺はナイフをその場に落とし、周りを見回した。幸運な事に人はいなかった。
 そこに 人影が視界をかすめた。 のそっと電柱の影から人が顔を出した。
俺は心臓の高鳴りを押さえきれず、じりじりと後ずさりをした。目の先にはニタリと薄笑いを浮かべた青年。
とうの昔に忘却されていた小学生時代の虐められっ子が立っていた。
 彼は笑いながらゆっくり近づき 血と土まみれのナイフを拾い上げ 俺の頭めがけて・・・



98 :KIZ-C:02/04/17 03:51
http://kobe.cool.ne.jp/babies/noise-m2.html

面白いスレだな。1さん、批評したげてオレの小説。
短編。長そうに見えるけどすぐ読めるはず。
他の人も読んだげて。

99 : ◆tA9nehDo :02/04/17 14:12
>>84はじめましてさん

・「孤立した一粒が完全に母体を離れると、孤立から独立へと様変わりする。万有引力
からの解放、宇宙空間を漂う。」

→宇宙空間を独占する。(「漂う」たよりなさよりは、もっとはっきりした意思感をだしてみる)

・「活字中毒に侵されたねずみ男のような先輩の目には、まるでビー玉でできた人形の
目のように、どこを見ているんだか、命の温かみを感じさせない不気味な印象がある。」

→「先輩の目には」は「先輩の目は」のほうがよいと思う。
  このあたりは「没個性」をめざす感じがよくでている。

・「人形の稽古に集中している間というのは、ある種の心地良さがある。まぶたを閉じて、
そのまま甘い睡魔の誘惑に身を委ねるような感覚。自分自身の全存在を、人形の影に
委ねてしまう無責任な感覚……。 」

→ 一種のトランス状態の表現を、もう少しくふうしてみるとよいと思う。
  「〜な感覚」を繰り返さずに、なにか別の言葉で。


100 : ◆tA9nehDo :02/04/17 14:27
>>85

これはとてもよかった。



101 : ◆tA9nehDo :02/04/17 14:32
>86

(まちがって↑でsageてしまった。ごめんなさい)
あらためて全部通して読みました。
とてもいい感じで面白かった。
気になるところがあったのは最初のあたりのちょこっとだけ。◎

102 :名無し物書き@推敲中?:02/04/17 17:48
最初の数行だけなんですけど、よろしくお願いします。

 その日の空は梅雨時には珍しく、青く澄み渡っていた。頬を撫で
る風にもこの時期特有の湿った気配などはほとんど感じられない。
普段は押し付けがましい太陽も、今日に限っては分別を弁えている
かのように柔らかな陽光を僕達に注いでいた。
「なんか……懐かしいね」
 僕の隣に立っている彼女、加護あいりが不意にそう呟いた。周囲
の風景に意識を飛ばしていた僕は一瞬反応が遅れたものの、「そう
だね」とすぐに言葉を返す。そして、それから――本当は順序が逆
なんだろうけれど――彼女の言った科白についてじっくりと考えた。
 たしかにここは、彼女だけでなく僕にとっても思い出溢れる場所
だった。なんせ幼少期における6年間という、とても貴重な時間を
過ごしたところなのだからそれも当然のことだろう。その証拠に、
辺りの景色を眺めているだけで、いや、ここにいるだけで小学校時
代の自分が昔の記憶とともに頭の中で動き出すのだ。

103 :名無し物書き@推敲中?:02/04/17 18:50
おまえらは偉いよ。
ちゃんと自分なりに仕事や勉強を頑張って生計をたて、将来に備える。
趣味をもち、休暇を楽しみ、経験を積み重ねていく。
そして社会における責任の重さに耐え得る器を形成し、命を育むことすら
できることだろう。
その一方で、俺はいまだに自己の内面世界の王で在り続けている。
長すぎる時間をかけて打建てられた異形の城の主。
この地位を手放さなければ、誰もが俺を置き去りにしていってしまうだろう。
髪が伸びるのを、傷が癒えるのを、人の死を感じろ。
赤い絨毯の上を歩くな、歪んだ王冠をはずせ、固く閉ざされたドアを開けろ。
螺旋階段から飛び下りるんだ。そして真直ぐ進み続けさえすれば、もしかしたら
穏やかな風の吹く場所に、辿り着けるかもしれない。







104 :夢宮 暦:02/04/17 19:27
批評してもらえますか? お願いします!! 他の方、誰でも結構ですので。2002年4月2日

http://www.simplelife.to/DIARY2/nikki.cgi?id=2717n2
↑です。辛口で構いません。思ったコトを聞かせてください。

105 :初めまして:02/04/17 21:54
>>夢宮 暦さん。

構成として、始めにゲームのリセットを暗示し、次に交通事故の場面、そして母親と
会話がかみ合わないという段落まで来た時点で、オチが完全に読めてしまいまし
た。
金髪の少年が誰なのかも、もう少し意味付けが欲しい気がしました。例えば、ゲーム
の中の主人公が自分を操作し、自分の人生を勝手にリセットしていたという風にこじ
つけてみるのはどうかしら、と勝手にアイデア練ってみたりみなかったり。せっかく
「リセット」をテーマにするなら、話はあくまでも現実ではないフィクションの世界
なのだから、いっそ、リセットしまくってみるってのはどうでしょう。
自分が金髪少年にリセットされまくって、同じことを延々、繰り返してみたり。


106 :98:02/04/17 23:01
>>103
そういう文章、嫌いじゃないよ。詩だね。
幻想系いいじゃん。アレイスター・クロウリーとか図書館で借りて読んで
もっと深みで広げたら黒魔術系の幻想文学好きとリンクすると思うな。

107 ::02/04/18 00:04
ちょっとこない間に溜まってしまいました。

>>96
読みました。一見きちんとした文章かな、と思いましたが、読み返しましたか?
変換の間違いや無駄に難解な言葉、変な視点の文章が目に付いて読みにくく
なっています。
ストーリーにもひねりがなく、ストレートすぎます。このあらすじでしたら
詩の形式のほうがふさわしかったかもしれません。
とはいえ文章に力があります。めんどうくさがらずに練ることを覚えたらす
ばらしい書き手になる可能性はあります。

>>97
>>96と同じ人でしょうか? やはりストーリーが単純すぎたり、説明が大雑把
すぎるきらいがあります。例えば「奴」についてのエピソードを盛り込み、自分
のコンプレックスについても書けば深い話になったでしょう。

>>98
はじめまして。そのページに行ってみたのですが、どの文章があなたのものか
わかりません。指定してくださるとありがたい。

>>102
出だしですね。文章におかしな点はありません。
周囲の情景→女の子のセリフ→回想
の流れもスマートだと思います。長編のようなのでそれ以外のことまで詳しく
わかりませんが、文が丁寧なのでストーリーが素晴らしいものなら大作になる
可能性もあります。
少し一文が長すぎる気もしますが…まあ、人の好みでしょう。

>>103
後半の比喩や、最後の一文で表す希望など、上手な構成ですね。詩的です。
文体は異なりますがヘッセを思い出しました。

>>104
読ませていただきました。
まず、文章がライトノベルじみています。体言止めや「…」、無駄な改行が多い。
純文学が好きな人はそれだけで読むのをやめてしまうでしょう。
テーマも陳腐とまではいきませんが、先の読める、自己憐憫が感じられるもの
です。悲哀ばかりではなく、希望や恋愛を書いた上で主人公を死なせてしまうなど
の工夫が欲しかったです。

108 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 00:33
>>107
純文好きをターゲットにしているなら、
104のものは、文体云々ではない段階で文句が出るだろう。
あのままでいいでしょう。
全員に理解を求めるのは無謀。分相応というヤツがあるのです。

109 :102:02/04/18 00:48
≫1さん
感想ありがとうございました。
長編の出だしっぽく見えますが、実は短いです。用紙換算十枚って
ところでしょうか。ストーリーは陳腐なんでダメダメですね。

110 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 03:17
「だって君、高校生だろう?」
その言葉に茜はグサリときてしまった。
それは茜にとっての大きなコンプレックスだった。
高校生―今年で二十二になるにも関わらず、今まで何度そう言われてきたことか…。
子供の頃から体を動かすことが大好きだった茜の定番スタイルはジーパンにТシャツ姿だった。
その習性が今日まで続いてきているのだが、百五十四cm弱の小柄な体格と童顔にショートヘアー、
更には小ぶりな胸も相まって、高校卒業以後もずっと、高校生と間違われるようになってしまった。
そして、今日もこの有様…
私はもう高校生じゃない!
そう叫びたいのを堪えて、茜は努めて冷静に説明した。
「ごめんなさい、私こう見えても二十二なの。つまりあなたの先輩」
「え?」
途端に青年の目が点になった。と同時に、青年は慌てて姿勢を正した。
「す、すみませんでした。見かけでつい高校生だと思っちゃって…」
心とは裏腹に、茜は一応先輩らしく応じた。
「そんなに気にしなくていいわよ。あなたの名前は?」
「桂木光一です。本当に申し訳ありませんでした」
「いいのよ、別に」
「いえ、二十過ぎの女性を高校生だなんて失礼過ぎます。何と言っていいのか…」
何度もひたすらに謝られ、茜は何だかこの光一という青年が憎めなくなってしまった。
「そんなに悪かった思うんだったら…」
茜は悪戯っぽく言った。
「正門前の喫茶店で一杯お付き合い願えるかしら?」
「ぼ、僕と?」
光一は目をきょろきょろさせ、どぎまぎしながら聞き返した。
茜はクスリと笑った。
「そ、あなたの新入祝い。もちろん私のおごりよ」

111 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 04:05
<「ピアノ室の出来事」>

「さ。こっちへいらっしゃい。」
僕は言われるままに先生の方に向かった。
ピアノを習いにきてから1年。中学生になった僕は
毎週のように先生としている。
24歳の先生は、その持て余している豊満な肉体を僕に
ぶつけているようだった。

ジッパーをおろすと、おもむろに僕のアソコを口に含んだ。
「あ・・」
はげしく嘗め回しながら僕を見る。
僕は我慢できなくてすぐに出してしまう。
ひとしきり僕の精子を飲み込むと、先生は服を全部脱いだ。
僕は眼がくらくらした。
「さあ、好きにしていいのよ」



112 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 04:15
>>111
大変臭う文章です。他の板に需要があるかもしれません。

特に「はげしく嘗め回しながら僕を見る。」 はバカっぷりが出ていて
たいへんよろしい。−44点

113 :98:02/04/18 04:23
>どの文章があなたのものか
というのはどういう意味?? W-E名義の小説なのにこちらの手違いで
KIZ-C名義(2ch用ハンドル)で書き込みしたのがまずかったのなら、
ごめんなさい。まじで。

そういう意味でないとしたら、>>98にリンク貼った小説内で
オレ自身の文章を探しだせということ??
(分かりにくいかもだけどページ一番下で述べてます。が、
 そんなことはどうでもいいと思う。かなり)

後者の意味だとすると1さんはデータベース的読みの欠落があるという
ことになるので、前者の意味だったらいいなと思いたいです、というのも
ほんと、いいスレだと思うから(この板にしては珍しく建設的というか)。
でもひとまずページ見にいってくれてありがとう。


114 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 04:43
>>113
リンク先って掲示板か?

115 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 09:07
あ、私もいいですか?

 のこぎりの音ってものすごく痛そうだと思わないか?
 俺は昔からそう思っていた。
 家の柱の修理やなんかで親父があれを持ち出してくる。日の光の下で輝くあのぴかぴかぎざぎざした刃を見て、五つかそこらの俺は肝の芯まですくみ上がる。
 かくして俺は修理が終わるまで、部屋にひっこみ毛布をかぶり、あのいやぁな音から耳をふさいでその日一日過ごす。
 それでも壁越しに聞こえてくるあの『ぎぃこぎぃこ』は、聞いてるだけでこっちの骨まで切れてしまいそうで、『ごとん!』と一本切り終えた音がするたびに、ベッドの中で俺は大きく震えたものだ。
 で、そののこぎりで今度は本当に骨まで切るという。
 しかも腕。腕である。もういっそ潔く肩口からばっさり、である。
 一応覚悟はしていたとはいえ、実際そう言い渡されるといやはや、やっぱり勘弁というかオソロシイというか、正味十六年付き合った自分の腕が、日曜大工の木材みたいにぎぃこぎぃこやられるとなると、まったくもってぞっとしやがらない。
「これを飲んで下さい。痛みが少し治まります」
 渡された液体は俺が嫌いな緑色をしていた。
 ドロッとしている。鼻をつく刺激臭こそないが、妹のままごとにつきあわされて作った雑草ジュースの臭いがした。
 見かけからして好みじゃない。じゃあ味は意外にいけるかというとそれに輪をかけて好みじゃない。
 雑草ジュースの苦みこそ人工の味つけで消してあったが、その味というのがまた変に甘い。
 もとの苦みとの相殺具合が、そりゃぁもう吐き気がするほどに嫌な後味をつくりだしていた。
 糖分加えりゃ飲みやすくなるってもんでもないのに。
 そう思いつつも痛いのは嫌なのでとりあえず全部飲み干した。
 しばらくすると指の先から痺れたように動かなくなってきて、叩いてもつねってもちっとも痛みを感じなくなる。
 その部分だけ何か別のものに乗っ取られたようでなんともいえず気持ちが悪い。

116 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 15:47
正直、たけし怪獣〜がいる理由がわからん。
それも昼間スレが這い上がってくる。ぷーのしわざか?

117 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 18:25
なんかガツンって文章くれよ。
似たようなの続いてて面白くねえよ。


118 :番長 ◆Hwwwva1A :02/04/18 20:23
つまんないメロディが流れることより厄介で天の邪鬼な私
味気のない話を続けたら喉が乾いたけど、一匙の白い粒はいらないわ
窓の外には可愛らしい春がいるのに、あなたはテーブルの隅で下を向いている
「ここまで来るのにはまだ離れてるから」
そう言って私はあなたの頭越しに涙を見た


119 :番長 ◆Hwwwva1A :02/04/18 20:24
詩板の方が良かったかも…逝ってきます鬱

120 :名無し物書き@推敲中?:02/04/18 21:05
>>117
>>103
>>111

121 :プロ(55ともいう):02/04/19 03:36
ずっと忙しくて返事書き込むの忘れとった(誰もまっとらんか)。
根本的に〜(ちゃんと見つけてくれた1さん素敵)云々は、1さんに対してではないよ。
やっぱ、こういうスレを作ってくれたのに「そんなんでいいのか?」的な投稿者に対してのもの。
物語を書く(書ける)ということは、それだけで才能があるんだと思うよ(あくまで世間一般で言うことね)。
でもさ、人目に晒すんだから、もうちょっとさぁ…。
自己満足だけでいいのかなぁ?
やっぱり批評しますっていう場所に載せるんだから、それなりのことは考えているんだと思うし、
そうじゃなきゃ「ねぇ、どうして?」って違う意味で興味が湧くし…。
ここ、けっこいう期待して見てる作家&編集者さんは多いよ(相手にしてない様にしてるけど)。

       ね…、

         だから…、

一行でいいから、手垢のついてない光り輝く文章を晒して欲しい…。
その一行を晒すために、我々は日々、藻掻き苦しんでいるのだから…。
(言い訳になるけど、いま酔ってます。だから、こんな駄文を晒すオイラを許してちょ!)

あっ、そうそう。
1さん。
貴方もホントはプロなんじゃないの?
とういうわけで、みんなガンバ!(←死語)
もう書き込んだりしないから。でも、期待して見てるよ。じゃぁ…ね


122 :98=113:02/04/19 08:50
>>114
ああ。おかげさまで質問の意図がわかった。
正直、ショックだ。
たぶん1さんが聞きたかったのと114さんの質問は同じなんだろう。
衝撃的というか、ものすごく勉強になった。。

123 :名無し物書き@推敲中?:02/04/19 16:51
>>121
プ

124 :117:02/04/19 16:54
>>122
全然ガツンとこないYO!!

125 :117:02/04/19 16:55
ゴメソ
122→120

126 ::02/04/19 18:11
>>110
読ませていただきました。
全体的に軽めで読みやすく、しかも軽さゆえの下品さがありません。そこがいい
です。ずっと読み続けることができます。
細かい点を挙げると、
「何度もひたすらに謝られ、茜は何だかこの光一という青年が憎めなくなって
しまった。」
のくだりの受け身の形がおかしい気がします。
「何度もひたすらに謝る青年を憎めなくなって、あかねは…」
としたほうがいいでしょうか。

>>111
官能小説にしては表現があっさりしすぎています。これは致命的な欠陥です。
官能小説は五感に訴え、読者を興奮させるのが全てなのにそれを割愛しては
いけません。
フランス書院↓を読んで勉強してきてください。
http://www2.france.co.jp/france/kensaku.asp

>>98
すいません。勘違いしていました。あのページ全てがあなたの作品なんですね。
てっきりあれは掲示板で、その中にあなたが書き込んだものがあるんだと思っ
ていました。
評価に入ります。
まず、あの電波文章の羅列では読む気がしない。飛ばし読みをする人がほとんど
でしょう。《》の中には確かにストーリーがあるのですが、他の電波文章と区別
がつかない。したがって小説の本文まで飛ばし読みしてしまいます。
この小説の中では二つの世界、つまり主人公のいる世界と、2ちゃんという虚構
の世界がありますが、主人公のいる世界もSFでできているので非常に書き分け(
区別)が難しいようです。
まずそれを何とかしないと小説としてなりたちません。
あと、2ちゃんねるの一部はあんな雰囲気もありますが、一部の電波をデフォル
メしすぎています。

>>115
「俺」の語り口が軽快で、読みやすい文章です。読みやすいということは大きな
魅力です。
のこぎりの音が嫌いだった→俺の腕を切る
の流れもいい。続きが読みたいです。
言葉づかいがところどころおかしいですが。「かくして俺は〜」はちょっとちが
うと思うのですが。

>>118
一文一文の中の単語が支離滅裂で、私には評価できません。
おそらくこの文章中に登場する物同士の関係は、作者さんしかわかっていないで
しょう。詩にしたって他人に共感できるように書くというのは大切なことです
よ。

>>55
私はただの小説好きの高校生で、工業系の学校へいっているから国語の授業もう
んと少ない。プロではありません。
ここは稚拙な文章を責めるスレではありません。プロさんもプロと名乗るなら
もっと一目でプロと分かるような説得力のある文章で煽ってください。
ネタとしか思えません。

127 :名無し物書き@推敲中?:02/04/19 18:44
>>121=55
マジレスするが、どうしてここに晒せると言うのか?
俺はたった一行を書きたいが為に物語を書くこともある。
それをここに書けと言うのか?
それなら、貴方が先に晒すのが礼儀ではないだろうか。
もし本当にプロだというのなら、余りに無責任すぎる。

128 :98:02/04/19 23:17
やっと批評してくれた。長かった。批判ばっかだけど建設的な批判なので
嬉しい。ありがとう。

「長そうに見えるけどすぐ読める」と98で述べたように「飛ばし読み」
と、
「融合(書き分けされていない)」にはこだわっています。

2ch文引用を壊し、文字化けを紛れこませているのは、飛ばし読みを強制
させるためです。そのとき、《》内の文も飛ばし読みされるかどうかが
重要です。《》内にストーリーが一応あるのは、作品を詩から遠ざけるため
です。ストーリーの存在理由はこの小説の場合それだけなので、とくに念入り
に読まれる必要はないし、逆に念入りに読まれすぎると「融合」が解け、
「《》内だけで独立した方がよくない?」と思われてしまいます。

基本的に創作文は、詩・散文詩か、小説か、架空の散文か、
のいずれかだと思っています(架空の散文っていうのは思うに
存在しないレコードをレコ評しただけの文章、とかを指します)。
小説という構造の、最小要素に興味があります。

「まずそれを何とかしないと小説としてなりたちません。」と1さんは
述べましたが、ボクは「なにを持ってして“小説”としているのか」に対する
懐疑心と「見たことのない小説が見たい」欲求に忠実なんです。
その間で制作しました。
2chを素材に使ったのは、以上の理論による小説が固いものにならず、
以上の理論よりも見かけの面白さに注意が向くようにしたかったからです。

必ずしも成功したとは思ってないし、1つのケースにすぎないと思います。
1さんの感想を聞くと、融合の方法を誤ったのかもと思いました。
ただ、純粋にこういうの面白いと思うんだけどなぁ(泣)

http://kobe.cool.ne.jp/babies/noise-s2.html
参考のためにもう一個だけ批評してみて(上のリンク先ページのみ)。
こっちはわりと普通の短編。1さんの批評は芯があって面白いので。

129 ::02/04/20 00:28
>>128
さっきのは私の言い方が悪かった。
他人に読ませることができない、と言ったほうがよかったようです。
あなたの小説はあなたが考えているより読みにくいものです。例えばこの板で紹
介しても、私のように小説でなく掲示板だと認識してしまった人がいました。
勘違いする側に読解力がないからだ、と言ってしまえばそれだけですが、世の中
他人の、それも素人の文章の被注目度は本当に低い。読ませるには魅力が必要
です。
失礼ですがあなたの小説よりも、ここのあなたでのカキコの方が読みやすく、魅
力があります。構成云々(つまり小説としての最低要素)を何とかするよりも先
に「読ませる」文章を考えてほしい。人によって「読ませる」魅力はわかりやす
さだったり、喋り言葉の文体だったりします。
修行中の身の間はさまざまな文体、趣向を凝らしてみるのはいいと思います。
電波文体もその中の一つです。
「見たことのない小説を」という目標は偉大です。がんばってください。

今、時間がないので新しいものの批評はまた今度ということで…。すみません。

130 ::02/04/20 00:36
>>129
ここのあなたで→ここでのあなたの
人の文章けなしといて自分はこのざま。鬱死。

131 : ◆tA9nehDo :02/04/20 00:44
えっと、どこか探せなくなったのですがノコギリのこと書いてた人のが
とてもよかったんだけど。。。
ま、いっか。


132 :名無し物書き@推敲中?:02/04/20 00:55
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/91423/diary.html

133 :128:02/04/20 06:35
>129
122で「勉強になった」と言ったのはまさにそれです。
(再認識←129の指摘は嬉しいです。念のため)

制作姿勢上、分かりやすさとどこまで手を結ぶかは悩みどころです。
単純な小説を「読む」ことに飽きた者による「読むための戦い」なので。
「他人と接続すること」と「自分が求めるもの」の接点を
どこに位置づけるか、というのは作品ごとに変え、実験したいと思います。
馴れあわないためにも、次の批評で、また。


134 :115:02/04/20 06:52
ああ……『かくして』は間違ってたんですか。
広辞苑でひいたら『こうして、このようにして』みたいなことが出てました。
過去の思い出にこれ使っちゃいけないんですねぇ。
これを学べたというだけでもすごく肥やしになった。1さんそしてこのスレに感謝。
文章作法に気をつけて精進してみます。


……のこぎりのこと云々は、もしかして私か?
そう思い少しだけ嬉しかったり。

135 :お願いします:02/04/20 12:00
その扉にはノブがない。

人の侵入を阻む仕掛けは、何代も前の彼の血筋の者が施したのだと言われている。
来るべき時、選ばれた者がひとり、一見壁にしか見えない入り口の前に立つならば、
手を触れずとも、その者を迎え入れるべく開かれるのだと。
しかし、そのドアを開くことはおろか、見つけた者さえ記録にはない。
そんな伝承とともに譲り受けた祖父の遺産。
眞木は一目で恋にでも落ちるかのように、とある過疎の村のはずれに場違いな姿を
さらしているこの時代がかった洋館を、怪しげな噂ごと愛した。

秘密めいた眼差しの、箱入り娘のなれの果て。そんなイメージがこの館にはある。
明治時代。かの英国趣味が吹き荒れた頃、どさくさにまぎれて成り上がった曽祖父
が金に飽かせて作った「城」だ。ここには二号だか三号だかを住まわせていたらし
いが、人と触れあうことに嫌悪すら感じる眞木には、せいぜい、ご苦労なことだと
いう淡々とした感想しか浮かばなかった。
白を基調とした外観。趣味の良いデザインは今見ても決して古さを感じさせない。
どこかの結婚式場のような安っぽさも、お化け屋敷のごとき凄みもなく、眞木の感
性にしっくりと馴染む気がした。
正直この館に抗いがたい魅力を感じている。
見捨てられて、それでも高貴さを失わない孤高のプライド――そんなものが、眞木
の心を鷲掴んで離さない。

何かの意匠であるかのように蜘蛛の巣の張り巡らされたロビーの、わずかに剥げ落
ちた円柱の肌に指を滑らせ、眞木は痛ましげに眉根を寄せた。
ここを手に入れて一ヶ月が経つ。綺麗に修繕をして、ゆくゆくは自分が移り住みた
いと、東京での仕事も少しずつ整理してはいるのだが、なんとなく他人に屋敷の内
部をいじられると考えると不快さが込み上げてくるのだ。
おかげで週末ごとに足を運んでいるにも関わらず、いまだに業者を手配するでもな
く放置しっぱなしの有様だ。我ながら妙なこだわりに囚われていると、眞木は苦笑
した。

「いっそ自分で、というのも悪くないかもな……」
呟いて、ふと考える。
パテを買って、ワックスで磨き上げて、壁を塗りなおし、暖炉に火を入れよう。
床をぴかぴかにしたら、毛羽立ってホコリだらけの絨毯を撤去して、毛足の長い上
等なものを纏わせてあげよう。そう、明るい色がいい。
心を尽くして世話をしたら「彼女」だって自分を受け入れて、秘密のドアの在り処
へといざなってくれるかもしれないではないか?
そんな妄想に浸る時間は、掛け値なしに楽しい。選ばれた者という立場に憧れるの
はまるで子供の頃に戻ったようで、いつになく心が浮き立った。いい年をして、と
自省する頭はもう眞木にはなかった。

魅入られた。そう自覚する機会は失われてしまった。
窓の外には森と呼んでも遜色ない規模の広大な山林が広がっている。
ざわり、風もないのに樹々がまるで建物を抱くように揺らめいた。


136 :1:02/04/20 15:50
>>128 >>98
http://kobe.cool.ne.jp/babies/noise-s2.html
を読ませていただきました。
まず出だしですが、ツカミがない。前のものと同じことですが、電波文章はネット上に氾
濫しているのでそれと勘違いしがちです。出だしは「小説だ!読んでくれ!」と引き付ける
くらいの文が欲しい。
「大阪ミナミの某ビルでは〜」から始めたほうがよいでしょう。
この小説では主人公、L■a、美奈の三つ巴を描いたのではなく、文章内の空気をL■a
のノイズライティングでほとんど表現しようとしています。ノイズライティングに頼りすぎ
ていて、あらすじがわかる部分、つまり小説の部分の完成度が低くなっています。
声に出して読んでみると分かりますが、不自然に口語と文語が入り混じっていたりしま
す。
「〜〜っつーの?」と、「高校のころだろうか。」という言葉が同一人物が同じ時に発した
言葉とは思えません。「つーの?」にあわせようと思えば「高校の時かな。」にするべき
でしょう。そのへんの詰めをきちんとやるだけでも、「文章力があるね」と世間では言わ
れたりします。
また、ノイズライティングの魅力を全面に押し出そうとするなら、いきなり文章内に混ぜる
よりも主人公とノイズライティングとの出会いエピソードなどを挟んでほしかったです。

>>115 >>134
「かくして」は過去形に使ってはいけないというわけではありません。
文章の中で「かくして」という、口語にはあまり使われない言葉が浮き上がっていたという
だけです。
あなたの文章はリズムがよかったので自信を持ってください。

>>135
読ませていただきました。
まず、形容詞がしつこい。「何代も前の彼の血筋の」「過疎の村のはずれに場違いな姿を
さらしているこの時代がかった洋館」などは音読してみれば違和感に気付くはずです。
不思議でロマンチックな雰囲気は成功しています。
「秘密めいた眼差しの、箱入り娘のなれの果て。」や、「まるで建物を抱くように揺らめい
た。 」などの擬人法は素敵ですね。芯の部分は成功しているので、少し気をつければ
いいものができるでしょう。


えーと、ここは1が批評するスレではないので、他にも誰か批評を手伝ってくださるとあり
がたい。

137 :名無し物書き@推敲中?:02/04/20 16:08
お願いします。
「青いスギヲ」

 彼は砂場遊びが大好きだった。朝から一人で公園に出かけ、小さなスコップ
で砂をほじくり、ランチタイムに母親が迎えにくる頃には、立派な砂漠の要塞
を築き上げた。要塞は、湿り気を帯びた泥土で出来ていた。一見、静かで寡黙
な砂場も、少し掘り起こせば、湿った泥が饒舌に喋りだす。掴みどころのない
、無表情に流れるままの砂と水。お互いが混ざり合うことで、ようやく、豊か
な表情が生まれる。泥の要塞は、砂と水の奇跡のようなバランスによって支え
られているのである。せっかく築いた要塞も、他の子供達に破壊されてしまう
のか、あるいは、自然と風化してしまうのかもしれない、一週間も経つ頃には
ほとんどその面影を残すことがなかった。けれど、彼はまた、新たな要塞作り
に励むのだ。創造はいつだって、混沌の中にあるものだ。

 スギヲが死んだのは、去年の六月、降り続く雨が砂場を洗い、空と屋根と
アスファルトの境目までをも曖昧にする水浸しの午後のことだった。一昨年の
暮れの誕生日、父に買ってもらったお気に入りの自転車で、カーレースものの
テレビゲームを買いに行く途中だった。彼は片手にハンドルを握り締め、片手
にビニール傘を握り締めていた。ビニール傘は彼の視界を二分の一の濃度に薄
め、街の輪郭を溶かした。行き交う人も、彼にとってはぼんやりとした「色」で
しかなかった。ブルー、ブラウン、ピンク、オレンジ、イエロー。横断歩道に
到着するまでに、十二の色がビニール傘の上を泳いでいった。彼の頭の中では
すでにサーキットのフラッグが振られていた。シグナルがグリーンの光を放ち、
アクセル全開で漕ぎ出そうとしたその時、前方の黒い路面を切り裂くように疾
走するワインレッドに跳ねられた。
 スギヲは空を飛んだ。空を飛ぶのは幼稚園の頃からの夢だった。時速八十キ
ロのエネルギーを全身に受け、ロケットのように空を飛んだ。お気に入りの自
転車と愛用のビニール傘が、彼と編隊を組んで、アクロバット飛行を披露した。
 翌日、彼は子供用の小さな棺おけの中にいた。彼の家はカトリックで、彼は
荼毘に付されることなく、埋葬されることになった。町の外れののどかな墓地
で、彼はのどかな眠りにつく。自転車を棺おけに乗り換え、ゴールの無いサー
キットを夢見ながら。そして、スギヲは緑の大地となった。


138 :名無し物書き@推敲中?:02/04/20 16:08
137の続きです。

 蛆のピーターは、ドロシーのことを愛していた。ドロシーも、ピーターの
ことを愛していた。けれど、ピーターは八十匹の兄弟とひっそりと暮らす、卑
しい豪族の出だ。スギヲの右足の薬指の爪の裏、朝露の水滴をどうにか凌げる
ほどの狭い穴蔵で、老いた母蝿のためにスギヲの死肉を細かく砕いて分け与え、
自分はその残りを兄弟と均等に分け合いながら、貧しい日々を送る。ドロシー
は、スギヲの脳髄に大邸宅を構え、毎夜、享楽に明け暮れる五千匹の大貴族の
娘。望んでも叶わぬ恋。二匹の蛆は、一族の目をかいくぐっては落ち合い、う
たかたの恋に身をやつすのだった。待ち合わせの場は、スギヲの鼻頭の丘。二
匹は鼻頭の丘から土色の空を仰ぎ見て、線のような体を寄せ合った。
「いつかサナギになって、孵化して、立派な蝿になって、ふたりだけ、自由
に空を飛ぼう。墓地を抜けて、町を抜けて、雲を抜けて、僕ら、ふたりだけ」
「あたしに足が生えて、毛が生えて、ギョロギョロと大きな目を剥いて、醜い
蝿になって、それでもあたしのこと、嫌ったりしないでね」
「約束だ」
ピーターとドロシーはお互いを見つめあい、オペラを歌う。二匹の歌声は湿り
気を帯びた墓地の赤土に響き渡り、スギヲの鼻の穴に吸い込まれていく。
 スギヲの鼻の穴では、別のカップルが愛を貪りあっていた。ダンキとヴァ
ルーだ。ダンキは札付きの悪だった。スギヲの心臓が彼の縄張りだ。近く、腎
臓に巣食う平和ボケした蛆どもを蹴散らして、そこも彼の縄張りにしてしまう
計画を立てていた。ヴァルーはダンキにゾッコンで、彼のためにいくつもの危
険な橋を渡った。三十匹の蛆が分け合えるほどの、スギヲの右の眼球を先駆者
から強奪したのも、ダンキとヴァルーの仕業だった。二匹は夜になると、蒸し
暑い心臓の穴蔵を抜け出して、涼しげな鼻毛の絨毯が敷き詰められたスギヲの
鼻の穴で、お互いの体を絡め合うのだった。
「あんたは、蛆の中のウジ虫野郎よ。あたい、あんたのこと、憎いくらい愛し
てる」
「ふん、ウジ虫女め」
スギヲの鼻は、蛆たちの格好のデートスポットとなった。
 数日後、一匹の蝿が、スギヲの鼻の上に止まった。成虫となったヴァルーの
姿だった。ヴァルーはスギヲの右の鼻の穴に、二万粒の卵を産みつけた。ダン
キとの間に出来た卵だ。ダンキは恨みを抱く二千匹の蛆たちのリンチに遭い、
帰らぬ人になっていた。それでも、ヴァルーは涙を流さなかった。母なる大地
がある限り。今、スギヲの右の鼻の穴には、ダンキの血を引く二万通りの未来
がある。穴の内壁には「ピーター・アンド・ドロシー」と赤く刻まれた痕があ
った。


139 : ◆tA9nehDo :02/04/20 20:04
今、二回ほど読んでみました。
紹介してくださるたびにだんだんよいものになっていくようで、「やった!!」
みたいなかんじ。

さて、『青いスギヲ』ですが、

・「去年の六月・・・」ということは既に年があけて半年は経過していることに
なるわけですが、土葬の習慣のある土地のひとにいわせると、半年ほどで土に
還るのだそうです。
ということは顔部や内蔵は形状が崩れきって形をなしていないとも思われるの
です。土壌環境で多少の誤差はあると思われますが、ほんの少しひっかかったので、
ここではこの「去年の六月」と「一昨年の暮れ」はむしろ消してもよいと思います。
仮に削っても、当作品の質になんら影響が出ないと思われるますし。

気になるのはそれくらいでした。
実は、自分のスレより前にここを開いたので誰の作なのかわからないまま
「おもしろそう、あとでまた読み返そう」そう思ってたら、・・しかじかの前後の
事情により再度読み直すことになったというわけです(笑

まずランドルフィのある作品を思い出しました。向こうはゴキブリがタイトルに
ついてますが、やはり蛆虫の官能シーンがファンタジックに描かれています。
ランドルフィは社会的視点から一気に幻想の世界に引きずり込むような作風
なんですけれど。。。
こういうの、とても好きです。


140 :135:02/04/20 20:20
>>1さん
さっそくの批評、ありがとうございました。
形容詞。ああ……自分でもわかります。
ついつい、ト書きか?というくらい細かく書きたくなってしまって。
そこんとこハッキリと言ってもらえたのが嬉しかったです。
今まで以上に気をつけて、今年は投稿も頑張ってみます!

