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イチイチ文学的に今日の出来事を書いてみれ

1 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/26 00:37
今日は雨降りの午後になったが
俺はどちらかと言えばそう遠くないはずだと思っていた未来が
雨をつかもうとするように実感ないものに感じられた。
迫り来る不安を少しでも紛らわそうと酒を買ってきたものの
全く酒が飲めないという事実を思い出し
それを記念碑の上にかけた。
帰り道で思い出す。
おふくろが祖父の墓に酒を浴びせたあの日を。
あれから10年の月日が経って
無精ひげを伸ばした俺は「NEVERMIND」と書かれた石造の上に酒をあびせ
その言葉の意味を知ろうとすることすら諦めていた。

2 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 00:40
おお〜
れみ感だ〜〜


3 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 00:43

Sleeps With Angesl

4 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/26 00:46
自分でも1の文章の意味がわからんわ・・・
わからんけどカッコイイ。
こういう物が嫌いじゃないね、俺は。
まー作品にする気はないけどな。

>>3
ニール・ヤング?

5 :3:02/04/26 00:46
Angesl → Angels

    ∧∧
    (*゚ー゚)ノ 逝ってくる
  〜(  )
    U U





6 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 00:49
>>1
ニルヴァーナ?

7 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/26 00:51
>>6
この前までちょうどカート・コバーンの伝記読んでたから・・・

8 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 00:52
お〜れみ感だ(わ

 朝から気乗りしない心のまま、満員電車に吸い込まれるように乗った。
あまり女性はいなかったので、網棚にカバンを置き、安心して手を自由に
した。そしてそのまま約30分ほど立ち続けて、降車駅に着くのをぼんや
りと待った。
 ただぼんやりとしていると、腰の上から背中の上の方までの範囲に、ど
よ、とした疲れともいえずだるさともいえない感じが襲ってきて、それが
やがて胸、腹、やがて全身へと循環していく。7割くらいの真剣さでどう
にか堪えるが、かといって他の事を気晴らしにやるのも億劫なくらいに、
このところの朝はそうなっていた。

れみ、どうよ?

9 :8:02/04/26 00:54
やば、「やがて」2回も使っちゃったよ(わ
ごめんね。

10 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/26 00:55
>>8
イチイチ俺に感想を求めんな!
俺は先生じゃねーんだぞ。

なんだかオーゲサな感じがなかなかイイね。

11 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 00:56
>1
つーか、折り返し(改行)で誤魔化した句点のない文章、
すっごく読みづらいんですが…

12 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/26 00:58
>>11
ワリー、2ch流書き込みに慣れすぎた結果の悪癖だわ。
気をつける。

13 :8:02/04/26 01:00
>>10
ありがと! 大げさ道を突っ走るYO!
れみのは詩っぽくてモラトリアム気分が出てると思うYO!

14 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/26 01:01
>>13
お前ひょっとして俺に文字恋してる?

15 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/26 01:05
ていうかこのスレしか動いてねーよ!
テレホなのに人いなさすぎじゃねーか?
キンセラの本でも読みながら眠りにつくとするか。

16 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 01:08
彼はライフルを銜えると、足の親指を引き金に掛け力を入れた。
轟音が響き、辺りに硝煙が漂った。
彼は脳みそを後ろの壁にぶちまけ、そのままゆっくりと横に倒れ込んだ。
急速に輝きを失っていく瞳が、しかし一瞬だけ焦点を結んだ。それは、
世の移ろいを笑いショービジネスに失望した彼の最後の真実を捉えてい
たのかもしれない。
轟音に驚いて駆けつけた彼の母親の絶叫は、彼の現世の記憶の名残だ。
すぐに消えてしまう記憶の残滓。
しかし、彼の死によって僕らの心には楔が打ち込まれた。
彼は歌う。「NEVERMIND」と。

17 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 01:25
ハードボイルドタッチもあり?

18 :空気穴:02/04/26 13:33
携帯電話のアラームを止めた。
薄暗い部屋の中で唯一自己主張を始めたディスプレイには5時50分と表示されている。
それを一瞥すると、体をよじらせて掛け布団から半身を引きずり出した。
火照った身体が冷気に触れて心地よいが、どうにも眠い。
眠ったのが2時間前なのだから無理も無い。
月曜の朝はいつもそうだ、原因は良く解っている、金曜の夜から徹夜で麻雀なんぞをしていたからだ。
生活のリズムを狂わせるのは簡単なのに、なぜ戻すのは難しいのだろうかと考えたこともあるが、
理由が解ったところで、それを改善する努力などできるとも思えない、無駄なことだ。

天井を見つめながら、今どうするべきかを考えることにした。
・・携帯電話は握ったままだがすぐに必要になる。適当に放り出して探すのも面倒だ・・
・・5時50分。もう55分ぐらいかもしれないがどのみち早すぎる。家を出るのは6時半でも十分なのにアラームが早すぎた・・
・・眠いな、二度寝したらどうなるだろう。また遅刻だと怒られるか・・
・・いや、最近はなにも言われてない。どうも呆れられているらしい・・
・・そういう態度の方が精神的にきついんだが気づいているのだろうか・・
・・上司ならもっと積極的な行動を・・
・・自業自得、どうしようもない。解ってるつもりなんだが・・
首を傾け、握ったままの携帯電話を覗くと5時58分と表示されていた。

足の指を幾度か閉じて開き、すね、太腿の筋肉に順番に力を込めて身体をほぐす。
低血圧の身体はこうしないと命令を受け付けてくれないのだから一苦労だ。
続いて腕の筋肉をほぐしてから、少々勢いをつけて上半身を起こし、軽い深呼吸の後立ち上がった。