141 :名無し物書き@推敲中?:02/04/20 20:26
>>139
どうもありがとうございました。
文章を読んで、他の作家を連想できることがとても羨ましいです。
気付かないうちに「マネコジキ」扱いされないように気をつけなければ。(汗

142 :名無し物書き@推敲中?:02/04/20 20:38
「かくして」は 「こう」の古語「かく」。
別に意味それ自体はおかしくないよ。ただ字面が違和感あるね。

143 :1:02/04/20 21:57
>>137
「青いスギヲ」読みました。
文面は硬く仕上がっているのに登場人物たちはどれも夢を追っているさまが描かれて
いますね。
完成度が高く、あらすじに骨もあっていいです。出版されていてもおかしくありません。
全体を通した無常観というか、ハードボイルドさがいい感じに仕上がっています。1は
ヘミングウェイ(ハードボイルドの祖)が好きなので、ハードボイルドの匂いのする作品
は特に嬉しいです。

144 :110:02/04/20 22:28
1さん批評どうも有難う。
時々受け身の形や文末が変になってしまうのは自分でも感じます。
やはりその文章における視点を誰に置くかということを、
はっきり頭の中でイメージしてから一気に書くべきなのでしょうね。

145 :137:02/04/20 23:48
>1
すごく嬉しいです。とてもありがとうございます。
ただ、僕はプロを目指す意思があまり無かったので、出版する方法とかよく知らない
んですよね。(汗
でも本当に嬉しいです。どうもありがとう。

146 :名無し物書き@推敲中?:02/04/21 06:36
投稿してた側なんですが、今回ちょっと批評に参加してみようかと。
個人的に面白かったものを二つ。

>>98=128
まぁ、いいんじゃない。と私は思いました。
読んでてそこそこ楽しめましたし。
こういうのが書ける(思いつける)のもセンスのうちでしょう。
ただし奇抜さは読みやすさと結び付けないと、一発かぎりで終わってしまって読者はそれ以上ついてきてくれないのでは。
もしあなたが作家を目指しているなら、新人のうちはもう少し読者に歩み寄って読みやすさを重視してみるのも手かも。
そうやってある程度名をなしてから奇抜なものを書いて発表すればいい。
そういう戦略もありだと思いますよ。

>>137
批評するのを忘れて思わずつり込まれて読んでしまいました。
文章云々をひとまず横に置いてしまうくらい面白かったです。これは拾い物をした。
技巧などよりまずこういうことが大事なんですよね。つい忘れがちですが。
ところで蛆を『帰らぬ人』と表現したのは、擬人法の延長線なんでしょうか。
なんか変だなぁ、と思っても、面白いからいいや、と思えてしまうのであまり気になりません。
あえてほかに難癖をつけるなら、少々句点が多くて全体的に息切れ感がある気がします。
……プロを目指す意志、ないんですか? 正直もったいないです。

147 :文谷良介:02/04/21 13:57
虎穴の、「山とか、川とか、空とか、雲とか」を批評してみてくれませんか?

148 :名無し物書き@推敲中?:02/04/21 14:34
>>147
話としては最後をもっと上手く纏めれば、まぁいいと思う。
確かにドラマがないが、ああいうのもあっていいだろう。

ただ、淡々と語っていく文体、というか目指している文体を
考えれば、まだまだ稚拙すぎる。

・読みにくい箇所が満載。無駄な修飾詞を入れすぎて、文のリズム
 が崩壊している。何度も音読して修正すべし。
・「なんとなく」「何気なく」など初心者が多用する語彙を、しかも
 誤って使っているが、これを典型として文章が拙すぎる。
 いいところもあるだけに、そういうところが目立ってしまうし、
 数も多い。
・「ありがとう」「どうしまして」では、ラストとして余りに酷い。
 これをもちっと考えて変えれば、ありきたりでも読める文章には
 なると思う。

でも、もっともっと本を読んで、表現のおかしさに自分で気づける
ようになれば、いい文章は書けるんじゃないかな。
まじめにいい文章を書きたいってのは分かるけど、修行がまだまだ
必要かも。

149 :文谷良介:02/04/21 19:23
なるほど。ここは素晴らしいスレですね、勉強になります。
ありがとうございました。またがんばります。

150 :1:02/04/21 22:44
【小説作法】

ネット上には稚拙な文章がほとんどを占めています。小説作法すら知らない人が多い。
一度も小説作法に関する本を読んだことのない人が「小説家志望です」なんて胸をはっ
ていると、無知って幸せだなあ、と思われてしまいます。

↓にいくつか本の紹介があります。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~renca/renca_b/writers/for_writers.htm

Googleで検索すればもっとあります↓。
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%8F%AC%90%E0%8D%EC%96@&lr=

しかし一番いいのは小説作法に関する本を数冊読んでみることです。少し大きい図書館
などで借りることができます。

151 :番長 ◆Hwwwva1A :02/04/21 23:57
>>126
批評ありがとう。意味を持った意味不明な文を作ったつもりだけどなんか
やっぱりおかしいみたい。書き慣れてないし、もっと勉強します。どうも。

152 :128:02/04/22 01:28
>>136
とりあえずなりよりも、読んでくれて、その上、批評してくれて
ありがとうです。口にだして読んでみましたが、とくに不自然じゃなかった
ですよ。しゃべり方の差、なのかなぁ。
1つ思ったことがあります。
「文章力があるね」っていう台詞だけは、絶対に言われたく「なく」て
小説作法を壊してる
わけです。これはもう冒頭にランダムな文字列を置いてることからして
判断できると思うんですが、それが理解されないまま批評されるというのは、
1さんがa.既存の作家たちの「壊す」系の文章にあまり出会えてないか、
b.そういう文章を「良い」ものと考えてないかだと思います。

bに関してはまあ個人的趣向の話なので問題ないです。
aに関しては、興味があるけれど詳しく知らないのでしたら、
ドナルド・バーセルミ「罪深き愉しみ」や
ウィリアム・バロウズ「おぼえていないときもある」等を図書館で借りて
みることをお勧めします。普通に読むことに飽きたらボルヘスがおすすめ
です(「バベルの図書館」岩波文庫)。ボクのとはまた違うんですが。。

このスレは、「小説作法を覚える段階にある人」だけのために開かれている
んだなぁと思いました。スレ違いだったのかな。。では、旅立ちます。

153 :152=98:02/04/22 01:54
あ、とはいえ、こういうタイプの批評をまっとうにする方の意見
としては、面白かったです。常識はわきまえてるつもりですが、
(性に対する認識のように)常識が、今と昔で変わってるかもしないという
不安があったりもして、ここに書き込んだという面もあるんです。
(なんか、回りくどい文章になっちゃった。ごめん)

>>146 さん、ありがとです。
その戦略はもちろん考えてますよ。ただ、ネット上に発表するものを
作ろう、ってなったときに、どう考えても賞とかとれなさそうであり、かつ
自分が探求したいものを、っていう答えを自分に対して出したんです。
また、賞とかよりもクラブイベントとかのツレとかが楽しんでくれそうな
ものを作り、インディーズレーベルで小説+音楽のMIXCDをだそうとか
の方向で進出を考えると、普通の小説は100%嫌がられるんですよ。
ポストカードサイズでノイズ小説!とかって面白がられる。
エンターテイメントなんですよ、実はかなり。・・と、私事でした。。

154 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 07:10
オンラインの小説作法ねえ。
確かに段落始めで一段下げてなかったり、
「!」とか「?」のあとで一マス空けてない人の多いこと多いこと。
だいぶ前に二冊ほど読みましたが、基本的には小学生のときにならった作文作法にならえば問題ないんですよね?
違いといえばカギカッコのシメの前に「。」いれるかは自由ってくらいですか。

ただしオンラインの字書きさんたちを見る限り、
縦書きで有効な作法もウェブの横書きなら無効と考えている(勘違いしている?)人も多いようです。
これは私の願望も入っているんですが、殆どの人は原稿用紙に書かせれば
ちゃんとした文章作法で書くんだと思いますよ。


155 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 07:28
>>153=152=128=98

ネット上で発表するための視覚効果なども狙ったのかもしれませんが
あのようなものはどこにもあふれていて珍しくも斬新でもありません。
わたしは一度読んで「ただの掲示板かと思った」と書きましたが、
何より文章の構成以前に「ポエマー」なる言葉を発見したから。
最後まで見ようとは思わないですよ。忍耐をしいられるのは辛いものです。

本気か故意かわかりませんが、これ↓

>>ちょっと!マジで感動した。
「地図に指を指してみてください」「そこに私が居ます」
なんていいフレーズだ!1はポエマーの素質あるよ! <<

こんなのを冒頭にもってきたら「飛ばし読みの効果を狙って」どころか
このひと頭わるそうって脱力して読まないですよ。少なくともわたしは。
詩人という意味で使ってますか? 正しい言葉を使って壊れた文章を
試行錯誤するならわかりますが、それ以前の問題かと。
よって、下の引用は皮肉にもならない。小説作法は教えられても語彙の形成
にまでは責任は持てませんからね。まずいいものを「書き分け」たかったら
語彙を豊かに充実させてください。

>>153このスレは、「小説作法を覚える段階にある人」だけのために開かれている
んだなぁと思いました。スレ違いだったのかな。。では、旅立ちます。<<


156 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 10:27
>>98
ひとことで言って読みづらい。萎える。

157 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 10:52

http://www.h2.dion.ne.jp/~wagamama/artgarally/KAKUSHI/noise.htm

批評お願いします。

158 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 11:12
>155
子供みたいにはしゃぎたてる幼い人間性を
ポエマーという言葉に含ませてるんだろ。
問題は語彙の形成云々じゃなくて、
それが何を意図して書かれているかじゃないの。


98みたいなのはありだと思うんだけど
感性にたよるところが大きすぎるような。
そういう意図を持っていないみたいだが
もっとロジカルな手法を用いた上で、長編とか書き上げて欲しい。

159 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 11:14
とか書いたけど
indexに上ってみたら長編もあるね。
これから読むわ。

160 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 13:10
全部読んでとても勉強になりました。
私もぜひ皆様の添削or批評を受けたいです。
どうぞよろしくお願いします^^
http://muvc.net/naoko1966/


161 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 21:12
>>98
すみません、理解力が足りないのか・・・よくわかりませんでした。
あの構成は読みづらいと思います。

162 :名無し物書き@推敲中?:02/04/22 22:47
http://bun.abk.nu/cgi/write.cgi?&action=sakuhin&key=1019483455&id=92
ここ、どうか読んでください

163 :1:02/04/23 00:07
>>154
接続詞が少なくても自然に読める文章は上手、だとか、なんとなく〜、ような〜、という
表現は初心者が多分に使いがちでやめたほうがいいだとか、使いふるされた表現は
使わないとかそういうことです。
小学生のときに習ったことではありません。
原稿用紙のもありますが、ここでは表現の作法のことです。

>>157
まず不自然な体言止め、倒置法、句読点が多すぎます。時制も現在形の「する」など
が多すぎる気もしますが、そこらへんは人それぞれでしょうか。
「身の回りの電子機器が自分のせいで壊れていく」という題材の着目はよいのですが、
後半の筋がまるで漫画です。
「刹那。
 俺は脱兎の如く駆け出した。」
が一番萎えました。刹那、も脱兎の如く、も使い古された表現で私にとってはマイナス
ポイントです。
また、
「これは・・・人の足なのか?」
の時点ですでに結びが予想できたのにそこからさらに全体の三分の一を占める長さ
の文が必要だとは思えません。どんでん返しが出たらすぐにシメた方が格好よい。
書きたいことに文章力がついていっていない印象がありました。たくさん読んでたくさん
書いてください。

>>160
とりあえず25話を読ませていただきました。
「・・・。」が多すぎます。素人の・・・。の多用も小説作法ではNGです。
あと、官能小説にしてはエロスの表現が物足りない。さっぱりしすぎています。私は
普段官能小説を読まないので、詳しくは分かりませんが、「焦らし」や「シュチュエーシ
ョン」というものをもっと大切に、丁寧に描いてほしい。あらすじを運ぶことだけ急ぎすぎ
てその他がおろそかになっています。
たとえば、女性が「欲しい」と言ってから男性が「挿入」するまでの間の会話や、焦らし
に色気が感じられません。
フランス書院↓でプロの官能小説家の文章を研究するのがてっとり早いでしょう。
http://www2.france.co.jp/france/kensaku.asp

また、官能小説家としてデビューするのなら、「婦警」や「バイブ」や「緊縛」などの分野
があるなかで、独自の新たな「シュチュエーション」を開発して自分のものにするのが
大切なんだそうです。

>>162
読ませていただきました。
雰囲気もテーマも好きなのですが、テーマに謎が多すぎます。
「進むこと自体が進む目的」であり、「道路を作った人ももうおらず、道路の存在意義は
誰にも分からない」では、謎が多すぎると思いませんか?
この小説では時間の進み方がおとぎの国のような具合で、「不思議」と「謎」に読者は
食傷してしまいます。
謎を読者につきつめて考えさせる小説は多くありますが、他のことははっきりしている
が主人公は一点だけわからなくて悩んでいる、くらいがちょうどよい。
目の付け所は悪くないのに勿体ない作品でした。
一度あなたが現実のことを書いた小説が読んでみたいです。

164 :1:02/04/23 00:15
1以外にも批評してくれる人が出てきて、正直、なんか、嬉しいです。

165 :1:02/04/23 00:49
>>128 >>98
ええ、私は「今までを壊す」よりも「今までの上に更に立てる」方が美しい
と考えているので、>>98さんとは趣味が違うのかも知れませんね。
しゃべり方については、方言もろもろあるでしょうし、作者さんが見直して
あれでいいというのならいいんじゃないでしょうか。
新開地を目指す場合、「今までを打ち壊して開拓する」よりも、既存
の文章をよく読んで、組み立てや魅力を勉強し、一種の征服をむかえてか
らのほうがよいと思います。
余計なお世話だと思いますが、分かりやすさやエンターテイメント、小説作法
を壊す、などを語るのは、あの作品では時期尚早です。
98さんがお持ちの理論は正しい部分も多いのですが、あまり格好いいことを
言いすぎて作品とつりあいがとれていません。
あと小説作法というのは「作者を縛る」ものではありません。作法ときくと「そんな
ものに縛られちゃいいものは書けない」と思う人もいるようですが、違います。
気にしすぎるのはいけませんが、「利用する」には大変役立つものです。
小説作法を少しでも気にかけてかけば繰り返しや不自然な部分がそげおち
文は美しくなります。美しいというのは非常な魅力です。今の98さんには大切
なことだと思いますよ。

ってもう98さんいないかな。
やんわり嫌なこと言ってんな私…。

166 :名無し物書き@推敲中?:02/04/23 00:51
>>164
ちょっと淋しげ(w
っていうか、こういうまともなスレを育てた1に大いなる感謝。
(おいらも状況を知らずにこの前簡素書いちゃったけど)

167 :157:02/04/23 01:19
1さん、ありがとうございました。
多くの本を読み、学ぼうと思います。

168 :98:02/04/23 05:10
あ、いますよ。犯行現場には帰ってくるんです(←って言い方は萎え)
やんわり嫌なことっていうより自分の意志を示してられるんだと思うので、
別に不愉快じゃないですよ。

1さんの批評を読んで>>162さんの小説を読んでみました。
目的がわからないとかどうこう言うよりも前に進むこと自体がかつては目的
だったといって悲嘆に暮れるのは、どうかな、と。例えば10代の頃は
知らないことも多いしなによりも若さゆえのパワーがあるんで小難しいこと
を考えず行動できるけど、「進む事それ自体がひとつの意味」だったという
ときの「意味」がそのようなものに支えられていたに過ぎないのなら
棄てるべきだと思うわけです。『道路』の前半は作者の回想を暗示していて
「女の子」っていうのは内なる衝動を暗示(だから「くどく」わけです)。
でも飽きた。よくあることです。ミスチルの「深海」期。
Aがその後、中年になるので当たってると思います。『道路』の後半は
老人の誘いにAが乗る話です。老人がヘッセのデミアン並みに思想的強度を
持っていたら別だけど、この敗戦は「作家の死」です。だめじゃん。
だから上のような感想を持ったわけです。

小説それ自体は(男女=両親というAの解釈の「裏付けの足りなさ」など)
構築力に欠けていますが、経験(歴史)に補われることにより、この小説は
謎だらけどころか分かりやすすぎるんです(この「補われる」という点が
おそらく意見がわかれるところだと思います。小説はその小説内の情報だけ
で完全性を保つべきだ、とか。ボクはどっちかの立場を選ぶつもりはない
ですが、ポストモダン等の現代小説・音楽・アート等がその作品外の情報を
踏まえて作られていることも確かです。が、『道路』には、そういったこと
を踏まえている意思表示が見られない。ゆえに、『道路』は純粋に小説作法
から攻めていくべきだという答えがでるので、正直蛇足の説明でした)。

『道路』は“寓話”に属する作品です。明らかにもっと簡潔にするべき。
むしろ詩に向いている内容だと思います。勝手にいじくって申し訳ない
ですが、『道路』のラスト付近の一文を引用します。

 一人の少年が、
  Aと老人の前を通りすぎた。
 Aは少年の後姿を見て、
  一人冷たい薄笑いを浮かべた。

とか。この4行詩の前に、モノローグ的な内容を同じく4行詩として設置
すれば、素敵な表現になると思います。飽くまで散文や小説というスタイル
にこだわるなら、細部の描写等で世界観を壊れないようにするべきです。
(もし抽象性にこだわるなら断片形式等を採り入れるといいかなと思うよ)

169 :98:02/04/23 06:07
そうだった。意外とレスがあったので驚いてたんだった。
ポエマーの件。
それ引用です(っていうかほとんど引用です。ページ最下部、参照)。
>>155

他は、>>158さんが述べてくださってる通りです。

それで思いだしたんですが、削げ落とすことで美しくする、という1さんの
発言にはすごく共感しているんです。それが不自然さや繰り返しではない
ところが大きな違いなんです。確かに趣味、かなり違いますね。。
削げ落として美しくしている、
その核の部分は、怪しく、宝石のように凝縮されて、輝いているんです。
98の小説は、確かにどこまで成功してるのかについては
(自分1人で完結するわけにもいかないので)、よく分かりませんが、
理論武装はかなり与えてあるんで、暗号だとでも思ってください。
たとえ道のりが困難であっても、自分が「格好いい」と思ってる手段に
向かって突き進む、それが男のソウルだと思います。

長文ゴメン。あと改めて146さんも、きちんとしたレス、ありがと。

170 :>>160:02/04/23 11:30
>1さんありがとうございました。
凄く参考になりました。
早速フランス書院をブックマークして研究してみます^^
これからもご批評よろしくお願いします。

171 :道路作者:02/04/23 15:50
みなさん大変丁寧に読んで頂いて本当にうれしいです。
精進したいと思います

172 :名無し物書き@推敲中?:02/04/23 17:13
私が以前に描いたある中編小説の出だしですが
読んで批評がもらえないかと思い書き込むことにします
良い出来じゃないと思いますが
よろしくおねがいします


173 :名無し物書き@推敲中?:02/04/23 17:16
>>172
 アイツを見たのは、これが初めてではなかった。
 通学の途中、満員の電車を降りると、混雑している
ホームに雪ダルマが立っていた。雪ダルマは足もない
のに、ホームからずっと裕樹についてきた。大きなミ
カンの目と人参の鼻がくっついていて、文字通り目鼻
立ちがくっきりしていた。
「捜し物は見つかったかい?」
 春の陽射しは去年よりも強さが増している。雪ダル
マは表面が溶けていて、大粒の汗を流していた。胴体
が丸く、顔も丸い。雪ダルマは肥満体だ。


174 :名無し物書き@推敲中?:02/04/23 17:16
>>173の続き

「何の話だよ」
「キミはずっと捜しているじゃないか? ほら、今も」
「何の話かわからないな。いや、わかるわけがないか」
 雪ダルマは幻覚だ。
 裕樹は駅前のロータリーを通り、デパートの横の路地
に入った。
 つい一週間前に入学した県立紫深高校に着くまでの静
かな道だ。紫深高校は旧制中学の頃からある古い学校で、
学力レベルは中の上くらいだ。しかしそれは私立を含め
てのことで、公立高校の中ではトップクラスではないに
しろ、それなりに頭のいい学校だと世間からは思われている。
 裕樹が降りた駅は高校の最寄りの駅ではなかった。最
寄りの紫深西駅から一駅離れた、急行の止まる紫深駅だっ
た。裕樹は毎朝、急行に乗るのだが、同じ高校の制服を
着ている生徒たちが各駅停車に乗り換えるのに逆らって、
そのまま改札を出てしまう。
 人混みの中にいると考えてしまうからだ。満員電車に
詰め込まれると、気を紛らわすことができない。読書を
するための本を持つ空間さえなく、同じ車両の離れた場
所に知り合いが見えても、わずが1メートルの距離にい
る自分を伝える術がない。
 ジッとしていると、どうしても考えてしまう。
 裕樹は高校に入学して一週間、毎朝、考え続けていた。
「ボクが残念でならないのは、キミがすでに持っている
ものを捜しているということだ」
 幻覚の雪ダルマは大粒の汗をかいた顔を裕樹の側に寄
せた。顔の表面は、ミカンの目玉が飛び出るほど溶けて
いた。大粒の汗が裕樹の足に落ちた。
「どういう意味だよ。財布を手に持ってるのにうっかり
財布を捜していた、とかそういう話か?」
「たとえがよくないな。でも、そういうこと」
「わからないな」
 裕樹は考えるのを止めた。そうすれば、消えてくれ
ると思ったからだ。
 だが、雪ダルマはそこにいた。
「キミは今、自分がおかしいと思ったね」
「ああ。でも、そう思うのは昔からだよ」
「ボクが見えるのは異常なのかい?」
「ああ。前に先生に聞いたんだ。そしたら、思春期に
たまにある、ちょっとしたことだって言われた。大人
になれば見えなくなるって言われたのに、どうしてま
だ見えるんだ」
「疑問を持っているね」
「ああ。オレは異常なのか」
「違う。キミは異常じゃない。そして、ボクが聞いて
るのはそういうことじゃない」
 雪ダルマは裕樹の前に出た。雪ダルマは十字路の前
で止まり、振り返った。腕の真似して突き立てられたスコップやホウキが、とうせんぼをしているようだった。
「中学校を卒業して、キミは疑問を持った」
 裕樹は足を止めた。そして暫く、雪ダルマと対峙した。


175 :1:02/04/23 19:43
>>172-174
読ませていただきました。
不思議な雪ダルマに会い、雪ダルマが暗示的なことを言う、というあらすじは
いいですね。少しロマンチックで。
出だしだけなので何ともいえませんが、日々の生活に疑問を持った高校生、
喋る雪だるま(少年のドッペルゲンガー?)という要素だけでもかなりあらすじ
は漫画に近づいてきているので、これからは現実的な筋運びになることを期
待します。
悪例としては…少年の両親は離婚していた、とか、少年はイジメにあっている
など。ベタベタです。ライトノベルでしたら構いませんが。
あらすじについてはその程度です。文面は、可もなく不可もなくといった
印象を受けましたが、微妙に少しづつ気になります。
「雪ダルマは足もないのに、ホームからずっと裕樹についてきた。」
というくだりは、どのようについてきたか書いていれば現実味が出たでしょう。
「腕の真似して突き立てられたスコップやホウキが、とうせんぼをしているよう
だった。 」
は「真似して」の主語が雪ダルマなのに「突き立てられ」が雪ダルマの受け身
になっていて不自然です。
もう少し量を読まないと甲乙つけがたい。

176 : :02/04/23 22:47
age

177 :115:02/04/24 08:46
筋の通った批評は本当に助けになる、とこのスレ読んでて学びました。
またお願いできますか。
今のところ前書いたのの続きや別の適当な長さのものがないんですが、
昔書いたものが出て来たので、少々文章に手を加えて推敲しました。
『雪の女王』がもとですが二次創作ではありません。
同じ材料・自分の作風で書いたらどうなるか、という企画で書いたものです。

178 :115:02/04/24 08:47
 白い世界で最果ての女王は目を閉じていた。
 白、とひとことで今言った。ただしただの白ではない。
 硝子どころか金剛石といっても通じる。思わず触れてみたいと願うような、どこか透明さを帯びた色。
 何も知らず知らされることもなく、磨き上げられた壁を軽く撫でてみたならば、冷え冷えとした感触に愕然とすることだろう。
 そしてこの宮殿に満たされた恐ろしいまでの寒気の理由にも、遅れ馳せながら思い至るだろう。
 この壁は氷だ。
 溶けることなどあり得ない、永遠に不滅の玉座の間。床も、壁も、天井から下がる装飾灯さえもが同じく氷で造られている。
 といってもそこらの氷とは訳が違う、世界じゅうでもっとも澄んだ最上のものを氷工たちに削り出させたのだと、まだ小娘だった頃の彼女が得意げに語っていたのを俺は覚えている。
 今の彼女は小娘ではない。冷たく成熟した美を備えた雪の女王だ。
 歩み寄ると、長いまつげがかすかに動いて、これだけは唯一蒼い瞳がまぶたの下からあらわれた。
「やあ、女王」
 俺はにこやかに微笑み呼んだ。
「何をしに来た、悪魔の王子」
「相変わらず冷たいな、はるばる煉獄から会いにきた幼馴染みに向かって言う台詞か? さすが絶対零度の君でいらっしゃる」
「――何だ、その呼称は」
「無論俺がつけたのさ。いけてるだろう」
 女王は何もいわずただ首を振った。
 わずかに下がったその口元からして『呆れてものも言えない』という意味か。
「相変わらずだな貴様は」
「おかげさまでな。滅ぼされない程度に天界をおちょくってそこそこ元気にやってるさ。あ、でもこの間は痛かったな、せっかく神のところに例の鏡を……」
「別に貴様のことなど聞いていない」
「それは失礼」
 俺はぺろりと舌を出した。
 『いつまでそんな子供じみたことを云々』などといわれる前に慌ててひっこめると、あらためてというふうを装って玉座の間を見渡した。
「相変わらずなのはお前も同じだろう? こんな広い城に今でもお前ひとりとはね。世話役のひとりも雇えば良いのに。おまけに外に出もせずひとり閉じこもって、美人は他人に見せないと美人と認めてもらえないんだぞ、知ってるかー?」
「知らん。貴様に関係ないだろう」
「また意地を張る。なんなら小鬼の一匹や二匹世話役によこしてやったって良いのに」
「要らん」
 ふいと女王はそっぽを向いた。
 白い横顔がまたぞくりとするほど美しい。美貌と驕慢さが奇妙に調和して、いやおうなしに男の征服欲をかきたてる。
 まあそんじょそこらの下郎どもでは、それ以前に恐れ入ってまともに顔を見ることすらできまいが。
 俺はさっき言いかけた鏡のことをまた思い出した。美しいものをも醜く映す鏡。
 あの魔法をかけたのは俺だった。ほとんどの悪魔がやる悪事と同じように、好奇心とちょっとしたいたずら心で。
 割れてしまったのは本当に残念だった。神のところにあれを持っていった下っ端悪魔がもし無事に逃げ帰ってきたら、試しにここに持ってきてみようと思っていたのだ。
 この美しい女王の顔はどんなふうに映るだろう。およそ欠点など存在しないこの氷のような女の。
 ――この鏡はそれを映し出せるだろうか? そもそもその美に耐えられず、割れてしまうのではあるまいか。
 まぁそれはそれとして。

179 :115:02/04/24 08:49
>>178の続き

「――まだ忘れられないか」
 ふと声の調子を低めて、俺はぽつりと呟いた。
「忘れられるわけがないだろう?」
「わかってる。今のは失言だった。だが沈んだところでお前の王子は帰っちゃ来ない」
 蒼い目が刺々しく睨んだ。落ちて壊れて空から降った、あの鏡の破片よりも更に鋭く。これはやはり並みの男には手の出ない美だ。
「あの子は私の全てだ。全てだった。それを……忘れるなど。できるわけがないだろう。できていいわけがないだろう……!」
 白い空間が歪んだ。みしりみしりと音が響いて、室内なのに大気がうねり風が吹いた。雪と氷のかけらを巻き込み、防寒用にと着込んで来た厚手のマントを、はためかせ翻らせ上下左右に吹き荒れる。顔に当たる氷つぶてに顔をひきつらせて踏みとどまった。
 ようやく風が止むと、俺は半ば凍りついた眉を必死で擦りながら
「そうだな、悪かった。忘れないのはいいことだな。だがなんにしろその状態で死んだ旦那と息子が喜ぶと思うか?」
「貴様のたわごとなど聞きたくない」
「そんな意地悪言わずに一度くらいためしに聞け。なあ、女王よ。今日はお前にいい話があって来たんだ」
 そう言って俺は微笑んだ。魔性の笑み、と人間は呼ぶ。実際魔性なのだから当たり前だが、この雪の女王には通用しないらしい。
「お前にひとり、目付けを遣ろう」
 女王はぴくりと眉を動かした。
「小鬼なら要らんと言ったはずだが」
「そうじゃない。もっとお前の喜びそうなものだ」
 俺は伸ばした人差し指で、いびつな四角形を宙に描いた。
 白一色の風景がほんの一部切り取られ、その部分だけ別世界の彩を帯びる。否、それは現実に別世界だった。ここではないどこかへの窓だった。
 そしてそこに映るのは。
「……何だ?」
「何に見える」
「――人間。子供、に」
「当たり」
 そうこれは確かに人間の子供だ。白すぎるほど白い肌の、男の子供。
 わずかに伏せた物憂げな青い目が、どこか今の女王と似ていた。
「といってもむろんただの人間の子供じゃない。少なくとも今はな」
「どういうことだ?」
「例の鏡の欠片が目に入ったのさ」
 つまりは凍てついた心を持つ子供。ひとであってひとではない存在。
 美しいものを醜いと手折り、醜いものを目にすればすすんでその手首にも口付ける、世界の法則からはずれた生き物。
 鏡が割れて落ちたのは偶然で、この子供の目に入ったのも偶然だった。
 だが偶然の産物にしてはあまりに興味をそそるので、最初はかっさらってきて俺の小姓にでもしようかと思っていたのだが。
「気が変わった。お前にやる。話し相手にするなり愛人にするなり好きに使えばいい」
「勝手なことを言う。もともと貴様のものでもない人間の子供ではないか」
 俺はまた笑った。
「冬の日に子供をかどかわすのは女王の専売特許だろう。そろそろこの子の国も冬だ、雪を撒くのならもののついで、ためしに行ってみたらどうだ」
 そう。これは雪の女王の専売特許。
 そして丸め込むのは悪魔の専売特許。俺はお人好しの仮面をかぶり、暗に大したことではないとにおわせる。常冬の国の冷厳なる女君主も、俺の舌先三寸に決して敵いはしない。
 ――俺は悪魔の王子だ。
「……その子の、名は?」
 冷たい唇が動いたそのとき、俺は既にきびすを返していた。出口のところで立ち止まり、振り向いて小さくくすりと笑う。
「――そうだな、確か……そう」
 わざとゆっくりと言った。
「……『カイ』」

180 :115:02/04/24 08:50
>>178,179の続き


 ……ぎいと軋んで閉まる音。
 透き通った氷の扉の奥に、悪魔の姿が遠ざかっていく。
 それをことさらに眺めるでもなく、玉座の背もたれに肩を預け、雪の女王は上を見上げた。
 亡き息子のいる天の国など見える筈もない。そこにはただ、蒼く澄んだ氷の天井があるばかりである。


181 :115:02/04/24 08:53
区切りが悪かったらしい。むちゃくちゃ省略されたな。
申し訳ないです。
しかも昔の作風だから全体的にライトノベル調。

182 :名無し物書き@推敲中?:02/04/24 11:58
文章ではコイツの勝ち!
http://www.memorize.ne.jp/diary/27/34263/index.html


183 :いまごろすまん:02/04/24 14:36
虎の穴とはなにか??
どこですか

184 :172-174:02/04/24 18:37
>>1
ありがとうございます。早いレスに感謝します。

>「腕の真似して突き立てられたスコップやホウキが、
>とうせんぼをしているようだった。 」
悪文でした。反省します。
直すなら、
「胴体の中ほどにアンバランスに
突き刺さっているスコップやホウキが、
とうせんぼをしているようだった。」
というようにすればいいでしょうか。
「とうせんぼ」しているわけですから、
「腕」なんていちいち書く必要はないのかもしれませんね。

>文面は、可もなく不可もなくといった
私は、この評価を良い方に受け取りました。
本当に伝えるべき場所は別として、
それ以外の部分は抑えて書くようにしています。

確かに樹を見ずに枝葉だけ見て
甲乙を付けられるものではありませんよね。
今度は以前にコンテストに応募した
ショート・ショートを載せたいと思います。
30本送って5〜10本くらい掲載されたので
下手じゃないと思うのですが、
今のところは他に見てもらいたい方もいるでしょうし、
間を置くことにします。

185 :名無し物書き@推敲中?:02/04/24 18:55
>>184確かに樹を見ずに枝葉だけ見て
甲乙を付けられるものではありませんよね。

いや、そんなことないですよ
ここの板には、
食パンの耳だけたべてすべてわかると豪語
している人もいます
さすがです(笑


186 :172-174:02/04/24 23:40
>>185
それは本職の編集者さん(しかもベテラン)だと思われw

187 :名無し物書き@推敲中?:02/04/25 00:10
>>184
『腕のように突き立てられた〜』
でいいんじゃないの?

188 :名無し物書き@推敲中?:02/04/25 04:52
ここにいるやつ全員、なんの疑問も持たず1の感想、赤ペン先生ぶりを
「批評」と言ってるが「批評」というものは、そんなもんではないだろうが!