一部屋の社寮。寝床の周りは異様なパノラマを提供してくれる。
見飽きている当人以外には観客もいないが、見た者はどういった感想を持つだろうか。
大小のビニール袋はそれぞれになにかを積めこまれて転がっている
生ごみは入れてないはずと思っても時折不安になる。
空き缶、ペットボトルのジャングルは全て空であるということには確信がもてる。

きっかけを待ちながら微かに揺れていた雑誌と単行本の山に触れて、バランスを調節する。
洗面所に向かうと、ドア前に落ちているビニル袋が踏みつけられた苦情を言ってきた。
今日もしがみついてきた奴を振り払って洗面台の鏡を覗きこむと、目付きの悪い男が髪を逆立てながら・・眠そうだ。
蛇口からこぼれ出した水で、顔にしまりを与えてやった。'乾燥して逆立った髪にも水分を与えてやった。
髪の質が柔らかい為か1分もかからない、楽なものだと思いながら洗面所を後にし、着替えに取り掛かる

いつ洗濯したか憶えてもいない薄茶色の部屋着を、腕から振り払いつつ部屋の隅に放り、
カーテンレールに吊られたハンガーからYシャツを取り上げる。
乱暴だったかとは思わない、よくあることだ。弾みで落下したハンガーは必要なときに拾うことにした。
乱立するペットボトルと、灰色の化粧が妙に似合ったテレビを跨ぎ越して、部屋を横断する。
壁のフックに斜めに吊られた洗濯物用の洗濯バサミの塊(なんというか名前は知らない)から揃いの靴下を探しだした。

靴下を片手に再び寝床まで戻る。
靴下を、丸まって隅に押しやられた掛け布団の上に置くと、その向こうにある洋服ケースの上、無造作に放置されたスーツに手を伸ばした。
Yシャツとブリーフの姿から、ズボンを履き、靴下を履き、ジャケットに袖を通す。
枕の横にある財布と家の鍵、携帯電話をスーツのポケットに落として準備は終わり。
順序が変わることは滅多にない。

軽く辺りを見まわしたが髭剃りが見つからないので、今日は剃るのをやめた。
外回りの仕事ではないことだし、あまり問題もないだろうと思っている。
壁と掛け布団に挟まれて苦しそうだった鞄を助け上げて、ネクタイが入っていることを確認。電気を消して家を出ることにした。

鍵を持っていることを再度確認してドアを閉めると、オートロックが冷たく音を立てた。
携帯電話を取り出すと、6時12分と表示されている。

5分進めているからやはりまだ早いが珈琲でも飲んで出社すればいいか・・


19 :空気穴:02/04/26 13:35
創作文芸板には最近来ました。
楽しそうだったんで、先日ちょいと書いたのを晒させてください。

・・書きこんでから気づいたけど、レス分ければ良かった、すいません(鬱


20 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 15:30
>>18
ひたすら意味がなく、読んでるだけで疲れてくる・・・
退屈な「日常」を切り取った感じがよく出ててとてもイイ!と思う

でもさ、これって確信犯でやってるからジョークになるけど
このまま文学になるって思ってる奴いるからねー

21 :21:02/04/26 15:59
 夜中にふと目が覚めた。時計を見てみると午前四時だった。瞳を閉じ、もう一度
眠りの中へ還ろうとしたけれど、変に目がさえてなかなか眠れなかった。諦めた私
はベッドから下り、流しへ水を汲みに行った。
≪突然目を覚ますなんて一体どうしちゃったんだろう? どこか体の具合でも悪い
のかな≫コップに注いだ水を飲みながら、ぼんやりと私は考えた。
 意外なほどの寝汗をかいていて、パジャマがしっとりと濡れていた。心の不安が
夢に反映されたのだろうか、などと少し考えてみたが、夢の中身が一向に思い出せ
ないので、馬鹿馬鹿しくなってすぐにその考えを打ち消した。

 カーテンを開けると、外はまだ真っ暗だった。団地に併設されている公園や街路
樹、水銀灯が夜の底に沈んでいた。まるで時が止まっているみたいに、きれいに澄
んだ空気のなか、公園の遊具は昼間とは別の表情でしんとうずくまっていた。水銀
灯はアスファルトの上に冷たい光を寂しげに落としていた。
 私は窓を開け、二階のベランダへ出た。そして手すりに両手を置き、夜を吸い込
むみたいにふかぶかと息を吸い込んだ。春の夜明け前はほどよく暖かくて、その甘
さが、やさしさが、不思議に感動的で心地よかった。梢をよぎる風がきれいな水気
を含んでいて、それをここまで届けてきた。そっと空を見上げた。月があんまり青
くて、その光の毒にあてられてしまいそうな気がした。

≪心の不安か・・・・・・≫私は思った。≪そんなのは誰だって持っている。何をいまさ
ら言うことがあるだろう≫
 私の心の弱さ、甘えは、いくら強がってみせてもいつも決してなくならない永遠
の課題だった。私はいつだって強くあろうとしたし、子供っぽい依頼心は常に私の
最大の敵だった。私はいつも自分を厳しく見つめてきた。そして、私が私に強いる
ストイックな態度は、私を独立したタフな人間にしているはずだった。だとしたら
決してなくなることのないこの不安感は、一体どこから来ているのだろうか?
 
 少し肌寒くなってきた。汗が乾いてきたのだろう。私は室内へ入り、窓を閉めた。
部屋の中は薄暗い、孤独の午前四時だった。歩くと足の裏がぺたぺたいい、その
音が闇の粒子をかすかに震わせる。床はひんやりと固まっている。私はたまらずベ
ッドに上がり、ふとんを頭からすっぽりと被った。
≪私は一体何におびえて目覚めたのだろう?≫
 ふとんは私の体温を吸って、徐々に暖かい魔法のシェルターになった。私はこの
安息のシェルターから出たくはなかった。
≪この夜・・・・・・この部屋・・・・・・冷たい毒の部屋。私は出たくない。ここでずっと
眠っていたい。この甘い、癒しの宇宙で≫

22 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 16:33
れみ感君、いきなり戻ってきて良スレ立てるなんてどういう心境?

23 :空気穴:02/04/26 18:30
>20 ども。

「文学」! 恐れ多い、その言葉を掲げる技量はなくせいぜい、いや、
「実際に私の日記」です(なら載せるな 藁

実はここから先、駅に向かう道程と通勤電車を書こうとしたのですが、
目覚めてから家を出るまでにこの量。
これを骨組みに拡張なんてしようものなら時間も行数も鬱。

と、いうことで停止してしまいました。仕事の合間に上司の目を盗み、ということで勘弁。

GWに突入ということもあり、「起床」「道」「電車」の三本で鉛筆を握ってみようと思います。
「文学」ならずとも「文芸」と言えそうなものができるといいな、 と。


24 :空気穴:02/04/26 18:34
>21
都心から外れた団地のお姉さん。春眠暁をうんちゃらですな。
どうも私の部屋とは比べるだけ失礼な感じで(・∀・)イイ!!

25 ::02/04/26 23:05
僕は、いつものように「2ちゃんねる」にアクセスした。
仕事もせず、こんな生活が1年続いている。最近は曜日の感覚すらない。
シャッターを締め切った部屋にいるせいで、目覚めた瞬間、朝なのか夜なのかさえ
よくわからない。時計だけを信用している。それが正しいのか間違っているのか、
そんな事は考えたくもない。

ある日、久しぶりにシャッターを開けようと思った。もう何ヶ月ぶりだろう?
時計は午前8時だ。気持ちの良い朝だ。
窓を開けた。なんと真っ暗だった。
「え?なんでだよ?はあ?」
僕は何がどうなっているのか、わからなかった。


26 :名無し物書き@推敲中?:02/04/26 23:42
最近、aさんの毛並みは悪い。
犬猫と同じように人間にも毛並みはあるのだ。
髪の艶、微妙な解れ――aさんは死にかけた老犬みたいだ。
今年3度目の社内での引っ越し。
aさんの部署はビル内を転々としている。
裕福な家に飼われなきゃ犬は幸せになれない。
せめて、aさんが猫であれば、僕の心は痛まないのに。

27 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 13:43
穏やかな春の心地よい天気とはうってかわって、まるで雨のような私の心

28 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 14:15
窓から差し込む、心地よい春の日差しが癪だ。
そんなサディストの俺がキーボードに鞭を打ち、
マゾヒズムに酔った忠実な文明機械が踊る指をトレースする。
密室で創造された、まるで錬金術の秘宝であるかのような封建社会。
脈々と綴られる文章はこの狭い世界を埋め尽くしてしまえる気がした。
言葉に圧殺される時、人は何を思うのだろう。
俺は表現に囲まれて死にたいとは思わない。

29 :名無し物書き@推敲中?:02/04/27 16:53
轟音に窓ガラスが共鳴し部屋の空気を振動させる。
遠くに子供たちの声を聞きつつ、わたしは静かに起き上がった。
喉がちりちりと痛み出す。慌てて台所ににじり寄り、手垢のついた
グラスに水を注いだ。

人知れずこの土地に住み着いて早三年の年月を経た。
故郷の知り合いたちも、今やわたしを話題にすることもないだろう。
淋しいなどという気持ちもとっくの昔に捨ててきた。
一人で生きることなどたやすいことだ。そう、わたしは思っていた。

誰もいないこの部屋で、わたしは今日も人を待っている。

30 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/29 17:00
僕らは3日間で3本の映画と2本のアダルトビデオを見て
6回のファックと数え切れないキスをし、30時間は眠った。

31 :糖衣:02/04/29 17:02
>30
三日間で六回は少なくないか?

32 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/29 17:19
>>31
ああん???お前1週間で14回するの?

33 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 17:26
毎日一緒にいたらそんなもんかもね。

34 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/04/29 17:29
うむ。ってか俺にしちゃかなりハッスルした方だと思うんだが・・・

35 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 17:31
アダルトビデオって一時間くらい?

36 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 23:00
 わたしは動くことができなかった。動くことが神に逆らうかのように、
やってはいけないこととさえ思われた。そういう強迫観念がわたしを
常に襲う。どんなに力を振り絞ろうとも、私には為すすべがなかった
のだ。いったい、これほど神を呪ったことがあっただろうか。神の
存在を肯定したことのないこのわたしでさえ、このときは神の存在を
当然のことと思っていた。
 長い時が過ぎる。心臓の鼓動が置時計の秒針の音と重なる。
この部屋にはわたし一人しかいない。繰り返される日常。それは
私が望んでいたことに違いない。何もできない、いや、したくないと
いったほうが正確であろう。
 わたしはこうして耐えていた。深く息を押し込み、そして瞳を硬く
閉じる。腕を組み、次に指を重ねて腹に押し付ける。
 わたしは今にも爆発しそうだった。そう、水風船に取り付けられた
ゴムホースが、静かに、しかし確実に水を注入していくように。
耐え切れずわたしは立ち上がった。拳を握り締めた。首筋に
うっすらと汗が伝うのを感じた。

 目指すものはひとつしかない。

わたしは、そう決意した。自分の愚かさを感じた瞬間でもあった。
恐らく二十時間は経っていただろう。最後にトイレに行ってから。

37 :名無し物書き@推敲中?:02/04/29 23:14
今日、同じアパートの隣に住んでいる女にお菓子をあげた。
彼女が部屋を出てくる音が聞こえたので、僕は急いで用意し
ていたお菓子を掴んで部屋を出た。彼女は驚いて「ありがとうこざいます」
と言った。その顔は晴れやかだった。僕は彼女に視線を合わせたが
微笑み返さなかった。そしてまた自分の部屋に戻った。