189 :名無し物書き@推敲中?:02/04/25 09:20
>>187
雪だるまにとっては、まさに腕な訳で「ように」ってのもどうかと思う。
客観視点としては、「腕の代わりに突き立てられたスコップやホウキ」か、
そのまま「腕を真似して突き立てられたスコップやホウキ」くらいが、
適当かもしれない。

しかし、個人的にはそれでも最後「ようだった」に繋がると、
視点が揺らいでいるような感覚に教われ、少し気持ち悪い……。

190 :名無し物書き@推敲中?:02/04/25 09:21
×教われ
○襲われ

191 :名無し物書き@推敲中?:02/04/25 09:23
>>188
文章添削先生でも良いじゃん。

192 :I:02/04/25 14:40
>>173-174
言葉の使い方などについては >1さんとほぼ同じなので違う視点から指摘して
みたいのですが、この裕樹が探してるもの、薄ぼんやりと考えのなかに浮かぶ
のだけれどまだくっきりと輪郭をなさずにいるもの、それは"等身大の自分"と
いうものの実感なのではないでしょうか。

ヴァーチャルな時代に思春期を生きる少年、テレビやゲームやインターネット
などによって形成され、随時書き換えられていく思考、刷り込みされた世界、
インプットされた情報、それら外的なものによって機能麻痺を起こした部分から
のアイデンティティの不安、懐疑がもやもやと心に巣くっているのでしょう。
ということを思わせます。雪だるまとの対話は、実は裕樹の心のモノローグ。

裕樹はいわゆる普通のマジメな子として今存在しているけれど、同世代の子の
中には精神の健康状態を保ちきれずにアイデンティティの崩壊や"放浪"が
始まってしまっている子もいます。これは一種の自己乖離、人格の身統合さを
いいたかったのではないか、そんな気がします。こういう時期って誰にでもある
とは思うのですが。

そういう読みを前提として考えると、「人混みのなかにいると考えてしまう」
とか「ジッとしていると、どうしても考えてしまう」こととは何なのかを書いて
ほしい気がします。そうすると、最後の、雪だるまが「雪だるまがとうせんぼを
した」「足を止めて雪だるまと対峙した」がもっと効果的になると思う。

全体的にちょっと舌足らずな印象だけどロマンティックでもあるかも。

193 :I=192:02/04/25 14:43
下から三行目、"雪だるま"が一個多くなりました(笑
すみません。

194 :172-174:02/04/25 18:57
>>188
オレは1さんの信者気分はないよ。だから
>「雪ダルマは足もないのに、ホームからずっと裕樹についてきた。」
を疑問視する意見に関しては何の返答も書いていない。
納得していないから。
もちろん、色々と考えているけどね。

色々な人が書いてくれて、少し安心しています。
もう少し意見を交わし合えば、
自分のためにも、他の作家志望さんのためにもなると思います。
ここは2chにしては丁寧な人が多くて居心地がいいです。
もちろん荒れたスレッドも好きですがw

>>187
文章の前半と後半に「よう」を使うのはよくないことです。
「とうせんぼをしているよう」
という部分の「よう」は雪ダルマが腕を動かせるわけじゃないので、
削るわけにはいきません。
もしも雪ダルマが雪ダルマの意志でとおせんぼができるなら、
何も雪ダルマを使わなくとも人間でいいと思います。
あくまで擬人化です。

>>189
>しかし、個人的にはそれでも最後「ようだった」に繋がると、
>視点が揺らいでいるような感覚に教われ、少し気持ち悪い……。
気になるレスです。
私の深読みでしょうかw



195 :172-174:02/04/25 18:57
>>Iさん
あなたの意見はとてもよくわかります。
でも>>172に書いている通り、これは中編の出だしに過ぎません。
それは雪ダルマが現れた存在を
解き明かす課程で明かされなくてはなりません。
まずは裕樹と雪ダルマという個々の存在を
明確に対立させるべきだと私は考えました。
書き手の側としては、読者が「ここで裕樹が考えたくない」ことこそ
雪ダルマであり、それが解き明かされていくことを期待してくれるだろうと……
ああ。勝手に期待しちゃって、もうw
でも
>雪だるまとの対話は、実は裕樹の心のモノローグ。
この辺をキチンと書いてくれているIさんには、
そういう読みを期待しても良いのではと思われ。

>裕樹はいわゆる普通のマジメな子として今存在しているけれど、同世代の子の
>中には精神の健康状態を保ちきれずにアイデンティティの崩壊や"放浪"が
>始まってしまっている子もいます。
そうなんですよね。実は私はこの作品で高校生を書いた時に、
ここを抑えないとカッコ悪いと意識していました。
「危険」な時期のない人なんていないし、
私なんか20代になっても、まだまだ「危険」w
雪ダルマこそ裕樹の「危険」で、
裕樹の中で「危険」が落ち着いたものになろうとするからこそ、
雪ダルマは溶けているんです。
でも雪ダルマは溶けても溶けても消えません。
「危険」はけっして無くなるものではありません。
でも誰もが、「危険」と上手く付き合って生きていく。
>「人混みのなかにいると考えてしまう」
>とか「ジッとしていると、どうしても考えてしまう」
これは結局のところ、裕樹自身が「危険」をむしかえそうとしているのです。
だから雪ダルマという代弁者が現れたのです。

……なんか偉そうにベラベラと書き連ねてしまいました。
パッパと書き殴ってしまったのでおかしい記述があるかもしれません。
でも拙くも文を描く者としては、
反応が見られることが嬉しくてなりません。
私は普段はプリントして人に見せていますが、
紙代だって印刷時間だってバカにならないのに
喜々としてプリンターを動かしてしまいます。
マンガ同人誌と違い小説は、
「どうせプロじゃないんだろ?」
という中傷を聞かされ易いですが、
楽しくてしょうがないです。

>全体的にちょっと舌足らずな印象
こういう感想が嬉しいです。
狙いってほどじゃないかもしれないですが、意識していました。

長レスすみません。

196 :短編の冒頭です:02/04/26 04:48
 青く輝く闇の中。波が静かに横たわっている。砂浜を越えて
丘になったところではバンが月光に照らされている。ほほえん
で、やめてよ、と奈美がいう。それを楽しそうに眺める洋二。
 あたしたち2人だけじゃないんだから。
 構わねえよ。
 砂浜の、少し陰りになったところで、昌弘は一番端で転がっ
て、じゃれあう2人の声になんとなく耳を傾けながら目をつぷ
り、時の流れるままに身を任せている。昌弘の隣で笑みを浮か
べて座っているのは瑶子。洋二の運転で夜の海にやってきた彼
ら4人もまた月光に照らされている。星が海に溶け込んで、心
地のいい音楽が弾けるリズムで奏でられている。洋二は奈美の
胸をまさぐって、闇の中で小さく押さえた甘い声が静かに辺り
に溶け込む。やがて、目を閉じていた昌弘のジーンズに包まれ
た足に、小さな手が、忍び寄って、昌弘はしばらく様子をうか
がって、やがて、体を動かし払いのける。
 いや?
 小さな声が昌弘の耳元の方で聞こえてきて、彼はゆっくり閉
じていた目を開き、声の方に顔を傾ける。彼の目には、口元の
愛らしい瑶子の姿が映る。それから、肩があらわになった奈美
の姿が飛び込んでくる。瑶子の顔を覗き込む。
 ねえ……
 と、微かな、ほとんど聞きとれないような瑶子の声。そのあ
と、奈美の声が、薄い大気に溶け込む。洋二は、片手を奈美の
下の方へ持っていく。ゆっくりと、少し震えて、瑶子はまた昌
弘の方に手を運んでいく。昌弘は、そっと瑶子を盗み見て、
 今日は辺りにとり囲まれてしまったんだ、
 と言い瑶子の手をつかんで、引っ張って、立ち上がり、
 向こうの方がいいよ。なにかがありそうだ。


197 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 12:14
>>196
短編の冒頭らしいですが、2〜3行の間にふたつのカップル、
四人の名前がごちゃついて読む気をそがれます。
もっとぐっと惹き付けるものがほしいですね。

海辺でふたりがいちゃつきはじめて、残るふたりもなんとなく
そうなって、ここじゃあなんだからあっちへいこうか。…
みたいなことをこんなふうに書いてても、それは描写というより
状況説明。私には、海岸に散歩に連れてきてあげた犬たちが
うれしくはしゃいで本能のままにじゃれているみたいに感じられた。

これの前のふたつの作品に比べると、一瞬、「ふざけているんだろうか?」
とも思ってしまった。が、マジメに批評してみました。おわり。

198 :196続き:02/04/26 16:38
     2

 昌弘と瑶子は大きな岩がいくつか重なった場所へ歩いていく。
岩場はとても明るくて闇との奇妙な調和をとっている。昌弘は、
智子の手を引きながら、腰のおろせそうな場所を探し、やがて
それなりのところで落ちつくと、瑶子は、
 少し明かるすぎる、
 と恥すかしそうに何度かせがんだが、昌弘が場所を変えよう
としなかったため瑶子はやがて黙りこむ。うつむいていた昌弘
が瑶子の頬をそっと覗き込む。もう二人の手は離されている。
昌弘は、瑶子の肩に手を回す。彼がしてきたのはそれだけで、
その手は、少し震えている。瑶子が、
 波の音しか聞こえないね。
 と言って、
 昌弘は、あまり大きくない声で、
 その方がいいだろ?
 と言う。
 瑶子は甘ったるい目で昌弘の顔を覗き込んでいる。彼は、し
ばらくぼおっと、海のずっと向こうの方を眺め続ける。


     3

 それから少しして砂浜を歩くひとつの音が聞こえてくる。
 ちょっと待ってて、
 と言うと、昌弘はその音の方に足を傾ける。暗い、いつも影
になっている砂浜で、洋二がひとり、岩場の方に歩いてきてい
て、昌弘は洋二のもとにたどりつくと、目をみすえて、
「……どうした?」
 洋二はけたけた笑い、たばこをくわえたロで、
「取り替えっこだよ、……さあ、交換だ」
「……どうして?」
「どうしてって決まってんだろ? そういう決まりなんだ」
 昌弘は、
 戻れよ、
 と冷えた声で言う。それから、二人の間で突っ立ったままの
罵りあいが始まり、洋二は、それじゃあ瑶子に決めてもらおう
か、と、それなら全然文句なんかないだろ、と言いだす。洋二
の吸っていたたばこは、すでに捨てられていて、それは赤い光
を内に留めて静かにくすぶっている。洋二は岩場に足先を向け
ていて、昌弘は仕方なしに彼のあとについて歩いていく。

199 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 23:39
>>196
文体に統一感がない。
一文目に「青い」、二文目に「波」というのは色彩感に面白味がない。
セリフがなんでモノローグ? 意味がない。
ゴメン。マジレスできないわ。

200 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 23:41
嫉妬しないで素直に読んでください。
そして批評してください。

大統領が愛した女
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020305102811
Vol.2 『ブラック・アウト』
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020308204922
Vol3 『心理』
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020310191203
Vol4『大統領を愛した女』
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020321235521
Vol5『遠くへ…』
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020324011036
Vol6『秘密』
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020324154526
Vol7『理解』
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020329232639
最終話『最後の戦い』
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020331180214


201 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 03:58
>>200
−1500点の作品などは、批評も出尽くしているようなのでコメントの
しようかありません。おわり

202 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 04:33
俺が中3の時に本屋にいった帰り、破れたビニ傘さした前歯が二本しかない
おじさんがいたんだ。
話し掛けてついてくるから適当に相槌うって一緒にあるいてたらそのおじさん
「俺には息子がいてね、銀行に勤めてるんだよ。名前は……」
 
おじさんが言った息子の名前は俺の名前だった。



203 :J&I:02/04/27 05:55
>1さんはお忙しそうですね。
『最果ての女王』とてもよかったのですが、いくつか気になる
表現がありました。(書きなれてる風でもあるので意図的か?とも)
雪の女王にカイの姿を見せるあたりはとくによかったと思う。
詳しくは >さんの後にでも。

>>196=198
結局、四人のスワッピングとかそういう話だったのですね。
詩的でもないしエロティックでもない。
まず「蒼く輝く海」などといわれてもまったく情景が浮かびません。
少し遠くで辛うじて聞こえるらしい潮騒もイメージできないし、
若さも瑞々しさも感じられないのはどうしてでしょう…?
頭の中でだけ作りあげようとしているのが見え見えです。
それでも書ききる人はいますが、失敗するとしたら表現力の問題かも。


204 :196、198の続き(ためらいがちに):02/04/27 06:51
     4

 瑶子は、じっと岩場の上に座っている。月に照らされた大き
な岩の、そのひとつに近づき、腰をかがめ洋二は、取り替えっ
この案を持ちだす。そのとき昌弘は、それより少しだけ離れた
ところに立ち見守っている。瑶子は、考え、
 いいよ、
 と言い、昌弘は黙ったままで、洋二は、決定だな、と言葉を
吐き捨てるように言い、昌弘は、やがて大きな岩場を離れ、奈
美のいる方に歩いていく。いつも陰っているその砂浜で、奈美
はほとんど上半身裸で、足を折り曲げるようにして座っている。
着ていた服を不格好にはおっていて、昌弘を見つけると、
 遅かったね、
 と言う。
 昌弘は落ちるように奈美の側で座り込む。
 どうしたの? なんか、元気ないじゃん。
 昌弘はちらっと、彼女の、濡れた小さな唇を見て、下を向く。
 壁……、
 とつぶやく。
 壁……?
 ――いや――気にしないで。
 じゃ、早くしよ。
 昌弘はじっとしている。
 なにしてんの、ねぇ、こうなることぐらい分かっててきたん
じゃないの? まさか女の子はじめてなんて言うんじゃ――
 彼は、否定する。
 それならいいじゃん、早く――
 月に照らされて明るい大きな岩場の上では、瑶子の方がぐず
ついているように昌弘には見え、しばらく洋二と2人でごたご
た言っているようだったが、やがてそれも治まり、2人は岩の
上から降りて見えなくなり、それで昌弘は心配になったが、ふ
いに奈美が醒めてしまったような声で、
 もしかしてあの子のこと、好きなの?
 と聞く。


205 :1:02/04/27 09:58
>>115 >>177 >>178 >>179 >>180
「雪の女王」読ませていただきました。
ロマンチックてんこもりの話ですね。しかしそれをうまく配置して、あらすじが
内容に負けていないところが良質です。美文で読者を引っ張っていく人と、
あらすじで読者を引っ張っていく人がいますが、貴方は後者だと思いました。
もちろん両方できるようになるのが一番良いのですが。
贅沢を言うと、雪の女王が男の子を引きとったのか引き取らなかったのか誰
にも予想がつかないような終わりにする、など、謎を投げかけての終わりに
してほしかったです。
少し変なところを挙げると…
「何も知らず知らされることもなく、磨き上げられた壁を軽く撫でてみたならば、
冷え冷えとした感触に愕然とすることだろう。 」
「知らず知らされることもなく」は、一瞬変かな? と思いましたが、作者さんが
意図したもののようですね。
おかしいのは「冷え冷えとした感触に愕然と」です「と」が二つかぶっています。
「その冷たい感触に愕然とすることだろう。」でよいのじゃないでしょうか。

>>183
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/index.html
のことです。

>>172-174 >>184
「胴体の中ほどにアンバランスに 突き刺さっているスコップやホウキが、
とうせんぼをしているようだった。」
細かいことを言うなら、「胴体の中ほど」、と細かい描写があるのに後ろで
「スコップやホウキが」と大雑把な描写に変わっているのがひっかかります。
「胴体の中ほどからアンバランスにのびたスコップとホウキが、とうせんぼを
していた」
でいいんじゃないでしょうか。
>>192さんの言うとおり、潔く擬人法にしてしまうという手もありますが、まだ
少年は雪ダルマを「人」と認めるわけにはいかず、「物」なんだと自分にいい
きかせているくだりもありますから、このままでも無理だというわけではあり
ません。最終的には作者さんの好き好きです。

>>188
はい。私も間違ったことを言いますから、皆さんで批評しあうスレ、となって
ます。反論は認めないというような指針ではありませんので、ご参加お願
いします。

>>191
そうですね。最初から文章添削先生と名乗ればよかったのか。

>>196
出だしから何の説明もなしに登場人物が四人、というのはきついですね。
最初は男、女、とか、髪の長い女、というふうに書いておいて後々書き分けて
いくほうがいいかもしれません。もちろん、最初から名前を出しておいて後々
肉付けしていくのも十分ありうる手法ですが、冒頭の部分だけ読まされる身
としては四人の違いがわかりづらい。
「昌弘と瑶子は大きな岩がいくつか重なった場所へ歩いていく。
岩場はとても明るくて闇との奇妙な調和をとっている。昌弘は、
智子の手を引きながら、」
はさすがに困惑しました。登場人物の名前を間違えるとは…
全体からは詩のような印象を受けました。作者さんもそれを意図して「」をつ
かわないとか、モノローグだとかの手法を使われたのだと思います。しかし
後半の会話では「」を使用しています。
このように矛盾の多い文章をみせられると、一度でも読み返しましたか? と
詰問したくなります。

206 :1:02/04/27 10:01
>>115 >>177
>おかしいのは「冷え冷えとした感触に愕然と」です「と」が二つかぶっています。
>「その冷たい感触に愕然とすることだろう。」でよいのじゃないでしょうか。
すいません自分で言っておいてアレですが、読み返してみたらおかしくありま
せんでした。

207 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 10:11
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||:::::::\
       /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||::::::::::::ヽ
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||:::::::::::::::ゝ
     /::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/::::/丶::::::::::::::ヽ
    /::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/:::::/  ヽ:::::::::::::::ヽ
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    |ゞノノノ:::::::::::::::::::::::::::/::::/        ヾ:::::::|
    |::::::ミヾ//ノノ;;;ノ;;;;;/;;;/           |::::::|
    |::::ミ     ー- _ _ノノ   ヾ_ _ -─   |::::|
    |ゝミ      ,,_ _ _        __     |::/
   . |-‖    -ゝ_●_ヽ     丿● __ゞ   |ノ
    丶 |       = /   \ 三     |
     し |                     /
    ノ;;;;;;|         丿 丶       /:|  ∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
    ノ::::::::|      /( _    )      /:::| <           >
    ノ::::::::::i         − ´      /::::::| < キーーーーーーー! >
    /:::::::::::::ゝ      /-─-┐     /:::::::| <            >
   丿::::::::|:::::::ヽ     (--──,     /::::::::::ゝ  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
   /::::::::::||:::::::::::\      ̄ ̄    /:::::::::::::::ヽ
   /::::::::::::|::::::::::::ミ  \       /|:/::::::::::::::::::::ヽ
  /:::::::::::::::|:::::::::::ミ    \__/  //:::::
 /:::::::/:::::::::|::::::::::::::|          


208 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 10:26
>>204
>瑶子は、じっと岩場の上に座っている。月に照らされた大き
>な岩の、そのひとつに近づき、腰をかがめ洋二は、取り替えっ
>この案を持ちだす。

「そのひとつに近づき」の主語が分かりにくい。
素直に読んでいると瑤子だと思ってしまい、「洋二は、」でありゃとなる。
この辺りの読点の打ち方もそれに輪をかけている感じ。
あと一文が不自然に長い箇所があるし、指示代名詞の使われ方に
違和感を覚える。推敲不足だろう。

209 :J:02/04/27 10:40
>>207
気持ちは表情に出ているとは思いますが、いいたいことを「言葉」で
伝える練習をしましょう。
「キーーーーー」だけでは、お猿さんみたいですよ。
まずは感じたことを思いつくまま順番に書いてみましょう。
小学校のときにもやりましたよね?
マジレスしてみました。おわり

210 :1:02/04/27 11:17
>>207
一行目がずれてますよ。

211 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 11:20
漏れのビッグマラキャノンを受けてみよ
      ∧_∧
     ( ´Д`)
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄)',  ・ ∴.'  , .. ∧_∧ ∴.'.'  , .
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:, .∴ '      ((( #)゚Д゚) .∴ '
    \ /  _, -'' ̄  = __――=', ・,' .r⌒>  _/ / ・,' , ・,‘
      (   _~"" --  _-―  ̄=_  )":" .' | y'⌒  ⌒i .' .   ’
      |   /,,, _―  ̄_=_  ` )),∴. ).  |  /  ノ | ∴.'∴.'
      |  / /   ―= _ ) ̄=_)   _), ー'  /´ヾ_ノ
      (  ) )      _ _ )=  _) ,./ ,  ノ  '
      | | /          = _)  / / /   , ・,‘
      | | |.               / / ,'  , ・,‘
     / |\ \            /  /|  |
     ∠/   ̄            !、_/ /   )
                           |_/

212 :マスター(にせもの):02/04/27 11:25
( `Å´)

213 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 11:33
>>202なんか無駄がなくて良いと思うな。
「だから?」という感想を持ってしまうのは
言うまでもないが。

214 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 11:43
>213
だから?





……正直、どんな話でもその一言で返せると思うよ。

215 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 11:52
    |             |
    |        |
    |             |
__ノ              |    _
| |                    |  ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- 、    ∩   |   \ノ(◎)
_____/ /" ̄ヽヽ_| |.__|
   /  / _∧_∧ l / /    \
   |  |/(  ´Д`)/        \
   .\ヽ∠____/\゚ 。       \
     .\\::::::::::::::::: \\.    |\   \
       .\\::::::::::::::::: \\ /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       \\::::::::::::::::: \ | みなさんさようなら
         \\_:::::::::::_)\ このスレはうんこらしく便器の中に逝きまーす。
             ヽ-二二-―'      ______


216 :J:02/04/27 12:10
>>178-180

・「金剛石」はダイヤモンドではダメだったのか

・「透明さを"帯びた"色」
→ 帯びるというのは元もとの透明の状態にそぐわない気がします。
「透明感」を強調したいのなら、「どこか透明さを帯びた色」では
効果が減退します。

・>>そしてこの宮殿に満たされた恐ろしいまでの寒気の理由にも、
遅れ馳せ ながら思い至るだろう。<<

「思い知る」というのに対して「遅ればせながら」では違和感があります。
「馳せる」というのは「馳せ参じる」などのようにある物理的移動・行為を
伴うニュアンスですし。

・「絶対零度」という表現はよかったと思います。女王のなにものもを拒絶
している感じ がよくでていると思います。
絶対零度では熱(エネルギー)交換(交感)は無いですしね。

・>>『いつまでそんな子供じみたことを云々』などといわれる前に慌てて
ひっこめると、あらためてというふうを装って玉座の間を見渡した。<<

この「云々」が、私的には気になりましたがみなさんはいかがですか。

・白い横顔がまたぞくりとするほど美しい。美貌と驕慢さが奇妙に調和して、 
いやおうなしに男の征服欲をかきたてる。

まがりなりにも玉座に鎮座するほどの立場=女王ですから、「驕慢」では
おかしいです。
これを「高慢」にしてはどうかとも思いましたが、それでも違う気も…。
どうでしょうか?

・「専売特許」この漢字四文字の言葉、ふたつの連続するセンテンスで三つは
ちょっとだけうざいかんじ。

・>>透き通った氷の扉の奥に、悪魔の姿が遠ざかっていく。<<

玉座の間とは、普通宮殿などの奥の奥。
入ってきた悪魔が、さらに奥をイメージさせる「扉の奥に遠ざかっていく」
では違和感がありました。


○前回もいいましたが、全体的にはいい感じです。
 細かいところも億劫がらずに直していくと、とても素晴らしくなると
 思います。



217 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 12:45
>>211
うーん…
猫パンチほどののダメージもないですね。
たまにはきみ自身のマグナムをAAにしてみて。
マジレスしてみました。おわり

218 :196,198,204(途中経過):02/04/27 14:46
>>197>>199>>203(J&I)>>205=1:さん、ありがとうです!
そうですよね。いきなり4人も出て分けわかんないですよね!
>本能のままに… 冒頭はまさにそんな感じです。
>エロティックでもない&状況説明 そういうものに「美」を感じるんです☆
>色彩感に面白みがない 上に同じです。でも言われて反省する部分もありました!
>文体に統一感がない。 ショックです!
>詩的でもない 自然主義的な詩は確かにないです(ってことかな??)
>若さも瑞々しさも感じられない そういう文体だからです(きっぱり)
>頭の中でだけ… 自分では分かんないです。どうなのかなー。
>登場人物の名前を間違えるとは… 指摘されて驚きました…。瑶子、最初は智子って
  名前だったんです。智子って名の友達できたからなんか嫌で急遽変えたんです(マジ)
>詩のような印象 超嬉しいです!(違うって上で言われたから尚更☆☆)
>後半の会話では「」を使用 そこでは詩的世界がリアルに壊されている(つもり)です。
>詰問したくなります。 推敲は何度かしたけど読み流す程度でした! ごめんなさい。

続きはあとちょっとだけど、すでに感想出そろった気もするんでHP作ったときに
アドレスさりげなく貼ることにします! 勉強になりました!

219 :218:02/04/27 14:52
念のためにレス見なおしたら208さんも! ありがとうです!
指摘されてることはすべて尤もに思いました。参考にします! 

220 :115:02/04/27 16:22
>>205 (1さん)
ありがとうございます。
前回誉められた文章のリズム感をあえて今回は捨てて、雰囲気重視で突っ走って
みたのですが。
あらすじが引っ張る要素になっているのなら嬉しいです。
この話はある程度アンデルセンにおんぶしていますので、私の技量だけの効果では
ないのですが、少なくとも演出はうまくいっていたということでしょうね。
『あらすじで引っ張る人』とは以前同じように評されたことがあります。
文章でも同じことができるように精進いたします。

終わり方は……原作では雪の女王が少年をさらっていて、それが前提だから今更
ぼかしてもな、と思ったのですけれど、考えてみたら謎を残したほうが感じが出る
かもしれません。
作品世界には確かにそのほうが合うと思いました。

あ、『知らず知らされることもなく』は確かに意図したものです。
ですがもし虎穴などに投稿したりすれば確実に誰かに叩かれる文章でしょう。
見返してみるとやはり変なので、再改稿時に別の一文と差し替えることにします。
今の私に必要なのは文法の整合性だと思うので……

丁寧に批評していただいて、繰り返しますが本当にありがとうございました。

221 :115:02/04/27 16:23
と、上げるの忘れたから一旦下げて、と。

222 :115:02/04/27 16:47
>>216 (Jさん)
細かい指摘はありがたいです。
もの書きを志して年単位が経過したわりには文章に関する感受性が薄いので……
まったく気付かなかった部分に思わず唸らされることしきり。
予想がついていた部分は抜かしますが、特に知らなかった部分、意図していた
つもりだった部分の言い訳などを……

・遅れ馳せながらと思い至る
そうだったのですか。
前の『かくして』もそうでしたが、自分の知識のなさにひたすら恥じ入るばかりです。
辞書経由で知っただけの言葉を上っ面で並べるだけでは駄目、ということですね。

・驕慢
おごり高ぶること、が意味らしいですが……
あまり良い意味ではないですね。確かに女君主にはそぐわないかも。
あまり性格のいいイメージがなかったので使ったのですが、書く側のひとりよがり
だったようです。

・云々
抜かしてみたらない方がリズムも良く締まって見えました(苦笑)
くどくどうるさい感じを出そうかと思って入れたのですが。

・奥に悪魔が
ああ、本当だ。
そうですね。これはひどい間違いだ。全然逆じゃないか。

・金剛石
179ラストの『カイ』以外は徹底的にカタカナ語を排斥するつもりで書いたのですが、
数年前に書いた第一稿ではカタカナ語も入っておりました。
例としては装飾灯が『シャンデリア』だったり、小鬼が『インプ』だったり。
改稿時にカタカナ語を『カイ』のみにして印象を強くしようと思ったものです。
結果としては改稿時に『マント』を『外套』に替え忘れたため、効果半減という結果
になってしまったのですが。
ダイヤモンドが金剛石というのはやはりおかしいでしょうか。
確かになんだかゴツイなぁとは思いましたが。金『剛』ですしね。

全体的には好印象を抱いていただけたようで、胸を撫で下ろしています。
どれも知識を増やして推敲に細心の注意を払えば防げた間違いですね。
改稿時には差し替えておきます。
今回よくわかったのですが、こういう細かな『つっこみどころ』が私の弱点のようです。
今後気をつけて精進します。ありがとうございました。

223 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 21:34
  ,,';;::\         ,'\       ,           ,、                    ,;':\        ,;'\
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   !,    | /⌒7⌒/|   /  '!|;;;;;;;:::::      ;;;:'  ⌒   / !!  /      |   |;;::::ヽエエエエエエエ);
   ;;ヽ   |エエエエエ] /   |;;;;;;;:::::::,,,,,,,  ,       ,,;;/  ;;;  / /''Y''ヽ  |   !;;::::::   ー   U
   ;;;\   ,,;;;:'''   /   ,; ー ̄ ̄ ̄⌒二⊂二)  ,,,,:;;;;;;/ ||    |/⌒⌒ヽ  |   !!  ヽ;:::::: u  U    uヽ
    ;;;;\____/  /  ー、    ⌒'二二⊂ニ);/:;!!!| !!    |∧∧∧∧|  !!|    ` 、;;;;;_____/
    ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/     ̄      ヽ   ⌒'二ニニ⊂ニ);;;;; \ !;,,    ̄ ̄ ̄ ̄ !!||||!,|!!!!!!!!  \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::
         /      、__、 \ _二二二⊂)       ''''ー―'''''      ||!        \


224 :名無し物書き@推敲中?:02/04/28 04:28
>>194
>「雪ダルマは足もないのに、ホームからずっと裕樹についてきた。」
じゃあ、どんなふうについてきたの?
友達との会話なら、そう質問しないか?
質問を無視して話し続けられたら、どんな気分になる?

225 :J:02/04/28 05:56
>>222
『雪の女王の城』って確かにありましたね。
女王の座る玉座のある大広間には湖があって、氷の破片で満ちて
いる。その氷の破片はすべて測ったように同じ形に割れている…
こんな感じでしたっけ。

このお話から「世界の価値観を覆す鏡」の発想ができるというのも
ステキですね。

>>223
あまりにステキなので言葉を失うのはわかりますが、
「エエエエエエエ…」では舌足らずですね。
もっとちゃんと批評してください。
それから、口があいたままだと疲れません? (笑

226 :J:02/04/28 06:14
>>224
作者さんではありませんが、考えられるパターンをいくつか

・足もないのに足を引きずるように
・人込みを器用にかきわけて
・上から吊るされたように軽やかに
・僕に吸い寄せられるように
・転がるように
・左右に体を揺すり汗を流しながら必死に

などなどは、ダメ?

227 :名無し物書き@推敲中?:02/04/28 06:23
>226
224じゃないけど、それでいいと思う。
「足もないのに」のとこがまずいんだと思われ。

228 :172-174:02/04/28 11:26
>>224
そんなに気になるところだったんですね。
私は「裕樹にとって都合の良い現実感」だけを書くと決めていたので、
「雪ダルマは足もないのに、ホームからずっと裕樹についてきた。」
でいいんじゃないかと思っていました。
でも>>227の意見を見ると、まさに蛇足だったわけですね。


229 :1:02/04/29 01:48
こんばんわ。
今日は特に新しいのはないようですね。
マターリage。

230 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 01:55
中学の卒業式の帰り、僕は貰ったばかりの卒業アルバムを足でばしばし蹴りながら、
田んぼの横の舗装されていない道をとぼとぼと歩いていた。拘束から解かれた開放感
と不安が交錯していた。不安の主要因は進学先が決まっていないことだ。普通はあり
えないことだが、不登校児だった僕はどこの高校も受けていなかった。今日だって校
長室で、教師に囲まれながらの一人卒業式をしてきたところだ。僕はなんだかむしゃ
くしゃして、思いっきりアルバムを遠くに投げ捨てた。田んぼの中に落ちたみたいだ
が、どこかに消えちまった。どうせ家に帰ってから燃やすつもりだったんだ。構うこ
とは無いさ。ただ、卒業式の後、そのまま帰るのも虚しいのでどこかに立ち寄ること
にした。田舎なもので、これと言った娯楽がないのだが、僕には秘密の店があった。
何の役にも立ちそうに無い奇妙なガラクタを売っている所。これからそこに行くこと
にした。別に友達もいないし、家に居ても母親の愚痴を聞くだけだ。ガラクタ見てる
ほうが何倍も楽さ。
 しばらくして、ガラクタを陳列してるだけの汚い木造屋敷に入った。地震があった
らすぐ倒壊しそうだな。薄暗い中、そんなことを思っていると、奥の方から店主のじ
いさんが出てきて愛想よく迎えてくれた。常連の僕にとって、ここは最高の暇つぶし
の場になっていたのだ。
「何か面白い物無い?」いつもの調子で聞いてみた。いつもなら首を振るじいさんだ
が、今日は妙にうれしそうだ。何かあるに違いないと直感した。
「坊主とも付き合い長いからな、今日はとっておきの物をやる。中学卒業したんだろ?
その祝いだ。まぁ、受け取ってくれ」そう言って、箱を差し出した。拒否する理由も
無いので取り敢えずありがとうと礼を言ってそこを後にした。中身については、何も
聞かなかった。
 

231 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 01:59
 歩くのも疲れたので、近くの公園のベンチに座り込み、ぼろぼろに破れた箱を開けてみた。
中には500円硬貨程のまるい玉が入っていた。見たところ唯のガラスにしか見えない。でも
なんだか綺麗に光っていたのでポケットにしまっておいた。公園には子供達が元気よく遊んでいた。
ブランコに乗ってはしゃぐ姿は羨ましかった。子どもは気楽でいいよな。僕だって昔は元気にそ
こら中を駆け回ってたもんだ。遊びまくっていたんだよ。ふと疑問が湧いてきた。今までに本当の友達
いたことあるのかな?不意にネガティブな思考が頭に浮かんでくる。最近の悪い癖だ。ぐうぅ 
腹がなったことだし、家に帰るか。ポケットに両手を突っ込み小石を蹴り飛ばしながら、よくある
集合住宅の一角にある我が家に帰った。

232 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 02:03
 玄関から「ただいま」と言っても誰も応えてくれなかった。廊下で妹がうろちょろ
していたので、鬱陶しかったが、文句を言っても無視されるだけなので止めておいた。
自分の部屋に入るとベッドにすぐさま横になり、天井を見上げた。カーテンで閉めきら
れた4畳半の中、しばし思考を駆け巡らせていた。これからどうすっかな〜 漠然と自
分の人生に終わりが近づいてくる気がした。まだまだこれからだ。充分やり直せるさ。
やる気さえ出せたら…… いつもこうだ。条件を出しちまう。深く溜息をついた後、何
かポケットがごろごろしていて気持ち悪かった。ああそうか、玉入れてたんだ。すっか
り忘れてた。取り出しても邪魔なだけなので、仰向けになって上に投げて遊んでいた。
すると間違って玉が口の中に入ってしまった。そんなに大きくなかったからのどを通って
飲みこんでしまったみたいだ。僕は起きあがり必死に吐き出そうと奮闘したが、無駄だった。
そのうち、尻の穴から出てくるのかな……なんて考えながらその日は終わっていった。

233 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 02:06
 次の日、進路もまったく決まっていなかった僕は完全に自由の身であった。
ただ、暇を潰すのも大変で、もうやる事も無くしてきていた。しかし、その日
はいつもと何かが違っていた。体に違和感があったのだ。いつもは布団の中に
もぐって昼頃までぼんやりしていた僕が珍しく7時起きをし、どういう気まぐれ
か近所を散歩しだした。朝の空気は澄んでいて人がほとんどいなかった。夜明け
の世界なんて昼まで寝ていた僕には知る由も無かった。特に遠くの山の峰が綺麗
で、雲から覗く朝日が織り成す光の芸術はとても美しかった。僕は自然の美を再
認識するとともになんだか損をしてた気分になった。近所を見て回った後、家で
朝食を食べた。久しぶりに家族がそろっていた。サラリーマンの父と専業主婦の
母、生意気な2歳年下の妹。崩れた目玉焼きと端が焦げたベーコンをおかずにご飯
を食べた。食べ終わるとみんな、それぞれの仕事に向かった。僕には何もする事が
無い。行き場も無い。これから、どうしようか……。思い悩んだって何も始まらない。
今日の僕はいつもと違う、明らかに何かが違う。自分に喝を入れて発起した。旅に出
よう。知らない土地に行ってみよう。気分転換にはもってこいだ。と思ってみたもの
の金が無い。母親に貰うのも気が引けたから、自転車でどこまで行けるか試してみよう
と思った。何も持たず、お茶の入ったペットボトルだけで、一人の卒業旅行に出発した
。昨日飲み込んだ玉のことなどまったく覚えていなかった。その時は。

234 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 02:10
 僕は玄関で靴を履きながら大声で「ちょっと出掛けてくる」と母親に言って外に出た。
結構走ったところで思いがけない事故に遭った。車にぶつかった。止めてあるのではない。
ちゃんと走ってる車にぶつけられたのだ。僕は宙を舞い、コンクリートの地面に叩きつけられた。
そう、叩きつけられた…んだが…不思議な事に傷一つ負っていなかった。服は汚れていたが気にす
るほどでもなかった。運転手はすぐさま下りてきて泣きそうな顔をして「大丈夫かい?今救急車呼んだから」
としきりに言ってきたが、僕は変形してグニャグニャにされた自転車の心配をしていた。
買ったばかりの自転車、お気に入りの自転車、僕は切れた。ぶちきれた。正気に戻った時には
バラバラにされた運転手が道路に転がっていた。人が集まってたみたいだけど、なんだかよくわからなかった
から、まぁいっかと家まで歩いて帰ることにした。あぁ、俺って何やっても駄目なんだなぁ。俯いて、ぼやき
ながらそこら中の物を破壊していった。 つづく


235 :1:02/04/29 02:15
>>230-231
読ませていただきました。
まず、文章のリズムが悪い。喋り言葉とそうでない文が混じっていて気持ちが
悪い。読み返しましたか? 無駄に難しい言葉を使おうとするのもやめたほうが
いいです。
「拒否する理由も無いので取り敢えずありがとうと礼を言ってそこを後にした。」
は、
「断る理由も無いので、とりあえず、ありがとうとお礼を言って店を出た。」
ではいけなかったのでしょうか?
変換の仕方や、句読点ひとつで印象は変わるものです。
じいさんとの会話もあまりに現実離れしていて違和感を感じます。
「拘束から解かれた開放感」は、「開放」ですでに「拘束から解かれた」意味が
あるので、おかしく感じられます。あと、「開放」は間違いで「解放」です。
辞書は自分で調べてください。
「よくある集合住宅の一角にある我が家に帰った。 」
は「よくある」と「一角にある」がかぶっていてよくありません。
挙げ続けるときりがないのでこのへんで。
全体的な印象は、妙な気取りが感じられてよくありませんでした。ずいぶん酷評
になってしまいましたが、誤字脱字や漢字の開き方がなっていない時点でこれは
他人に見せられる作品ではありません。

236 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 02:33
現実ばなれした話ですが・・
解放という漢字の間違いぐらい・・・・
とりあえず仰る通りに直して見ます。

237 :改行がうまくいかんよお:02/04/29 02:49
夜明け前の薄暗く冷たい街をレジーとノイは車輪をきしらせながら、
ぼくたちを引っ張っていく。敷石道を打ちたたく蹄の音は軽快で弾むようだ。
父さんはきっと、うまく吹けもしないのに唇をすぼめて息をすかすかとやってることだろう。
本人は口笛のつもりなんだろうけど、とてもそうは見えない。
気分が浮かれたときにはいつも決まってそれをやるんだ。

父さんはとにかくこの街を出て、すこしでも早く山を越えたがっていた。
東のほうにごつごつと連なる山々さえ越えてしまえば、
ぼくたちが目指すモラビアの街はぐっと近くなる。
目と鼻の先と言ってもいいくらいだ。
モラビアでは、年に一回、ぼくたちロマの仲間たちが集まって、盛大な祭りが開かれる。
散り散りになってる親戚なんかが一斉に集まって、
一週間もぶっ通しで騒ぎ立てるんだ。その楽しさといったら、
言葉なんかじゃとても言い表せない。
とにかく最高で、身体は浮き上がるような感じかな。


238 :1:02/04/29 02:50
>>230-234 = >>236
あとからみたら逃げ場のない叩き方をしていたようです。
すみません。
さっき「現実離れ」という言葉を使ったのは間違いでした。
現実離れと現実味のなさは違います。
例えば、宇宙船で金星におり立つ話は現実離れしています。宇宙服や宇宙船、
食べ物や金星の土の様子などを詳しく描写して、あたかも本当にあったかのよ
うに感じさせることができれば、それは現実味のある作品です。
あなたの作品には、その、「あたかも本当にあったかのような」の要素が足りな
いように感じられます。
「交通事故にあった」というのを例にあげると、

結構走ったところで思いがけない事故に遭った。車にぶつかった。止めてあるの
ではない。 ちゃんと走ってる車にぶつけられたのだ。僕は宙を舞い、コンクリー
トの地面に叩きつけられた。 そう、叩きつけられた…んだが…不思議な事に傷
一つ負っていなかった。

自転車を

239 :1:02/04/29 02:57
(すんません。つづき)

自転車をしばらく走らせていると、突然、衝撃が走った。瞬間、交通事故だと気
付いた。かどをよく確認せずに飛び出したのがいけなかった。僕の体は宙を
舞い、コンクリートの地面に叩き付けられた。…はずだが、不思議なことに傷
ひとつ負っていなかった。

後半は原文と同じですが、前半の「車がぶつかった。」を私なりに現実味を出そう
と努力したつもりです。

240 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 02:58
1さんは誠実だねえ。

241 :1:02/04/29 03:07
>>237
長編の出だしでしょうか。良質です。
夜明け前の空気、車輪のきしる音、蹄の音、口笛などがきちんと読者に伝わって
きます。まだキャラクターが登場しきっていないようですが、ツカミが魅力的なの
で期待は大。

>>240
がんばります。

242 :240:02/04/29 03:16
>>241
サンクスです。
かなり自信が湧いた。

本人的には、最後のほうの「言葉なんかじゃとても言い表せない。
とにかく最高で、身体は浮き上がるような感じかな」という部分が
未熟だと思ってる。とくに、「身体の浮き上がるような感じ」はもっと
別の表現を探すべき。まあ、主人公が幼くて、語彙をその範疇に
とどめなきゃいけないってこともあるんだけど。できれば、
主人公の描写なんかはせずに(一人称だからそれも難しいけど)、
言動から年齢を感じさせたいなあ。

243 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 03:17
ギャグで書いてるに〜
現実味あった方が良いのかな・・・
それと漢字の間違いってどれですか?
俺文学部に進めませんね。

244 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 03:20
中学の卒業式の帰り、僕は貰ったばかりの卒業アルバムを足でばしばし蹴りながら、田んぼの横の舗装されていない道をとぼとぼと歩いていた。
解放感と不安が入り混じった心境だった。不安のもとは進路がまだ決まっていないからだ。普通はありえないことだろうけど、不登校児だった僕
はどこの高校も受けてなかった。今日だって校長室で、教師に囲まれながら、一人卒業式をしてきたところだ。僕はなんだかむしゃくしゃして、
思いっきり卒業アルバムを遠くに投げ捨てた。田んぼの中に落ちたみたいだけれど、どこかに消えてしまった。どうせ家に帰ってから燃やすつもり
だったんだから構うことは無いさ。ただ、卒業式の後、そのまま帰るのも虚しいのでどこかに立ち寄ることにした。田舎だから、これといって娯楽
は無いんだが、僕には秘密のお店があった。何の役にも立ちそうにない奇妙なガラクタを売っているお店。これからそこに行くことにした。別に友
達もいないし、家に居ても母親の愚痴を聞くだけだから、ガラクタを見ているほうが数倍楽しいんだ。
 しばらくして、ガラクタを置いているだけの汚い木造のお店に入った。地震があったらすぐ倒壊しそうだな、と薄暗い中で思っていると、奥の方か
ら店主のじいさんが出てきて愛想よく迎えてくれた。僕にとって、ここは最高の暇つぶし場所になっていたのだ。
「何か面白い物無い?」
いつもの調子で聞いてみた。いつもなら首を横に振るじいさんだが、今日は妙にうれしそうだ。何かあるに違いないと直感した。
「坊主とも長いからな、今日はとっておきの物をやろう。中学卒業したんだって?その祝いだ。まぁ、受け取ってくれ」
そう言って、汚い箱を差し出した。断る理由も無いのでとりあえずありがとう、とお礼を言ってお店を出た。中身については、
何も聞かなかった。

245 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 03:22
 歩くのにも疲れてきたので、近くの公園のベンチに座りこみ、ぼろぼろに破れた箱を開けてみた。中には500円硬貨程のまるい
玉が入っていた。見たところ唯のガラスだった。でもなんだか綺麗に光っていたのでポケットにしまっておいた。公園には子供達が
元気に遊んでいた。ブランコに乗ってはしゃぐ姿は羨ましかった。子どもは気楽でいいよな。僕も昔は元気にそこら中を駆け回って
いたよ。遊びまくってた。なぜか疑問がふっと湧いてきた。僕って今までに本当の友達がいたことあるのかな?いつもネガティブな
思考が頭に浮かんでくる。最近の悪い癖だ。ぐうぅ お腹もなったことだし、家に帰るか。ポケットに両手を突っ込み小石を蹴り飛
ばしながら、集合住宅の一角にある我が家に帰った。
 玄関から「ただいま」と言っても誰も応えてくれなかった。廊下で妹がうろちょろしていたので、鬱陶しかったが、文句を言っても
無視されるだけなので止めておいた。自分の部屋に入るとベッドにすぐさま横になり、天井を見上げた。カーテンで閉めきられた4畳
半の中、しばし思いに耽っていた。これからどうすっかな〜 漠然と自分の人生に終わりが近づいてくる気がした。まだまだこれから
だ。充分やり直せるさ。やる気さえ出せたら…… いつもこうだ。条件を出しちまう。深く溜息をついた後、何かポケットがごろごろ
していて気持ち悪かった。ああそうか、玉入れてたんだ。すっかり忘れてた。取り出しても邪魔なだけなので、仰向けになって上に投
げて遊んでみた。すると間違って玉が口の中に入ってしまった。そんなに大きくなかったから飲みこんでしまったみたいだ。僕は起き
あがり必死に吐き出そうとしたが、無駄だった。そのうち、尻の穴から出てくるのかな?……なんて思いながら眠りについてしまった。

246 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 03:23
 次の日、進路のまったく決まっていなかった僕は完全に自由の身であった。ただ、暇を潰すのが大変で、もうやる事も無くなっていた。
しかし、その日はいつもと何かが違っていた。体に違和感があったのだ。いつもは布団の中にもぐって昼頃までぼんやりしていた僕が珍し
く7時起きをし、どういう気まぐれか近所を散歩しだしたんだ。朝の空気は澄んでいて人はほとんどいなかった。夜明けの世界なんて昼ま
で寝ていた僕には知るよしもなかった。特に遠くの山の峰が綺麗で、雲から覗く朝日が作る光の芸術はとても美しかった。僕は自然の美を
再認識するとともになんだか今まで損をしてた気になった。近所を見て回った後、家で朝食を食べた。久しぶりに家族がそろっていた。サ
ラリーマンの父と専業主婦の母、生意気な2歳年下の妹。崩れた目玉焼きと端が焦げたベーコンをおかずにご飯を食べた。食べ終わるとみ
んな、それぞれの仕事に向かった。僕には何もする事が無い。行き場も無い。これから、どうしようか……。思い悩んだって何も始まらな
い。今日の僕はいつもと違う、明らかに何かが違う。自分に喝を入れて決心した。旅に出よう。知らない土地に行ってみよう。気分転換に
はもってこいだ。と、思ってみたもののお金が無い。母親に貰うのも気が引けたから、自転車でどこまで行けるか試してみようと思った。
お茶の入ったペットボトルだけを持って、一人の卒業旅行に出発した。昨日飲み込んだ玉のことなどまったく覚えていなかった。

247 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 03:24
 僕は玄関で靴を履きながら大声で「ちょっと出掛けてくる〜」と母親に言ってから外に出た。
結構走ったところで思いがけない事故に遭った。車にぶつかった。止めてあるのではない。ちゃ
んと走っている車にぶつかったのだ。僕は宙を舞い、コンクリートの地面に叩きつけられた。
そう、叩きつけられた…んだが…不思議な事に傷一つ負っていなかった。服は汚れていたが気に
するほどのことでもなかった。運転手はすぐさま下りてきて泣きそうな顔をして「大丈夫かい?
今救急車呼んだから」としきりに言ってきたが、僕はグニャグニャに変形した自転車のことばか
り考えていた。買ったばかりの自転車、お気に入りの自転車、僕は切れた。ぶちきれた。正気に
戻った時にはバラバラにされた運転手が道路に転がっていた。人が集まってたみたいだけど、な
んだかよくわからなかったから、まぁいっかと家まで歩いて帰ることにした。あぁ、俺って何や
っても駄目なんだなぁ。ぼやきながらそこら中の物を破壊していった。  
 終わり (_ _(--;(_ _(--; ペコペコ

248 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 03:25
1さーん 間違えてる漢字教えてくださーい。もう寝るんで

249 :1:02/04/29 03:42
>243-245
漢字を間違えているのではなくて、「開き方」がなっていない、という意味です。
小説には、簡単な漢字もひらがな表記しているものがありますよね。
「いった」など、「言った」と書けばいいのに、と思ったことはありませんか。
そういうひらがなは、読者が読みやすいようにわざとひらがな表記しているの
です。それを「漢字を開く」と言います。
私はそういう細かい点までは指摘しないようにしていますが、「とりあえ
ず」が「取り敢えず」となっていたので、これはやりすぎだと思いました。
あと、私でもギャグで書いたものを真面目に批評しろと言われたら怒りますよ。
私は真面目に書かれたものを真面目に批評するつもりでこのスレにいるんです。


250 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 04:05
まぁ、教えてクン相手もほどほどに、、、

251 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 04:23
>244-247
改行を何とかしろyo
読む気もしないyo
よく見たら>1も変な改行してるyo

252 : :02/04/29 05:26
 僕は、通いつけのバーに入った。僕はいつもの習慣で一番奥の席に座った。
そこはとても薄暗く居心地が良かった。座ってから気付いたが、そこには皺だらけの男性がコーヒーを飲んでいた。
「合い席でいいですか?」僕は丁寧に尋ねた。 
「いいですよ」彼は穏やかにそう言った。 
僕は注文を済ませて、その老人と対話を始めた。 
「近頃は不景気ですねぇ」僕はありきたりな言葉をかけた。
「そうですね」老人は元気の無い声で答え、もの悲しそうな表情を浮かべた。
「どうしたんです?」僕は老人の懐に入りすぎたかな。と少し後悔した。 
「実はうちの孫が家から1歩も出んようになってしまってな。家族の者が心配しているんじゃ」
 老人はうつむき、咳払いをした。
「いやいや、すまん、見ず知らずの人にこんな事を打ち明けてしまって、どうか気にせんでくれ」
 僕は注文されてきたスープとパンを並べながら、こうアドバイスをしてあげた。
「あなたの気持ちはよくわかります。お孫さんは何歳ですか?僕と同い年ぐらいでしょう。良かったら力になりますよ」
 僕は精一杯の誠意を見せた。老人も快くしたのか詳しく孫の事を語り始めた。
 最後に老人はこう言った。
「名前はたけしといってな、鎖で繋いでおるのがいかんのかのぉ」
 僕はなんだ犬のことかと拍子抜けした。寂しい老人が飼い犬を孫扱いする時代になってしまったんだなぁ。
老人は薄暗い照明の中立ち上がり帽子を被って、一礼をした後去っていった。
 そういえば、犬って学校に行くんだっけ?僕はスープを啜りながら考えた。


253 : :02/04/29 05:30
あの1さんどうでしょうか?
真面目に書きました。
それと俺小説あんまり読んでないんです。芥川と太宰はほとんど読んでるんですが。
だから、自然と漢字開きをしなかったり、無駄に難解な言葉を使ってると言われると思うんです。
だから、現代でお薦めの作家を教えてください。お願いします。

254 : :02/04/29 05:35
ちなみに96と97も俺です。
あれは正直メッセやってたときに作った話を繋げただけです。
これからは真面目に書くんでよろしくお願いします。

255 : :02/04/29 05:36
通いつけ→いきつけのでよろしく

256 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 07:12
>>252
「行きつけのバー」でパンとスープ、コーヒー?

257 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 07:13
>>230
>>243-247
ひきこもり→滝本竜彦
お気に入りの○○を傷つけられ→バトルロワイヤルにあったくだり。

レスの失礼さを見ても
リア厨房ワナビ

258 :J:02/04/29 07:46
>>243-247

・中学を卒業したばかりの子が自分の頭の中で「開放感と不安が交錯」
 「不安の主要因」などと考えながら「アルバムを蹴飛ばしている」のは
 ちょっとそぐわないですね。行動は幼稚、なのに心理分析には冷静さ
 を見せている。

・「拒否する理由もないのでは」硬いです。断る理由もないとか拒む理由も
 ない、でよいと思います。14〜5才の少年という設定ですから。
 
・「取り敢えず」もそうですが「唯のガラス」も「ただのガラス」がよいでしょう。

・「ネガティブな思考」「しばし思考を駆け巡らせ」なども違和感があります。
 短絡的で惰性の毎日を送っている少年の描写にしては統一感がない。
 いろいろ考えていると思わせておいて、その実玉を飲み込んでしまっても
 「ま、いっか。そのうち尻の穴から出てくるのかな」などという。
 かと思えば、「自然の美を再認識するとともに」などという口調になる。
 全体を通してこの統一感のなさが支配しています。

・中学を卒業するといえば普通3月だと思いますが、七時ではすっかり夜も
 明けきって「夜明けの世界」とはいえないでしょう。5時前後からすでに
 明るくなっています。こういう細かな矛盾点を読者に感じさせないほうが
 いいと思います。

・上と同じですが、車にぶつけられたとき、「運転手はすぐさま下りてきて泣き
 そうな顔をして」→「大丈夫かい? 今救急車を呼んだからとしきりに…」も
 時間の経過に違和感があります。それから、「下りる」ではなく「降りる」です。

・「変形してぐにゃぐにゃにされた」→ 「〜して〜された」はおかしいです。

・「バラバラにされた運転手が道路に…」バラバラにした行為の主体は自分
 なのに、「された」では第三者の行為にすり替わってしまいます。
 これも上の「自転車が…」と同じ間違いです。

ざっと気がついた点をあげてみました。

259 ::02/04/29 08:50
はじめまして、オレは国語、作文はだめでした。
今、2chなどで体験談とか書こうと思いましたが、
他の人のようにうまく作れません。
できれば簡単な方法で人が集中して
のめり込んで読んでしまうような文章の作り方を教えてください。

とりあえず書いてみます。
−−−−−−−−−−−
−彼女を見た。小学生かと思うくらいの童顔だった。
身長は155〜160くらい。
痩せてた。
顔は中の上〜上の中くらいでけっこうかわいい。
彼女の年齢は15歳、高一だそうだ。
オレ「はじめまして、大竹(仮名)です(^‐^)」
彼女「はじめまして、三村(仮名)です(^‐^)」
とても笑顔がかわいかった。
−−−−−−−−−−−−−−
あと彼女の見た目がしなやかで清楚な感じをうけたんですが
どうかけば良いでしょうか?





260 :J:02/04/29 09:06
>>259
ここは「あなたの文章を真面目に批評します」というところです。
どう書けばよいかを教えるところではありません。
まずスレッドのタイトル(意味)を把握するところからはじめましょう。

笑顔がどんなふうに可愛く見えたのか、しなやかで清楚な感じを自分
なりに表現するにはどうしたらいいのか、それらを踏まえて書いて
みてください。批評はそのあとです。

261 ::02/04/29 09:19
>>260
申し訳ないです。
考えてまた書き込みます。

262 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 09:26
http://bun.abk.nu/cgi/write.cgi?&action=sakuhin&key=1019904480&id=103
これを批評してください

263 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 09:38
>>262
まずはさわりだけでも載せてみてください。
リンク先にはいけなくなってるようです。

264 ::02/04/29 09:44
彼女を見た。
とても細身で色白で清楚なお嬢様のようだった。
しかし、服は少し田舎くさい。
それでも彼女の心の清さが外見に反映し俺には
よくある「箱入りのお嬢様」に見えた。
かなりかわいい・・・しかし、顔が幼い・・・小学生に見えた。
背は155〜160くらい。それほど小さくはない。
「おはようございます」
部屋のドアを開けた瞬間、彼女がいた。
歯を磨きながら俺は照れながらうなずいた。
自分の部屋の前にある洗面所に行き口をゆすいだ。
彼女はとなりのトイレへ。
部屋に戻り服を着替えて顔を洗いに洗面所へ行った。
俺は、彼女も顔を洗いにこないかなと内心期待していった。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
「はじめまして、大竹です」
今度は俺から話しかけた。
彼女は笑顔で
「三村です」と言った。
その彼女の笑顔・・・なんと表現すればいいか・・・。
純な子供の様な笑顔だった。
彼女の笑顔を見ていると俺も笑顔になってしまう。
今は恋の予感が来てしまうかもという予感だ。

265 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 10:48
>>264
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
はもっと効果的に使えw

部屋がどこなのか、どんな風なのか描写がないのはツラいよ。
それに
>部屋のドアを開けた瞬間、彼女がいた。
「瞬間」に違和感がある。
「開けると」の方が簡潔だしわかりやすい。
同居人っていう設定なのかな?
地の文の「……」がごまかしに見えるので、
使わないようにした方が文章が上手くなると思われ。

>今は恋の予感が来てしまうかもという予感だ。
最後になんとなく置いた文という印象がある。
「予感」が被っているし、
ちょっと主人公が子供過ぎやしないか?

文章には好感が持てるよ。
下手に一文を長く書くよりも
読みやすくていいと思う。
国語作文がダメだったというが、
オレも別に成績がよくなかった。
それでも読んでくれるヤツは読んでくれるし、
プロになれないまでもコンテスト(賞じゃない)に選ばれるていどの評価はある。
たぶん「相手に伝える」つもりで書けば
誰だって「面白い」小説が書けるんだと思う。






と自分に言い聞かせてみるテスト。

266 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 11:20
>>237は速やかに続きを書きなさい。
それで、穴にうpしなさい。

267 ::02/04/29 11:35
>>265
的確なご指摘どうもありがとうございます。
設定というか本当の話なんです。同じ下宿に来た人です。
自分はあるスレの1です。
人が集まらないんで俺の文章の描き方が悪いと思いここに勉強
しに来ましたw
キターは、効果的ではなかったですかw
「・・・」はホントごまかしですね、言われてから気付きました。
「予感」も最後はどうしめくくっていいかわからなくて
やってしまいました。
とても勉強になるし楽しいですね。
265さんも作文だめだったんですかw
でも、コンテストに選ばれるなんてすごいですね!
がんまります、またよろしくお願いします。

268 :1:02/04/29 12:08
>>252
読ませていただきました。
最後は怖くスマートにまとめられていて、ショートショートとしての完成度はそれなり
に高くなっています。試験的な作品のようなので、ドラマがない云々はまた今度に
しましょう。
細かい表現ですが、「皺だらけの男性」→「老人」は少し強引ではないかと思いま
す。最初から「初老の男性」でいいんじゃないでしょうか。
「老人は元気の無い声で答え、もの悲しそうな表情を浮かべた。 」は、「元気のな
い」も「もの悲しそうな」も作者の思ったことをそのまま書いているので、描写とは
いえません。この程度なら見逃しかな、とも思いましたが、二連続は少しきつい。
「ような」「そうな」はたいてい作者の意見であって、描写ではありません。
悲しそうな、楽しそうな、嬉しそうな、固そうな。どれも実際に感じたことではなく、
作者の推測です。あまり多用すると違和感を覚えます。
「萎れた声」にするとか、「老人は悲しそうな表情を浮かべた」だけにするとか、色々
方法はあります。難しいことではありません。
確かに、無駄に難解な言葉を使っている点もありますが、現代小説を読めばすぐ
直るのではないでしょうか。さっきの「ような」「そうな」の使い方にしてもそうですが
、そういうことはたいてい小説作法の本に書いてあります。あなたの場合、書きた
い対象がしっかりしているので、そういう本を一読すればぐっとよい文章を書ける
ようになると思います。

お奨めの文章作法教本は?↓スレ
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/bun/969601839/

おすすめの現代小説ですか…
とりあえず、書店に行って、「角川文庫夏のリラックス120冊」や「集英社文庫のナツ
イチ」や「新潮文庫の100冊」という無料冊子をもらって、便概の中から好きなのを
選ぶのもひとつの手です。そのうちに自分がどういうものを読みたいのかわかって
きますよ。私は直木賞をかたっぱしから読もうとして、三分の一で諦めましたが。
文芸板へ行けば、常識的に読んでおくべき本をリストアップしたスレもあります。
私はそういうものもときどき利用します。

269 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 13:40
>皺だらけ
老人の意味に取らせるならもっと描写をするべき。
白髪もあるだろうし、手も震えているかもしれない。
染みもあるだろうし……云々

>「合い席でいいですか?」僕は丁寧に尋ねた。 
「」内がすでに丁寧に書かれているので、「丁寧」は不要。
>「近頃は不景気ですねぇ」僕はありきたりな言葉をかけた。
の「ありきたり」も同様。

>僕は注文されてきたスープとパンを並べながら、こうアドバイスをしてあげた。
並べながら → 腹へってないの? と率直に思いました。
知らない人との会話なので、
むしろ「注文されてきたパンに手を伸ばし」とか食べようとする動作の方が
自然に思えます。
あまり赤の他人との会話に集中しないものでしょ?
主人公が人の良すぎるバカか、友達いない人に思えてしまいます。

全体の感想は、
1さんが内容を褒めているので、
けなす方向で書いてみます。

もしも「たけし」についての会話をキチンと書いていたら、
絶対に「たけし」を「犬」だとは思いませんよね。
隠しても、読後に「? なんで犬だと思ったわけ」となってしまいます。
もしも食事に集中して気もそぞろだったら、
上手くセリフを展開させることで、
「あっ」と驚かせることができるかもしれませんが。

おすすめの小説
本屋に行って自分で決めればいいんじゃない?
立ち読みしてもいいし、タイトルで決めてもいいし。

270 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 16:18
 ピアスが片方なくなったことに気が付いたのは、家に帰って急いでシャワーを浴びよう
とした時のことだった。橋本弓子は鏡を見て、すっかり血の気を無くした。
 どうしよう、どこで落したんだろうか? 弓子の心臓は早鐘のように打ちはじめた。弓
子は自然と最悪の状況を思い浮かべた。
 ――もしかしたら、あの時に……。もしそうならば、もう終わりだと弓子は思った。足
の力が抜けてしゃがみ込んだ弓子は、視線をさまよわせながらも、懸命にどうすれば良い
のかを考えた。そうだ、確かめなければ。他の場所で落したのなら、それでいい。
 弓子はすぐに結論を下し、先程までとは違い、今度は運動靴を履いて、夜の道を急いだ。
 20分後、現場であるマンションに着いた弓子は、周囲に気を配り、誰もいないことを確
かめると、素早くエレベーターの前に駆け寄った。誰も使用していないことを確認する。
大丈夫。弓子は自分にそう言い聞かせ、祈るように乗り込んで最上階の七階を押した。
 2、3、4、5。順調に上昇したエレベ―ターはしかし、急に減速し始めた。誰かが六階か
ら呼んだのだ。しかも、上に向かって。弓子の胃の底にすっと冷気が駆け抜けた。
 ポーン。夜の静寂に電子音が響く。

///////////
取りあえずここまでで、何か気付いたことがあれば、よろしくお願いします。

271 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 17:18
>>270
ヲイw ショートショートかと思って
オチに期待しちまったぞ。

大衆小説によくある文章だと思う。良い意味で。
細かいことを書くと、
>家に帰って急いでシャワーを浴びようとした時のことだった。
で「服を脱いでいる状態」を想像してしまった。
「シャワーを浴びようと洗面所に入った時だった」
くらい方が鏡との関連性も出てくるし、いいと思う。
「家に帰って」は要らないんじゃないかな……
普通は自分の家だって思いませんか?
他の意見を聞きたいなぁ。

無駄がなく急展開だから
やはりオチが気になります

272 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 18:01
文章がぎこちないと思うけど、、、

273 ::02/04/29 20:05
なんだか日記みたいな文章になってしまいました。
難しいですね。
--------------------
「ごはんだよー」
一階からおばさんの声が聞こえた。
俺の部屋は階段に一番、近い部屋にある。
「三村さんも呼んできてー」
彼女の部屋は、俺の部屋から4部屋へだてて
階段から一番、遠い部屋なのでおばさんの声も聞こえない。
「はーい」俺は横になりながら日本代表サッカーのテレビ中継を見ていた。
彼女と少しでも話せると思うとうれしくなった。
しかし、起きて部屋のドアを開けると偶然にもみくちゃんがいた。
トイレに行こうとしていたみたいだ。
俺は少しビクーリして「うおっ」と情けない声をあげてしまった。
それを見てみくちゃんは、くすっと笑った。
優しい笑顔だ、癒し系だ。
こんな子は俺のまわりにはいなかった。
彼女のことが少し本気で気になりはじめていた。

1階の茶の間は10畳ほどの広さで台所とつながっている。
さらに一階は、酒屋にもなっている。
下宿のおじさん、おばさんが経営している。
四角い大き目のテーブルでいつも下宿のおじさん、おばんさんと一緒にご飯を食べていた。
でも、今日からは三村さんも一緒だ。
そのテーブルに俺は台所から彼女の分と自分の分のおかずを並べていった。
彼女は、まだどうしていいかわからないようで困った様子だった。
その様子を見て俺は、「座ってていいよ」と声をかけて
あげたかったが、なんとなく恥ずかしさから何も言えなかった。
意識しすぎだな、と思った。
結局、ご飯中は彼女の知り合いのおじさんらしき人が来て
俺と彼女を残した三人で世間話をして、俺は彼女と話す事はできなかった。



274 ::02/04/29 20:09
あぁ、みくちゃんは三村さんの間違いです。すいません。

275 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 21:19
>>273
前と比べたら、ずっとよくなっていますね。
わかりやすいですよ。
でも
>彼女の部屋は、俺の部屋から4部屋へだてて
>階段から一番、遠い部屋なのでおばさんの声も聞こえない
書くときに部屋のことしか考えていませんねw
「彼女の部屋は廊下の突き当たりにあるので、
おばさんの声は届かない」でよくないですか?
おばさんのセリフを読んでいて、
別に三村さんに聞こえていてもいなくても
かまわないように思えますが。
どのみち、おばさんが「オレ」に口実を与えてくれているわけでしょ。
最初の方に他の住人が出てこないなら、
離れていることが伝えられれば充分なのではないでしょうか。
ところで、他の住人はいるんですか?

>彼女のことが少し本気で気になりはじめていた。
この文を入れるよりも、地の文の「三村さん」を
「みくちゃん」にした方が
内面的に馴れ馴れしくていいかもしれませんよ。
地の文では「みくちゃん」セリフでは「三村さん」という
ギャップを出してみるとか。

実話に忠実に書くならしかたないですが、
私は小説を書いているので、
やっぱり「オレ」が彼女の部屋に行くことで、
部屋の描写による彼女の説明が欲しいところです。

続きを書いてみたらどうですか?
この様子なら、どんどん上手くなりますよ。
(オレもやらな……)

276 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 21:49

  | \
  |Д*) じ〜っ  クマかな?
  |⊂
  |


277 ::02/04/29 21:52
>>275
良くなってます!?すごくうれしいです!!
悩みながら書いたので自分でわけがわからなくなってしまってました。

ほんとですね、部屋部屋部屋ってたくさん書いてありましたw
>別に三村さんに聞こえていてもいなくてもかまわない
そのとおりでした。自分で文章を理解してなかったですね。
今は他の住人さんはいません。これから入るかもしれません。

「みくちゃん」と「三村さん」のギャップいいですね!
是非、使わせていただきます。

部屋の描写は、そのうち実際にまたごはんを呼びに行く時にでも
行くと思うのでその時に書こうと思います。
ほんとに誉めていただいてうれしいです。まじっすか!?w
体験談なのでまたなにかあったら書きます。
本当にありがとうございます、またよろしくお願い致します。


278 :1:02/04/29 22:40
>>270
読ませていただきました。
出だしなんかはすごく自然に、こなれた雰囲気で始まったのに、ところどころ違和感
を感じます。
まず、弓子の、弓子は、弓子が…、と弓子を連発しすぎています。登場人物はまだ
弓子だけですし、もうすこし頻度を落としたほうがよいでしょう。
「エレベーターの前に駆け寄った。」は「エレベーターに駆け寄った」で十分事は足
りるでしょう。そんなに文章に対するセンスが悪い作者さんとは思えないので、少し
読み返せば変なところはすぐ気付けそうですが。

>>264=>>273=天さん
読ませていただきました。確かに、最初のものよりはずっとよくなっていますよ。
しかしやはり、書きたいことに筆が追いついていない感じがあります。ふだん小説
などは読まれますか? 自分の書きたいことに似た小説をいくつか読んで、あー、
なるほど、こんなうまい表現があったのかと思うことも多いですよ。
例えば、出だしだけでも既存のよいものになぞらえると小説らしくなります。

彼女に最初に会ったのは、大学〇年の春だった。そのころ、俺は〇〇荘に住んで
いた。〇〇荘は大学から遠かったが、安いし、朝飯つきなのが魅力だった。なによ
り、そのアパートを離れられない理由が他にあったのだ。
「ごはんだよー」
一階から、おばさんの声が響いた。俺は横になって日本代表サッカーのテレビ
中継を見ていた。俺の部屋は〇号室、階段に一番近い部屋だ。
「三村さんも呼んできてー」
彼女の部屋は俺の部屋から四部屋隔てて、階段から一番遠い部屋なので、おば
さんの声は届かない。彼女と少しでも話せると思うと嬉しくなった。彼女こそ、俺が
〇〇荘から離れられない理由だ。

私が勝手にアレンジしましたが、ありきたりな小説風というと、こんな具合でしょう
か。

279 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 22:55
>>278
つまんない。元のほうがイイ。

280 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 23:11
>>279
下宿であることをどこで説明するかだね。
素直にやれば冒頭で>>278のように説明してから物語に入る。
ただ、うまく書かないと単なる説明文になりがち。
一方、会話から初めて読者の興味を引きつけてから、説明を
入れていく方法だって良く使われる。
元の文章は2段目で説明が始まっているけど、これはこれで
いいと思うけど。ただ、もう少し状況が分かる説明を入れてお
いた方がいいかも。

というか、状況説明をどこで、どの程度入れていくかを考える
ことが大事なんだろう。小説を読むときもそれを観察しながら
読んでみるのがいいのだろうね。

281 ::02/04/29 23:23
>>1
はじめまして、よろしくお願い致します。
普段、小説はあまり読みません。
中学生のころに「僕らの7日間戦争」で僕らシリーズ(?)をすべて読んで以来、
ほとんど読んでいません。
俺は勉強不足もいいところですね。自分で本を買って読んでみようと思います。
ただ、あまり難しいのだと最後まで読めないんですよねw
アレンジまでしていただいて光栄です。
本当に小説みたいになってますね!
勉強します、これからもよろしくお願い致します。


282 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 23:29
>>281
なんだ、けっこうな年じゃん

283 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 23:43
20歳こえてたらちょっとだけど、工房ならいいんじゃない?

284 ::02/04/29 23:46
え、超えてるよ。
超えてるのにこの文章って事??
15の女にって事!?
ちなみにちゃんと彼女はいるよ。

285 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 23:49
天は素質ないな

286 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 23:53
そんな分かりきった事を・・・嫉妬ですか?