38 :名無し物書き@推敲中?:02/04/30 23:37
良スレあげ

39 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 03:01
今日、専門科目の講義に出た。斜め前に座っている女が気になった。
鮮やかな茶髪で、後ろ髪をすべて束ねているポニーテールではなく
上部の髪だけを束ねる髪型をしていた。だがやはり馬のしっぽのようだった。
なんというヘアスタイルなのだろうと思った。彼女は左手でノートをとっていた。
何故左利きなったのだろうと、僕は彼女の幼い少女時代を想像して、微笑ましく思った。
授業が終って教壇にいる教授に出欠カードを提出しに行くときに、僕は彼女に視線
を投げた。彼女が気づいて僕に目を向けるまで投げた。視線が合うと僕は目をそらした。


40 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 19:29
仕事の顧客にバケツで金魚を飼っている家がある。バケツというのはゴミを入れる
樽大の大きな水色のバケツで、その中に水を入れて金魚を泳がしているのである。庭に
放置しているから水が藻で濁って肝心の金魚の姿が見えない。金魚は観賞するための
ペットなのにと訪問するたびに思っていた。それで今日どうしても金魚の姿が見たくなった
ので、庭に置いてある石の下からダンゴムシを探してきて、それをバケツの中に投げ入れた。
すると金魚が水面まで上がってきて、それをパクッと飲み込んだ。弱肉強食の世界が一瞬間
映し出された。金魚とは言っても元々は鮒で、小さな虫にしてみれば恐ろしい天敵になり得る
なと思った。


41 :名無し物書き@推敲中? :02/05/02 19:37
人々が忘れ去ったあともあるいは原子力それ自体の結合の神秘的な力によって続きうる電力の、余剰の力としての網目状社会であるネット。
そのネット世界の中でひっそりと息づき・展開する、そのものとしての虚構的構築の象徴(シンボル)乃至は剰余である2ちゃんねるに、記録されうる過去と同様またも接続してしまう自己の弱体的親和性に耽溺する。
そうして貪るように、我々は他人の展開する妄想・虚構としての匿名的書き込みを読み・再現前させ続ける。
そのことの功罪について、今問うことをするつもりはない、ただ、その原理的認識について考えようとするのだ。

要は、ネットで2ちゃん見てるだけ。

42 :名無し物書き@推敲中?:02/05/02 19:54
>>41
退屈してるね。

43 :ミーム ◆9lpurGm. :02/05/02 23:19
上野公園の入り口でタクシーを捨てた。
辺りは家族連れやアベックで混んでいる。道の脇には露天商が軒を連ね、香ばしい
匂いが鼻をくすぐる。
俺は公園の奥にブラブラと歩いていった。
暫く行くと、ひとめでそれとわかる連中がたむろしている。偽造ビザで入国してき
たイラン人達だ。その中になじみの顔を見つけると、俺は近づいていった。
そいつは俺と視線を合わせると、ニヤリと嫌らしい笑みを浮かべ、俺の肩を抱き抱
えるようにして人気の無い場所へ歩く。公衆便所の裏手に回った。木立が鬱蒼と生
い茂り、日を遮っている。そこだけ空気がヒンヤリしているような気がした。
イラン人は黙って俺の手に一包みのパケを握らせた。
俺はイラン人の目の前に指を二本立てた。イラン人は肩をすくめると大げさに肯き、
もう一つパケを取りだした。俺は黙って金をイラン人の体臭が染みついたシャツの
胸ポケットに入れてやった。
イラン人は満足げに笑った。
部屋に戻ると陶器の小皿に二包み分のパケの中身をぶちまけた。スプーンの先で、
その透明な結晶を丹念に潰す。ひとしきりその動作を繰り返すと蒸留水をそこに注
いだ。完全消毒された注射器のパッケージを破ると、針を注射器に差し込む。その
注射針の先でSと蒸留水をよく混ぜ合わせた。
慎重に注射針で液体を吸い上げる。
バンダナで腕を縛り、手のひらで血管をパンパンと叩くと、ほどなくして青い静脈
が浮き上がってきた。
俺は針をそこに刺し、中の液体を注入した。
5分後、至福の時が俺を包んだ。
気が付くともう時計は夜の10時をさしていた。辺りは真っ暗だ。

そして俺は電波を受け取った。
これから外へ出て一番初めに出会った人間を殺せと。
俺は玄関でナイキのスニーカーを履くと、ドアを開けた。

44 :名無し物書き@推敲中?:02/05/03 01:17
人気のない社内の誰にいうつもりもなく
いつものように「おつかれさまです」と声をかけて外に出ると、
辺りは夕暮れ色に染まっていた。

空一面の群青色は、一日中良い天気だったのだろうと予想させ、
室内での仕事に徒労感を覚えさせた。
今日一日俺は何をしていたんだろう、と。

私は上を見るのをやめて、
そろそろ夏というのにまだ寒い
暗い道を歩きだした。

45 :不動 准  ◆Ce0wUd3s :02/05/04 21:02
ゴールデンウィーク 中ずっと家にいる。

休み前、社長が『ゴールデンウィーク、何か予定ある?』と訊いてきたので
「別に……、ありませんけど」と答えたら、
『友達つくらなきゃね……』と言われた。

大きなお世話である。

46 :rororo:02/05/04 23:42
みなさん本気で面白いですね。最高です。

47 :名無し物書き@推敲中?:02/05/05 00:43
>>41
1行目意味わかんねー

48 :名無し物書き@推敲中?:02/05/05 00:59
それでも時は世界を刻んでいた。
光は消え魂のみが叫び声をあげている。
果てしなく続く波状。
それは波紋として存在し途切れることはない。
断続的に続く僅かな音にふと気がついたとき、私は背中を丸め
ベットに横たわっていた。
腕を伸ばし置時計を探す。
二回、三回と虚無を掴み、ようやくそれを引き寄せる。
針は0時59分を指していた。
私はこれから何をするのだろうか?