287 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 00:00
>>286
嫉妬しないね。

>普段、小説はあまり読みません。
中学生のころに「僕らの7日間戦争」で僕らシリーズ(?)をすべて読んで以来、
ほとんど読んでいません。

↑この書き込みを見て誰が嫉妬する(w


288 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 00:00
こうして煽られてるのは天に才能があるからだ。
なけりゃ誰も煽らない(w

289 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 00:06
>>288
褒め殺す相手でもないね。

290 ::02/04/30 00:06
>>287
ちなみに後は、シャーロックホームズしか読んだことないけど、何か?w

291 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 00:10
>>290
そりゃすげーw


292 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 17:19
天さんはけっこう注目されているようなw

>ただ、あまり難しいのだと最後まで読めないんですよねw
「僕ら」シリーズを読み返せばいいんじゃない?
オレも厨房の頃に中学編を全部読んだけど面白かったよ。
別に年齢相応とか面倒くさい考えしたくないし、
今まで読めた物をまた読むのも悪くないと思う。
ブクオフで全巻そろうかもしれないしw

周囲はいろいろと言うけど、
素質なくてけっこう、
才能なくてけっこう、
そうでしょ?
何も書かないでグダグダ言うヤツよりもずっとイイ。
レスなんて悪気だけじゃ書かないぜ。よっぽどなヒマ人でも。
全てのレスを好意だと思えって書き続けるのが吉

293 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 17:25
素質も何も・・・この人文章上手くないたいってだけの人でしょ
そんな人つかまえて素質云々言い出すお前らキモすぎ(w

素質ないとかいってる奴も、擁護派気取ってる奴もどっちもキモイ。死んでいいよ

294 : ◆2VUs5Omc :02/04/30 17:32
最近思いついた新作の冒頭です、いかがでしょう。

吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは
書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。
しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。
ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時
何だかフワフワした感じがあったばかりである。
掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始であろう。


295 :批評してくだそい:02/04/30 17:58
僕の観察区域に、ある一つの、面倒な問題が起きてしまった。その日、いつものように波を掻き分けて巡回していたところに、
妙なものが現れた。僕は頭からそれにぶつかってしまって、とても痛い思いをした。それは水面をぷかぷか浮かんでいるのだが、丸い球体で、白っぽい砂に覆われていた。
その球体は僕と同じ暗いの大きさだった。触ってみたが、柔らかい砂があるだけだった。とにかく、それは突然僕の担当場所に現れた。
海底から浮かび上がってきたのか、上から落ちてきたのか、そんなことはわかりっこない。取り敢えず僕は、この異常事態を仲間に伝えなければならなかった。
 観察区域の境界を越えたところに、同僚が悠々と潮を吹いていた。彼は僕らの中でも体格がいい方だ。プランクトンも一番良く食べる。時には小魚さえ彼の胃袋の中に入ってしまう。
おい、君、ちょっと来てくれないか、と僕は言った。彼はこっちを向いた。なんだい、どうかしたのかい? と彼は言った。そうなんだ、変なものが、僕の担当場所に浮かんで居たんだよ、
とにかく見てみてくれよ。
彼はすいすいと泳いで僕の隣に来た。わかったよ。君が驚くのがどんなものだか、僕が確かめてやろうじゃないか、と彼は優しく言った。僕と彼は、例の球体の方へと尾びれをばたつかせて行った。

 これは月じゃないか、とその球体を見るなり彼が大声で叫んだので、僕はたいそう驚いた。月? 月ってのは、あの月のことかい? まさか。そんなはずは無いだろう。
どうして月がおちて来るんだい、僕は笑いながら言った。しかし彼は、真面目な顔を変えずに、その球体、その月を眺めていた。これは、間違い無い。確かに、月だ。天から落ちてきたんだ。
そうに違いない。まずい、これはきっと不吉の前兆だぞ、と彼は言った。僕はもちろんそんな事は笑止千万だと考えていたが、彼があんまりすごむので、だんだん気味が悪くなってきた。
僕らは、族長のところへ行き、これを訴えることにした。族長は、僕らの中では一番年長で、経験も豊富だ。はるか昔の、シャチとの抗争で生き残った、数少ない戦士の一人なのだ。
僕らはみな、彼を尊敬していた。

 族長は、水面から少し下のところで、静かに瞑想していた。僕らは邪魔したことをわび、さっそく例の件を話した。族長は一通り話を聞くうちに、がたがたと震え出した。
おまいさんたち、そりゃ、本当か、と彼はさもおそろしそうに言った。
ええもちろん。なんならその月のところへ行きましょうか、と僕らは言った。
 結局、族長は一族みんなを月の回りに集合させた。あるものは感嘆の声をあげ、またあるものは恐怖におののき、またあるものは興奮して、ばしゃばしゃと水を叩いた。
遠くから、あの鼻持ちならない軽薄なイルカども、それにカモメ達がもの珍しそうに様子をうかがっていた。
 月は、何もしなかった。動きもしなかったし、喋りもしなかった。だが、皆静まり返ってしまった。結局、僕らはその海域を捨てて、新しい場所に旅立って行った。
いまでも、月はその場所に残っているだろう。だが、それは不吉な、忌まわしいものとしてでなく、親しみのあるものとして迎えられているかもしれない。
とにかく、それはなにものだったか、今だってわからないのだ。


296 :270:02/04/30 18:10
ご批評ご感想、ありがとうございます。
>>271
洗面所云々は、確かにそのとおりですね。今のままでは不自然ですね。
「家に帰って」に関しては、家に帰って直ぐであることを、物語の構成上
描写しておきたいのです。個人的には、記述する必要がなければ省略した
方が良いと思います。
そうそう、オチですが、これはショートショートでは在りませんので、
ご期待に添えることは出来ません(w
>>272
ぎこちなく感じられるとのことですが、リズムでしょうか?
それとも、日本語の言い回しでしょうか? いずれにしろ、心に留めておきます。
>>278=1
弓子の連発は、確かに気になる筈なのですが……、どうも、何度か読んでいる内に、
分からなくなってしまいます。時間を置いて読み直す必要がありますね。
ご指摘ありがとうございます。

297 :とらみち ほうじん:02/04/30 21:18
あのう、場違いかもしれないんですけれど
「またり文庫」という所で
「その季節において限りなく青くマターリした日々」
という作品を投稿しています。長い文です。
http://bun.abk.nu/

なんとなく荒れ気味な気がするので…
こちらにでも、またりの方でもどちらでもいいですので
お気軽に何か簡素頂けたら幸いです。

298 :とらみち ほうじん:02/04/30 22:13
あ、今過去レス読んできたんですが
お気軽にでなくて、是非色々とご教授頂けたら幸いです。

どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m

299 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 23:11
>>293
上手くないたいって何? 君は赤ちゃんでちゅか? 氏ね。

300 ::02/04/30 23:50
>>292
あの時は、面白くて徹夜で読みましたw
今、読んでも文章を考えて読めばいいですもんね。
また、買おうかな。
ほんと、素質も才能もなくてけっこうですねw
今は、自分で楽しんで書いてますんで。
アドバイスありがとうございます。

301 ::02/04/30 23:54
やっと仕事が終わった。
もうみくちゃんは帰ってきているだろうか。
5時半過ぎだ。
部活に入っていないようなのでもう帰ってきているかもしれない。
なんだか最近、家に帰るのが楽しみになってきた。
いろいろな事を考えた。
みくちゃんとのこれから3年間もの共同生活の中で
自然に「悪い事」も考えてしまっていた。

ある1つの、煩悩が芽生えた。
それは世間では犯罪。
でも、人間の本能でもある。
心の中が、表と裏で分かれた。
純粋にみくちゃんの事を好く感情と
本能的な、雄の欲望だ。

今日は、仕事が忙しく昼休みにご飯を食べれなかったので
4時頃に下宿のおばさんが作ってくれている弁当を会社で食べた。
お腹が空いていなかったので晩御飯を抜きにしてもらった。
みくちゃんとは話す機会はなかった。
一度、会ったが挨拶をかわしただけだ。
一体、どんな子なのだろう。
もっと仲良くなりたいと思った。

302 :名無し物書き@推敲中?:02/05/01 11:08
>>301
改行が多すぎやしませんか? 一行ごとに切るのは読みにくい気がします。
詩を目指すならともかく、文章ならばもっと文と文と続けて書かれてもいいのでは。


ところでこのスレに、三語スレに出したものを貼ってもいいでしょうか?

303 :名無し物書き@推敲中?:02/05/01 11:12
>>302
いいみたいですよ。
他にもそういう人いたようだし。

304 :294 ◆q.9oyvbc :02/05/01 11:34
厳しい批評のネタレスを期待していたが
めちゃくちゃ真面目なスレだった。ネタって汚してスマソ。謝る。

305 :294 ◆2VUs5Omc :02/05/01 11:35
あれ?トリップ間違えたか?

306 :名無し物書き@推敲中?:02/05/01 12:07
>>301
あっさりしてて分かりやすいですね。
前のは語尾が『〜た』ばっかりだったので読んでいて疲れたんですけど、これは
それが少し減っててぐっと読みやすくなっていると思います。
分かりやすすぎるという意見もあるでしょうけど、むやみに凝ってわかりにくく
なるよりはいいんじゃ。

ところで中盤。
煩悩が芽生えた、という事実だけを書くよりは、それが芽生えて戸惑った状況を
描写するほうが効果的なのでは?
風呂に入っている音が聞こえて思わず欲情してしまったとか……ベタか。
単に『芽生えた』というだけでは説明になってしまうので、あまり良くないと思
うのですが。
小説と説明文は違いますからね。


>>295
なんか好き。冷静な目で見れなくなってしまうので指摘はひとつだけにしておきます。
これ鯨の一人称なんですよね?
だったらもっと始めのほうにそれがわかる描写を入れたほうがいいと思います。
潮を吹きながら、はわかりにくいです。
(私の記憶が正しければシャチもイルカも潮は吹きますしね)
プランクトンでようやく分かるかな? といった印象なので。
それを考えさせるために書いているのなら余計な口出しといったところでしょうが
一人称の話主がなんであるかはできるだけ早く読者に伝えたほうがいいです。
話主が人間じゃない場合は特に。

307 ::02/05/01 14:32
今回から敬称略させていただきます。
>>302
そうですね、改行多すぎな事に気が付きました。
次からは改行も考えて書いてみようと思います。
ありがとうございました。

>>301
今回は体験談が特になかったので思いつきで書いてみました。
今度から「〜た」も気をつけて書いてみます。
煩悩の部分ですけど、良くなかったですかw
描写で書いてみます。やっぱ体験談でないとつらいかなw
今回はボツということでw
どうもありがとうございました。


308 :名無し物書き@推敲中?:02/05/01 17:36
>>295
私はクジラであることを隠したのは良い考えだと思います。
主人公の姿を明確にしてしまうよりも、あいまいにしておいたほうが、
砂でできた月のあやふやな存在が生きてくると思います。
別に主人公がクジラでなくてはいけないわけではないですし、
クジラじゃない生き物(仮に太古のクジラや進化したクジラだとかでもいいですし)
でもいいと、砕けて読めた方が面白いかな、と思います。
読んでいて、なんとなくレイモンド・カーヴァーの小説を
思い出しました。

>>301
>>273からの続き物として読んだ時の感想ですが、
繋がりに疑問があります。
起承転結でいうと、
>>273が「起」
>>301が「転」
つまり「承」が欠けています。
ここは文章を批評するスレでしょうが、
展開を意識できないと文章は崩れるものです。
ところで、>>301はなぜ主人公の感想文になっているのでしょう?
心理描写なのかもしれませんが、本来、「承」の部分で説明するべきことを
説明していないので、そうせざるを得なかったのではないかと思われます。
>本能的な、雄の欲望だ。
>>273を読むかぎり、主人公はみくちゃんとの会話で
彼女の胸も下腹も脚も何も見ていません。少なくとも描写がない。
>>273の文章からは「友達から始めたい」という主人公の
意識くらいしか読みとれません。
最初は「友達から」と思っていて、次に上手くいかなくて、ストレスもたまり、
それで彼女を見る視点が変わって犯罪を意識する。
少しベタですが、それくらいの流れが欲しいところです。

309 :以前、文学板で書いたやつ:02/05/02 00:22
批評、おながいします。

後藤大輔「喪服の女 崩れる」を観た。
これぞ、ピンク映画といえる本格派だった。R−18だが、そもそも子供なんぞ
縁が無い映画だ。
冒頭の、佐々木麻由子の絶望とも取れる表情。スクリーンを超えて感じられる、
真夏のうざったいまでの暑さ。いずれもがこの映画の迫力を予感させ、増長して
くれる。映像がとにかく美しい。間男に犯された後に麻由子の股間に滴る一筋の
精液。それにすら美しさが宿り、より淫靡な雰囲気を醸し出す。ストーリーもシ
ンプルかつ無駄が無く、ラストまで途切れる事の無い緊張感を生み出している。
肉欲に溺れる妻と間男。妻の喘ぎ声に、嫉妬を深める半身不随の夫。そして、妻
とのレズ関係にある友人(彼女は必要無かったかもしれない)。登場人物たちの欲
望、嫉妬、怒り、そして熱気と殺意がスクリーンから湧き起こってくる様だ。
ピンク映画の底力を感じさせてくれる作品だった。




310 :批評してくだせー:02/05/02 01:34
日が沈みかけたので金庫の現金を数え、出納帳に記帳した。
数十円の誤差は、自分の財布から補填し帳尻を合わせた。
電気、空調のスイッチをオフにし、扉に施錠しエレベーターのボタンを押す。
エレベーターはがらんがらんと音をさせながら私のいるフロアまで昇ってきた。
1階に降りるまで、途中のフロアでまだ仕事をしている同僚が乗ってくることはなかった。

晩飯は会社から最寄の駅までの道沿いにある蕎麦屋で済ませることにした。
この時間になれば、かつては毎晩のように上司や同僚と酒を飲みに行ったものだ。
学生の時分には、居酒屋の隣のテーブルで仕事について熱く語る背広姿の者たちを嫌悪したが、自分が背広を着てみると、会社帰りの居酒屋でするのは仕事の話だった。

蕎麦を啜り、勘定を済ませ店を出ると、街はすっかり暮れなずんでいた。
歓楽街のネオンが歩道に反射し、私の影と交錯する。
 
いつものことだが、駅のホームで電車を待つあいだ、このホームに立っている者のなかで、唯一自分だけが孤立している、との思いに囚われる。
車窓に流れる民家の灯りも何故か私の孤立感を募らせた。
つい先日、日頃からばかにしていたカソリック系作家のエッセイを読み、ぼろぼろと泣いてしまった。

明日は神経科の医者に通う日だ。
処方された抗うつ剤が効くことに愕然としたのは、もう遠いむかしのことであるように思えた。
あちこちの神経科で様々な薬を処方されたが、いま服用しているものは、一分が何事もなく過ぎ、60分が過ぎ、24時間が過ぎる。
そういうふうにもう2年ちかくが過ぎていった。
血圧の高い者が薬を常用するようなものさ。
と、いまではたかを括っているが、一方ではそれでは済まない、済むはずがない、と囁く声も聴こえる。

日付が変ってから、眠剤をのみベッドに入る。
今夜は調子が良くない。
判決、あるいは糾弾がすぐそこまで迫っている。
衆目に晒されて断罪される日も近い。
そんなイメージがちらついたあと、私はやっと眠ることができるのだった。


311 ::02/05/02 08:31
>>308
起承転結ですか、昔習った気がするけどあまり覚えてないのでw
また勉強し直します。
>本能的な、雄の欲望だ。
ちょっと唐突すぎましたね。う〜ん、どうやって書こう〜。
流れを考えながら書けばいいんですよね。
わかりました、ありがとうございました。

312 :J:02/05/02 09:50
>>311天さん

こんにちは。
改行を変えて三つを全部つなげて読んでみました。不自然な箇所がいくつか
ありましたが、すでに他のかたもそれに触れていましたので省略します。

日記としてならこれでよいのかなとも思いますが、それでは"読み物"として
成立しません。まず、物語の構成などもよく考えてみるべきでしょう。それに
ついては、この板の別スレも参考になると思います。もう読まれましたか?

それから、みくちゃんの第一印象は「少し田舎っぽさの残る清楚な箱入り娘」
でしたよね。
それは日々暮らす中で、例えばごはんの食べ方がきれいで躾もちゃんと受けた
育ちのよい女の子だと実感したとか、おっとりしてるようでよく忘れ物なんか
もしてしまうそそっかしいところもあるとか、目を見て人の話をちゃんと聞く
素直でマジメな子であるとか、お箸を持つ手が意外に大人っぽくてとか、何か
みくちゃんの個性・イメージを具体的に伝えるものが足りない気がします。
ただ「箱入りお嬢様」と書かれても、男女入り混じっている下宿先にいる女の子
と世間でいうところの「お嬢様」というニュアンスがミスマッチなようで微妙です。

みくちゃんのことがだんだん気になっていく経過もはしょらずに書いてほしい
気がします。たとえば、ある日のみくちゃんは少し蒼ざめて食欲もなさそうだった
けど、いったい何があったんだろう。ストーカーにでも追いまわされているのだろ
うか、親元で何かあったんだろうか、試験か何かで躓いたのかな、あるいは好きな
人ができて、でもその人に恋人がいるのを知って片思いに悩んでいるのか・・・
などなど年頃の女の子のそれっぽい姿を思い浮かべられるほうがいいかもしれま
せん。

逆に自分自身に問題があるとすると、僕はこんな恥ずかしいクセを持ってるけど、
ふだん一つ屋根の下で暮らしてるとみくちゃんには何もかも知られちゃってる
かなとか、勤務先にもちょっと気になる子がいるけどこんなに気が多くては純粋
なみくちゃんを好きになる資格もないし、人間として傷つけてはいけないのかな
などと漠然と思ったりしてるときに、お風呂上りのみくちゃんの上気した顔をみて
思わずはずかしい妄想をしてしまったりして、僕ってなんてやつなんだ……
みたいな葛藤もちらっと書いてみるのもいいかもしれません。

そんなこんなしてるうちに、もう自分の頭の中がみくちゃんでいっぱいになって
みくちゃんをもっと知ってさらに深まった間柄に早くなりたくなってしまった。
だけどあれこれと障碍もある。でも、最終的な目標がみくちゃんを助けること、
みくちゃんと恋人になること、みくちゃんとは一線を超えてはいけないと悟ること
などなどの"ドラマ性"が足りない気がするのです。

これはひとつの意見(提案)ですので、参考になさるかどうかは天さん次第です。
気になさらないでください。

313 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 10:02
まるで人間講座ですな。
いや、読んでるだけでも凄くイイですここ。
勉強になります。

314 ::02/05/02 16:55
>>312 J様

こんにちは、よろしくお願いします。
別スレは、まだあまり見ていません。でも、「お奨めの文法作法教本は?」を見て
「井上ひさしと141人の〜(題名忘れ)」という本を買ってきました。
別スレも見てみます。

みくちゃんのイメージなんですが、J様が書いてくださった様な感じの子なんです。
ほとんど、その通りです。でも、どうやってそういうイメージを書く所まで
もっていくかが、悩んでしまいます。
気になっていく経過ですね、必要ですよね、わかりました。
葛藤もドラマ性も考えて書いてみます。

ちょっと頭が混乱してきたのでw、連休明けにまた考えて書いてみます。
勉強になりました、どうもありがとうございました。

315 ::02/05/02 21:14
 道を歩いていた。
 何という事もない、街の石畳の上。
 ぐにゃりと、何かしら気味悪い感触を足裏に感じた。
 立ち止まって、足元を見下ろす。
 何も見えない。
 足をあげてみる。
 赤い血液や白い脂肪が入り混じったゼリー状の水溜りがある。
 足の裏を見た。
 そこには潰れたペニスがあった。
 またか、と舌打ちをして、花壇の縁でそれを削ぎ取った。

 街にはひょこひょこと移動する野良ペニスが多すぎる。
 使用者が飽きたかうっかり落としてしまったかして放置しておいたペニスがそこ
かしこで自生しているのだ。自生していると言っても、繁殖したり巣を作ったり
などはしない、ただその陰嚢の中にある蛋白質を消費し尽くすまでの間、仮初の
命が続くだけの事だ。嚢の中身が無くなれば、電池の切れた玩具みたいに動かなく
なる。
 学生服の女の子達、初々しい若いカップル達、稚児の手を引く母親。
 その足元をひょこひょこと移動するペニス。
 まだ若いペニスは陰嚢を引きずるようにして動く。
 鈍重な為、蹴飛ばされたり踏み潰されたりして、酔っ払いの吐瀉物のように道端に
その跡を残す。
 そして命の尽き掛けようとするようなペニスは、小動物のような敏速な動きを
見せる。
 勃起の頻度も低い為、尚更素早い。
 今私が踏み潰したペニスは、どうやら老体のようだ。精子特有のあの臭いは少なく、
ただ血と肉しか認められない。べったりと靴の裏で糸引く事もなかった。
 あの素早いペニスは、狙っても踏み潰せるようなものではない。
 ただの偶然だろうか、それとも道端で蛋白質を失った所を、私が通りがかっただけ
だろうか。
 まぁ、どうでもいいことだが・・・。


316 ::02/05/02 21:15
↑半端で下品ですが、このまま続きを書こうか悩んでおります。
 是非ご意見伺わせてくだせぇ。

317 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 21:22
>>315
>それとも道端で蛋白質を失った所を、私が通りがかっただけ
だろうか。

↑これも偶然の出来事ではないですか?


318 :通りすがり:02/05/02 21:29
吾妻ひでおの漫画思い出したり…
そんな夢想的不条理さで読めました。

319 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 21:58
>>315
移動する姿しかなくて、
生態が描かれていないのが
面白味を減らしているように思われ。
じっくりと観察する人が欲しいところです。

ってマジレスしていいわけ?w

320 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:01
あの〜
順番待ちとかありますの?
310貼って待ってるんですけど

321 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:05
>>320
ありていに言って・・・。
さぁ読もうとするようなインパクトに欠けるのでは?

322 :310:02/05/02 22:09
ほえ?
奇特なお人が親切に批評してくれるのだとばかし思っていたずら
まあ、気長に待とうホトトギス


323 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:16
>>310
>判決、あるいは糾弾がすぐそこまで迫っている。
>衆目に晒されて断罪される日も近い。

↑この人は何か悪いことをしたのですか? ヤクチュウということですか?


324 :310:02/05/02 22:20
>323
読んでくれて、あ〜りが〜とさ〜ん

この人はうつ病を患っています
うつ気味の人は不毛な反省を繰り返すんだす


325 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:22
>>324
あなた自身はうつ病なのですか?

326 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:26
その通り
あれはよそいきの日記みたいなものです

327 :310:02/05/02 22:27
326=310だす
めんご

328 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:28
>>326
何故うつなのですか?

329 :310:02/05/02 22:33
原因は色々ありますが、端的に言うと
遺伝子が持ってきました
肥満の親から肥満児が生まれやすいようなものです





330 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:39
>>329
親もまたその親もまたその親もうつってことですか?
そんなことはないでしょう。何か後天的な原因があるはずです。

331 :310:02/05/02 22:41
あるけどよ〜
おまえはセラピストか?


332 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:44
>>331
そうです。

333 :310:02/05/02 22:45
んじゃ〜治してくれ

334 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:48
>>333
まず、うつにいたった原因を聴かないと。
何か思い当たるふしはありますか?

335 :310:02/05/02 22:52
そのまえに
あんさんのセラピストとしての感性を試したい
まずは、じょん&ぽーる、どっちが好き?

336 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 22:54
>>335
じょんの方が好きです。

337 :通りすがり:02/05/02 22:55
そのまえに
なんでセラピーになってんだよ(w

338 :310:02/05/02 22:57
おお?
ふつーだな
っつーか、もうちょいコメントせいよ
つっこみ加減ってものをかんがえてくだせ〜

339 :310:02/05/02 23:00
>337
だよな
ワシは310で貼ったものに批評がほしかってん
いけんところを直そう思うてたら
いつのまにやらこんな展開

340 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:01
単に欝は感染るんだよ。



イヤマジデ

341 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:01
>>337
それはセラピーだから。

>>338
マッカートニーは綺麗な曲を書くけどシンガソングライターとしてはどうよ?
って感じですか? ジョンは叙情詩人という感じが好きです。って余り詳しく
ないけど。

342 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:11
ジョン・バリーと
ポール・ピアースのどちらが好きかと聞かれたら、
ポール・ピアースかなぁ……
誰もそんな質問していないようだな。

>>310
文章を直すということに関しては、
過去レスで全部出そろった感があるよなぁ……

読んでみて意味ありげな内容だ。
しかし「よそいきの日記」にしては「よそいきの意図」がない。
6段落あるが、段落ごとに何かが一段落するわけでなく、
そのために段落ごとの盛り上がりも、
伝えたいことも見えてこない。
こんな感想を覚えるが、
それも結局のところ
>>273>>301の天さんに書いた批評と同じなんだよなぁ……

オレは批評のパターンのネタギレだw

343 :310:02/05/02 23:13
ますますふつーだぞ
Pは綺麗なんてもんじゃなく、モーツァルトもびびる天才
Jはすぐ近くで天才Pを観ながら卑屈にはならんかった
これは偉い!男の子だ!
Pに真正面から挑むのに
生き様を売り物した
これが流行った
えいちゃんもそうしたし、アユだってそうだ
音楽とは残酷なもので、志は1stではない
さて、文芸ではどうよ?


344 :310:02/05/02 23:18
げ、1対1かとばかし...
324みたいんが欲しかったんよ、わし

虎穴も終わるそうだから、
この一年をスケッチ風に纏めて貼ろうか、試みているのだけれど
エピソードの一つにしようと思って書いたんだす


345 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:19
>>343
努力型の方が大成すると思います。
早熟の天才と言われたラディゲの「肉体の悪魔」を読んだけど
よろしくなかったです。漱石が小説を書き始めたのは四十をすぎてから
です。

346 :1:02/05/02 23:23
>>295
全体的にリズムよく、童話風にまとまっていてよいと思います。絵本にな
ったものを読みたいと思いました。ただ、内容のメルヘンさと言葉づかい
があっていないような印象も受けました。このあらすじでしたら、もっと徹
底して簡単な言葉づかいにしてもよいのではないでしょうか。

>>297
ここにコピペするか、直リンクを貼っていただけるとよいのですが。

>>301
>>302さんのいうとおり、一文の区切りが短かすぎて読みにくくなっています。
続けてみると…

やっと仕事が終わり、僕は時計を見た。五時半過ぎだ。もうみくちゃんは帰
ってきているだろうか。部活に入っていないようなのでもうかえっているかも
しれない。最近、家に帰るのが楽しみになってきた。僕はみくちゃんとの、
この先3年間もの共同生活を思うと、自然に「悪い事」も考えてしまっていた。

という具合です。
同じ内容のことを色々な形式で書き直してみるというのも、文章の上達
にはいいでしょうね。
あと、贅沢をいうなら、もっと周りの状況と心情をからめて書いていただきたい。
ただ「5時だった」と書くより、「時計を見ると五時だった」と書いたほうが、
現実味があってよいでしょう。

>>309
私はその映画自体観たことがありませんが、読ませていただいて把握できた
範囲内で批評します。
まず、「子供なんぞ」は差別的でよくありません。「子供とは」でいいでしょう。
「いずれもが」は「いずれも」がいいでしょう。
「スクリーンから湧き起こってくる様だ。 」は陳腐な印象を受けました。
やはり現物を見たうえでないと難しいですね。


1はたいてい週末にやってきます。平日は不定期です…。
関係ないけどCATMANがハードボイルドで最高にカコイイ。↓
http://jp.shockwave.com/animations/catman/catman.html
こんな空気の作品が書きたいもんだ…。

1の「この三語で書け!」を載せてみます。批評お願いします。

お題は 「天然素材 うま味 心」 でした。

「ひとつどうだいこの味噌汁。チューブで食べるとまた格別だぜ?」
ボビーは船内でゆっくりとトルネードしながら、濃縮食料のチューブを薦めて来た。
「いらないよ。どうも日本食のチューブだけは好きになれない」
と、私は英語で答えた。
「乗組員でジャパニーズはお前だけなのにな」
「濃縮チューブでどんな味でも再現できるようになったけど、やっぱり本物の天然
素材で作ったものにはかなわないよ」
私は窓からビー玉みたいな地球を眺めた。ガガーリンはこれを見て、「地球は青か
った」と言ったのだ。確かに今も青いが、中身は、随分変わった。
「うま味の成分は完璧に再現してあるのにな。やっぱりサムライはそういうこだわり
を持ち続けるのかい?」とボビー。
私はそのからかいに応じて、こう答えた。
「おう。たとえ放射能まみれだとしても、本物にかわるものはないよ。地球だってそう
だろう? 大切なのはこだわる心、最後までしがみつくことさ…」

347 :310:02/05/02 23:28
>345
っすよね、絵を描く友人も言うとった
デッサンだけなら、ピカソより上手い芸大生はいるんだと
絵画ではそれは1stではないんですと

348 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:33
確かに、知り合いにものすっごい巧い絵描く人いるんだけど・・・。
でも、なんとなく機会があっても挿絵を描いてもらいたくないんだよね。
そこらのイラストレーター以上なのに、なんでだろ。

349 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:34
1はかなり的確な批評を展開してるけど、力量のほうはどうなの?
新人賞の最終選考レベルくらいか? それとも純粋な批評家?

350 :310:02/05/02 23:38
P・マッカートニーを文章家に例えると誰なんだろう?
好きじゃないけど、認めざるをえない人
WHO?

351 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:38
>>347
絵はよく知らないけどピカソは90歳を越えても描いていたらしいですね。
ゲーテは「ファウスト」を二十代から書き始め八十代で完成させました。
確か七十代で二十歳前の娘に求婚したらしいです。断られたらしいけど。

もう遅いから落ちますね。さようなら。

352 :1:02/05/02 23:40
>>310
読ませていただきました。
冒頭でガツンとインパクトを与えるのではなく、丁寧に文を積み重ねて物語を
紡ぐタイプの方でしょうか。その分、ここには載せられる量が少ないので損を
していますね。この量ではあらすじの魅力について語るのは難しいので、小手
先のことだけに焦点を絞ります。
「1階に降りるまで、途中のフロアでまだ仕事をしている同僚が乗ってくることは
なかった。 」
は、
「1階に降りるまで、途中のフロアで同僚が乗ってくることはなかった。」でいい
でしょう。
「会社帰りの居酒屋でするのは仕事の話だった。 」は、「の」が多すぎる感じ
もしますが…、セーフでしょうか。
「駅のホームで電車を待つあいだ、このホームに立っている者のなかで、」
は、「ホーム」を2度も言う必要はないでしょう。
「駅のホームで電車を待つあいだ、ここに立っている者のなかで」でいいでしょう。
あと、「孤立感」とストレートに感情を表現しすぎている気もします。
「孤立感」と直接言葉に書かず、どう物事に宿らせて、読者に感じさせるか、
そこが腕の見せ所ではないでしょうか。
少し、舌足らずな印象を受けました。

>>315=>>316
読ませていただきました。確かに、「野良ペニス」という題材は読者に不快感を
与えますが、いわゆるゲテモノ狙いの小説でしたら、成功しているのではない
でしょうか。筒井康隆を思い出しました。
全体的な文章のバランスは綺麗にまとまっていて、違和感はありません。
このまま書き進んでも問題はないと思います。


353 :1:02/05/02 23:41
>>350=>>310
ただの作文好き素人です。

354 :1:02/05/02 23:43
あ、間違いました。
>>349
ただの作文好き素人です。 自分の中では批評は片手間やってるだけで書くのが
メインです。

355 :310:02/05/02 23:50
>352
ありがとうございます
全体を覆うものを「孤立感」
にしたかったのだけれど
ダイレクトに過ぎました
孤立感、とい単語を使わずに孤立感を表現すべき
と受けとってよいのでしょうか?
指摘されると、よく判ります



356 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 23:50
>>346
1さんですね。
>「乗組員でジャパニーズはお前だけなのにな」
日本人だからこその気持ちを外国人はわかってくれないという描写ですね。
「〜なのにな」と書いていますが、理由になっていないように思われ。
古典的なSF作品(というかショート・ショートに多いのかも)
で見たような言い回しなので、なんとも言えませんが。
>中身は、随分変わった。
宇宙から見てわかるのは砂漠化が一番に思いつきますが、
後に出てくる放射能を考えると……どう変わったのでしょうか?
私がバカなだけなのかと、いまいち自信なしw
ところで、この作品は味噌汁と変わった地球をかけているんですよね。



マターリ文庫に川柳を載せてみました
http://bun.abk.nu/cgi/write.cgi
おヒマな方は……なんか感想でも

357 ::02/05/02 23:50
批評ありがとうございます、ゲテモノなのは重々承知なので、
そういったものの好きな方にニヤニヤしながら読んで頂きたいです。

んでは、完成しましたらまたりの方にでも投稿したいと思います。

358 :1:02/05/02 23:51
>>310=>>355
あ、そのとおりです。

359 :三語スレの簡素スレの代打ち君:02/05/02 23:56
>>1
お、あんたか。こっちも時々でいいから手伝っておくれよ。
マラソン簡素のヒトがいなくなって淋しいんだ。個人的に。
漏れも、三語スレで書き直した奴こっちに出してみるかな。
あそこは投稿した後必ず書き直したくなるからな。

360 :1:02/05/02 23:57
>>356
批評ありがとうございます。
「船内唯一の日本人のくせに、ミソスープを食べないのか?」という意味だった
のですが、少し表現がねじれてしまったようですね。
砂漠化のことにも触れたかったのですが、文字数(15行以内)制限が…。
また今度、もう少し長いものを載せてみますね。

361 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 00:07
>>360
なるほど、15行はツラいですね。
そこで二つのモチーフをかけるのは難しい。
片方を説明しなくてもわかるような簡単なモチーフにすることを勧めます。
たぶん、味噌汁の方がそれなんでしょうが、
チューブだとか出されると、色々と疑って読んでしまうので……

362 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 00:11
>>361の自分の書いていることがおかしいと思える。
ってかおかしい。
何を書いているんだ? 私は

363 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 00:17
>>362
横からですまんが、チト遅いと思うぞ。
「乗組員でジャパニーズはお前”だけ”なのにな」
こいつを一体どう読んだんだい?云ってミソ。

364 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 00:34
>>363
そういう意味で書いたわけじゃないんだ。
それはわかっているんだがね。
違うところで>>362のように思ったんだ。

365 :363:02/05/03 00:41
>>364
あ、そなの。
地球の見た目は変わってないってのを誤読してたのを今気づいた
ってことか。

366 :青心:02/05/03 00:48
よそで書いた短編(?)をここに貼ってみたいのだけど、よろしいでしょうか?
何レスかに渡ってしまいますが。

367 :漱石気取り:02/05/03 00:56
批評してくだせ〜
約1年まえに他板に貼り付けたものっす

こんな夢をみた。
私は路地裏へ迷いこんでしまった。
細い道が碁盤の目ようにはしっていて、古い民家が立ち並んでいる。
交差点を渡ろうとしたそのとき、黒いおおきな生き物が視界の右から現れた。
くじらだ!そう思った途端、私は電柱の陰に隠れた。
くじらは私に気づくことなく、ゆっくり視界の左端へ消えた。
私は電柱から首だけだしてくじらの往った方角を確認してみる。
くじらは私のいる地点から3ブロックほどさきの民家の前でじっとしている。
見てはいけない、強くそう思い、私はくじらが往った反対の方向へ歩いて行く。
ある民家の格子戸を開けてみると男が立っていて、テレビ局に勤めていそうな風体だ。
ネクタイをしないサラリーマンのようなこの男に私は話しかける。
何を話したのか忘れてしまったがくじらのことではない。
大通りを横ぎり、外壁がくすんだグレーの倉庫のような建物に入った。
階段を最上階まで登るとそこは病室で、私が常日ごろから死んでほしい、と願う女がベッドに横たわっていた。
ベッドの脇の椅子に座り、私は女と言葉を交わす。
女の青くむくんだ顔を見て、このは女はもうすぐ死ぬ、と確信する。
私は嬉しくてたまらない。





368 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 00:58
裏路地と交差点と格子戸がどうしても結びつかない……
謎というより、寧ろ無意味?


369 :青心:02/05/03 01:02
あのー。やっぱり少々長いとダメっスかね?

370 :漱石気取り:02/05/03 01:07
あかんかったあ?
つげ漫画みたいんを狙ったんだっけどね
文章そのものに対する指摘がほしーずら


371 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 01:14
>>370
シュール系なんだろうけど、それはイメージ喚起力が余程強くないと……
「文章そのものに対する指摘」ってどんなのを期待してるんだ?
何が何の象徴なのか全くわからないので、正直手のだしようがないんだけど。

372 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 01:22
>371
やぼ用でおちます
全体よりも細部に勘違いがないか知りたかったっす
細部が積み重なり全体が成る
目指す全体は細部による
ってなもんです


373 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 02:00
批評御願いします。

 役場には、村でただひとつのグランドピアノがある。
この鄙びた寒村に似つかわしくないほど、豪奢な作りの。
吸い込まれそうな漆黒は、卑しいものが触れるのを拒んでいるようで、私は長らくふれる事すらも出来なかった。
 或る日、それの前に私は立っていた。それに触るという禁忌を侵すために。深く息を吸った。全身に鳥肌が立っているのがわかった。
皆が今の私を見たらさぞ可笑しく感じるに違いない。だが、苦笑しようにも口はひとつも歪まなかった。それどころか
胸はますます高鳴った。駄目だ、これ以上躊躇してはいけない。私は半ばやけになって、鍵盤蓋に手を掛けた。
勢いに任せて、蓋を開けた。と、目の前が急に明るくなった。
 そこでは、真珠をまだ白くしたようなキィと夜闇の色をしたキィとが鮮やかなコントラストを描いていた。

疲れました。

374 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 02:15
>>373
読む方が疲れるよ。
いきなり体言止。
あと、文章がまどろっこしすぎる感じが、、、
軽く推敲すべし、べし、べし

375 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 08:28
>>367
漱石「夢十夜」みたいですね。

>テレビ局に勤めていそうな風体だ。

↑これは雑ですね。もっと客観的がよさげ。


>>373
梶井基次郎っぽいですね。内容はつまらないけど文章自体はいいと思います。






376 :1:02/05/03 11:14
>>367
たしかにつげ漫画にはこういう夢の内容のようなものがありましたね。
「そう思った途端、私は電柱の陰に隠れた。 」は、「途端」が浮いているように
思うのですが。
「そう思い、私は電柱の陰に隠れた」でいいのでは。
それともここに違和感を感じるのは私だけでしょうか。この点は何人かに聞い
てみたほうがいいですね。
ちなみに、夢を書くなら、それと現実を結びつけるものが欲しい。他人の夢ほ
どつまらないものはありません。

>>373
目だっておかしなところはないのですが、全体的なリズムが悪いようです。
例をあげると、
「吸い込まれそうな漆黒は、卑しいものが触れるのを拒んでいるようで、私は長
らくふれる事すらも出来なかった。 」

「吸い込まれそうな漆黒は、卑しいものが触れるのを拒んでおり、私は長く触れ
ていることも出来なかった」
でいいのではないでしょうか。無意味な言葉づかいに、びみょうな違和感を感じ
ます。何度か読み返すか、声に出して読んでみるとよいでしょう。

377 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 12:10
いかに批評する側にも力量が必要か、という事を、私は痛感させられた。

378 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 13:53
批評有難うございます。
即興で作りましたが気取りすぎていたようです。
書いてるとめちゃくちゃ疲れてしまいました。

379 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 15:59
書いてみました。
手厳しく批評してくださると嬉しいです。

 その黒いコートを見て私が最初に連想したのは、五歳のころ動物園で見た風景だった。
 柵がある。看板があって、色あせたひらがなでぺんぎんと書かれている。その下に小さく英語名と学名が記されていて、馬鹿な若者たちがスプレーで描いたらしいいたずらがきも読めはしなかったがそこにあった。
 けれど当時幼稚園の年長組だった私に一番大事だったのは、もちろん柵の奥でひょこひょこ動いているぺんぎん達に決まっていた。
 その日は確かうだるように暑く、らいおんだのしろくまだのは確か寝ていた気がする。動かないということだけは家に転がるぬいぐるみ達と変わらない、無防備な腹を上に向けた動物たちを見た記憶がある。
 けれどぺんぎん達だけは、人間さえ溶けそうな真夏の陽の下、青白い人工氷の上をユーモラスに躍ってみせてくれていた。
 思い思いに躍る彼らの動きが、不思議と調和して一定のリズムを作って、とても楽しそうで面白そうで。
 私はしばらく食い入るようにそれを眺めていた。きりんを見に行きたいらしい兄が私の手を掴み、困ったようにもう行こうと言っても、それでもそこを離れようとは思わなかった。
 群れのなかの一羽がふと跳ねた。
 短い足をばねにどうやってあれだけ跳べたのか。とにかく眩しい光を背にその一羽は驚くほど高く跳んで、澄んだ水のなかに勢いよく飛び込んだ。
 透き通ったしぶきがこちらにも飛んできた。兄のとなりに居た母が嫌そうに『きゃっ』と言った。
 海を模して張られた水はひといきにぺんぎんを呑み込んで、大きくうねりポコン、と鳴る。
 水面に穿たれた大きな穴はすぐにほかの水で埋めたてられて、すぐにもとどおり閑かで平べったい水面がもどって来る。
 息を呑んでみんな浮かんでくるのを待つ。一秒、二秒とひたすら、待つ。
 十秒、二十秒、三十秒。あの一羽はまだ浮かんでは来ない。私も内心で数えはじめる。さんじゅういち、さんじゅうに、さんじゅうさん、さんじゅうよん。まだ来ない。
 ……ごじゅう。ごじゅういち。ごじゅうに。ごじゅうさん。
 数える、数える。水面はまだ平たいまま。
 ごじゅうよん、ごじゅうご、ごじゅうろく、ごじゅうなな、ごじゅうはち。
 ひとりまたひとりと柵の傍から離れていく。
 ごじゅうきゅう、ろくじゅう、ろくじゅういち、ろくじゅうに。
 兄が耳もとで苛立ったように行こう行こうとくりかえす。

380 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 16:00
 数える数がいつしか百を過ぎる。もうほかに見ている子供もいない。ただ兄が哀願するような声で何度も何度も訴えてくる。
 それでも私は待っている。覗き込んでただただ待っている。
 ひゃくいち。ひゃくに。ひゃくさん。ひゃくよん。いつの間にか声に出して呟いている。
 ひゃくご、ひゃくろく、ひゃくなな、ひゃくはち、ひゃくきゅう。
 ひゃくじゅうまで数えたときまた水面がうねった。ポコン、と鳴った。
 ぺんぎん。
 音とともに浮かび出たその一羽は跳ねあがるように陸に上がると、何事もなかったようにひょこひょこと、私に背中を向けて歩き出した。
 あの背。あのとき見たしっとりと濡れた黒い背。
 ただの黒ではないのだ。あの黒。
 そのコートを着た人はまさしくあの色を身にまとって、それでもぺんぎんより少しは地に足のついた歩調でスーパーのレジに向かって歩いていた。
 私は一瞬息を呑んで、それから走り出していた。後ろ姿を追いかけて、ゴメンナサイゴメンナサイとお経のように唱えながら、人ごみをかき分けひたすら進んだ。
 『ちょっと、何なのよ』などと訴えた人がいたと思う。よくわからない。私は聞いていなかった。
「……あの、」
 呼んだ。
「あの、すいません! そこのコートの方……すいません!」
 冬のさなかだ。コートを着た人間なんて珍しくもない。
 叫んだあとで『そこの黒いコートの方』と言い直さなければならなかった。それでその人はようやく立ち止まり、ゆっくりとこちらを振り向いた。
 私は駆け寄る。一歩たたらを踏みかけて、必死に足でブレーキをかけ、止まる。
「……何ですか?」
 『ぺんぎんさん』が口を開いた。いきかう人の流れのなかで、私と彼の周りだけぽっかりと、河のなかの三角州のように遠巻きにされている。
 振り向かれ初めて気がついた。くだんのコートは彼には少し大きい。背こそ高いが細めの身体に、ぶかぶかと妙に合っていない。色の個性の強さもあって、服に着られているようだ。
 そこまで見て私は決心を固めた。言葉は驚くほど自然に出てきた。
「そのコート、私に譲ってください」

381 :川⌒ー⌒川:02/05/03 18:26
331あたりから似非セラピストと酔っ払いと思しき人の会話が
あったけど、批評するにも値しませんね。 川⌒ー⌒川うん
1さんがんばれー  川⌒ー⌒川うん
JとかPとかの話は別なとこでやってね   川⌒ー⌒川うん

382 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 19:41
>>376
「途端」の件。漏れは引っ掛からなかった。
ひとによりけりじゃないかな。

383 :お願いします:02/05/03 21:34

 若い頃、地球がリンゴのようにナイフでむかれてしまう夢を見た
事がある。クルクルと薄く本体から引き剥がされて、世界は一本の
帯になった。

 そして僕はその帯を西に進んで行く。砂漠を渡り、山脈を越えて。
ただひたすらに西へ向かい、ガリシアの海岸で海に身を投げる。と、
そこで目が覚めた。

 ルーティンに追われ、組織の中でグルグルと回転するだけの今。
そのことをふと思い出し、考える。

 世界の端には何があり、そこに何を求めていたのだろう。
 その頃僕は何を願い、何になりたかったのだろう。

 (三語スレ投稿作品。お題は「世界」「りんご」「願い」)

384 :おねがいします:02/05/04 00:01
ぼくはカッパだ。頭の上に皿を乗っけて、
甲羅をかついで、体中を緑色に染めて、カッパだ。
相撲も強い。15年間生きていた中での通算成績は180勝20敗。
つまり勝率に換算すると実に9割。カッパは相撲が強いと囁かれているが、
その中でも相当ウデに自信がないと勝率9割は達成できない。
そんなぼくだが苦手なモノはやっぱり存在する。
「ガラスの眼をした猫」
とにかく可愛い。一度捕まえたらギュッと抱きしめて離せない。
離すの惜しくなってしまう程可愛い。
二週間前には三日間、一時も離さず抱きしめてしまい、
ガラスの眼をした猫はぐったりと弱ってしまい、危うく星になってしまうところだった。
ぼくの頭の上の皿もガサガサに乾いていたっけ。あれは危なかった。


ここまで

385 :川⌒ー⌒川:02/05/04 00:07
>>384
これをどうしようっていうのですか?

川⌒ー⌒川へん

386 :名無し物書き@推敲中?:02/05/04 00:08
>>385
批評して

387 :川⌒ー⌒川:02/05/04 00:10
へのかっぱだ  川⌒ー⌒川うん

388 :名無し物書き@推敲中?:02/05/04 00:25
>383
一段落目一行目、『事がある』は削った方が小説っぽい。
二段落目一行目、『そして』は削った方が小説っぽい。
二段落目最終行、『と、そこで目が覚めた。』は、場面が変わる事の強調としての改行が必要。
三段落目、『そのこと』ではなく『その夢』の方が小説っぽい。
場面が現実に変わっているから、あらためて具体的に説明した方が読者に親切。

起承転結が出来ているから、良い意味でも悪い意味でも、
一つの作品としてきれいに完成している。
特に、『転』の部分だけに現実の描写を入れるのは構成的に合格。
三語スレとして、お題の処理を評価するならば、
リンゴの使い方がスケールが大きくて詩的で(・∀・)イイ!!
全体的に、イメージとしての力がある。

がんばれ。

389 :名無し物書き@推敲中?:02/05/04 00:26
??? ?????? ??? ????? ??????
>>384
???? ???? ?? ?????? ??? ????
????? ??????? ???????? ????? ?????
????? ?????? ????????? .. ?? ????
???? ???? ?????? ???? ?????? ???????


390 :383:02/05/04 00:40
>>388
アリガト。全部迷ったトコだ(w
やはり人に見てもらうと、判断悩むところがハッキリするな。

もいちど、サンクス。

391 :388:02/05/04 00:43
>390
1のテンプレートに従ったんで、偉そうな感じになってスマソ
小説としてはきれい過ぎるのが、最大の欠点かも……。(詩なのか?)

392 :383:02/05/04 00:54
>>391
三語スレは規定がキツイので、
どうしても描写を削ぎ落としていく必要があるんだよね。
確かにこれは極端な例だと思うんだけど。

393 :名無し物書き@推敲中?:02/05/04 07:43
>>376
>他人の夢ほどつまらないものはありません。
そうとも言えませんね。

>拒んでおり
一人称だから元の「拒んでいるようで」の方が良いと思います。


>>379-380
>たたらを踏み
よろよろってすることですか、思わず辞書で調べちゃいました(w
>>373のように「色」に大変関心があるようですね。


>>384
アレゴリーですか。非常に面白いと思います。小生も猫好きなので
思わず微笑んでしまいました。

394 :川⌒ー⌒川 J:02/05/04 10:47
>>373吸い込まれそうな漆黒は、卑しいものが触れるのを拒んでいるようで、
私は長らくふれる事すらも出来なかった。


(その)吸い込まれそうな漆黒が卑しいものを拒んでいるようで、
私は長らくふれる事すらもできなかった。
のほうがいいと思います。
句点も一個余計だし、原文ママだと主語がふたつの文章のように
なってしまいます。「〜は……、〜は……。」と。
この場合、主語は「私」であり目的語が「漆黒(のピアノ)」です。

395 :J:02/05/04 11:43
>>379-380

五歳の子の物心のつきはじめの様子はよく出ていたと思います。
自分の心配や兄に急かされたときの焦りなど、そのときの昇華
しきることがなかった感情がずっと「私」の中にあって、
「あのとき自分の感情をよそに何事もなくぽこんと浮かび上が
って背中を向けて去っていったペンギン。その濡れた後姿」を
黒コートの男性の背中に重ねて見た。

現実から幻覚、回想、そしてまた現実に戻る様子はとてもなめらか
でよかったです。ただ、どうしてもそのコートを手に入れなきゃ
ならないというモチベーションについての語りが物足りない気が
します。自分の中にある何か未解決な部分、それについては読み手
として想像に限界があります。

何ヵ所か「おや?」「ん?」という表現がありましたが、全体的には
とてもしなやかな文章力をお持ちだという印象でした。細かく直し
て、先ほどの対象(=濡れた黒い背中)に引き寄せられる「動機」を
少し肉付けすれば、さらによくなると思います。本来のポテンシャル
は高い方だと思いますので細かい指摘はひとつふたつにしておきます。

・自分で「こんな表現は陳腐かな、うーんどうかな」と思ったときは
使わないほうがいいと思います。読み手がその躊躇いを察するとそこで
一瞬ブレーキがかかったりしますしね。 
例) 「コートに着られている」

・それから、「くだんのコート」ですが、くだんのは公的な証文などに
使われたり、硬い感じがします。目の前のコートを指して言ってるの
ですから「そのコート」でいいと思います。前述の、前記のコートなど
というニュアンスはやはり少し重くかんじます。

・改行については意図していらしたのかもしれないのですが
どうなんでしょう。?


396 :批評してください:02/05/04 14:08
事務所に真由美は一人でいた。直人は『チャンスだ』と思った。彼はドアを開けて彼女の方に歩み寄った。
手には<真由美さん、メールアドレスを教えてください>と書いた紙とボールペンを持っていた。そして
真由美の前に立ち、その紙を見せた。
「ええと・・・」彼女はそらで自分のメルアドを言えずに頭を抱える仕草をした。
「ここに書いて」と直人は真由美をせかした。彼は同僚の誰かが来るのを警戒してドアの方をチラチラ見た。
「ちょっと待って」真由美は自分のロッカーにしまってあるバッグから携帯電話を取りに行った。そして戻っ
てきて自分のメルアドを確認しながら、直人が差し出した紙にそれを書いた。直人は何も言わずそれを受け取
ると真由美に背を向けまたドアの方に向かった。彼は一回振り向いた。そして、
「じゃあ送ってみるから」と笑って言った。だがその表情はひきつっていた。真由美はすました顔で頷いた。






397 :396:02/05/04 14:10
>け取
>ると真由美に背を向けまたドアの方に向かった

↑改行にシパーイしました。

398 :396:02/05/04 14:14
↑訂正。開いたら大丈夫でしたスマソ。

399 :名無し物書き@推敲中?:02/05/04 14:35
>>384はバンプオブチキンですか

400 :398:02/05/04 14:35
400

401 :396=397=398 ◆ZmeODHmE :02/05/04 14:43
どうでもいいかもしれないけど>>400は私じゃありません。

402 :名無し物書き@推敲中?:02/05/04 14:58
本当にどうでもイイですね。

403 :名無し物書き@推敲中?:02/05/04 15:59
>>368=370
亀レスだけど……同ジャンルの人? と思って気になったので。
細部と全体が大事だと思うなら、情景をもう少し書き込んでみるのはどう?
『シュールさを強調したいなら克明に描写して違和感を全面に押し出したほうがいい』
私も似たようなの書いてるんだけど……そう言われたことがある。
淡々と書いちゃうと読者がすんなり読みすぎてしまうとのこと。
ところで間違いといわれても、シュール系だとそれらしきものがあっても
『まあいいか』と通りすぎてしまうと思うよ。
間違いの指摘が欲しいんならもう少し一般受けする理詰めのものを晒したほうが。

>>396
文末に『〜た』が多いのは意図したものなのかな?
あと放っておいても誰か指摘すると思うけど三点リーダー。
『・』じゃなく『…』を使うのが今は普通。『・』の変換で出るよ。
場面の説明が見たところ『事務所』だけだったからちょっと頭の中でイメージ
作るのに苦労してしまった……
漫画でいうなら二人のどアップで背景真っ白、みたいな。

404 :川⌒ー⌒川 J:02/05/04 16:33
>>395
<訂正> 句点 → 読点 

405 :396=397=398 ◆ZmeODHmE :02/05/04 16:53
>>403
御指摘ありがとうございます。今後より一層の精進に励みます。

406 :とらみち:02/05/04 21:30
こんばんわ。

もし以前の書き込みにお答え頂いて
自分の作品の所に簡素下さっていたようでしたら、
わざわざお手数頂き、感謝致しております。

結構コタエチャイマシタ。(´д`;
も少し読んで愉しんでもらえるよう地の文が描けるようになるまで
アレの続きは止めて、また違う物でも書いてようと思います。

また宜しくお願いしますm(_ _)m

407 :お願いします:02/05/06 00:13

 闇夜。電車は滑るように走る。月明かりはない。列車の窓にも明かりはなく、
雪はその白さを誇示することなく秘かに降り積もっていく。列車の中では乗客
達が、ボックス席の座席に、床に、乾電池のように寝転がっている。

 突然、光が空に浮かぶ。程なくして轟音が空気を震わせる。乗客達はそれで
も物音をたてない。走る棺桶のような列車はガタガタと機械音だけを発しなが
らトンネルに突入する。

 空襲なんてもう慣れっこなのか? そんな訳はない。頭上から、突然人生の
終焉が降ってくる。そうなったらもう逃れようがない。無慈悲な確率によって
脈絡なくもたらされる暴力。その恐怖はヒトを耐え難い緊張に誘い込む。そん
な状況に慣れることなどあり得ない。

 ただ、この地帯を抜ければ、比較的安全な穀倉地帯に行けるかもしれないと
いうかすかな希望と、一瞬で全てが終わるかも知れないという絶望によって、
今は皆声を発する機能を失っているだけなのだ。

 (三語スレ投稿作品。お題は「雪」「乾電池」「空気」)


408 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 01:45
>>407

雰囲気が出ていてとてもいいです。(少なくとも私はそう感じました)

ただ、闇夜=月のない夜なので
どちらか、削った方がいいと思われます。
あと「列車の中では乗客達〜」
は「に」が多くてわかりにくいような気がします。




409 :書き途中だけど自信あります。:02/05/06 02:43
将来こっちの道で飯食ってきたいんですが、誰か評価してくださいませんか?
自信はあります。
http://newshoboshobo.virtualave.net/

410 :367を書きました:02/05/06 03:06
>>403
レスありがとうございます。
そうかあ!
シュール感をだすために、克明に描写する。
これは「!!!」でありました。
淡い描写→シュール感
とばっかり思っていた。
ただ、シュールを狙わないものにも
「穏やか」
とか言われることが多いもので(そのつもりがないにに)
描写力、もっと鍛えます。



411 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 03:52
内容は最後まで読んでいないから
文章を少し批評してみます

「〜頭だけを下に下げて〜」の「下に」
こんな感じで、全体的に表現の重複が多い様に思います。
つーか、イージーミス多いので、推敲を軽くやってみてはいかがでしょう?

とりあえずこれだけ



412 :よろしくメカドック!!:02/05/06 05:26
「夢の中で言うんです」

しばらくぶりに、母方の祖母の家に行く。
この歳になると、親戚の集まる場所に行くのは辛い。
結婚の話が出るからだ。
すでに、7歳年下のいとこが結婚している事もあり、必ずと言って良いほど、私に話が振られるからだ。
まあ、しかし、しょうがない・・・
行かなければならないのだから。
話を別な方向に持っていく為に、メロンを買っていく。
高いメロンだ。
一つ、5万円。
祖母の家をすぐに出て、近くにある自分が通った中学校に行く。
体育館では球技大会をやっていて、自分もバスケットボールに参加する。
見事に入らないボール。
奇跡などは起こらない。
私はバスケットボールが苦手なのだ。
酸欠で、吐きそうになり、休憩。
体育館のカーテンをぐわぁぁぁっと、引っ張っていく。
体育館の片隅で、続いている球技大会を観戦しながら、
髪の長いスレンダーな女性、みちよさん(そういう名前らしい)との会話。


私  「みちよさん、夢の中で会うのは初めてですね」
みちよ「いやね、私たちはいつでも準備できているんですけど、
    いつでも生み出してくれて良かったんですけど、
    なかなか、外に生み出してくれないもので」


413 :◆F/eVSscw :02/05/06 05:36
私が田口ランディ関連スレに書き込んだものです
よろしくお願いします。


「お猿」はいかにパクリをおこなったか?
パクリで直木賞候補作家になってしまったお猿の話。
それがぼくがこれから書こうと思っているお粗末で下品なお猿の話だ。
あつかましくも図々しく世の中をそれなりに渡り歩いていたお猿が、木から落ちる話なのだ。
そもそもお猿の癖に木に登れるか、登れないかの瀬戸際の分際だったのだが、口とハッタリだけは一流役者の
様に絶倫であったために、上手く世の中をわたったにすぎなかった。
何故なら世の中は、お猿が書き上げたコピペだらけの小説やエッセイの中身より、サッチー・ミッチーや叶納姉妹の様な、中身は無くとも外見上、インパクトのあるキャラクターを持った人間であれば、その程度の人間
にこの出版不況の中でさえも、本を書かせて売れば、才能はあっても、なんの視覚的特徴のない人間が書いた名作よりも遙かに売れると言う思惑があったと言う事は、言うまでもない事であろう。
そして事実売れてしまうのである。
事実かどうかを調べる方法はないが、お猿が発行しているメルマガの部数が十万部を超えているらしく、小説
を出版したとして一割の人間が、小説を買ってくれたとしても一万部である。
無名の新人の初版が七千部と言う世の中で、最低限で一万部の安定した保証があるお猿は、出版社にしてみれ
ばおいしい存在であったと言う事はぼくがあらためて語らなくても、みんな理解していることだと思う。
お猿はしょせん猿で猿回しの猿でしか無く、相方の人間に芸を仕込まれたに違いないのである。
猿回しの猿というのはそれ専門に育てた猿と言う訳ではなく、野生で暮らす猿の群の中からはぐれて仲間はず
れになっている猿を捕獲して芸を仕込むのだと言う事をテレビで観た事がある。
猿社会で暮らすことの出来なくなったはぐれ猿。
それはそれでお猿と見事にシンクロしている様に思えて苦笑いが出てしまうが、猿であることが悪い、もしく
は猿が悪いと言っているわけではないのだ。
肝心なのは人は人として猿は猿として身の程を知って生きるべきだと言う事であり、人間様の書いたモノを、
お猿が自らが執筆したように発表し、それが評価されてしまうのはどういうことなのかと言う事なのだ。
すでにパクリを認めて訳の解らない「自称」謝罪文を出版社のサイトに掲載したりしているが(あれを謝罪
文と理解する人は幸せな人々だろう)、報道されていないものも多く、ましてや報道していない新聞屋があっ
たりするが、その新聞屋とお猿の間にどんな関係があるのかはぼくにはわからないが、取りあえず、その事をここに書いておく。


414 :379-380:02/05/06 06:25
>>393
ええ、『たたらを踏む』よろけるということらしいです。
最初見たときは私もわからなかったのです。
色はきれいに描写すれば文章のなかでとても映える要素だと思います。
うまくやるのはとても難しいですけど……

>>395
どうも。
ご指摘を受けてからざっと読み返してみると、推敲時には見つけられなかったミスを
ぽろぽろ発見して、思わず青くなりました。
月並みな表現へのためらい……そこまで読まれてしまうとは。
あ、ちなみに改行は長文書き込みに慣れていないせいで犯したミスです。
本当はもう少し一行・一段落が長かったので、適当に改行を入れたらよけいに
読みにくくなってしまいまして。
指摘込みとはいえ文章を誉めていただいたのは初めてでした。
今後気をつけてみます。

415 :名無しの初心者:02/05/06 09:17
昔なんとなく書いた小説で、展開が分からなくなって挫折した作品
の冒頭です。放っておくのもなんだったので、批評してもらって
勉強になればなと思い、書き込んでみました。長くてすいません。

 きりきりと刺すように胃が痛む。倦怠感という真っ黒なおもりが、
幾重にも重なって身体にのしかかり、指先さえも思うように動かせない。
眠いのではない、気が重いのだ。鳴り響く目覚ましを黙らせて、
右足を右へ左へ大げさに回して寝返りを打った後、みのりは、
ようやくその錆びついたような上半身をのそりと起こした。
そこから半ば自動的に朝の支度をしようとする身体を尻目に、
今日の大学の授業をサボる理由を考えてみる。
いろいろなつくり話を頭に描き出すが、今日の語学の授業は
二回休んだ時点で単位が消滅する最低な授業だ。
ヒステリックなフランス語の男性講師の顔が、部屋の中の、
光を失って黒い闇と化した部分にホログラフのように投影されて現れた。
・・・逃げられない。などとあれこれ思索の枝を伸ばしているうちに、
微妙に陰湿な部屋のほの暗さに耐えられなくなって、みのりはカーテンを開けた。
 アパートの4階からは住宅街の静かな朝が遠くまで見渡せる。
動くものは電線にとまっている雀と、新聞配達のスクーターしか見えない、
典型的なあけぼのの光景がそこには横たわっていた。
今日はあの日と違ってやたらと良い天気で、くすぶり続ける
みのりの魂は日光に反応して、吸血鬼さながら、ずきりずきりと
疼きを増していく。弱弱しく差し込む早朝の光。それに照らされて、
薄暗く埃っぽい部屋の中、いろいろなものが白く、というより
白灰色に浮かび上がる。黒いバッグ、テレビにかぶっている埃、
辞書からファッション雑誌まで様々な本が乱雑に詰められた本棚の
人工的な木目、そして、5日前の記憶。あの日のことはまったく
頭から離れることはなかった。友人と話しているときも、
テレビを見ているときも、食事をしているときも、入浴しているときも。
洗顔を終えて洗面所から部屋へ戻ってくると、
日光はさっきの弱弱しさからはまったく様相を変えて、
暗闇の世界に浮かびがる街灯の強い光のように部屋の空気を鮮やかに二分させていた。


416 :璃瑠:02/05/06 10:45
少し前にノートに書いた小説の中の文章です。


銃声の連続。
耳をふさぎたくなる程の、無数の罵声。
実際、厚子は耳をふさぎながら逃げている。
僕だって、耳をふさぎたい。
でも、僕は加奈を抱えて行かなければいけない。
仕方なしに、両手を加奈を抱えるのに使いながら逃げる。
何故、こんな状況になっているのに、国家は、放っておくのだろう。
この世界を。
瓦礫の間をくぐり抜け、走り、銃撃をかわす。
いつまで逃げていれば良いんだろう?
そう思い始めた時、僕に、背中から何かが覆い被さってきた。
思わず声にならない悲鳴をあげ、振り向く。
その時、もし、キングさんが僕を支えてくれなかったら、多分、僕は加奈を落としていただろう。
「厚子・・・」
厚子は死んでいる。
瓦礫に挟まり、銃撃を浴びせられながら。

417 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 10:57
>>412
夢の不可思議さや、最後の暗示のようなセリフに
ひきつけられました。
ただ、色々目に付いたんで・・・・

3行目、4行目の結びがどちらとも「〜から」となっているのは
好ましくないように思います。統合した方がよろしいのでは?

あと、常識的には、メロン一個で5万=高いという感じなので
(私の生活レベルが低いのかも)少し違和感あるかもです。
意図的なリフレインなら、それでもいいかもしれませんが。

更に、「体育館の片隅で〜」の部分では
「〜しながら〜」を受けるには、動詞でなければ駄目な気が。
会話をした、っていう感じで

最後のセリフ
「いつでも〜なんですけども」という言い回しが多くて引っかかります。
それとも、反復表現(?)でしょうか?

内容では、メロン云々から祖母の家を出るくだりが
説明不足なきがします。まぁ、夢なんでありかもしれませんが。

以上、重箱の隅をつつくような事ばかりですが、許してください。



418 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 11:06
>>413
時間ないので少しだけ

突然の現代形。
      
意味がほぼ重複している言葉。

あ〜すいません。もう時間ないっす。
ほかのひとよろしゅう



419 :407:02/05/06 13:53
>>408
同意語反復はご指摘の通り。ポカ。
「に」連発は、その部分もう少し考えてみます。
ありがとう。

420 :小5:02/05/06 14:51
 きのうぼくは函館に行きました。まずおつさんとぼくとおかあさんでカニをたべました。おかあさんは
「おいしいわねえ」
 とおいしそうにたべてました。
 ぼくはカニ味噌だけたべてましたが、
 すぐに飽きたのでオレンジジュースを飲んだり
 ただの水をのんだりしてました。おとうさんはあぐらをかいてました。
 5時になってみせをでました。函館は5月なのにさむいのでビックリしました。
 その日は民宿に泊まって寝て次の日帰りました。楽しかったです。

421 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 14:56
>>420
山下清画伯の文章を読んでみな。

422 :小5:02/05/06 15:07
ほんじゃあこれは?

どッがああああアン!
ビルが、爆発した?
「だれがやったのかしら」
おかあさんが沢山困っている。
ぼくはどうすればいいのかな?
「犯人をつきとめるよ、ぼくが」
「そう気をつけて」
「うん」
ビルは真っ赤に焼けてたよ。犯人はまだ遠くへ行ってないハズ。
きょろ
きょろ
遠くでサングラスをかけてる男がいる。きっと、あれだ!
「もしもし」
「あ?」
「ビルを何故ばくはつしたのだ?」
「ばれたか」
「やっぱり」
ぼかぼか。
「ちっ、ここでつかまるわけにゃあいかねえ」
「あ、まて」




続け!

423 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 15:09
>>422
才能があるに違いない。
少なくとも>>1-421の中で一番光ってる。
がんばれ。

424 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 15:15
ルナスレ帰れ。

425 :五月晴れ:02/05/06 15:17
テーブルの上には、小さな小箱。
この中に、あの指輪が入っているのは、本当なのだろうか。
いいや、迷っている暇は無い。
そう思い立って、小箱を開ける。
いや、開けようと思った。
でも、いざ開けようとなると、怖い。
もし、嘘だったのならば。
死すら怖くないほど、大変な状況だ。
もし、本当だったのならば!
目をつぶって、箱の蓋に手をかける。
開けるんだ、自分よ!
蓋がゆっくりと開いた。

426 :預言者 ◆LWc8ypaA :02/05/06 15:19
>>425
わかんええよ、多分作者にしか物語が見えてない。
わかんねえし、つまんええよ。
なんのつまりだーよ。

427 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 15:20
わかんええよ=わかんねえよ
つまんええよ=つまんねえよ

ね。



428 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 15:22
なんのつまりだーよ=なんのつもりだよ

ね。



429 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 15:30
僕は今、一つのアパートを見つめている。
ボロボロで、今にも崩れてしまいそうな壁や、赤っぽい色の屋根。
それらを見ていると、今までこのアパートに住んでいた人達と大家さんの顔が、頭の中に浮かび上がって来るような、そんな錯覚を覚える。
1ヶ月ほど前までは、僕を含めた住人達が住んでいたのに、もう人っ子一人住んでいない。
僕も今さっき、新しい家に荷物を運んだばかりだ。
『取り壊し』
その言葉が痛く胸に刺さる。
きっと、数ヶ月後には、この場所は近所の子供達が入りこみ、ボールを蹴飛ばしているような、そんな空き地になっている事だろう。
そして、もう僕はこの場所に来る事も無いはず。
今まで住んでいたアパートが取り壊しになるくらいで、そこまで悲しむ必要は無いかもしれない。
けれど、僕にとっては、この場所はここまで悲しむに値するような場所だったのだ。
……ああ、何時までも感傷にふけっている場合では無い。
早く戻って、荷物を片付け、食事をとり、風呂に入って、夜はコンビニのバイトをしに行かなければ。
空しさなど、考えている暇は無い……。

430 :五月晴れ:02/05/06 15:38
五月って綺麗だ
思えば五月は地の臭いに

431 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 18:37
>>409
読むに耐えず途中でやめました。
文学としての面白さというものをもっとわかった方が良い。
高校生が殺し合いを強いられる近未来SFを書くのは良いが
リアリティが無さすぎ。恐怖感も悲壮感も伝わって来ない。
文も雑だし。アイディアだけでは文芸が成り立たない良い見本。

432 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 20:02
>1さんはお忙しいかたですから、遊び半分で批評を依頼しないでください。
少なくとも自分でちゃんと推敲した結果のものを出すように。
マジメなものにしか >1さんは答えてくれないと思います。
レスがないのは無言の答えであるかもしれませんよ(w

433 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 20:03
>>432
そうですか。
あなたはもう逝っていいですよ。

434 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 20:07
>1 さんヘンな人は無視していきましょう!

435 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 20:11
ということは434とかもだな。

436 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 13:49
>>412
個人的には会話部分は

「みちよさん、夢の中で会うのは初めてですね」と私は彼女に話しかける(た)。
 すると彼女は答える(た)。
「いやね、私たちはいつでも準備できているんですけど、
 いつでも生み出してくれて良かったんですけど、
 なかなか、外に生み出してくれないもので」

という風にした方が小説の体を成していると思われ。古典的かもしれないけど。


437 :1:02/05/07 22:39
えーと、しばらくこない間に路線がおかしくなったようです。
スレ人口が高くなってきたので、私も全てにレスを返すことができません。
とりあえず真面目な批評が必要だと思われるのに、レスをもらえていない人の分
を批評していきたいと思います。
どうしても1にレスしてもらいたい、という人はそのむねを書いてくださればなるた
けがんばりたいと思います。

(順番逆さでレス↓)

>>429
読ませていただきました。
句読点が多く、リズムがわるくなっているところから直すべきでしょう。
一度音読してください。

>>422
この短さにしては素晴らしい内容です。短絡的な文章もあらすじも「演出」と受け
とめれば下手な小説よりずっと良質です。この短さで勝負をしろといわれたら
あなたに勝つ自信がありません。
ただ、小説としてなりたつ長さかどうかは別ですが。

>>416
句読点が多く、リズムが悪いです。一度音読してください。

>>415
読ませていただきました。
言葉に対する感性はしっかりした方のようです。ただ、一文が重くいらいらさせ
られます。形容詞を重ねすぎるきらいがあるようです。
リズムのよい小説を読むことをおすすめします。

438 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 22:40
37才にして初デートを控えてました。
何をどうしたらよいのかわからないので
2ちゃんねるにアドバイスを求めたら
「家を出るときから避妊具をつけて出かけるのが
最低限のマナーだ」と教えられました。
だけど、どうしてもダメでした。
みんなすこい゛なー
ぼくはキスだけでもよかったんだけど……
やっぱ男失格かな……

439 :439:02/05/07 22:47
小説を書いて、是非サラしたいのですがパロディ小説です。
かまいませんか。

440 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 22:54
気持ちのたかぶりに任せましょう。
失格なんて、、、。
人を傷つけてはいないのだから。

家を出るときから避妊具つけてたら困ります。
騙されないように、、汗

441 :412:02/05/07 23:27
>417
>436

>412です。
レス、ありがとうございます。
以後、精進します。

また、夢ネタですが…

東京で見た夢 

生まれ育った街は、町の中心部は確かに発展していたが、少し離れると、
水田と玉ネギ畑ばかりが延々と続く様な場所だった。
そこまでは田舎ではないが、私は東京の様に、家と家の間隔がほとんど無い様な場所に、
母親と二人だけで住んでいる。
母親は、家の一階を店にして何か商売をしていたが、貧乏だった。
そんな生活状況のせいか、私はグレていて、近所でも有名なワルガキだった。

ある日、街中をさまよい歩き、神社のような所に入っていった。
そこは馴染みの場所らしく、神主とも知り合いだったが、仲は良くない
神主は爺さんで、「もっとまじめに生活をしろ」などと説教を始める。
私はその話など聞いていなく、呆れた神主は、
「お前みたいな奴はここに来るな!」
と、怒りだした。
「あぁ、わかったよ!」
そう言って、私はその場所から立ち去った。


家に向かって歩き出した途中、境内の中の一角で、お祭りの準備か、
不思議な姿をした女の子を見かけた。
歳は14〜16歳ぐらいで、昔の大工見たいな衣装と、胸の部分にはなぜか、
木製の樽をぶら下げている。
頭にはお稲荷さんのお面を付けて、両手には太鼓のバチを持っていた。
家に帰ると、母親が何かを言ってくるが、私は全く聞いていない。
私は毎日がつまらなく、くだらなく感じていた。


次の日の早朝、私はまた神社に行った。
まだ薄暗く、太陽は昇りきっていない。
境内の中にある、野外舞台の様な所で、神主を見つけたが、
神主は何か儀式をしているようで、こちらには気が付かない。
その時、私の前を、昨日見かけた不思議な姿をした女の子達が、20人くらい駆け抜けて行った。
そして、舞台の上に上がり、踊り始めた。
朝靄のかかる中、その踊る姿はどこか、美しいと思った。

442 :小5:02/05/07 23:29
がらがら。
戸があいた。
「なんですか」
ぼくが言った。
「こういうもんですけど」
差し出された名刺は
「ラーメン屋・田中」
と書いてありました。
「なんですか?」
「うちで働きませんか?」
「いいんですか?」
「ええまあ」

次の日。
「ラーメンは心で作るんだ」
田中さんが言った。
「はい」
ぼくが言った。
がらがら
お客さんがきた。
「とうがらしラーメンひとつ」
「はい」
ずるずる
ごくり。
「どうですかお客さん」
ぼくが言った。
「おいしい」
やった。
「明日から店長はお前やれ」
田中さんが言った。
「任せてください」
夕日はとっぷりとくれてました。

443 :小5:02/05/07 23:36
だれか早く批評してください。
あと5分で寝なきゃいけないんです。
はやくしてください。

444 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 23:38
>>443
死ね。

445 :小5:02/05/07 23:39
しにません。
あなたは卑怯ですね。
「死ね」
とかって学校の人に言われてるんじゃないですか?
やつあたりはやめてください。迷惑ですよ。

446 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 23:41
>>445
とにかく死ね。

447 :小5:02/05/07 23:43
ぼくが言った事、当たってたのかな。
明日も学校がんばってください。

448 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 23:48
>>447
なんでだろ、おまえさんの文章が心地よいのは。
ほんとに山下清画伯を読んでもっと精進してくれ。
あまり、作りこみすぎないようにね。

449 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 23:49
ラーメン道の影響ですかね?