49 :太閤 ◆lC5sxGyM :02/05/05 02:53
黄金週間とはいえ、俺は会社に向かった。
いつもの時間、いつもの電車、いつもの車両だ。
平日なら電車に乗り込むのも一苦労だが、今日はすんなりと乗れた。
(チッ、小説でも持って来るべきだった)
普段なら小説なんて読むスペースも無いのだが、
今日はレジャーシートを広げ、お弁当を食べるスペースがある。

俺は、普段見る事の出来ない窓からの景色を楽しんだ。
雲が灰色で低く、今にも雨が降りそうだった。
湿度も高く、車内も蒸し暑く感じてきた。
すると、俺の気持ちを察するかのように冷房が入り始めた。
(車掌さん、気がきくな)

車掌独特の声が、俺の降りる駅をアナウンスした。
駅から会社までは歩いて2分ほどだ。
今から俺が会社に行くのは、仕事ではない。
趣味だ。

会社に着いたが誰も居ない。
当たり前だ。
小さな会社とはいえ、黄金週間はある。
俺以外の社員は全員休んでいる。
(フフ、さて一仕事するか・・・)
これから始める一仕事に興奮していた。

俺は、同じフロアの非常階段横の部屋を目指した。
目的の部屋の前で大きく深呼吸した。


俺は、こっそりと女子更衣室の扉を開けた。


50 :名無し物書き@推敲中?:02/05/05 04:44
( ´,_ゝ`)プッ。下手糞。

51 :創作板初見参:02/05/05 12:05
このスレおもしろい。
みんな上手いです。


52 :ミーム ◆9lpurGm. :02/05/06 00:40
いつの頃からだろう、俺の車のすぐ後ろにピッタリとヘッドライトが張り付
いていた。峠の道はカーブがきつく、俺の車がスピードを緩める度に後ろの
車はバンパーを当てそうになるくらい接近する。その度に後ろの車はパッシ
ングをしたりクラクションを鳴らす。
丁度直線の道路に出てきたので、俺は車の速度を極端に落とした。パワーウ
インドウを降ろすと手を出し大げさに振る。車を路肩に寄せた。案の定、後
ろの車も俺のすぐ後ろに止めた。
俺はゆっくりとドアを開けると、外に出た。ヒンヤリとした空気が肌を刺し
心地よい。辺りは真っ暗で民家の明かりも見えず、通りすぎる車も無い。
後ろの車に近づいていくと、改造マフラーでことさらに強調された重い排気
音が耳に不快だった。
シボレーアストロ。全面暗いスモークガラスで覆われ、中の人間は全く見え
ない。だが、大体想像は付く。俺はアストロの左側の脇で歩を止めるとガラ
スを軽く叩いた。ウインドウガラスが音も無く下がる。
運転席の男は髪を金髪に染め、硬いムースか何かで後ろに撫でつけていた。
そのきつい匂いがこちらにも漂ってくる。男はこぎたない口髭を生やした唇
の端に、人を小馬鹿にしたような笑いを貼りつけ、俺の視線を跳ね返した。
助手席も同じようなタイプの男だ。タバコを銜え、ニヤニヤと笑っている。
後ろの席には誰も乗っていないらしい。俺はそれだけ確認すると、ズボンの
ベルトに刺しこんであった牙を取りだした。
運転席の男が口を開いた瞬間、銃口をそこに突っ込んだ。一瞬、男の目に怒
りの炎が灯るが、それも牙を認めると驚愕の表情に変わる。今度は俺が唇の
端に笑いを貼りつける番だった。
運転席の男がうめき声を上げたその時に、俺は引き金を絞った。
パンとくぐもった発射音が響くと、運転席の男の後頭部が破裂した。頭蓋骨
の中身が後ろのシートにぶちまけられ、血しぶきが辺りに飛び散る。男の首
から下が面白いようにガクガクと痙攣を起こし始めた。俺は唾液がベッタリ
とついた銃口を男の口から抜いた。助手席の男に目を向けると、凍りついた
ように動かず俺と痙攣を起こしている男を交互に見ている。まるで感情が抜
け落ちたようなうつろな目だった。あまりにもショックが大きいと人はこう
なる。何度も経験したことだ。
俺は運転席のドアを開けると、脇のレバーに手を掛けた。シートが男の身体
ごと倒れこむ。助手席の男はまだ動けずにいる。
後頭部から血を噴出させている男の身体に手を掛けると、力任せに後ろの席
に動かす。男の身体は後ろのシートに転がり落ちた。運転席のシートを元に
戻すと、俺はそこに座り込んだ。牙はズボンのベルトに差し込む。
暫くドライブと会話を楽しむことにする。ギアをドライブに入れるとサイド
ブレーキを緩めた。
辺りを30分ほど走り回ると元の場所に戻ってきた。俺の車がヘッドライトに
照らしだされて、闇の中に浮かび上がる。
男の血で濡れたシートが不快だったが、俺はいつになく饒舌だった。徐々に
状況を把握し始めた助手席の男は、俺の語りかけに何度も大げさに頷いた。
アストロを停車させると牙を取りだした。助手席の男の目が恐怖に見開かれ
た。牙を男に向ける。引き金を絞った。
男の頭蓋骨を貫通した弾丸は、助手席側のウインドウをもつき抜けた。
俺は血でグッショリと濡れた自分のシャツを脱ぐと、それを手に巻きつけ、
シフトレバーやハンドルを拭いた。シャツはそのままシートに放置する。ド
アを開けて外に出ると、床に転がった二つの薬夾をアスファルトの道路に置
き、丹念に踵で潰した。それを拾い上げ、ズボンのポケットに入れた。自分
の車に歩いて戻る時、ベルトに差し込んだトカレフの圧倒的な存在感を感じ
ながら俺は思った。