450 :ロマの家馬車 ◆Ask/Xia2 :02/05/08 00:00
すごく長くて申し訳ありません。
>>237と同じく、長編の書き出しです。
1さんよろしくお願いします。

ベッドに横たわったまま、鶏が夜明けの告げるを待っている。
鎧戸を下ろした窓の向こうでは、フクロウの鳴き声だけがうつろに響いている。
聞きなれたはずの鳴き声は、いつもとすこしちがっている。
ゆっくりと間をおきながら、もの悲しそうに木々の中から彼を招く。
まるで別れを惜しみ、彼をこの地にとどまらせたがっているかのように。

リトは毛布をたぐりよせ、ひんやりした鼻の上にかける。
羊毛のちょっとしたけば立ちに口もとをやわらかくくすぐられる。
明るい陽だまりのにおいがし、吐き出した息はあたたかい。
部屋の中にはぼんやりとした光の輪が浮かび上がっている。
曇りガラスを通したろうそくの明かり。
リトは、ふと、幼かったころを思い出す。月明かりのない真っ暗な夜、
真っ暗な部屋。いつまでも慣れることのなかった暗闇。
風が吹くたびにあちこちが震える家屋。寝返りを打つたびに、
身の毛のよだつような気味の悪い音を立てるベッド。
真夜中に目を覚ましては、おびえて目をつぶったまま部屋を飛び出し、
ユサのベッドにもぐりこんでいたあの頃。

からだを起こし、ろうそく立てを手にとる。小さな空気孔のあいた曇りガラスが
炎をやさしくつつみこんでいる。おおいを取りはずしてみる。
光は目を刺すようにするどい。短くなったろうそくの先で揺らめきながら
黄色い輝きを放っている。壁紙には彼の大きな影が古い洞窟に描かれた
壁画のようにあいまいに映っている。

リトはそっと息を吹きかけて炎を消す。たちまち暗闇が部屋じゅうをみたす。
何も見えない。窓のほうからも光はもれこんでこない。
まだ、夜は明けてはいない。鎧戸の隙間から射し込む光の矢が見たい。
澄み切った朝の美しい光。
 
眠れない夜がつづいている。夜じゅう考えつづけ、
そして疲れてまどろんでしまう。はっとして目を覚ますと、
待ちつづけていた朝はすでに通り過ぎてしまっている。
いっそのこと、いまから眠ってしまったらどうだろう? 
眠れるだろうか? いまから、眠れるだろうか? 
頭をおおっている考えを振りはらい、夜が明けるまでひたすら
眠ることができるだろうか? そうすれば瞬く間に、
朝の陽の光を見ることができる。
しかし、それが無理だということは、彼にはわかっている。

451 :415:02/05/08 05:52
>>1さん、批評ありがとうございます。
確かに今読んでみると、くどい文章だ・・・。
精進します。批評増えてますけどがんがってくださいね。

452 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 15:42
目を開けると、真っ白い天井があった。
詳しく言うと、純白で、汚れ一つ無く区切り目も無い、真っ白な天井。
蛍光灯も付いていない。
俺はムクリと起き上がり、今まで寝ていたこれまた真っ白なベッドに腰掛けた。
壁も純白で、窓一つ無い。
『白』それのみが存在しているこの部屋。
何時の間にか俺の服も純白のつなぎだ。ここまで白いと気分が悪くなる。白い、白い……
俺は昨日、自宅で眠ったはずだが……もちろん、ここは俺の部屋ではない。
「一体……」
声に出してみる。
……あぁ、白すぎて頭が痛い。クラクラしてくる。
誰か、助けてくれ。
こんな何処だかも解らないような所で、更に頭が痛くなるなんて、本当、不運だ。
おーい、誰か……おーい。
そう叫びたかったが、大声が出せない。小声だと意味が無いのに。
誰か。
小さい俺の呟きは、いつしか、消えて無くなっていた。

453 :1:02/05/08 17:01
>>450
読ませていただきました。
前と変わらず良質です。前のものは馬車で走っている、アクティブなシーンでした
が今回のは夜明けを待つ静かなシーンですね。
「吐き出した息」や「部屋の中の暗闇」のことをきちんと書いているのは、言うまで
もなく「静けさ」を演出する点では正しい素材の選択でしょう。
体言止めが多いのはわざとでしょうか。言葉づかいでいらいらさせられるようなお
かしいところは見当たりません。良質です。
ただ、前回の>>237を90点とすると、これは70点です。
何が劣るかというと、ツカミです。長編のツカミとしては弱い。前のものの印象
が強いせいで物足りないイメージがあるのかもしれませんが。(長編の全てが
アクティブな出だしとは限りませんしね)
もちろんこのあとのストーリー次第で十分読ませることは可能ですが、前のもの
とくらべると「出だし」としては劣る、ということです。

454 :小5へ:02/05/08 20:46
小5の小説はすごくいい。ヘミングウェイのように簡潔でとてもいい。
448にやや同意。この良さを維持したまま継続していくのは難しい。
間違っても、小説の一般常識に飲み込まれ、小説界の会社員の一員にならないでほしい。
小5は、このスレには合わないんじゃないか?

455 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 22:14
>>454
小5は小説家ではなく詩人だとか童話作家に向いている。
宮沢賢治っぽい。

456 :ロマの家馬車 ◆Ask/Xia2 :02/05/08 22:49
>>453
ありがとうございます。
あらためて見返すと、ご指摘のとおりインパクトに欠けているようです。
前の作品はプロットを重視した物語の書き出しであるのに対し、
今回のものは文章のリズムと、主人公の内面描写に力を作品です。
(まだ冒頭なのでそれらを表現できていませんが。)

しかしながら、文章のリズムを重視しすぎ、
後々に登場する過去回想場面と対比させるために、
現在形のみで流れるように構成しようとした結果、
体言止めを多用せざるを得なくなり、そのために全体が
弱々しくなったようです。まだまだ力不足です。精進します。


457 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:13
>>450
ただの箇条書きにしか見えませんが、なにか?
単調で詰まらなかったよ。

458 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:21
大都市のベットタウンに住んでいる、冴えない住宅セールスマン
です。
ノルマが達成できなくても、餓死しない程度(20万弱)の給料
は貰えます。
会社は、ナンダカンダ言って、他の社員に恐怖感を与えない様に、
よほど悪い事をしでかさない限り、クビになりません。
ナンだか、煮え切らない毎日を過ごしています。
それでも、1ヵ月に一回〜二回ほどのドライブが楽しみです。
そして、そのドライブ兼、小旅行のたびに「あ〜、長野や新潟に
永住したいな〜」と思う様になりました。
最悪な、現実逃避型の動機ですが、リゾート地で働きたいと、常に
思う様になりました。
こんな最悪な志望動機ですが、リゾート地で働く資格はありますで
しょうか?
もう、気の触れるような値段交渉や、自分がタッチしていない製品
のクレームで頭を痛める毎日から脱却したいです。




459 : :02/05/08 23:24
>>457
あの程度、単調な文が続いたぐらいでネをあげるとは。
ドストエフスキーを読んだことがあるのかな?

460 :ロマの家馬車 ◆Ask/Xia2 :02/05/08 23:25
>>457
わかる。上でも書いたけど、明らかに何かが足りない。
あんたにも読んでもらえるような文章を書けるように頑張るよ。

461 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:36
>>459 
どっちにしても稚拙な文章には変わりないですから……
しょうがないですよ、くだらないモノはくだらないから。

462 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:38
どっちにしても稚拙な批評だね。
ま、言うだけなら誰でもできるしね。

463 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:40
>>462
なぜムキになってるのだ?
作者?
プッ

464 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:42
作品あっての批評です。
作品がなくなってしまえば、批評もなくなります。
作者、というだけで馬鹿にするのはやめましょう。
彼らは貴重な作品を提供してくれているのです。

465 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:42
>>464
ハァ?

466 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:44
>>465
ハァ?

467 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:46
川⌒ー⌒川

468 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:46
>>466

釣った!

469 :川⌒ー⌒川:02/05/08 23:47
>>467さんて

川⌒ー⌒川 どなたですか?

470 :ロマの家馬車 ◆Ask/Xia2 :02/05/08 23:49
>>461
だから認めてんじゃんよ、稚拙だって。
>>237もやっぱ、駄目なのかな?
よければ感想聞かせて。

471 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:50
>>470         
やはり自作自演でしたか・・・…

472 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:53
>>1-472
ハァ?

473 :ロマの家馬車 ◆Ask/Xia2 :02/05/08 23:53
>>471


474 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:54
>>472
激しく同意。
糞だな全員。

475 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:55
>>473            
とぼけても無駄。

476 :川⌒ー⌒川:02/05/08 23:57
また良い作品が出てきたら、批評させてね。 
良いものは何度も読んで批評します。
じゃないと失礼だしね。プロっぽい人も中にはいるし。
今までいいと思ったのふたりだけ。
正直でごめんちゃい。 

川⌒ー⌒川 Jより

477 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 23:58
>>476
プロっぽくないよ全員。
作家気取りのサルですよ。

478 :ロマの家馬車 ◆Ask/Xia2 :02/05/08 23:58
>>475
よかったら、他でやらないか?
1さんが真面目に批評してくれてる良スレだからさ、ここ。

479 : :02/05/09 00:05
>>478
バカなんじゃないの、おまえ。放置だよ、放置。
見りゃわかるだろ。
最初っから人の作品とまともに向き合うつもりなんて
ない奴らなんだから。

480 :名無し物書き@推敲中?:02/05/09 00:30
>>477
プロっぽくないけど
みんなそれなりに面白いよ。
本気でだめだと思ったのは二つくらいだな。

481 :98:02/05/10 11:11
>>98です。三度、登場させていただきます。

 ココマデ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! の、書き込み

から作られた小説「サンプリング−2チャNOISE−ver.2」を
アップしました(引用は基本的に批評言説と雑言から)。
自分の書き込みが使われている人がどんな気持ちになるのか気になります。
ヤなのか、楽しいのか。
前回と同じくらいの長さですが、前回よりも「読む小説」となっているため
小説の長さがこのスレの「規格外」だと判断されるようでしたら批評を受け
ることに関しては素直に諦めます。よろしくお願いします。
http://kobe.cool.ne.jp/babies/noise-m4.html

ある意味「祭り」です。

482 :98=481:02/05/10 11:14
あと、文字が小さすぎたり大きすぎたりする場合は、
適当に文字サイズの調節をしてもらえるとありがたいです。

483 :1:02/05/10 20:02
>>98=>>481
批評にする前におききしておきたいのですが、98さんのその小説のスタイルは、
何を目指したものでしょう。
「小説家としてデビューして、既存の型を打ち壊すような革新をおこしたい」のか、
「インターネット上で公開していく形式で満足」のか、どちらでしょう?

484 :98=481:02/05/10 23:27
>>483
はあ?
どっちでもないんですけど。
大丈夫ですかあ?

485 :川⌒ー⌒川:02/05/11 00:02
>>481前回と同じくらいの長さですが、前回よりも「読む小説」と
なっているため ……
ある意味「祭り」です。

はゅ? 読む小説? 祭り?
ここのスレッドのほぼ丸取りでしょ
あなたこそだいじょーぶですかぁ?


486 :98 ◆6alS/F9M :02/05/11 00:05
>484 おれ、2chで初めて偽られちゃった! だから5/10は2ch記念日

寒い冗談はさておき(マジ寒いな、どうしよ)、ボクは文章がたぶん独特なので、偽られても
心配はいらないと思うが、念のためにハンドルにトリップつけるテスト。

>>483=1さん
に答える文章をさっきまで作ってたんだけど長すぎてボツ。
真剣に返答文を作りすぎた。ちなみに、どちらでしょう、という質問に
あえて答えるなら、ボク自身のスタンスとしては前者に憧れますが、
481の小説のスタイルとは関係ないです。答えになってないのでいずれまた。
(革新を起こすならそれ相応の政治的戦略が必要ですよね)

ちなみに484さんは、何を目指したものだと思いますか?と巻き込んでみるテスト。


487 :98 ◆6alS/F9M :02/05/11 00:11
>>485
じゃあ、似たようなことやってみなよ。愚問だろ、それ。

(愚問だろ、それ、は言ってみたかっただけ。別に愚問じゃないと思う)

川⌒ー⌒川さんは作中で使われて不愉快だったのだと想像してみる。

しばらく起きてます。

488 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 00:36
>>481 コラージュってやつ?
私のレスも入ってるけど悪意ある文脈でもなし。
川の字の人は顔文字使われるだけで怒る人なので極端な例でしょ。
私はむしろ内輪ネタ的な楽しさを味わった。
流し読みした印象はなんか面白いかも。
でも丁寧に読む意欲はとうてい湧いてこない。
文字の小さい部分も多いし。
音にしてくれたら聞く。小説と言うにはつらいつらい。
動画で無理矢理みせてしまうとかならありなのかも。

しかし真面目に批評するのは大変だろうなあ。

489 :98 ◆6alS/F9M :02/05/11 01:10
>>488さん
ありがとです。コラージュです。言われてみれば「文脈読み」は重要です。
この小説に、本気の悪意は、まったくないつもりです。
流し読み、拾い読み、歓迎です。丁寧に読まれたいときは飛び道具的な技は
使わず、やっぱ文字だけで頑張ると思います。小さい字は悩みどころです。
ブラウザによって文字サイズが違うのはこの手の小説では大敵。
動画や音といった方面は、パートナーができれば挑戦したいです。

川⌒ー⌒川さんは好きなので使ったのに。同一人物じゃなかったらいいな。

>>483=1さん
スタイルについてですが、個人的な探求です。作家でデビューとかネットで
とかいったメタレベルの思惑は、スタイルにおいてはないです。

490 :川⌒ー⌒川:02/05/11 08:57
>>487

わたしはここに書くときは名無しでは失礼だと思っているので
かならず名乗っています。IとかJとか、その前はトリップ付で。
私がトリップを付けると拒否反応を示すかたもいるようでしたし、
そのためにIやJ、顔文字を使用してました。
例によって騙りが現れたので、「もうお譲りしますから、どうぞ
お使いください」といったのが数日前。
他のスレッドにも騙り登場しているようですが、たぶんわたしを
陥れたい人が一部存在しているということなのでしょう。

ここは良スレだと思ってますから、ずっと参加したいと思ってます。
この顔文字は以後使用しません。  川⌒ー⌒川うん

491 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 10:08
>>98=481
面白いんだけど、ほとんどコラージュというのでは批評のしようがない……
≪≫内の文章は読みやすくていい感じだったと思うけどなぁ。
悪いけどそれ以外コメント見つからないや。
ここは批評スレだし、勉強になると思いながら読んだり批評したりしている身
としてはもうちょっとコメントしやすいものを投稿して欲しいと思ったり。
98さんの作品は好きだし地の文安定してるけど、このジャンルは批評スレ向き
ではないと思う。
コラージュとかじゃない普通に書いた作品も見たいなぁ。晒してくれない?
保守的な奴だとうざがられるかもしれないし、どうしても駄目というのならしょ
うがないけど。
ちなみに私のレスも入ってて驚いた。

私もこのスレは好き。良スレだと思う。
みんなそれなりに作風とか違って読んでて面白い。
たまにその人のほかの作品が読みたくなるくらい好みのものもある。
上手いのとはまた違うけど。

492 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 10:28
>>490
騙りを恐れるなら、最初からコテハンになんかしなきゃいいわけで…
そうでなくとも、トリップ付きで、わざわざ自己主張する真意がサッパリですわ
陥れ入れるも入れないも、自ら騙りを誘っているように映っちゃいます

お譲りしますから、なんて挑発的なセリフも
誤解を招くばかりだから、お止めになった方がいいように思いますよ
良スレだとおっしゃられるなら、なおのことです

493 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 10:31
>>492
あ、トリップ云々とは
前のコテハンとの関連を、自ら明かしたという点をさしての物です

494 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 13:57
文章の批評お願いします

其の日僕は何時も通り夜の散策をしていたんだ。
ふと気付いて後ろを見ると、その人がいたんだ。
警戒する僕の耳と鼻に優しい声と大好きなスルメの匂い・・・
スルメをくれたその人は僕の頭を撫でてくれた。
「おいで・・・」
擦り寄って甘える僕の首根っこを摘んでダンボールに入れられた時も
不安が有ったけど暴れる事はしなかったよ。

ダンボールから開放されるとそこはピカピカのお風呂場のバスタブの中だったんだ。
でも、不安はすぐ吹き飛んだよ。
その人が持ってきた鉄の缶が小さな僕の心を捉えたんだ。
カシュッと音がしてその缶の中からとても良い匂いがしたんだ。

初めて食べたんだ。
とても美味しかったんだよ。

だから僕はお礼を言ったんだよ。
美味しかったよ!・・・って・・・

「にゃぁああ・・・・」
 

なんで・・・?
僕、何か悪い事したのかなあ・・・?
鳴き方が悪かったなら謝るから・・・・・
・・・・・・・・・・・やめて・・・・・・・・・・・・・・・・


理不尽に虐殺された一匹の猫の切ない生涯は終わった・・・・

495 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 14:45
↑ 面白がって貼りつけてるお前も鬼畜だな

496 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 15:36
「あ、豆だ」
ぼくは豆をトイレで発見した。どうしてこんな所に豆があるのかしら
と疑問を抱きながらも、小便と一緒に流した。



497 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 15:42
>>496
それはもしかして、
分からない事(疑問)があるのにも関わらず、ろくに調べもせず
分からないままにしてしまう現代人の兆候を書き出した作品だと
読み取れたのですが、良いでしょうか?




498 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 15:48
>>497
それ、本人が言ってた解説のまんまじゃん!

499 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 15:49
もうすぐ500ですねー

500 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 15:49
こんなスレが500まできてしまう時代なんですねー

501 :98=481 ◆6alS/F9M :02/05/11 19:17
>>491
たぶん、コラージュ系の小説が不足しているために判断基準を見いだせない
現状が「批評のしようがない」理由なんだと思います。491さんのレスの文脈
からは「保守的」とは思いませんよ。普通に書いた小説の件ですが、
今のところ予定はないんですが、考えておきます。

481の小説は正直いって罵倒or無視で終わるんじゃないかと思ってました。
98の小説と違い、好意的な意見が多くて正直嬉しいです。

>>1
481のスタイルはと聞かれると困るんですが、481の小説はと聞かれたなら
ここでアップすることを考えて作ったものだと答えられます。
(もちろんテーマとかは、ボク自身が考えていることの探求に向けています)
こんな解答でどうでしょうか。

502 :1:02/05/11 19:37
>>98=>>481
読ませていただきました。
この>>481の文は、「切って貼ってこのスレっぽさをデフォルメし、象徴的に表現
したかった」んだろうと私なりに解釈しました。
既出スマソですが、私もコラージュという印象を受けました。
ここのスレの人に読んでもらう、という目的でしたら、成功していると思います。
自分の書いた文章が再構成されて載っていると、お、と注目してしまいます。
ただそれは98さんの文に注目しているわけではなく、自分の写真がこんなとこ
ろにある! と喜ぶようなものですから、あまり実力を伸ばすのにはおすすめ
できません。
切って貼る、という料理をわざわざするのですから、それだけの付加価値が欲し
いと思いました。コラージュという技法を最大限に活用できる、あらすじや、
シュチュエーションがあるといいのですが。
こんなところでこんな風にコラージュ使うなんて、センスいいなぁ!と思わせる
ことができれば、コラージュを極めたことになるでしょう。
私は文脈やストーリー云々にケチをつけるのが得意なので、コラージュはやや
ストライクゾーンから外れますが…。

長たらしくてすいません。

503 :1:02/05/11 19:43
そのうち、スレ人口が増えたら自分のホムペ晒そうと思ってたんですが…。
こう荒らしが多くちゃ、駄目ですね。

504 :カオリン:02/05/11 20:47
>>503

>1さん そんなことおっしゃらずにホムペ晒してください。
カオリンもとても興味があるし。
ちなみに、自分のもいつか晒したいと思ってました(笑
アラシについては気になさらなくてもいいと思いますよ。
アクセスログもちゃんととれるようにしておくとか、
コントロールするとか、いろいろできるみたいですしね♪

505 :1:02/05/11 21:40
>>504
そう言っていただけるなら、晒そうかな…。一応アクセスログもあるので。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/7684/

思いついて習作のつもりで始めたとあるアニメ映画のパロディ小説(この時点
で萎える人もいるかもしれませんが)のサイト。千と千尋の神隠し。
「最終回その後」を思いついて小説にしようとするも割と長編になりそうで鬱。
コンセプトとしては、原作に頼らない、ライトノベル風味、など。
悪い癖などご指摘いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

506 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 21:44
オンライン作家は出て行けってのがわかんねえのか、ボケ!
だいたいそんな小説以前の駄作を良く晒してられるな!
お前人並みの羞恥心もってんの?
もってたらそんな恥ずかしい事普通はできねえって!!

507 :1:02/05/11 21:47
そういえば最近オンライン作家叩きが流行ってますね。
私はあまり他の板へ行かないので気付いたらそうなってましたが、どうなって
るんでしょう。

508 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 21:51
定期的にマジレス。

寸評スレとやらが原因です。
詳しい流れはこちら。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/bun/1020861287/4-8

509 :1:02/05/11 22:00
>>508
ご親切にどうも。
そうですか…そんな流れが。この板では割と普通にみなさん晒して、真面目に
批評してますけどね。

510 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 22:12
>>509
自分で晒して批評しあうってのなら何の問題もない。
例の寸評とやらが問題になったのは、寸評なんぞ欲しくない人間にも酷評を押し付けたから。

511 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 22:14
>>1はキモイ。氏ね。

512 :カオリン:02/05/11 22:17
>>509=1 さん

いまHPに行ってみました。
わたしはオンライン作家がどうのこうのという話は
よくわかっていないので、そういうことと関係なく
純粋に「書くこと」が好きな人のものを読んでみたい
と思っています。
これからもよろしくお願いします。

513 :名無し物書き@推敲中?:02/05/11 22:22
カオリンタン、ハァハァ(;´Д`)

514 :98=481 ◆6alS/F9M :02/05/12 01:45
読み返していて、>>491さんの「批評スレだし」という言葉にひっかかりました。

既出してたと記憶してるんですが、本当はここは批評スレじゃないですよね。
批評っていうのはまず内容に照準をしぼるものだと思っています。
20世紀の文学の歴史は、同時に「内容と形式の一致」の実験史でもあるわけです。
ボクはこのスレに掲げられた「批評」という言葉は、「文章添削します」って掲げると
スレが伸びないだろうから使っているんだという程度に思っていました。
初投稿の時点で、それは暗黙の了解だとばかり思っていたから気にしてなかったんですが、うーん。

(文章添削って言葉探すのに今すげー苦労した・・このスレの過去ログは
 あらかた把握していたつもりだったのに・・)

以上のような疑問を抱きはしましたけれども、>>491さんの書き込みはとても嬉しかったものの1つです。
>もうちょっとコメントしやすいものを投稿して欲しいと思ったり。
という感想も、ボク的には建設的なものとして受けとめましたし、このスレ向きではない
という意見も、投稿前に思っていたことで、だからこれは叩かれるだろうなと思っていました。
つまり同感です。

で、502=1さんの感想ですが、むしろ最初の483での質問の方が
面白かったです。自分の作品なのでプライドを持って事実確認しておくと、
481の小説はこのスレをデフォルメしようという目的ではないです。
(これはもちろん反論じゃなくて、違いますよ、っていうだけの意見です)
あと、
>自分の写真がこんなところにある! と喜ぶようなものですから、
というふうに
1さんは決めてかかってしまう癖があると思います。この度々現れる言い回しを読んでいると、
1さんは少数派の意見の可能性をなかったものにして済ますタイプの人かなと思ってしまいます。
それは文章に取り組む人間としてとても問題がある気がします。

(このレスの)最後に、1=カオリン と言ってみるテスト

515 :491:02/05/12 04:28
>>98=481=514
私が批評スレっていったのは、スレタイトルが『あなたの文章真面目に批評します』
だから、1さんにならったほうがいいと思って。
ほら寸評スレを寸評じゃないという人がいたけどそれでも寸評スレと呼ぶような。
悪いね、誤解招くような表現して……文字書き目指してる身で恥ずかしいよ。
建設的と思ってくれてありがとう。普通に書いたのは本当に読んでみたい。
インデックスにいってみたりもしたけど見つけられなかったし。

……ところで私自身は2ちゃん用語でいうところの『マターリした』雰囲気が好きなので
険悪になりそうな言葉つきできれば避けて欲しいなあ……ほら『問題がある』とかさぁ。
もちろん中傷じゃないんだろうし、1さんも冷静な方のようだから逆上なんてしないだろうけど。
1さんこういうジャンル苦手なのかな。
苦手な人に添削を求めても、まともな意見もらうのは難しいような気がするよ……

516 :名無し物書き@推敲中?:02/05/12 09:37
>>98=481

きみのコラージュ称するものは、このスレを知る人間にしか通用
しがたいし、そんな試みがなにか壮大な目標の入り口のようにも
言っているが、はっきりいって自分から迷路に踏み込んでいるよう
にしか見えないな。つまり、徒労。
切り貼りしたり、リライトっぽいことばっかりやってても新しいもの
は作れないだろ、しょせんパロディになるか二番煎じ的なものに
おさまるだけ。カットアップ云々て、自分で酔いしれてるだけのもの
を人に押し付けるなよな。文章も稚拙だ。

517 :お前ら暇なら祭りに参加してください:02/05/12 09:40
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/off/1021128571/l50

518 :1:02/05/12 09:49
>>514
私はカオリンさんではありません。鯖でも抜いて確かめてください。
決めてかかる感じがありますか? そう指摘してくださる方がいるなら、
そうかもしれません。しかし妙にぼかして物を言うより、決めてかかって、
「この人はこんな風に受け止めたのか」ときちんとわかっていただけるほうが
私は好きです。
反論は大歓迎です。

>>515
確かに苦手かもしれません。

519 :名無し物書き@推敲中?:02/05/12 11:35
ショウガコーウの作文教室みたいsage

520 :カオリン:02/05/12 13:04
わたしは >1さんじゃないですよ。
>1さんのHPにもおじゃましましたし足跡も残しましたが
>98さんが何かおっしゃっていたようなので削除して
きました。ごめんなさい。
>1さんにご迷惑をおかけしたかも。
私はOCNのACCA-8Mですし、>1さんとは住んでいる場所も違います。
お名前が似ていたようなので、カオリンはもうやめます。

521 :ドキドキ&rlo; んさし無名&lro;:02/05/12 15:15
オンライン関連ははやくきえろ

522 :うざい&rlo; 家作ンイランオ&lro;:02/05/12 15:16
その程度で偉そうに語るな>521

523 :名無し物書き@推敲中?&rlo; 家作ンイランオ&lro;:02/05/12 15:23
お前らなにやってんの?

524 :名無し物書き@推敲中?:02/05/12 15:42
>>519
ショウガクの文集のがオモシローイYO!

525 :名無し物書き@推敲中?:02/05/12 16:39
いつもここを読ませて頂いてますが、1さんのような方が
居ることはいいことです。感謝してます。ご批評期待して
ます。

526 :98=481 ◆6alS/F9M :02/05/12 17:28
>>カオリンさん マジごめん。

>>515
あの1行は、ボク自身すごく悩んだ末のものなんですが、結果的によく
なかったようです。確かに、これまでの流れから推測した1さんの器量を
信じたうえでの発言だったわけですが、このスレは1さんにより成り立ち、
そして公共の場であることを考慮していなかったかもしれません。

>>1
うーん。ちょっと伝わってないなぁ。。

>>516
批判しまくってくれましたが、ボクは516さんのような人が、好きです。
欲を言えば、もう少し具体的にいってもらえると嬉しいです。

527 :516:02/05/12 19:49
>98

そもそもここにアップして批評対象になっている他人の作品を
使っていることに対してはなにも思わないのかな?
ちゃんと断って引用しているの?
勝手にデフォルメだかコラージュされたらたまらんな、普通。
作品批評以外じゃんなくて「」引用/転用」というのは、常識から
いってNGじゃないのか?
ここはきみの文章力だけをテストする場所じゃないよ。
個々のオリジナルな「作品」を批評しあう場所だ。
プロ・アマ関係なく第三者に客観的に見てもらうことに意義が
あるわけだから、自分の意図が伝わらないとしたらなぜなのかと
顧みることが必要だろ。
最終的な読者っていうのはアマチュアがほとんどなんだからね。
きみはまずそこから勘違いが始まっているようだ。
煽ってみたりムードを損ねてみたり、何かそんなにひねたやり方
で人を試なきゃいけないわけがあるのかね?

さて、またここで「 >516=カオリンといってみる」のかな? 


528 :516 ↑:02/05/12 19:53
>作品批評以外じゃんなくて(誤)
訂正します。

(正)→ 作品の批評じゃなくて

529 :98=481 ◆6alS/F9M :02/05/12 20:59
>>527
>そもそもここにアップして批評対象になっている他人の作品を
>使っていることに対してはなにも思わないのかな?

481の小説を投稿するときボクはこの批判一点で終わらされるんじゃないかと
思っていました(作品冒頭で3つの引用をして理論武装した理由はここにあります)。
なにも思わないか?と聞かれましたが、これは逆転しますが、
パンク精神を重視している者としては、むしろそこからポジティブな表現ができないか?
という発想に切り替わります(コラージュ→カットアップの手法利用にしても同じです)。
少なく見積もっても問題提起です。
>勝手にデフォルメだかコラージュされたらたまらんな、普通。
とおっしゃいましたが、もし引用されて怒るようだったら、
2chでは「投稿に関して発生する責任は全て投稿者に帰します」と規定されている
にもかかわらず自分の作品を自分で守る責任を回避しているからだ、と答えます。
まあ法の抜け道的な返答ですが、481の小説では投稿作品から引用したときは
作品名や作者名を分かるように添えて、悪意のない文脈であるように考慮してはいます。

完全無比な解答ではないですが、その危ういとことを潜り抜けて作る行為というのが結構重要です。

>ここはきみの文章力だけをテストする場所じゃないよ。
>個々のオリジナルな「作品」を批評しあう場所だ。

これ、上と下で矛盾してませんか? 481の試みは、481以降のレスも照射内にありますが
(もう作中に引用はしませんが)それへの批判でしたら、考えます。

>自分の意図が伝わらないとしたらなぜなのかと顧みることが必要だろ。
98を顧みたのが481の小説です。
分からないという意見が多数をしめた98。
分かりやすくと考えた結果、逆に内輪的という点に批判の矛先が向けられたのが481。
これだけの考える材料が与えられただけでもものすごい収穫で、感想はそれに
尽きていたわけではないのでこのスレと1さんには本当に感謝しています。

とはいえ、批評困難な作品はこれで終了です。
あと1回くらい小説持参で現れたいけれど、そうしない可能性の方が今は高いです。

煽りはほんとゴメンだったけど、「勘違いが始まっている」かぁ。
「はっきりいって自分から迷路に踏み込んでいる」っていうのもゾクゾクします。



530 :98=481 ◆6alS/F9M :02/05/12 21:00
長いレスも申し訳ない。ちょっとさすがに長すぎるな・・。

531 :1:02/05/12 22:00
>>98=>481=>529
そうですか、伝わっていませんか…。
文章を書く人間として問題がある、とまで言われたのですから、よく考えて
みないといけないとは思いますが、私としては他に言い用がありません。
私が「〜〜のようなもの」と他人の作品を決めてかかり、それは少数意見を
殺してしまう、と>98さんはおっしゃってますね。
今回に限って言えば、「自分の写真を見て喜ぶようなもの」→「その人(読者)の
作った文章への思い入れや既視感を利用するようなもの」と表現したかったの
です。伝わってなかったらすみません。
なんか論点がズレてる感じがするなぁ…98さんと私。

>>カオリンさん
いえいえ、迷惑ではありませんよ。2ちゃんでは人違いや悪い勘ぐりはよくある
ことです。

>>505で晒した自作のものについての批評がなくて寂しかったり。


532 :名無し物書き@推敲中?:02/05/12 22:27
>>505は気になってたけど、元ネタ知らない(!)から控えてます。

533 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 00:12
>>1ってブスでマンコが臭そう

534 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 00:22
>>533
お前バカ?
>1は男だろ、どうみても
自分がホウケーだからって仲間つくりたがるなよ(w

535 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 00:58
>>534
うるせー氏ね。男だったらなおさらキモイね。
アニメをパロってまさにオナニーだね(ワラ

536 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 01:06
>>535
お前よりはるかにマシだよ。さっさと逝けよ。糞が。

537 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 01:16
>>536
おまえもアニヲタなのか?(w

538 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 01:18
>>537
かまって欲しいだけの困ったちゃんはもう見飽きたんだ。去ね。

539 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 01:20
>>538
図星か(ワラ
だったらかまうなよ(プ

540 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 01:24
言っとくけど、俺、=>536>538だけど>534とは別人だからな。

541 :538:02/05/13 01:25
くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

542 :98=481 ◆6alS/F9M :02/05/13 02:37
>>531
 や、いろいろ考え直し、ちょっと言い過ぎたなと今は思ってます。
ごめん。
ところでどうして急にHPさらしたんですか?(謎)

543 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 04:33
>>1さん
あまり映像作品のアフターストーリーとか読まないんで点は辛くなりますよ?
それをまず断ってから批評に入ることにします。

原作の映像のあの迫力がうまく出てません。
なのでどうにももどかしいというか……
登場人物たちさえ偽物くさく思えて苛々しました。
まあ原作は映像、こちらは文章。
しかも向こうは某有名作品となれば、比べること自体間違っているのでしょうが。
少なくともハクの外見描写が
『人形のように整った身体つき、顔、切れ長の緑の瞳』
『おかっぱ頭の着物の少年』
では、ちょっと伝わりにくいですよ。ハクのあの冷たげな印象は……
トンネル内の闇だっていまいち感じが出てない。
真っ暗、だけではどうもね。もっとほかに表現しようがあった気が。
あとハクの変身シーンももっと書き込んでほしかったです。
変化したのを書くのでなくどういうふうに変化したかを……

二次作品を書くのなら、原作の雰囲気を、完璧とはいえないまでもある程度再現でき
るようになってからのほうがいいと思います。
原作を知らない人にも訴えかけて虜にしてしまうような……
このサイトにある作品は明らかに原作負けしてますから。
少なくとも私は設定だけ借りてきたような印象を受けてしまったので。
ライトノベル調だからとか、そういう問題じゃないんです。なんというか……
原作つきじゃなければまあまあと思ったかもしれませんが。
一話の最後のほうはわりとよかったんですけど、続けて読みたいとはどうしても
思えませんでした。
連載ものとしては『引き』が足りないです。
一クリックではいけない、わざわざ戻って次にいかなきゃならないという
オンラインものとしては不親切な印象もそれに拍車をかけています。
なので二話は読みにいきませんでした。
つづく、のところにリンクが張ってあればまだ行くだけ行ったんだけどな。

もう見つけられなくなってしまいましたが、ここで晒してたミソスープの話は
短いながらも『味』があってよかったんだけどな……
くりかえしますがこういうのは苦手なので、どうしても点が辛くなっているとは思います。

544 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 05:28
第二次世界大戦中、国民総動員態勢の中で、自分の子供や家族を、
「お国の為に死んでこい」と送り出しておきながら、いくら軍部や警察の弾圧が
あったからと言っても、戦争に積極的に協力し、反戦運動もしなかった人々が、
敗戦によって、「政府に騙されていた」とか「日本はアジア各国に酷いことをしました」
などと言って、自分たちは、あたかも戦中から反戦だった、みたいな事を言っているのを見ると、
「おい、おい、オマエラ、卑怯だな」
などと思ってしまう。

働いている会社が、つき合いで「赤旗」を取っているのだが、その中の記事に、
今回の有事関連法案に触れ、
「私たちは、第二次世界大戦中も、激しい弾圧の中で、反戦を訴え、平和を求めていました」
みたいな事が書いてあったのだが、
「違うじゃん。おまえら、日本を共産主義国家にするために暗躍してたんじゃん」
と言う、素直な感想を持った。

「戦争はイヤ」と言う気持ちは理解できる。
ただ、目指すべきは「戦争の無い世界」ではなく、
「戦争が起こりにくい世界」でなければならない。
「戦争のない世界」など、人が人である限り、あり得ないのだから。
「戦争の無い世界」は無理だからこそ、戦争が起きてしまった時に備えた法律を
作って置くことは必要であるはずだ。
少しでも、自国民の犠牲を少なくするために。


よろしくお願いします

545 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 07:10
>543
批評、ありがとうございました。
参考になりました。確かに甘かったようです。
映画に勝てるとは思えませんが、書き直してみたいと思います。

546 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 11:36
↑勝てるわけないと思ったらやるなよ。
なにもしない方がまだまし。小説ごっこ。おままごと(プ

547 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 12:01
二次創作で、元ネタがあるのに、それより面白くなかったらだめじゃん。
>映画に勝てるとは思えませんが、書き直してみたいと思います。

それなら、何のために書くの?