電波は正しかった。
やはり最初に会った人間はクズだったからだ。


53 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 01:01
電話の音で目覚めた。
重い瞼をどうにか開き、電話を見つける。「はい」
「アロー、コーイチ?」ケイト・モスだ。
「何でイタリア語なんだよ、おちゃめだね、モス」
「ねえコーイチ、わたし疲れちゃった。いまマークシティにいるんだけど」
今日モスと逢うのはまずい。なにせモスから男を奪ったヴァネッサとデートなのだ。
「いいかいモス、まずね、なんとか外に出るんだ。そしてタクシーに乗ろう」
電話の向こうでは、雑踏がかすかに聞こえるだけだ。仕方ないが続けた。
「それでね、運転手にさ、成田まで、って言うんだよ。それでオッケー」
モスの沈黙は終わらない。じっと待った。そしてモスが言った。
「あなた愛してるって言ったじゃない」
「Moi non plus」
そういうわけで、一日の終わりの今、ヴァネッサと眠りにつく。

54 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 01:08
 目が覚めると窓の外は夜だった。
 どうやら寝すぎてしまったようだ。なあに、黄金週間は始まったばかり。
一日くらい寝潰したって、かえって心の休養というもんだ。そう思って小
便を済ませ、顔を洗い歯を磨いて寝床に戻る。枕に頭を沈ませて考える。
そうだな、明日辺り街に出て、映画でも見るか。
 目が覚めると夜だった。
 どうやらまた寝過ごしてしまったらしい。いくらなんでも寝すぎだろう。
体を起こすと、節々がギシギシと痛んだ。時計を見ると午後八時。いくら
なんでも街に出かけるには遅すぎる。
 まあいい。明日も休みだ。
 近所の弁当屋で、食ったことのない弁当を買い込んで、あらかじめ買い込
んでおいたビールで乾杯する。こういうのも「ひきこもり」というんだろう
か。誰とも話をせず毎日を過ごすというのも、常日頃とは違う気がしてそれ
なりに面白い。漫然とネットを覗いて夜を過ごしているうちに、ふと見ると
夜が明けていた。
 会社づとめの悲しさか、ひどく悪いことをしてしまったような気分にと
らわれ、逃げ込むように寝床に入る。ビールのせいか、ほどなく眠気が
忍び寄ってきた。
 目が覚めると、夜だった。
 さすがにやばいんじゃないか、と焦り始める。いつのまにか生活パター
ンが崩れ始めている。夜型になったままの連休明けを想像すると、ぞっと
寒気がした。まずい。絶対にまずい。もし明日も夜に目が覚めたら……。
早く寝ればいいのだが、夜まで寝ていたおかげで目はこれ以上はないくら
いに冴えている。窓の外には闇ばかり。いったい本当に黄金週間なんても
のは来ているんだろうか。連休に入ったつもりで、常夜の国に紛れ込んだ
んじゃないのか。
 これを書き終えた後、寝床に着く。傍らには睡眠薬代わりに最後のビー
ルが置いてある。時計は午前十時にセットした。
 後は祈るしかない。
 願わくば。昼のある世界に帰れるように。と。

55 :54:02/05/06 01:15
いくらなんでも 二回も使っちゃった。シパーイ

56 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 01:20
>>54
でもなかなか良いよ。
SFチックなオチにしても良いかも。

57 :不動 准  ◆Ce0wUd3s :02/05/06 16:06
ゴールデンウィーク は部屋の片隅に座って、ただ時間が過ぎていくのを待った。
休み中、携帯は一度も鳴らなかった。
寂しくはないさ、いつものことだから。

58 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 16:24
僕の肛門も文学されそうです

59 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 17:13
便所こおろぎの声が聞こえそうなほど狂った5月のある日だった。
俺の家の電話がなり・・・

60 :名無し物書き@推敲中?:02/05/06 18:30
 きっと彼女に、ぼくは気があるんだ。
 言葉に出すと、かなうような気がする。
「ご注文、よろしいですか?」
「ええと、アイスコーヒー」
 こんな会話をもう5回も続けている。
 店内を広く見渡せる角の席で、本のうそ読みをしなが
ら、ウェイトレスの彼女の動きを逐一追っている。
 またあの客だ、と気付かれるのに、きっと3回もいら
ない。2度目に来た時点で、ああしばらく居つくだろう
な、とこなれた店員は狸の皮算用をするのだろう。
 店の真中辺りの席に、そわそわと落ち着かない男が一
人、コップの水を飲んでいた。初めて見る顔だが、彼も
ウェイトレスの彼女が目的なんじゃないかと、直感的に
思った。
 気が気でない。
 トイレに行く振りをして、彼の人となりをよく観察し
てやろうかと思った。
 細部まで練り上げた計画を実行すべく席を立ち上がっ
たとき、店の入り口から女が入ってきて、この男が座る
テーブルめがけて歩いてきた。
 なんだデートか。
 言葉にした途端に、むなしい風が心の中を拭きぬけた。
 残りのアイスコーヒーを飲み終わると、レジに立った
別のウエイトレスにお金を払い、ちらとあのウェイトレ
スにも目をやり、店を出た。
 また来ようかどうか、しばらくぼくは迷っていた。


61 :名無し物書き@推敲中?:02/05/07 13:47
座った姿勢のまま考えたのは子供の頃、遠足に行ったことだっただろうか。
煙草を吸おうとズボンのポケットをさぐるが、どこかに置き忘れたのだろうか、あいにく
煙草もライターも見つからなかった。

 用を足す折、私はいつも子供のころの遠足を思い出す。そのとき私の顔はきっと
ぼんやりとしているのだろう。あるいは朦朧としているのか。

 頭が痒い。三日前から取り掛かっている仕事のせいで、風呂に入っていないからだ。
たたひたすらプログラムを書く。恍惚の瞬間。人の脳が最高に輝く瞬間でもある。

 脳が齎す恍惚を思い出し、震える。私はトイレの中でひとり興奮し、ざわつく背中をゆっくりと摩る。
もう出よう、と思ったそのとき私の中で何かが音を立てて壊れた。

──紙がない。

 無いのだ。紙が無い。紙は、そこに存在しない。円錐型に裁断され普段は長年連れ添った妻のように
気にも留めない存在。

──トイレットペーパー。

 恐る恐る口に出して、後悔した。ああ、と私は絶望の呻きを洩らして項垂れた。

──仕方が無いことだ。

 私は子供の頃の遠足のことを想うことにした。懐かしさに涙が零れた。

62 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/05/08 00:05
今日はおかしなウィークデイだった。
僕は指輪を忘れ、犬と交わり、何度も人と愛し合い。
夜はちょっと怒りを覚えて、それゆえに愛する人への愛情を認識し、
気がつけば1日中雨が降っていた。
そんな1日だった。
「目が覚めれば」
と僕は思う。
「目が覚めれば、きっと雨は止んでいるさ」
それは祈りとよぶにはおおげさすぎたかもしれない。
だがつぶやきと呼ぶには強い想いが入り込みすぎているようにも思えた。

63 :名無し物書き@推敲中?:02/05/08 22:07
文学的であることを僕は考える。
早く仕事を見つけなければ。

64 :名無し物書き@推敲中?:02/05/09 23:19
ここって良スレだよな?

65 :名無し物書き@推敲中?:02/05/09 23:39
ウン

66 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/05/10 00:33
目が覚めてまた眠りまた目が覚めては眠った。
ひどい頭痛がした。
雨が降っては止み、また降り出しては止んだ。
どれくらいの時間空を見ていただろうか。
星も見えない薄汚れた都会の真ん中で、また雨がふってくるまで僕は立ち尽くしていた。

67 :文盲:02/05/10 17:19
昨日は某大物タレントの娘がCDが発売された。今朝のテレビで流れていた。
歌はまあまあだが別にCDを買うほどでもない。顔ははっきり言うと自分の好みではない。
だがCDの売上の順位が気になっている。
時間が迫っていたため放送の途中でTVのスイッチを切ったからか。それともファンになりかけているのか?
まあ後者の可能性はゼロに近いのだが、すべて否定する必要もないか。
そんなことを考えながら女子社員の入れたインスタントコーヒーをすすり、今日も某巨大掲示板の門をたたく。
いつもと同じ入り口・・・ではない。
壷にモザイク!?
口に含んでいたものをキーボードにこぼすのをぎりぎりのところでこらえる。
仕事中だ。こんなところを隣にいる上司に気付かれてはいけない。
何食わぬ顔でキーボードをたたく。

軽いジャブから始まった職場での一日が掲示板をのぞくだけで終わったことをここに記す。


*この物語は一部事実にもと基づいたフィクションです

68 :名無し物書き@推敲中?:02/05/10 21:55
他になにをやったのか思いだせない。他に? そう、それは仕事を探すこ
と。果たして、おれは本当に就職することができるのだろうか。今度こそ、
今度こそ職安に行ってやる。明日こそ。今日は行かなかった。なぜって、
目が覚めたら日が暮れていたからだ。これはきっと本当の今日じゃない。
そう思わないではいられなかった。テレビをつけてみると田代まさしが復
帰との報道が流れていた。20代後半のおれと田代。

69 :68:02/05/10 22:27
それはちっとも文学ではなかった↑
おれは目を閉じてみる。田代ではなくてもっと別の記憶を辿ってみるために。
小学生のとき、おれは平屋に住んでいた。おぼろげながら当時の情景が
浮かんでくる。祖父も祖母もそこにはいた。今では揺らめいて見える。
居間をゆらゆらと人影が動いていた。おれは思う。手遅れになる前に自分に
言い聞かせなくてはならないと。過去に遡りすぎている。今日だ今日。
酒の匂いがする。どうしようもなくておれはテレビを見たあとにウイスキー
を一口飲んだのだ。一冊の本を手にとって、それをすぐに書棚にしまう。
数あるCDのなかからクラシックをかけてみる。壮大な音響が部屋を埋めて
それに無防備になって浸るようにベッドに寝ころんだ。おれはいったい
どこへ向かい、だれと暮らせばいいのだろうか。それから一時間は
しただろうか。オナニーを。雨の音を聴きながら、天から落ちて地面へと
吸収されていくそれよりも精子ははかないものなのだ、ティッシュにくるまり
消えていく運命を逃れて命を宿し、今おれはここにいる。それは実感の
わかない事実だった。おれは喪に服した。後悔の念にかられた。やがて
その思いは興奮に変わる。ゴミ箱のなかに落ちていった精子の一つがもしか
したら美ギャルになる運命だったかもと妄想したのだ。それは、側に美ギャル
がいることを意味していた。それがおれとギャル美の恋の始まりだった。

70 :不動 准  ◆Ce0wUd3s :02/05/11 10:16
大学を卒業しても、就職しても、女を救えても
自分自身は救えないのさ。

71 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/05/13 01:00
今日も愛する人と傷つけあった。
家族が引っ越したのにサヨナラできなかった。
真暗闇で天井をにらんでいると寂しくてしかたなくなり、
パーソナルコンピューターの電源を入れる。
痛いほどちっぽけな俺。
5月。
ちょっと遅れて別れの季節はやってきた。
俺にとってはいつもそうだ。