548 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 17:27
そうのうち無意味さを知る時が来ると思うので
生暖かく見守っていようじゃないか。

549 :1:02/05/13 18:13
じゃあ下手な謙遜はやめて映画に勝つ気でいこうと思います。

550 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 18:32
>549
それが良いと思われ。
「少なくとも、元ネタよりは面白い」と、自分で思えるものを書いて
下さい。


551 :1:02/05/13 18:35
…やはり自分のものは、客観的に見れなくなっていて駄目ですね…。

552 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 19:22
>>544
どこかの読者投稿欄にありそうな勘違い政治談義モノを狙った?
第一段落は1センテンス。読みにくくはないが、だらしないね。
修飾の連続でどんどん話を局所化>「などと思ってしまう」と曖昧に締める。
第二段落は実体験で第一段落の感情をリフレイン。
第三段落はいわゆる強弁術で論理を展開し、有事法制を擁護する。
最後に「自国民の犠牲」を持ち出すのはやりすぎだね。
「犠牲者を少しでも少なく抑える」とか普遍的な価値観で締めるべき。
組み立てはある意味セオリー通りだけど、陳腐だな……何に使うの?

553 :名無し物書き@推敲中?:02/05/13 23:35
>>544
反戦運動したら命は無いか最低でも憲兵にリンチされる時代だったんだYO!
報道も検閲が厳しく確かに国民は「騙されていた」んだYO!





554 :名無し物書き@推敲中?:02/05/14 00:17
ここって良スレなんですか?
まあ、いいや・・・・オレの駄文。
暇な人、なんかつっこんでやってくれ。

 毎晩。薄暗い、ベットルームで、俺は優しい父親から姿を変える。 
 毎日夜が楽しみで、日が沈むのを見ればついつい鼻歌さえ口ずさんでしまう。
 夜、俺は本当の俺になれるのだ。出来ることならば一日中でもそうしていたい。
 
 体中の血が、氷結からその枷を解き放たれ、ゴウゴウと四肢を循環する。
 肺が酸素を求めて息が荒れる。そのつらささえも、今の俺には喜びの一つ。
 拳に付いた血をぺろりと舐めた。舌先に、鉄に似たような味覚を感じる。それは何でもないただの血の味だというのに、だのに俺はひどく酩酊感を覚えた。
 うう……。
 呻き声が聞こえる。ああ、俺が、ああしたんだ。俺がしたんだ……。
 ふいに、くっと唇がつり上がる。体は勝手に動き、血の臭いを、味を、肉を潰す感触を求める。道徳心など、忘れてしまった。
 地面に寝転がっていた子供の足を無造作につかんだ。
 子供は小さい。四、五歳といったところだ。俺の力でも子供を宙に持ち上げる事は出来た。
 ここ何日かで、楽しみ方は少しだが、つかみかけている。恐怖心を煽るのだ。俺という人を、絶望的なまでの存在として、しらしめるのだ。どうあがいても、助からない。それでも助かりたい。そう懇願する思いが子供の中に自然と生まれる。
 その時の顔と言ったら、その時の声と言ったら、その時の行動といったら……。
 たまらない。
 ぺっ、と子供の顔に唾を吐きかける。それに反応するかのように呻き声を漏らしながら子供が目を開き、悲鳴を上げた。自分の体が宙に、それも本来あるべき向きと正反対であることに気づいたからだろう。手をブラブラと振り回す。
「ああ、ああああ!」
 もはや声になっていないではないか。しまった喉を痛めさせたようだ。今日はやりすぎだったか。
「ゆ……ゆる、して……」
 それでも、かすれた死にそうな老婆のような声が耳に届いた。
笑いがこみ上げてくる。それを押し隠して優しい、偽物の俺の声を出す。
「ゆるしてほしいか?」 


555 :98=481:02/05/14 02:26
>>554
なんか冒頭の3行が好みだったので読んじゃったので、感想を。

5行目辺りまでは違和感なく読めたけど・・。全体的に書き飛ばしてる印象。
つまり、構成(内容を伝えるためのもの。いわばコミュニケーション装置)
というものを考慮してないんじゃないかと。
書き飛ばしてるなぁっていうのを「象徴的」に感じる個所を1つあげると、
例えば、子供がでてくる。
で、子供についての肉付け(説明)が次の行にくる。
とか。
「俺」という語り手のキャラクターが明白じゃないままに話がどんどん進んでくのが
つらいところです。その辺を直したら面白くなりそうと思いました。

556 :98=481:02/05/14 02:47
>>505=1
気まぐれついで&感謝の念をこめて今、1章の「トンネルを抜けて」を
読みにいってきました。2次ものの小説は初めて読むこともありボクはその批評基盤を
持ってないんでなんともいえないんですが、文章に関して、熱いもの(勢い)が感じられないのが
気にかかりました。クールな文体というのでもなく、全体的に、ミスのない文章を作ろうと
いう気持ちで文章を殺してしまっている気がします。
以前、誰だか忘れたけどある作家の新刊を評して、雑誌に載っていたときは良いと思ったが
単行本化のさいに改訂したことで小説が「物」のようになってしまっている
とか述べていたものがあり、それを思いだしました。

興味深いのは、1さんが二次創作の人だったということです。アレ?と思い、そこから
自分自身を別の視点で振り返ることもでき、思いがけぬ収穫でした。弱点がお互い似てません?
(もう少し小説そのものに接近した感想が言えたら良かったんだけど・・すみません)

557 :名無し物書き@推敲中?:02/05/14 08:17
>>544
エッセイ? それとも一人称小説の冒頭か何か?
二段落目、『〜のだが』二回重ねると少しくどいよ。
一回切ったほうがいいのでは。
語ってる内容としてはありがちだから、
完結したエッセイならもう少しパンチの効いたテーマのほうがいい気が。
それが駄目ならもうひとひねり欲しいかな。

>>554
最初の三文はよかった。
ここ何日か……から、行動といったら……のあたりも一種異様な怖さがあるし
文章の破綻もなくていい感じ。
ただ、語り手のキャラクターがはっきりしないままに話が進んでいるというのは
上で98さんも言ってるけど、私も感じた。
後半部分は読者を置いてけぼりにしている文章。
優しい父親から姿を変える、といってるけど、これは読み手しだいで何通りにも
解釈できるし。もともとそういう性癖の男なのか、それとも積もり積もったストレスが
もともと優しい男を変えたのか。
まあこれは冒頭だろうから、続きの部分でこれを説明していけばそれで済むけど。
こういう欠点はわりと多い?
このスレでほかに一人称小説ってあったかな。
わりと最初のほうからいたにも関わらずおぼえてないんだけど。

>>1=551
みんな客観的に見れないからこそこのスレが役に立ってるのさ。
二次創作にしちゃましな方と思ったけど、私は。

558 :557:02/05/14 08:31
おっと、読み返したら追加だ追加。
>>554
『かすれた死にそうな老婆のような声』
ちょっと違和感があった。微妙だけど。
書くなら『死にそうな老婆のようなかすれた声』ってとこかな。
ただし虐待とはいえヴァイオレンスなシーンで、長い比喩ってのは向かない気もする。
私だったら死にそうか老婆のようかどっちかに絞る。
ところで振り回す様子って、ブラブラかなあ?
どっちかというとブンブンだと思う。
最初のほうのゴウゴウってのも気になった。
まあ蛇足だし余計なお世話と思ったら気にしないで。
擬音語なんて書き手のセンスで選ぶもんだから。

559 :名無し物書き@推敲中?:02/05/14 21:52
まさかマジで見てもらえるとは・・・
98さん。
そうですね。書きとばしている。つまり、説明不足ということですか。自分これで足りると思っているから、たちが悪い。
>書き飛ばしてるなぁっていうのを「象徴的」に感じる個所を1つあげると、
例えば、子供がでてくる。
で、子供についての肉付け(説明)が次の行にくる。
これなんですが、まずかったですか? なるべく早く状況を説明するべきだと思ったんですが・・・
この間に何をいれれば良いんでしょうか? 描写を増やすとか?

557さん。
えっとこれは一人称小説の、冒頭です。書いた方が良かったかな。
>後半部分は読者を置いてけぼりにしている文章。
これね。やっぱし説明不足ですか。
いつも急いで書いてしまうので、気をつけねばなりませんな。
擬音語とか。
どっかで聞いたんですよ。ありきたりな擬態語は止めとけ! みたいな。
違和感もたれたんじゃ意味無いですけどねw。
二方ともサンクスコ。参考になりました。
まあ。うざくなかったら質問の答え教えてくだせぇ。




560 :1:02/05/15 00:40
>>98
目指しているのはオリジナル作家ですけどね。
オリジナルのものに思い入れが感じられないので、習作として二次創作を
やってみようと。
98さんと弱点が似ているとは思いませんが。ご指摘をいただいて、私は98
さんとはまた違う弱点を持っているようで…。
またオリジナルなり何なり出来たら晒そうと思います。
このスレたててよかったな…まさか2チャンでこんな温かい気持ちになれる
とは。

おやすみなさい。

561 :よろしくおながいします。:02/05/15 01:36
■[YUMA TAKAHASHI]
これがきさまらに言う最後の言葉だ。
最初から今までネタだのなんだのってもう聞き飽きた。もうきさまらはそのまま勝手に言ってろ。
だが、これだけは言っておこう。
きさまらが今までやってきたことはきさまらの頭の中だけの架空のことだ。
ネタだの修正だの勝手に言ってて結構。
俺はもう介入する気は一切無い。もう再び2chのきさまらの妄想スレに訪れることはないだろう。もうあのスレを見る事も無い。
社会の底辺にいる落ちこぼれ達。それを補完するために2chにあらわれ、自己確立意識を形成しようとする。妄想を抱き、反応を楽しもうとする。しつこくネタを考えて日々書きこむ。滑稽だ。なんて哀れなことか。
では勝手にやってろ。あばよ!!

ttp://i.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp?I=YUMAHOME2&P=0&Kubun=V5


562 :今書いてる小説の一文:02/05/15 01:43
 結局、妹が同行することになった。父と母は仕事が理由で、じいさんは連れて行ったら、近所の老人方と雑談して、すぐに帰らないかららしい。
その点を見るとこの妹はかなりしっかり者のようだ。

妹「おにいちゃん。」
僕「何?」
妹「何か思い出した?なんでもいいのよ。」
僕「・・・別に。」

病院に行ったら何とかなるだろうと思い、
僕は記憶のことに対して、何も考えないようにしていた。
・・・そう、なんとかなるだろう。

「まぁ、病院に行ったらなんとかなるよ。」

まるで心を読み取ったように妹が、僕と同じ思考を言う。

病院に着いた。
「見覚えない?」
すかさず、妹が聞いてくる。
「@@病院。」

「思い出したの!?」
妹が真剣な表情になる。

「いや、さっき病院の看板見たから。」
聞いた妹が、こけそうになる。

「はぁ。」
そのあとにはため息。
そりゃそうだ。僕にも不思議なのだ。
ここの地理や風景はおろか、家族の名前すら覚えていなかった。でも、彼女らは覚えている。なぜなんだろう?

563 :557:02/05/15 10:30
>>559
ううん、続きがあるならいいんだ。
ただしこういうスピーディなシーンで男の性格なんかがもう少し
読み取れるようにさりげなく入っていたりすると、まさに『技あり!』て
感じでいいと思うんだよね。
説明というよりは、読んでて自然にわかるように行間で読み取らせる。
むしろ説明入れるとシーンが死んじゃう気がする。
擬音語・擬態語は、『振り回す』って言葉のイメージと『ブラブラ』から
の連想が噛み合わなかったから一瞬『あれ?』って思っただけ。
ブラブラってなんか穏やかに揺れてるような感じしない?
でもありきたりなのをあえて捨てて模索するというその姿勢には好感を覚える。

>>562
とりあえず人物の名前「セリフ」って形式は現代じゃあんまり小説と
認めてもらえないような気がする……どっちかというと戯曲か?
この部分だけそうなのがなおさら違和感。
おにいちゃんって言う時点で妹のセリフなのはわかるし、いらないよ、きっと。
全体的に描写が薄いし、記憶喪失という設定もあいまって『軽い』イメージは
否めない。
こけそうになる。とかあるしもっといえば小説というより漫画っぽい。
へたな捻りとかてらいがあるよりはよっぽどいいけどねー。
悪かないよ。読みやすいし。内容はすんなり頭に入ってくるから。

564 :名無し物書き@推敲中?:02/05/15 15:49
 最近家の近所で移動式活動車(注:を見かけるようになった。
僕はよく、ニッケル硬貨200円分を片手にその活動屋へと足を運んでいた。
200円のうち150円は映画料金、残りの50円は活動屋のおじさんが売って
いるお菓子を買う為のものだ。そこに売っているニッキ飴は、格別に美味
しく感じられたものだった。
 ある日、いつものように活動車の来る公園に行くと、そこには上映用の
車しかなく活動屋のおじさんはいなかった。先に来ていた友達にどういう
ことなのかと尋ねてみると、
『活動屋のおじちゃん、ケージに入れられて軍の人とどっか行っちゃったよ。
頭の中に128個のダミーブレイン(注2:を埋め込んだ後に94式の砲塔を背中に
くっつけるんだって。きっと強くなって帰って来るんだろうなぁ、おじちゃん。』

 僕の脳裏に、頭がはちきれんばかりに膨れ、背中に37口径の戦車砲を
抱えてドロドロ進む活動屋のおじさんの姿が映った。
 それはちょっぴり滑稽であると同時に、恐ろしい姿でもあった・・・。



(注:ここでいう移動式活動車とは屋台式の小型映画館を指す。
(注2:ダミーブレインとは別名『予備電脳』。人体の各作動体の拡張及び調整を行う。

思いついたがままに書いてみますた・・・。

565 :564:02/05/15 16:07
>>564
訂正
>37口径の戦車砲
じゃなくて
37mm口径の戦車砲でつ。

566 :1:02/05/15 21:31
>562
>563さんのおっしゃるとおり、独自の空気を持った作品でいいと思います。
名前「セリフ」
の形式はいただけませんが。書かなくても既に読者にはわかっている情報
とそうでない情報に留意して書かれるのがよいと思います。
気になった一文は、

まるで心を読み取ったように妹が、僕と同じ思考を言う。

です。
妹はまるで僕の思考を読み取ったように、言った。
なり、
妹はまるで心を読み取ったように、僕の思考を口にした。
もあるはずですが、原文は違和感を感じました。

567 :名無し物書き@推敲中?:02/05/16 00:17
>>563
>>566
批評、ありがとうございます。
>妹はまるで僕の思考を読み取ったように、言った。
>なり、
>妹はまるで心を読み取ったように、僕の思考を口にした。
確かにこの場合、主語が抜けてるので違和感がありますね。
ご指摘ありがとうございます。


あと、独自の空気を持ってるのは、
AVG(アドベンチャー)ゲームのシナリオを
想定してるからだと思われます。
絵が構成されてると見なして、
必要最低限(もしくはそれ以下)しか
書いてないからだとおもいます。

でも、肉付けした文章も書いたほうがいいと思うので、
次からは意識してみます。

568 :98=481:02/05/16 16:35
>>559=554
>これなんですが、まずかったですか? なるべく早く状況を説明するべきだと思ったんですが・・・

亀レスごめん。まずいというんとはちょっと違う。うーん・・、全体的な
「書き飛ばしてる印象」がなかったら気にならなかったかもしれない1行です。
その印象があったために、子供を登場させたので次の行で慌てて子供の説明を
入れた、みたいなぶっつけ本番的なノリを感じてしまったんです。
通常の小説作法では、人物説明は、さりげない方がいいと思ってます。
考えてみたんですが、子供の説明が浮いて見えたのも、語り手のキャラ付けが曖昧な
まま小説が進んでる最中だったからなのかも。ギャップありすぎというか。
「読む」っていうのはけっこう漠然としたものなので、
さりげなく、語り手に見合った風景描写を1行入れたりすると、読者は無意識レベル
でそれを「語り手についての説明」として読み替えたりすると思います。
すると文章の「説明方面」の温度があがるので、
次に子供の説明がきたときも説明温度が見あっているために、生きてくる。

>この間に何をいれれば良いんでしょうか? 描写を増やすとか?

間にさらに説明を入れると(おそらく承知の通り)間延びします。
それより前の段落(というかセクション)であらかじめ用意しとくべきだったのでは
というのがボクの結論です(体で覚える類のものなので考えすぎないように)。

569 :554:02/05/16 23:15
>>568
ありがとさんです。どうも難しくて使えそうにもありませんが、
まあ、頭では理解したつもりに成れました。
>>557
うっす。枚数書いて、努力します。
それでは。

570 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 14:07
>98がきてから、ここは変わってしまった……

571 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 15:45
いくつか残ってるの批評したいんだけど忙しいから後回し。
投稿多いのは見るほうとしちゃうれしい限りだ。
でも欲を言えば批評人口もっと増えたほうがいいかな……
この板の性質考えれば人口の偏りは当たり前なんだろうけどさ。
投稿者さんで心の広い方なんかは批評にもまわってくれるとうれしい。

572 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 16:09
リライトしてみました(2chのもの)

母親が置手紙をしていなくなった寒い夜、父親は味噌煮込みうどんを作ってくれた。
料理なんてできないのは知っていたし、たぶん適当に作ったのかもしれないけど、
あったかくてなんともいえない味だった。「美味いだろ?もっと食えよ」っていわれて
「父さん、もうおなかいっぱいだよ」って俺はいえなかった。父も頑張って食べてるように
見えたから。 湯気でごまかしてたけど、俺たちは黙って食べて黙って洟をかんだ。

あの時から父親とふたりだけで過ごした数年。あの味噌煮込みうどんには二度と
出会わなかった。家でも外でも、それを食べたりはしなかった。父親と共有した半分ずつの
幸せと不幸。父と一緒にいた時の事を思って、結婚した今でもそれは口にしていない。
妻の冴子は俺がうどんが嫌いだと、ただそう思っていた。結婚してすぐに生まれた子供も
その味はもちろん知らない。というより、まだ離乳の段階だしなぁ…(笑)
俺も父親とおなじなんだとつくづく思う。冴子はあの時の母さんと同じ道を選んで出て行った。
俺と子供と一緒に暮らすより、新しい男との頼りない夢にかけたんだな…。
目の前の乳飲み子を夢いっぱいの子供に育てるという日常の積み重ねや苦労を拒否して、
別な苦しみを取り込むために、冴子は泣きながら去ったんだろう。今は泣いてないのかい?
冴子、がんばれよ。もう二度と、新しい家族に俺たちと同じ思いはさせないでくれよ。
今度こそは幸せにな。

573 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 19:37
>>572
薄暗いキッチンで味噌煮込みうどんをつくる父親の背中を、
俺は今でも鮮明に覚えている。
数年の時を経てもそれが色褪せないのは、その日、居間に置き手紙があったからだろう。
母親が出ていったのだ。
火にかかった鍋を菜箸でいじる父親の肩は、はっきりと落胆しているように見えた。
俺はただその場に立ち尽くし、父親のそんな姿を呆然と眺めることしかできなかった。
料理下手が作った不格好な味噌煮込みうどんは、俺の喉をすんなりと通らなかった。
母親が姿を消したという事実だけで胸がいっぱいだった。
それでも俺は食べ続けた。
湯気の向こうの父親も、うどんを食べることにわざとらしく集中しているように見えた。
うどんをたいらげると、それまで無言だった父親がぽつりと一言、「うまかっただろ?」とだけ言った。


574 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 20:19
>72,73の元ネタ=泣ける2ちゃんねるより

25 名前:ニモ 投稿日:02/05/11 13:39

母親がいない時に父親が作ってくれた味噌煮込みうどん。最高だった。
適当に作ったんだろうけど、美味かった。「美味いだろ?もっと食えよ」って
腹一杯になって食えなくなった時に言ってきたから断わったら不味いと思ってると
思われるからもう少し頑張って食べた。
今、俺は一人で住んでるから、あの時のただ親と一緒にいた時の事だけで
「幸せな時間だったんだなぁ」って思い出す。っていうか、今、少し泣いてる。




575 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 20:34
なんだ元ネタあったのか……

576 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 20:58
>>575

>572はちゃんとそう書いてるよ

577 :2ちゃんねるで超 〜有名サイトだよ:02/05/17 21:01
http://pucchi.net/7/palu22/

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コギャル〜???HHHな出会い



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578 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 21:31


  ∧_∧__フムフム・・  
 ( ´ー`/  /
 (   ,/_〇                   ♪
 |   |旦                ♪   ∧∧ ドウデスカ
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|            ヽ(゚∀゚)ノ   ボクノシンサク?
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |             (  へ)
  |              |             く


   ∧_∧  デストローイ!!      
 |\ΦДΦ)   /|
 ○ <  ζ) <  ○                   人人
 | >  旦  > |               <   ∧∧  キュワアアアアア!!!
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|              ヽ(゚Д゚ )ノ
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |                (  へ)
  |              |                 く



579 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 21:40
新ルールとして、投稿する奴は必ず批評する、というのは?

580 :571:02/05/18 07:54
>>579
確かに。今のまんまじゃ投稿者と批評者(添削者)の比の差大きすぎ。
最近批評する側数人しかいないのに投稿ばっかり溜まって
こっちがストレスになりそう。
私も最近忙しいからじっくり見れないんだよ。
しかもしばらくこの状態続きそう。
ほんと、誰か投稿するばっかじゃなくて手伝ってよー。
いやほんと切実に。スレ機能しなくなるって、これ以上は。
投稿スレでも言ってたけど、自分の前の人を投稿前に批評してあげるとか。
批評しあうスレであって投稿スレではないんよ、ここ。

新ルールか。
私は賛成だけど、守らない人は絶対出るよね。

581 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 08:00
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 ⊂⌒⊃        ⊂⌒⊃     ―‐ ● ―‐  ⊂⌒⊃
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,, ,,,,,, ,,,, ,, ,,,, ,,,,,| 立った立った!クララが立った! |            \
 ,,,, ,,, ,,,,, ,,,,,,, ,,,, , \ _____________/  駄スレも立った!  |
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,, e@@e ,,,,,, ,,, ( o´∀`) ,,,,, (∀・ ; ) ,,, , , |   || ,,, ,,,, e@@e , ,,,, ,,, ,, , ,,
,,, (,・∀・) ,,, ,,⊂   ⊃,,, ,,⊂⊂⌒ヽ、, ,,, |!____i|| , ,,,♪ (・∀・,)_ノ ,,,,, ,,,, ,, ,
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              ∧_∧(⌒) ))  /
             (# ゜∀゜),/  < ティン子も立った!!
             (っ   /     \
             ノ  ,つ )      \______________
             (__)(__)


582 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 11:21
っていうか、>98あたりが何度もへんてこな文章を載せて
試作かなんかしらないけど、>1のやる気をそがせるような
悪文責めにしたせいだと思う。
あれからめちゃくちゃつまらなくなった。
参加者にからんだりして潰してたし。
カオリンっていうのもあれっきりだしな。
ここの真面目でいいスレだったのに残念だ。

583 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 11:23
>>582
最終行の「ここの」は
「ここは」に訂正

584 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 11:35
>>579-580
はっきり言って、投稿と批評は別人がやるべき。
それともこのスレを馴れ合いにしたいのか?

585 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 11:50
はっきりいって、どこまで批評が終わってるのかも
不明。
作品を投稿した側も、自作への批評があるのか
ないのかわからないんじゃないかな。
一度整理したほうがいいのかな…?


586 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 14:33
おもむろに医者はカバンの中から1mほどの太いチューブを取り出した。
それを母の口の中にするすると差し込んでいった。母は苦しそうに目を閉じている。
半分ほど入れるとチューブの先を吸えとでもいうように私の方に差し出してきた。
私は医者の顔色をうかがいながら力一杯チューブを吸った。
すると母の目が少しずつ開いてきた。そして母はがたがたと激しくふるえだした。
なおも吸い続けていると心電図がビーっと激しく動き、やがてまっすぐな線になった。
私は吸うのをやめた。母は目を見開いたまま動かない。
私は「どうしたんですか。」と医者に聞いた。
脈は途絶えてないが動いてもいない、たぶん高齢のせいであろうという返事であった。
「助かるんですか。」
そう言ったときにはもう医者の後ろ姿は遠くにあった。

587 :1:02/05/18 17:54
>585
本当に批評を必要としている人は、自分でアピールしてくるでしょう。
流してしまうのがいいとはいえませんが、ある程度は仕方がありません。
作品にも批評しやすいものとそうでないものがありますから、かたよっていて
批評が欲しいのにもらえていない、という方はあとからそう言ってください。

このスレに駄文が投稿される場合、「ここがこういう風に駄文ですよ」と指摘
できるからいいのですが、駄批評が出た場合、反論が多発してスレが混乱
するので、批評の強制はやめたほうがいいと思います。
つまり1はこのまま続行希望。
批評が苦痛になるほど多いのでは、批評側が楽しむことができませんから、
被批評側の文が淘汰されていくということです。
投稿前の礼儀や文自身の魅力、という点でしょうか。

588 :1:02/05/18 18:17
>586
読ませていただきました。
夢の中のような印象で統一感があるのはいいと思います。
ただ、読点がなさすぎるのと、母の描写をもっと細かくするわけにはいかなか
ったのか、と感じました。

589 :1:02/05/18 18:26
スレがつまらなくなったのは、98さんの文や人柄云々もあるでしょうが、
それよりツッコミがいのある投稿文が不作の時期だからというのが大きい
でしょう。
以前は驚かされたり、手放しで褒めることのできる文が多かったのですが
最近は長さも質も粒ぞろいになってきました。不作豊作の時期があるのか
どうかはわかりませんが、ここらで一発ドカーンと…。
まぁ細々としていても1はマターリ居つづけます。

590 :名無し物書き@推敲中?:02/05/19 09:03
以前何度かここにも投稿したことのある者です。
ここらで一発……などといわれた直後にプレッシャーなんですが、批評してください。


 晴れた空を見るそのたびに、蹴っ飛ばしてやりたい、と心底思う。
 スカイ・ブルー。私がこの世で一番嫌いな色。
 あの馬鹿みたいな澄み切り具合がまず生理的に受け入れられない。
 白い雲がぽかりぽかりと浮かんでいたりすればもう最悪だ。
 バスのなかで中学生くらいの少女たちが『ね、ね、ソフトクリームみたいだね』などと指差してはしゃいでいるのを見たことがある。
 うるさいだのかしましいだの以前に、その茶色い頭をぶん殴ってやろうかと半ば本気で思ったものだ。
 わけは知らない。ただ青い空も綿のような雲も、私にはひたすら偽善的に思える。
 毎夜毎日山のように人は死ぬ。
 癌、心臓発作、交通事故、その他もろもろ。
 原因に差異こそあるものの結局は雨の日も晴れの日もまったく同じ、ある者は苦しみある者は微笑み、またある者は迫る死に気付く暇もなくその生を終えていく。
 かと思えば死ぬべきと思われていた殺人犯が、あっさり恩赦で出所しのうのうと余生を送る、というようなこともしょっちゅう起こる。
 世界は救いようもないほど残酷である。
 そんな残酷な世界には、晴れ渡った空はあまりにも美し過ぎて分不相応だ。
 ――どういうわけか小さな頃からそんなことばかり考えて生きてきた。

591 :名無し物書き@推敲中?:02/05/19 09:05
>>590の続き

 造物主、というものの存在をあなたは信じるだろうか。
 私は信じる。
 今時こんなことを言ったら鼻で笑われるだろうか。
 それでもこの世を創った神のようなものは間違いなくここに存在すると私は信じて疑わない。
 どこか高い高いところから、苦しむ私たちを指差して笑う顔が目に浮かぶような気がしてならない。
「姉さん?」
「……ああ、メル」
 ところで。
 基本的に皆まんべんなく性悪なわれらが造物主さまだが、ごくごくたまに彼もえこひいきをする。
 でなければこうまで完璧な生き物は生まれては来るまい。
「今日の新聞、父さん読み終わったから取ってきたんだけど。読む?」
 メルディアーナ・ミシェール・レメディは、小さめの顔をわずかにかしげて折りたたんだ新聞を差し出した。
 長く伸ばした髪はストレートのブロンド。
 十七歳の若い肌には当然のことながら染みひとつなく、――たとえるなら『亜麻色の髪の乙女』金髪版といったところである。
 ちなみに私のほうはというと、子供の頃は『赤毛のアン』茶髪版と呼ばれていた。
 今はそばかすも消え髪も切ったのでそうでもないが、昔の写真などを見ると思わず『なるほど!』と手を打ちたくなる的確な比喩だとわかる。
 何がいいたいのかというとようするに、……姉妹のくせにまったく似ていない。

592 :名無し物書き@推敲中?:02/05/19 21:28
批評お願いいたします

 目の前にいる男は俺に拳銃を突きつけていた。
 俺も男に黒色の銃口を覗かせている。
 相手は茂みの中に潜む獣のごとく息を静め、鋭い視線を俺に突き刺している。
 鼓動が一定のリズムで唸っている。
 俺は人など撃ったことがない。だが、それは相手も同じように思えた。
 死の恐怖から逃れようと、必死に自分を抑えている相手の姿が容易く想像できた。
 冷静という仮面を被りながらも、その裏では冷や汗が額を支配しているのだ。
 しかし、それは俺にもいえることだ。吐き気が込み上げてきている。
 先程から腕の震えが治まらない。止まれと命じるが、筋肉の緊張は次第に強まっていく。
 もう耐えられそうにもなかった。限界だった。狂った心臓の動作音だけが、耳を埋め尽くしている。
 そして、二人は同時に引き金を絞った。
 俺の拳銃は虚しく弾切れを示す音を発しただけだった。
 しかし、俺は微笑していた。こんなことに時間を費やしている自分を笑わずにはいられなかった。
 もちろん鏡の中の俺も微笑している。

593 :名無し物書き@推敲中? :02/05/19 21:36
>>592
状態「ている」のいくつかを言い切り「る」「す」にするともっと緊迫感が出るかもよ
たとえばね、

 鋭い視線を俺に突き刺す。  
 鼓動が一定のリズムで唸る。
 吐き気が込み上げてくる。
 狂った心臓の動作音だけが、耳を埋め尽くす。

まあ好みの問題ではあるけどね。がんばってね。

594 :592:02/05/19 23:45
>>593
どうもです。批評アリガトウございます。
なるほど…言い切りか…勉強になります。

もしよろしければ、他の方もお願いいたします。批評がとにかく欲しいんで。
俺も他の人の批評をできるかどうかはわかりませんが、これから頑張ってみます。

595 :98=481(本当はロム中だったんだが):02/05/20 20:23
>>1 ごめんよ。人柄悪くて。

596 :名無し物書き@推敲中?:02/05/20 20:30
>>592
文末が「る」とか「た」で連続になってるのがあったけど。
止めたほうがいいよ。
単調になるから、いろいろ交えたほうがいいと思うぜ。

597 :592:02/05/20 21:50
>>596
ご指摘、どうもです。
自分でも文末の連続は気づいてたんすけど、何か読みにくいっていうか…
緊張感が薄まっちゃうような気がして…
でも単調に感じられちゃったってことは失敗だよなぁ…
精進あるのみ

598 :98=481:02/05/20 23:01
http://kobe.cool.ne.jp/babies/n2-mixed.html
批評はいいです。
HPを構築しなおしていたらボクのわりと普通の小説が見つかったので。
興味を持ってくれていた方がいたので、さらしておきます。
2年ほど前のやつ。
突然単語の羅列が始まったり、一時の現代日本文学のように文章がだらだら
と続いたり急に早まったりする場合があるけど、こういうのに慣れている人
には読みやすいと思ってます(面白いか面白くないかは別にして)。

あんまり煽られると(=理由抜きにけなされると)再登場したくなるので、
気にくわない方は無視してください。それがこのスレのためになると。
理由つきで「感想」書いてくださったら、いい意見でも悪い意見でも参考に
させていただきますが、レスはしないです。じゃ、さよなら。


599 : :02/05/20 23:06
>>597
上のほうでジプシーさんが同じような試みをしてたけど、
そのあたりって微妙だよね。

600 :600:02/05/20 23:46
600ゲッター!!

601 :名無し物書き@推敲中?:02/05/21 00:38
よかったね。

602 :名無し物書き@推敲中?:02/05/21 09:07
前に批評してもらった者だけど、Iさんはもう来てないんですか?
すごく丁寧に的を射たことを言ってくれたのでうれしかったです。
またお願いしたいんだけど…。あ、>1さんにももちろんです。

603 :名無し物書き@推敲中?:02/05/22 18:36
I(アイ)さんがいたの、気づいてなかったよ・・

604 :名無し物書き@推敲中?:02/05/23 01:27
批評よろしくお願いします。

 プルルルルッ……プルルルルッ……
 ここは何処だ? 
 僕は誰なんだ?
 なんて寝惚けている場合ではなかった。僕を二度寝の甘い泥沼から
引き揚げてくれたのは、気分を害するほどけたたましく鳴り響いてい
る電話の音だったのだから。ようやくその事を認識した僕は、少々億
劫ながらも、未練の残るベッドから抜け出して電話の前へと移動した。
二、三秒の間を置き、コールの途切れたタイミングを見計らって受話
器を取り上げる。
「もしもし、本原ですけど……」
 自分でもはっきりとわかるくらい寝起きのような声だった。まあ、
実際に寝起きなわけだけど……。
「あ、桐也さんのお宅でしょうか?」
 聞き覚えのない若い女の声が返ってくる。はて、誰だっけ? 考
えるも、まだ頭が覚醒しきっていないせいか、一向に結論まで辿り
着かない。とりあえず相手は確認を求めているようなので、返事だ
けはしておこう。
「はい。そうですけど……」
 そう言ったところで、ふと電話機に表示されている時刻に目がい
った。そのデジタル特有のカクカクした文字は、今が午前の十時十
八分である事を僕に告げている。そこでまた新たな疑問が生まれた。
今日はたしか平日だったはず……。平日の、しかもこんな時間に電
話をかけてくる女の知り合いなんて、やっぱりいない。では、この
女は誰で、一体何の為に……?

605 :続き:02/05/23 01:30
「本原……桐也さんですか?」
 女が再び尋ねてきた。考え事をしていた僕は、少し慌てたよう
に「はい」と返事をする。すると突然、これまで控えめだった女
の口調ががらっと変わり、1オクターブ上がったかのような明る
いものになった。
「おめでとうございます!」
「は?」
 僕は、驚いた、というより呆れた。自分の名前も名乗らず、用
件も何も言わないまま『おめでとうございます!』だ。お前の頭
の方がおめでたいんじゃないのか、と突っ込みたくなるのも無理
はないだろう。もちろん、口に出すような野暮な真似はしなかっ
たが……。

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