72 :よく考えたら今日じゃねえけどな:02/05/15 21:04

最終電車の向かいの席に、ピカピカの靴を見つけた。

持ち主は酔って寝ている。
俺の靴はすり切れている。

頑張れ若人、と口に出して云ってみる。
俺はまだすり切れてないぞ、と口に出さずに云ってみる。


73 :名無し物書き@推敲中?:02/05/16 02:52
もう来ることは無い。
俺はそう思った。
理由を考えても無駄だ。
もう骨身にしみて分かったはずだ。
このままここにいても、何にも自分に益になることはないと。
俺はドアを開けた。

引っ越しするよ。
じゃあな。

74 :名無し物書き@推敲中?:02/05/16 04:33
おっはー
やまちゃんだよー

75 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/05/17 00:30
大事な物は目に見えないんだと誰かが言い。
形あるものなんてみんな消えてしまうと誰かが嘆き。
永遠などないと皆が笑う。
それなら僕らが生きている今は空想と変わらないじゃないかと言ってみるものの
この心の痛みと温かさはなんだ?と疑問を抱き。
結局僕らには死ぬまで答えなんて出せないと気づいた木曜日。

76 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 00:39
>>75
それは出来事なのかと問うてみるテスト

77 :名無し物書き@推敲中?:02/05/17 01:01
僕らはいつもほんのちょっとスレ違う

78 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/05/17 01:10
>>76
すまん。結局出来事ってのはメール欄に書いたことだけだった(w

79 :名無し物書き@推敲中? :02/05/17 01:14

 道路の真ん中にちり取りが落ちていた。
 脈絡はない。理由は不明だ。
 行き交う車は無造作に、ただただ彼の横を通り過ぎる。
 ――君は何故そこにいるんだい?
 内心で問うてみる。
 答えは、無い。
「――君は何故そこにいるんだい?」
 口に出して問うてみる。
 今度は答えがあった。

 盛大なクラクション。後ろのトラックに怒られた……鬱だ。

80 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 04:25
今日風呂に入っている時に、
浴槽が「俺はどうして生きているのでしょうか?」と訊いてきた。
俺は「その問いをすること自体に生の意味があるのだ」と答えてやった。
すると浴槽は「ありがとう。納得しました」と言って無言になった。

俺はしばらく湯につかりながら、先程の答えで良かったのだろうか、と自問した。
俺の背を洗い流しに来た女房に訊いてみると、女房は、
「駄目です。浴槽は無生物だから生きていません。先程のは幻聴でしょう」と言った。
俺は、「そうかもしれない。ありがとう」と言った。

しばらくしてから夫は浴室から出て行った。
私は湯につかりながら、先程の答えで良かったかしら、と呟いた。
すると浴槽が「駄目です。私は生きているのですから」と答えた。
私は驚いて「あら、あなたはどうして生きているの?」と訊ねたが、
浴槽は泣きそうな声で、
「それを先程、ご主人に聞いたのですが……」と言った。

私は、私は、私は……。


81 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 04:28
↑ちなみに今日風呂で考えていた脳内花畑ネタです。

82 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 05:16
水道の蛇口をひねった。
きらきらとした水しぶきを撒き散らして水は排水溝に吸い込まれる。
僕は歯を磨きながら考える。
この水はどこまで行くのだろう。
管をつたい、川をつたい、いずれは海へ。
海へ行ったら雲となって、また僕の元へ戻ってくるのか。
僕はどこへ向かおうというのだ。
どこへ行っても戻ってくるのなら、少し遠出をしてみよう。

以上、暇な日の朝でした。




83 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 07:24
>>75
 うまい、気がする。


84 :名無し物書き@推敲中?:02/05/18 09:14
俺は>80が好き。

85 :れみに感謝 ◆CALRmwXs :02/05/21 22:40
朝起きて、やる気がしなかったけどなんとかそれをやってみた。
帰り道、新しくかったCDを聴きながら高架線の上から夕焼けを見た。
駅を一つ乗り過ごした。
全てを忘れて生きていく方法をどうか教えて欲しい。
いったいどうして思い出はしつこくつきまとってくるのだろうか。
ベランダからもう1度夕日を見た。
まるでドラマの主人公みたいだと思った。
僕はテレビをつけて、海の向こうのバスケットボールの試合を見た。
長い夢から覚めたみたいな気分だった。
結局僕は一歩も前に進んでいない。

86 :小屋:02/05/21 22:51
 いつからここにいるのか既に忘れた。夕飯のポテトマカロニは
小麦粉が少々だまになったものの、食べるのには支障がない。
せめて、ドラム缶いっぱいのポテトマカロニがつくりたかった。
でも私にそんなことが出来るはずがない。
私に出来ることはフォークでマカロニをぶつりとさすことぐらいだ。
ぶつり。
 私は幸せになりたいんです。でもそれは無理です。
だから私は笑います。ひたすら朗らかに夜を。

87 :屁民愚上位:02/05/22 03:49
男は吉野家コピペを思い出して、笑った。
このスレに、文体だけ変えて載せたら、と想像した。
男はジム・ビームをくち飲みした。酒の垂れた指のまま、キーボードに
指を押しつけた。
「それより聞くのれす、1よ。〜」
男は笑った。タイトルは『老人と吉野家』
男はジム・ビームを飲んだ。そして眠った。

88 :名無し物書き@推敲中?:02/05/22 04:34
 私のように夜と昼が逆転している生活をしていると、
一人でいる時間が大半を占める。こんな夜更け(明け方と言
うべきか)に起きていると、とてつもない虚無感に陥ること
がよくある。
体の芯はカッと熱いのに表面は驚くほどひんやりとしている。
「まるで、深く冷たい湖の底にいるようだ」私はそうつぶ
やいて馬鹿馬鹿しくなった。しかし、考え直してみれば、あ
ながち間違えでもないのかもしれない。世間とは疎遠になり
私が生きていようが、いまいが誰も気にするものはいない。
やはりここは湖の底なのかもしれない。

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